「はーい?誰ー?あっ団長!いらっしゃい!」
朝早くから私は花騎士達が普段住んでいる寄宿舎へと来ていた
前日から作業を頼んでおり、昨晩も夜遅くまで部屋の明かりが点いていた為心配になり訪ねてみたが出迎えてくれた部屋の主は少し眠たげであった
「えー?これくらい大丈夫だよ!標本作ったり研究するときに徹夜なんてよくやっちゃうし!」
そう元気に答える部屋の主コマチソウ、しかし肌艶は無く、目の下に隈が出来ている
私は一度頼んでいた仕事の手を止めて休むよう伝えて部屋を後にした
昼に差し掛かる頃に再びコマチソウの元へと向かう
今度は差し入れとしてバナナオーシャンから届けられた新鮮な果実を大きめの籠に入れて持ってきていた
「ふぁぁぁ~⋯⋯あっ団長~、うん寝起きだよ~」
ゆっくり休めたのか先ほどより赤みが増した顔を見て安心した私は、差し入れのフルーツを部屋の中に置くために入室の許可を貰った
「いいよ~♪あ、ちょっと散らかってるから気を付けてね!」
部屋に入ると様々な紙が床に散っていた
よく見ると様々な害虫の事が細かく書かれており、依頼した仕事を行っていた最中だと認識した
「昨日書いたののインク乾かしてる途中で寝ちゃったから⋯⋯もう乾かしてるからまとめて大丈夫!⋯⋯多分」
私は籠をテーブルに置いて、床に散っている紙をコマチソウと手分けして集め始めた
全ては私がコマチソウに害虫の研究レポートを複製して欲しいと依頼した事が始まりであった
新たな害虫研究所を開設すると聞き、コマチソウが独自に研究したレポートの提出を求められたが彼女のレポートの原本を提出するのはこちらとしても困るため複製を依頼したのである
「団長?まだ気にしてるの?これくらい平気だって♪⋯⋯それで今書き終わってたのは全部だよ!フルーツ食べよ♪」
全てをまとめてコマチソウに手渡すとコマチソウは上機嫌でフルーツの入った籠を眺め始めた
「あっ!?これは!」
すると二つのフルーツを取り出し、虫眼鏡を使って全体を事細かに調べていく
しばらくするとショボくれた様子でフルーツの皮を剥き始めた
「んー?どうしたって?まだレポートにまとめて無いけどこのフルーツにごく稀に寄生型害虫が入ってる事があってね~⋯⋯えっ聞きたい♪」
私が興味があると言うとコマチソウは嬉しそうに寄生型害虫に関するエピソードを語り始めた
数十年前
ウィンターローズからバナナオーシャンへと転属してきた小柄でモコモコとした毛皮のコートを来た新人花騎士が居た
初めての任務の時に現れたバナナオーシャン出身の花騎士に憧れて、追いかけるように転属願いを出して転属してきた彼女はウィンターローズとは異なる世界に心受かれていた
「すみません!このフルーツとこのフルーツ、あとこのフルーツください
!」
「はいよ!あんたその辺じゃ見ない顔だね?」
「あ、はい!ウィンターローズから引っ越してきました!⋯⋯あの~ついでに食べ方も教えて貰ってもいいですか?」
「いいよ、こっちの二つは皮を剥いて、かぶり付く!あ、種は吐き出すんだよ?こっちは分厚い果肉を切って中の種を炒って食べるのさ。切った皮も果肉も切り刻んで煮込み冷やせば全部残さず食べれるさ」
「ふむふむ⋯⋯ありがとうございます!」
露店商の女店主から聞いた事をメモして騎士団寮へと戻る花騎士
輸送も命懸けであり、アカシア隊やオレンジ隊と言った専属の輸送部隊の居ない時代、新鮮なフルーツを食べる機会は訪れずドライフルーツばかり食べていた彼女にとってバナナオーシャンのフルーツは格別であり、直ぐに虜となった
「明日は何食べようかなぁ~♪」
任務・訓練・食べ歩き、それが彼女の日課となっていた
「ねぇ大丈夫?顔赤いけど熱でもあるの?」
「だ、大丈夫です⋯⋯いやちょっとふらふらします⋯⋯」
「大変!今医務室に連れていくね!」
ある日、食べ歩きをした翌日に熱を出して寝込んでしまう花騎士
医師に診て貰った結果疲労により体調を崩したと診断され、解熱剤を渡され自室で休む事となった
しかしその診断結果は間違いであった、新人花騎士の身体を蝕んで居たものはバナナオーシャンに生息する寄生型害虫の毒であった
