コロナのワクチン摂取やら体調不良やらモチベーションの低下やらと色々重なり時間が掛かってしまいましたがなんとか完成致しました(そして過去最長な気がしますね⋯⋯)
寂れた城の玉座に座り、眠りにつく団長
微睡む意識はその身体の中に入り込んだ魔力の持つ記憶を夢という形で体感していた
まだこの城が新しく緑が蔓延り、そして封印される直前の記憶
その中で団長は記憶の持ち主である誰かとなり護衛のクモ達を連れ、城の中に駆け込んでいた
「お姉様!お父様は!お父様はどうなったのですか!」
団長が入り込んだ誰かに焦るように話しかけてきたのは褐色の女性ハタンであった
誰かは首を振り、女性の声で答える
「お父様はテルサー親衛隊と共に先に旅立ったわ」
「そんな!?あの十三人の精鋭が破られるなんて!」
「相手は本気で私達を滅ぼすつもりよ⋯⋯ふふ、だからあの子は戦争を止めるべきだと言ってたのかもね」
寂しげな声で笑う女性にハタンが思いつめた様子で話し掛ける
「お姉様⋯⋯こうなったら再誕の儀式をやるしか⋯⋯私が贄になりま⋯⋯」
ハタンの口に女性の細く美しい指が添えられ、言葉を遮られる
「ハタン、私の大切な妹⋯⋯贄は私がなるわ。ショーカーの記憶は私の方が多く溜め込んでいるもの。貴女は再誕したショーカーの王を目覚めさせ支えるの」
「お姉様⋯⋯」
泣きそうな妹を抱き寄せ、優しく頭を撫でる女性
「テストロン、コット、ケトン、フラック。貴方達はハタンの護衛に就きなさい。さぁハタン、貴女は奥の王の間で結界を張りなさい」
女性に付き従っていたクモの一部がハタンの元へと移り、ハタンを一番安全な場所に移させるという指示を実行すべくずっとハタンに付き添っていたケルタムスパイダーに抱えられて奥へと連れていかれる
「お姉様!行かないでくださいお姉様!やめてケルタム!離しなさい!私もお姉様と!いやっ!お姉様!ネオお姉様!」
ハタンはネオと呼ばれた女性に手を伸ばし叫ぶも扉は固く閉ざされ、二人は永遠の別れを遂げた
「ハタン⋯⋯辛い役を押し付けてしまうことを許して⋯⋯」
ネオは閉じた扉を見つめた後、部屋の中央の穴へと歩いていく
穴の中には清められた水とその中に沈んだ大量の生命の結晶と呼ばれる鉱石が入っていた
そして生命の結晶の山の一番上には小さな短剣が刺さっていた
「トクマスパイダー、シーントクマスパイダー、コルコームスパイダー、クライシススパイダー⋯⋯貴方達に最後の命令を下します!儀式中私を絶対に守り抜きなさい!⋯⋯その命尽きるまで!」
四匹の騎士は脚を踏み鳴らす事で主の命令に答える
「では儀式を始めます」
ネオは穴の前で身に纏う衣服を脱ぎ捨て、長い茶髪と褐色の豊満な肉体を露にする
そして神と帝国へと祈りを捧げ両手を広げ、四匹のクモを側に招く⋯⋯そして四匹がネオの体に噛み付き毒を流し込む
「ぐぅ⋯⋯!」
噛まれた部位が紫色に変色し、どんどんと肉体を侵食していく中、ネオは穴へと飛び込み、生命の結晶の山の上に刺さる短剣を引き抜き掲げる
「我が命を持ってショーカーを!未来永劫不滅の存在へと至らしめん!ショーカー帝国に永遠あれ!!!」
ネオは自らの胸に短剣を突き刺し、水の中へと沈み込んでいく
血とクモの毒で赤く汚れた水が生命の結晶に反応し、魔力を帯びた液体へと変化してネオの肉体を溶かしていく
(あぁ⋯⋯お父様⋯⋯私もそちらに向かいます⋯⋯。ハタン⋯⋯どうか生きて次の儀式を⋯⋯。そして戦いを嫌い、お父様に逆らった◯◯⋯⋯姉として何もしてあげられなかったけどせめて貴方は帝国に関係ない他の人生を⋯⋯)
薄れゆく意識を感じながら、水の底へと沈み込んでいくネオ⋯⋯そして肉体は全て溶け、残ったのは赤く透き通った水だけであった
団長が目を覚ますとそこは水の中ではなく玉座の間であった
閉じた目を揉んでいると玉座の間にハタンが入って、団長の元へと駆け寄り跪いてきた
「王?如何しましたか?」
「何でもない、過去の出来事を思い出していただけだ。ところでハタンよ、何用か?」
「はい、例のキャンプを発見した場所から先程複数人の反応が有ったと報告が⋯⋯花騎士どもが討伐に来たと推測されます」
「遂に来たか⋯⋯拐った女達の救出とこの肉体の奪還が目的だろうな⋯⋯コンバットスパイダーの数はどれだけ増えた?」
崖崩れの調査に来ていた花騎士達が設営していったと思われるキャンプを発見し、そこに糸の罠を張っていたら複数人の反応が
有ったという
その報告を受け、団長は手駒となる害虫の数を尋ねた
一週間程前に騎士団を襲撃した大量の小型クモ害虫コンバットスパイダー、この害虫は近くの村や旅の集団を襲い、女性を拐って城の地下へと運び込み、苗床として数を増やしていった
「我が軍のコンバットスパイダーの総数は三万匹です。今現在苗床の数は三十を越え、五日で三千匹ずつ増えています。その中から戦闘に耐えうる個体を選別しても五日おきに二千五百匹ずつ増えています」
「⋯⋯それは十分な数と言えるか?」
「一騎士団を潰すには十分かと⋯⋯ただ国盗りとしてはさらに十倍以上は欲しいです」
「ならば今回の侵入者を捕まえ、苗床とするか」
「了解しました。今すぐ迎撃の用意を」
「指揮は私が取る!この肉体も中々面白い力を持っているようだしな!」
「王!あまりご無理はなさらないでください!指揮なら私が!」
どこか楽しそうに笑みを浮かべる団長を心配するハタンが指揮を取ろうと提案する
「それはダメだ。ハタン、お前は城の中に居ろ」
「何故ですか!私とてショーカー帝国の王族です!戦場の先に立つべき立場で⋯⋯!」
頭を上げ、立ち上がるハタンに対して団長は王座から立ち上がり、ゆっくり近付き、ハタンのお腹に触れる
「城を守る者も必要だ。それにお前には今、別の使命がある⋯⋯そうだろ?」
「⋯⋯⋯⋯はい」
ハタンのお腹の中には新たな命が宿っていた、団長はそれを知っていたので戦場に立つことを止めたのであった
「巫女の使命を果たしたお前の新たな使命は帝国の血を絶やさぬ事だ。ハタンよ、この城と帝国の未来を守れ」
「帝国の未来の為に!!」
団長はそっとハタンを抱き締めた後コンバットスパイダー達の用意した服とマント、手甲を装着し宣言する
「さぁ戦だ!!」
「ここが調査隊の使ってたキャンプね」
「アネモネ副団長!周辺の地図有りました!谷へ降りるルートも書いてます!」
騎士団総勢四十三名の花騎士が情報提供のあった谷間の前のキャンプ地へとやって来ていた
総指揮官としてアネモネ、補佐としてミスミソウ、サボテンと四十人の新人花騎士からなる団長救出部隊は行軍の疲れを癒すべくキャンプ地で一時休憩を取っていた
「この先に⋯⋯団長さんが居る」
「おそらくは。しかし同時に敵の本拠地でもある可能性も高いですから警戒を怠らぬように進まなくては」
三人は今すぐにでも突撃したいと膨れ上がる衝動を、疲れ果て俯く新人花騎士達を見て必死に抑え込んでいた
新人花騎士達は大規模な行軍経験が無く、かつ中には怪我が治ったばかりの者も居たため体力に余裕は無かった
「みんな聞いて」
アネモネの言葉に新人花騎士全員が姿勢を正し、聞き入る
「この先は多分敵の本拠地になる。身体を休める場所も無くなると思うからここが最後の休憩地点になる。だから食べられなくても絶対に食事を口に入れておいて。空腹はいざというとき自分を苦しめるから。今から十五分休んで出発、以上」
アネモネの言葉に従い、腰を降ろすと一斉に身に付けていたポーチの中から携帯食料を取り出し口に放り込む