バナナオーシャンに生えるフルーツの中へ潜み、食べた動物の体内にて成長、最終的に他の害虫の体内へと移り、卵を産んで孵化した幼虫が害虫の糞から這い出てフルーツ目指して行動する
そんな生態の寄生型害虫が二種類も彼女の身体を蝕んでいた
他の花騎士であれば世界花の加護で害虫の毒など中和出来ていたが彼女は体調不良・住む場所を移った事によるバナナオーシャンの世界花から受ける加護がまだ少なかった事・二種類の害虫の毒を受けていた事等悪条件が重なってしまい彼女の肉体は徐々に害虫に侵されていった
「もう大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ~♪数日寝たらスッキリしました!」
数日後には熱も下がり、すっかり元気を取り戻した花騎士
しかし彼女の脳は害虫の毒により変質し徐々に以前の彼女とは違う存在へと変えられていった
「ねぇ○○○ちゃん変わったわよね?」
「そうね、前はコートとか着込んでたけど今じゃすっかりバナナオーシャン出身って言ってもおかしくない姿よね~、慣れてきたって事よ」
害虫の毒に侵された新人花騎士は変わってしまった
一月前はコートを着込み、同年代よりやや豊満な肉体を隠すようにしていたが今では水着と思うほどの服を着て全てをさらけ出していた
小柄な背丈に反したムチムチとした胸や尻を見た男達は彼女の気を引こうと口笛を吹く
彼女はそれに答えるように上着をずらしてパフィーニップルを見せつけて男を誘惑するようになっていた
誘惑され着いてくる男はお触りまで、それ以上を求めるまで者は蹴散らされていた
「変わった?そうかも知れませんね⋯⋯なんというか前より開放的になって、ちょっと目立っても良いかなぁ?なんて思うようになってきて⋯⋯」
同僚達の質問に照れ臭そうに答える彼女、その変化は彼女に寄生した害虫の内の一つによる物だった
E-615-Ω
個体名:ビッチウム
分類:寄生型害虫
性別:不明
寄生した生き物を最終的な宿主である害虫に対して目立つように見た目や行動を派手にする寄生型害虫
幼虫は果物へと入り込み、じっと食べられる時を待ち続ける
食べられた時に体内に侵入、そのまま脳を目指して動き回り、脳に毒を流し込み意のままに操る
栄養を分けて貰いながら成長し、最終的には宿主を害虫に捕食させ、体内に入り込む
最近では動物のメスに寄生した場合のみ、害虫のオスを誘惑し、犯させて生殖器の先から侵入するパターンも見られる
この害虫の支配下にある彼女は無意識のうちに目立つ格好へと好みが変化し、薄い服や月明かりでも光り輝くイヤリングやブレスレットを身につけていく
そしてもう一種類寄生した害虫による変化も起きていた
P-271-Ω
個体名:チンクリチウム
分類:寄生型害虫
性別:不明
幼虫の時は果物の中に潜み、中間宿主である動物を経て、最終的に害虫のメスへと寄生する害虫
寄生した生物の肉体を改造してオスメス関係無く、男性器を肥大または生やす
男性器は射精機能があり、また成長したチンクリチウムが肉体の一部に穴を開けて睾丸へと侵入または睾丸へと擬態する
男性器の先から害虫のメスを誘惑するフェロモンを分泌し、強制発情させた後生殖器の中に男性器を挿入し、射精と同時に侵入、寄生する
「ね、ねぇ⋯⋯○○○ちゃんって女の子よね?そのなんで生えてるの?」
「わ、私も最近生えてきて⋯⋯///あ、あまり見ないで下さい///あっ勃起しちゃった///」
「⋯⋯ゴクッ」
「せ、先輩?だ、ダメですよ?」
「だ、大丈夫!し、扱くだけ!扱くだけだから!ハァハァ♡」
「いやいやいや!アーッ♡♡♡」
ビキニパンツからはみ出す金玉や立派な竿から溢れる我慢汁に欲情した先輩に扱かれ口でされ等して女性でありながら男性の快楽に目覚めた彼女はますます人々の目を引くようになっていた
しかしある日を境に彼女は失踪するのだった
満月の夜、月明かりに照らされた深い森の中で新人花騎士は一人踊っていた
正確には踊っていると言うには単調過ぎる動きを繰り返している彼女
全裸になりながら頭の上で両手を組み、腰を前後に振りながら叫ぶ
「みてぇ♥️私のドスケベ腰振りダンスゥ♥️」
彼女が腰を振る度に胸と竿が揺れ動き、風が当たる快感で溢れ出た我慢汁が周囲に巻き散らかされる