ドライフルーツやスモークチーズを小麦粉で固めたビスケットのような物を世界花の蜜を薄めた飲み物で流し込んでいく
口の中に広がる微妙な味に顔を歪める花騎士を見て互いに笑みを浮かべる等これまでの疲労や襲撃されるかも知れないと張り詰めていた緊張感が解れ、知らず知らずに強張っていた手足から程よく力が抜けていく
「皆、時間だよ。準備はいい?」
「「「「「「はい!」」」」」」
アネモネの言葉に全員が元気に答え、一斉に立ち上がる
この先は戦場と気持ちを切り替え、瞳に闘志が宿る新人達を見つめ、最後の言葉を掛ける
「この先に団長が居るかもしれない。でも第一目標は囚われた人々の救出、団長の救出は第二目標。危なかったら離脱して、無理に死のうとしない、生きて他の騎士団に情報を伝える事。みんな死なないで。全員で帰って来ること!」
「「「「「「了解!!」」」」」」
「うん!全員出撃!」
その号令と共に四十三名の花騎士達が谷を下っていく
警戒しつつ進んでいくと巨大な湖と崖を削って建てられたと思われる朽ちた城が見えてきた
「こんな所にお城があるなんて⋯⋯はっ!?全員警戒!!」
城に備え付けられた巨大な跳ね橋が降りて、城の中から大量のコンバットスパイダーが現れる
「全員戦闘準備!」
迫りくるコンバットスパイダーの群れに一斉に武器を構え、魔法の使える者は魔力を溜め込み始める
「この前のお返し!食らいなさい!」
以前の襲撃時に結界を張っていた花騎士達が溜め込んだ魔力をコンバットスパイダーの群れに解き放ち、一部が炎や竜巻、電撃を受けて光の粒子となっていくがコンバットスパイダー達の勢いは変わらない
「アネモネ副団長!サボテン副団長!ミスミソウ副団長!雑魚は私達が!三人は団長を!」
迫り来るコンバットスパイダーを魔法や射撃武器で倒している中、小隊長を任せている新人花騎士の一人が三人に叫ぶ
「いやいや、この数相手に貴女達だけでは⋯⋯!」
「私達を信じてください!」
戦力差が在りすぎるとミスミソウが新人花騎士の提案を否定しようとするも食い下がる新人花騎士
コンバットスパイダーの群れは全てが跳ね橋を渡り終わり、突き破れば城の中に侵入可能な状態であった
「私達が着いて行っても足手まといになるだけです!だから三人で行って下さい!私達がこの害虫達を引き付けますから!」
「⋯⋯わかった!ただし絶対に生き残る事!無理なら逃げなさい!」
「はい!ご武運を!」
アネモネ・サボテン・ミスミソウはコンバットスパイダーの群れを突き破りながら城を目指していく
コンバットスパイダーの群れは三人を脅威と感じたのか避けるように移動し、新人花騎士達へと狙いを向けていた
「ははっ⋯⋯三人とも行っちゃった⋯⋯」
「正直多勢に無勢って状況だけどやるしかないよね!」
「私達だって花騎士だもの!これくらい倒しきってやるわよ!」
二万匹のコンバットスパイダーに対して四十人の新人花騎士が挑む
普通ならば撤退する戦闘ではあるが彼女達は戦う事を選択した全員の士気は高く、雄叫びを上げながら撃ち漏らしたコンバットスパイダーを切り裂き、叩き潰すように武器を振り下ろしていくのであった
アネモネ達三人が跳ね橋を駆け渡り、城の敷地内に入った瞬間、跳ね橋が持ち上がり退路を絶たれてしまう
「⋯⋯先に進むしかなさそうだね」
「⋯⋯この先に団長が⋯⋯」
三人は絶たれた退路を振り返らず、城の中へと警戒しながら進んでいく
物陰からの奇襲も無く通路を進んでいくと広いエントランスホールへとたどり着き、辺りを見渡す三人
「何か⋯⋯居る⋯⋯」
「しかも複数居ますね」
エントランスホールへと入った瞬間から何かの気配を感じ警戒していると二階の通路から足音が響き渡って来た
三人が武器を構えていると、二階へと続く階段に一人の男が蛇の模様の入ったクモ害虫を連れて現れる
「ようこそ我が城へ」
「「「団長(さん)!」」」
芝居掛かった仕草で挨拶した団長に驚きを隠せない三人
ゆっくりと階段を降りてきた団長が三人の前へと立つ
三人は警戒を解かずに武器を団長へと向けていると団長は苦笑しながら話し掛ける
「君達は助けに来た愛しの相手に武器を向けるのかね?」
「貴方⋯⋯誰?本物の団長は何処に居るの?」
「私が団長本人だが信じられないかね?」
「⋯⋯貴方は違う」
「そうですね、貴方は団長さんの筈なのに気配が団長さんじゃないです」
「⋯⋯ハハハハ!!いかにも!我はダイ・ショーカー!ショーカー帝国の正統なる後継者であり、貴様らを倒す者だ!」
突然団長の両手が光に包まれ、人間離れした速度で殴り掛かってくる
「っ!!」
サボテンが素早く反応し、団長の拳を受け止めようとするが押し込まれ吹き飛ばされ壁に激突する
「「サボテンさん!」」
「今だ!やれ!」
驚愕の展開に吹き飛んだサボテンの方を向いたアネモネとミスミソウの元へと四つの影が飛び掛かり、二人を反対方向へと連れ去っていく
「さて、これで終わりではないだろう⋯⋯?」
「⋯⋯まだ、倒れてない!」
瓦礫を払いながらサボテンが立ち上がり、団長を睨み付ける
「やはりこれくらいでは倒れぬか。この男の記憶通りだな」
「今の力はなに?」
団長は勇者の血を引き、太陽の力を使える事を知っては居るが加護の力を引き出した花騎士と対等以上に戦える程の力は無かったとサボテンは記憶している
それなのに今の団長はサボテンと同等かそれ以上の力を発揮していた
「それを教えるとでも?」
「無理矢理でも、聞き出す!」
サボテンは拳を構え、団長に向けて駆け出して殴り掛かるも再び団長に受け止めら、反対の手で殴り掛かるもこちらも受け止められてしまう
「無駄だ、我には効かグッ!」
受け止められる事を予測していたサボテンはそのまま団長の腹に膝蹴りを食らわせ距離を取る
「まったく手癖だけでなく足癖も悪いとはな⋯⋯仕方ない、少し本気を出そうか」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯なっ!?」
何をする気かと警戒していたサボテンが見た光景は予想外の出来事であった
団長の複眼となっている左目が光輝くと団長の肩甲骨と腰の部分からクモの脚が着ている衣服を破って生えてきた
「人型⋯⋯害虫?」
「我は人であり、信奉するクモ神様と一つになった存在ショーカー皇帝だ。人型害虫と呼びたければ呼べばいい」
「⋯⋯くっ!団長の姿をしてても⋯⋯、害虫なら!」
サボテンは拳に加護の力を集め、団長に向けて連続して殴り掛かる
そんなサボテンの拳を手やクモの脚で弾きながら笑みを浮かべる団長
「花騎士サボテンよ、お前の拳の鋭さはこんなものではない筈だ!この男を救いたいのだろう!」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯夢幻烈火掌!仙!」
サボテンの拳だけでなく腕全体が加護の力に包まれ、拳を突き出す速さがさらに高まる
サボテンの目は団長の動き一つ一つを見逃さないように真っ直ぐ団長だけを見つめていた
「これで、終わり!」
団長との攻防の一瞬の隙を突き、必殺の拳を叩き込もうとした時、急にサボテンの身体が痺れ、動きが止まる
「美しき花騎士の視界を我だけが独占する時間はもう終わりか⋯⋯よくやったケルタムスパイダーよ」
サボテンの痺れた身体が地面に倒れ込む、サボテンと団長の周囲には毒々しい色の体液が撒き散らされていた
ケルタムスパイダーの揮発性の高い毒液を知らず知らずの内に大量に吸い込んで全身麻痺毒に犯されていたサボテン
「まずは一人⋯⋯」