腰に巻き付けられた大量の匂い袋には害虫を引き寄せる匂いを放つ香草が入れられており、周囲には濃厚な匂いが広まっていた
そんな空間へ害虫達がどんどんと押し寄せてきた
「アハッ♪みんな元気ぃ?私のショーにようこそ!楽しんでイッてね♪」
害虫に囲まれながらも観客に囲まれた程度に感じている彼女の感性は完全に寄生型害虫により支配されて狂っていた
そんな彼女に一匹のメスハエ害虫が近寄る、ハエ害虫は彼女の勃起チンポを前足で確認するが彼女は細かく生えた毛の感触に快楽を感じる
「オ゛ッ♥️チンポ毛で擽られてる♥️」
溢れた我慢汁を感じ取ったメス害虫は後ろを向き、生殖器を向けると彼女はその穴へと近寄り、チンポで撫でていく
「んん~?そんなスケベ穴を私に向けるなんて誘ってるのかなぁ?人間チンポ欲しがる淫乱害虫めェ!正義のチンポで成敗してやルゥゥゥ♥️ナニコレシュゴイィィィィ♥️」
メス害虫の生殖器へとチンポを挿入すると予想外の吸い付きに一瞬で虜となってしまう
「こんにゃのしらにゃい♥️先輩のお口マンコより気持ちいいのぉ♥️害虫マンコ良い♥️もう私このマンコと結婚しゅるゥゥ♥ゥ♥️」
彼女は夢中になりながら腰を振り続ける、そこに背後からオスのハエ害虫が接近し、彼女のマンコへ生殖器を突き立てる
「あれ~?もしかしてこの娘貴方の奥さんだった?ざんね~ん♪奥さん寝取っちゃいました~♪目の前で奥さんに挿入してるの見せ付けられるのどんな気持⋯⋯ンンンンッッッ♥️♥️♥️」
煽る彼女を無視して生殖器を無理矢理突っ込むオス害虫、番であるメスとは違った穴の感覚に初めて快楽という概念に目覚めるオス害虫
夢中になり花騎士のマンコへ生殖器を突きあげる
「オ゛ッ♥️オ゛ッ♥️オ゛オ゛ッッッ♥️♥️♥️」
もはや彼女の脳はチンポとマンコから伝わる快感で理性が飛び、快楽に溺れ正常な判断の出来ない状態となっていた
「イ゛ク゛ゥゥゥ♥️♥️チンポとマンコでイグゥ、イキ狂うゥゥゥ♥️」
盛大に痙攣しながらメス害虫の生殖器へと精液と金玉に擬態した寄生害虫を、オスの生殖器から精液を受け止めながら別の寄生害虫が侵入していき、意識を手放した彼女から害虫達が離れていく
「ハァハァハァ⋯⋯」
荒く息をする彼女へ更なる害虫達が忍び寄る
寄生型害虫達が居なくなった為、彼女が害虫達と交わる理由は無くなったが害虫為は発情状態にあり、彼女へ襲いかかる
「ムリムリムリィィィ♥️いまイッたばかイ゛キ゛ィィィ♥️♥️♥️」
害虫達との狂乱は朝、香草の匂いが消え去るまで続いた
「それで翌朝、任務から帰還中の部隊に保護されたんだって。その後はずっと病院暮らし、脳は毒や快楽で壊れてたみたいで正常な判断とか出来ないし、身体も元に戻らなかったみたい」
コマチソウから被害者の末路を聞いたが恐ろしい話であった
「だから今だと手間は増えたけど虫食いが無いかチェックして出荷するようになったんだよね~♪あ、ラカタンビーチみたいな生えてる果物を自由に食べて良い場所は国が徹底に管理してるから心配ないよ」
また一つ新たな情報を得た、団長として彼女達への被害を減らす為にはその脅威を知り、退ける為の対策を練らなくてはいけない
その為に知識はいくら有っても足りない位だ
「だから団長も虫食い果物有ったらあたしに見せてね♪今じゃ寄生型害虫ってかなりレアなんだよね♪」
必ず見せると約束しながら私は果物を一つ取り、皮ごと噛る
瑞々しく、甘酸っぱい風味が口に広がっていく
さらに一口噛った時にブチッっと違和感が口の中に広がる
飲み込まず、恐る恐る断面を見ると体液を垂らしながら暴れる虫の半身があった
コマチソウに見せると彼女は青ざめ始める
「だ、団長?まさか飲み込んでないよね!?は、吐いて!今すぐこの皿に吐き出して!!」
この後コマチソウに二つの理由で滅茶苦茶怒られた
玉付きふたなりは作者の趣味です、ふたなり娘は良いぞ!
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どのような話が好きかアンケートです、アンケート結果を参考に話を考えたりする予定です
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