団長は倒れたサボテンをお姫様抱っこで抱え、奥へと消えていくのであった
「このっ!!」
城の中に作られた庭ではミスミソウがカラスの模様の入ったクモ害虫、ケトンスパイダーとドクロの模様の入ったクモ害虫コットスパイダーの二匹と戦闘が行われていた
「すばしっこいですね!しかも連携も取れてるなんて!厄介ですね!」
素早く跳び跳ね、隙を見せれば尖った脚や鋭い牙を向けてくるケトンスパイダーと物陰に隠れながら糸で固めた瓦礫を飛ばしてくるコットスパイダー
そのどちらもミスミソウのブーメランと相性が悪かった
ブーメランを投げれば避けられた上で距離を詰められ、脚や牙で身体に切り傷が増え、刃物として持って振るえば瓦礫が飛んできてミスミソウの行動範囲を狭めてくる
時間が経てば経つほどミスミソウが不利になる
「でも動きは見えてきました!一か八かやってみます!」
ミスミソウがブーメランを構えケトンスパイダーに向けて投げ込む
地面を削りながら進むブーメランを跳び跳ねて避けるケトンスパイダー
「⋯⋯そこっ!」
ミスミソウが跳び跳ねるケトンスパイダーの動きを目で追いつつ跳躍し、手元へと戻ってくるブーメランを空中で掴み、体を捻りながらケトンスパイダーの着地地点目掛け投げ込む
飛んでくるブーメランに気がつき、胴体をずらすも前脚を半分切り落とされケトンスパイダーが地に崩れ落ちる
「後は一体⋯⋯姿が見えない⋯⋯?あっ!」
もう一匹のコットスパイダーの姿を探していると庭の端に湖の水を引いて作られた泉の中からクモの糸が伸びてミスミソウを水中へと引きずり込もうとする
「このっ!」
引きずり込まれぬよう踏ん張るがズルズルと引き摺られていくミスミソウだったが首元の鎖を引いてブーメランを引き寄せて糸を切り落とし、勢いよく尻餅を着く
「いたた⋯⋯糸に気を付ければ倒せ⋯⋯」
泉の中に居るコットスパイダーを倒そうと立ち上がった瞬間肩に鋭い痛みが走り、身体が痺れ倒れ込むミスミソウ
「な⋯⋯んで⋯⋯」
倒れたミスミソウが見たのは切断された脚の一部から泡が噴き出して再生していく七本脚のケトンスパイダーであった
ケトンスパイダーの牙から麻痺毒を流し込まれたミスミソウは意識を手放し、泉から出てきたコットスパイダーの糸に包まれ城の中へと運ばれて行くのであった
「雷龍覚醒!夢幻雷舞!」
広い食堂の中で二体のクモ害虫相手に雷の龍が舞う姿を思わせる速さで槍を突き、クモ害虫へと突撃していくも手応えが無くアネモネは顔をしかめる
(さっきから何かがおかしい⋯⋯何度も電撃を食っているのに動きが鈍る様子がない?こんな害虫初めて⋯⋯)
敵を分析している所に黒い脚が振り下ろされ、アネモネの居た床を破壊していく
アネモネと対峙するサソリの模様の入ったテストロンスパイダーと目玉の模様の入ったフラックスパイダーはアネモネに対して突進と長い脚を振り下ろす攻撃のみを繰り返し、食堂の床や装飾を破壊し続けていた
「これならっ!!」
食堂の装飾を足場に空を舞い、フラックスパイダーの背中に乗って頭部へと槍を突き立てようとするも硬い物に当たり弾かれてしまう
「そんなっ!?きゃっ!」
弾かれてバランスを崩したアネモネがフラックスパイダーの背中から振り落とされ、前脚で捕まり、そのまま壁に向けて突進して叩き付けられる
「ガッ!ゲホッゲホッ!」
壁に叩き付けられた衝撃で松明の一つがフラックスパイダーの身体に落ちてフラックスパイダーの身体が炎に包まれていく
そして燃えた皮膚の下に現れたのは鉄板で補強されたカラクリ機構であった
「カラクリ⋯⋯!?」
目を見開いて驚くアネモネ、そんな隙を見逃さないとばかりにテストロンスパイダーの脚がアネモネの腹部に当たり再び壁へと叩き付けられアネモネは意識を失った
まだ身体が燃えているフラックスパイダーが必死に火を消そうとしている間にテストロンスパイダーがアネモネを抱え上げ、城の奥へと消えていくのであった
玉座に座る団長の前に武器を奪われ、糸で手足を縛られた三人の花騎士が並べられていた
「王よ、この花騎士共を如何するおつもりですか?繁殖場送りに致しますか?」
「いやこの者達はこの肉体の妻だった存在、それに膨大な加護の力を秘めている。コンバットスパイダーを産ませるだけの苗床にするには勿体無い」
「では王の子を?」
「そうだ、ハタンには巫女を。この者達には後継者達を宿して貰おう」
玉座で語り合う団長とハタンの前にコンバットスパイダーが捕らえた四十人の花騎士を背負いぞろぞろと現れた
「その者達は繁殖場に送れ、国落としに戦力が必要だ」
団長の言葉にコンバットスパイダー達が牢屋を改装して作った繁殖場のある地下へと花騎士達を運んでいく
「この花騎士達を王の寝室へと運びま」
「いや待て⋯⋯確か繁殖場にまだ余裕が有ったな⋯⋯そこで行おう。自分達の部下がどんな扱いを受けて、自分達がどうなるかを教え込んでやろう」
「分かりました、その様に手配します」
それから三十分後、アネモネ・サボテン・ミスミソウの三人は地下に用意されたカーペットの上で寝かされていた
着ていた服は全て脱がされ、代わりに透けたベビードールを着せられ手首は糸に縛られていたが足の拘束は解かれていた
「ここは⋯⋯」
三人の中で一番始めに目覚めたアネモネは自分の状態、そして周りの景色から自分達が敗北したと悟り、歯を食い縛った
自分達以外にも新人花騎士達全員が全裸の状態で壁に作られたクモの巣に吊られている光景はこの作戦自体が無謀だったと後悔するには十分過ぎる光景であった
「目覚めたようだな」
「⋯⋯団長、なんでこんな事を⋯⋯」
地下へと降りてきた団長に声を掛けられ振り向き、問い掛けるアネモネ
しかし団長は問いに答えずアネモネの顔に優しく手を添える、大好きな大きく暖かな手の筈なのにどこか違和感を感じてしまい顔を歪めてしまう
「今から質問をする。お前達三人で我の妃になるか、それともあの吊るされた女達と同じ道を選ぶか⋯⋯お前が選べ」
「何をする気なの」
「見ていれば分かる」
吊るされた花騎士達の元にコンバットスパイダー達が群がり、何かを露出させていく
「今は無きショーカー帝国では選ばれた平民のみが就ける最上位の仕事としてクモ神様の子を産むという仕事が有った。これは大変名誉な仕事でな⋯⋯彼女達にも同じ仕事をして貰おう」
「っ!?やめて!」
コンバットスパイダー達は露出させた巨大な生殖器を新たに用意された苗床達の下腹部に押し当て、ミチミチと無理矢理こじ開けるように挿入していく
「んぅ⋯⋯えっ?ひぃ!嫌っ!何!なんなの!」
「痛いっ!痛いよぉ!助けて!」
「これは夢⋯⋯これは夢⋯⋯これは夢⋯⋯」
「アハッ、アハハハ!夢よ!こんなの夢よね!目覚めてよ!早く目覚めてよ!」
コンバットスパイダーの生殖器を挿入された痛みで目を覚まし発狂したり、目の前の光景を受け入れられず夢だと現実逃避する新人花騎士達
「さぁどうする?先に行っておくが自害したらあの女達も先に捕らえてきた人々も全員殺す⋯⋯お前に残された道は二つだけ。妃となるか苗床になるかだ」
「⋯⋯私が苗床になるから他の皆全員を解放して」
「それは出来ない相談だ」
「なら⋯⋯こうするわ!」
アネモネは手首を縛っていた糸を雷撃で焼き切り、団長へと殴り掛かるが突如として生えてきたクモの脚で肩を抑え込まれ、カーペットへと押し倒されてしまう
「⋯⋯フフフ、やはりお前達は魅力的な女性だ。我を滾らせる。我を子を成せ」
「嫌っ!貴方なんかに屈したりしない!」
「いつまでそう言っていられるかな」
団長の口元から生えた牙でアネモネの首を噛み、何かを流し込む
「いっ!⋯⋯な、なにっ!身体が熱い⋯⋯///」
「媚薬毒だ、我は女性に優しいからな」
火照る身体に困惑しつつもアネモネは団長を睨み付けるが、団長は気にせずアネモネのベビードールをずらし、豊満な胸を露にする
「あっ、触らないでっ、んんっ!」
団長の手で揉まれる内に乳首が勃ち、甘い吐息が漏れ始める
中身は違うが身体は愛する人であり、触り方も同じなので身体が反応し、股から蜜が垂れてくる
「どうした?抵抗しないのか?」
「こんな⋯⋯こと⋯⋯されても⋯⋯私は負け⋯⋯あっ、乳首はだめっ///」
勃った乳首を指で摘ままれ、舌で舐められるだけでアネモネの身体は敏感に反応して反らしてしまう
「敏感な肉体だ。ここも染みが出来るほど蜜を溢れているぞ」
「んぅ⋯⋯!」
アネモネの蜜で湿ったベビードール越しに女性器をなぞられ声が漏れそうになる、ベビードールをめくられると蜜で濡れ、男を受け入れる準備の出来た入り口が露になった
「もう少し楽しみたい所だが我の逸物も我慢の限界だ」
団長は股関の膨らんだズボンを脱ぎ捨てるとアネモネの目の前に膨らんだ肉棒を見せ付ける
目の前に晒された肉棒は以前の団長の物よりも大きく、これを挿入られたら確実に孕むと本能が警鐘を鳴らすが何故か抵抗する意志が奪われ、肉棒に見入ってしまう
「今からお前を孕ませる、我の子を宿せ」
「んぅぅ!はぁん!」
団長の肉棒がアネモネの女性器へと宛がわれ、ゆっくりと押し込まれていく
以前の団長のサイズよりも太い為苦しさを感じるが同時に脈打つ感覚も伝わり、興奮してしまう
「やはり処女を抱く感覚とは違うな。⋯⋯いや違うな、この肉体と相性が良いからか」
「あっ!あっ!あんっ!はぁん!」
奥まで肉棒を押し込まれ、子宮を小刻みに突かれるだけで声が洩れ、自然と腕を団長の首へと絡めてしまっていた
押し寄せる快楽と変わらぬ温もりに頭が目の前の存在を愛する人と認識し無意識の内に求めてしまっていた
「あっ!あなたっ!もっと!もっと激しく!会えなかった寂しさを埋めて頂戴!んぅぅ!!」
異形となった団長と口づけを交わしながら抱かれるアネモネ、その潤んだ瞳は固い決意が浮かんでいた
「私にあなたの子を産ませてください⋯⋯例えあなたが何者であろうとこの肉体は彼のだから」
その言葉に応えるようにアネモネの口を塞ぎ舌を絡め合いながら獣のように激しく交わるのであった
「んんっ⋯⋯アネモネさん⋯⋯団長⋯⋯?」
僅かに聞こえるアネモネと団長の吐息によって意識を取り戻したサボテン
しかし目を覚ましたサボテンの視界に広がっていたのはクモの脚に支えられながら団長の上に股がり腰を振るアネモネの姿だった
「アネモネさん⋯⋯!?」
「あっあっ!あなたっ!出してぇ!」
後ろに倒れ込まないよう両手を握り合う姿は恋人と愛し合うカップルに見えたが、膨らんだお腹と背中を支えるクモ脚が違和感を感じさせる
「あなたっ!私イクッ!あああぁぁっ!出てる!赤ちゃんの元出てるぅ!」
そしてアネモネが勢いよく身体を震わせながら仰け反り、ごぽっごぽっと音がアネモネのお腹の中から響き、膨らんでいたアネモネのお腹が更に膨らんでいく
「アネモネさん、離れて!」
縛られ満足に動けないサボテンだったが身体を起こして団長に向けてタックルしようとするもクモ脚に阻まれ、倒れ込んでしまう
「目が覚めたか、アネモネよ。お前の番は終わりだ」
「うん⋯⋯でも最後にお掃除させて⋯⋯ちゅっ⋯⋯じゅる⋯⋯んっ⋯⋯」
アネモネの蜜と精液で汚れた団長の肉棒を愛おしい物を舐めるように綺麗にしていく
同時に少し萎えていた肉棒が再び固さを取り戻していく
「アネモネ⋯⋯さん⋯⋯なんで⋯⋯」
「サボテンさんも抱かれれば分かるよ」
後ずさろうとするサボテンの側にアネモネが近付き、押し留める
「いいぞ、そのまま押さえていろ」
「やめて、アネモネさん!離して!」
「大丈夫。大丈夫だから、ね?」
怯えるサボテンを宥めるように頭を撫でるアネモネ、そして団長の肉棒がサボテンの目の前に突き出される
「ひっ!んぐっ!」
サボテンの口の中に団長の肉棒の先端が押し込まれ、顎が外れそうになり苦しむ
そんな肉棒の先から垂れる先走り汁や精液が口の中に垂れるに連れて、苦しさの他に興奮も沸き上がってきていた
「んぐっ!んんっ!ぷはっ!げほっげほっ!」
「まだ準備が甘いか」
団長は一度サボテンの口から肉棒を引き抜くとクモ脚でサボテンを押し倒してベビードールをめくり、シックスナインの体位となり、サボテンの女性器を舐めながら自分の肉棒を咥えさせる
「んっ!んぐっ!」
「蜜は溢れ始めているか⋯⋯だがもう少し必要だな」
舌で女性器の周りを舐めたり皮を被ったクリトリスを剥き、舌で押し付ける度にサボテンの身体が小さく震える
「サボテンさんだけずるいな⋯⋯私も⋯⋯」
手持ち無沙汰なアネモネも参戦して、団長の金玉を舐めながらサボテンの胸を弄っていく
「んんっっっ!」
突然サボテンが激しく痙攣し、舐めていた団長の顔に勢いよく潮が噴き出してかかってしまう
「そろそろか」
「あっ⋯⋯」
もの足りなさそうなアネモネを無視して、シックスナインを止めた団長はイッたばかりのサボテンの身体をクモ脚で支えながら四つん這いにして、肉棒を挿入していく
「ああっっ!イッたばかりだから!イクッッッ!」
挿入されただけで絶頂するサボテンを気にせずに団長は腰を振り続ける
腰を打ち付けられる度にたぷんたぷんと豊満な胸が揺れ、団長の視覚を楽しませる
「サボテンさん、こっちも⋯⋯」
「んぐっ!ジュル、レロッ、ジュプッ」
アネモネがサボテンの顔に女性器を近付け、クンニさせる
大量に流し込まれ、溢れ出る精液にやや酸欠気味になりながらも興奮しているサボテンは精液を求めてアネモネの女性器に吸い付き、舌で精液を舐め取っていく
「そちらで盛り上がるのも悪くはないが今はこちらに集中して貰おうか」
「んんんっっっ!」
団長がサボテンに覆い被さり、胸を掴まれながら激しく腰を打ち付けられ、再び潮を噴き出しながら連続でイキ続ける
「そろそろ出すぞ、我が子を成せ」
そんな団長の囁きに頷く形で同意し、お腹の中に大量の精液がドピュドピュと流し込まれ、お腹ぎ大きく膨らんでいく
精液の垂れる肉棒を引き抜き、サボテンの前に突き出すと嫌がる様子もなく従順に肉棒の汚れを舐めていく
その様子に逃げる意志は無いと判断した団長はクモ脚でサボテンの拘束を切り自由にする
そして団長が未だに目覚めないミスミソウの方へと向かおうとするとアネモネと協力してミスミソウの足を左右で掴み、開いていく
そして三人共団長の精液を流し込まれるのであった
英雄の派遣されていた騎士団全員が行方不明になってから三ヶ月が経過していた頃、ハタンが玉座に座る団長へと重要な報告を行っていた
「我らが偉大なる王よ、遂に国盗りの為の戦力が整いました。主戦及び後方支援の数も揃い、潜入の為の戦力も既に投入済みです」
「うむ⋯⋯まず最初の標的は因縁のあるバナナオーシャン、そこに停留中のクジラ艇を手に入れるとしよう。作戦は明日の夜に実行だ。我も出撃する」
「はっ!そのように手配します」
ハタンが退室するのを見届けた後、団長は玉座を立ち、寝室へと向かう
寝室の扉を開け、中に入るとアネモネ、サボテン、ミスミソウがベッドの上で待っていた
「出撃が決まった、明日の夜だ。我も出る」
「「「⋯⋯」」」
三人の花騎士達も団長に着いて行きたいという想いを抱いていた、しかし三人のお腹の中には団長との子が宿っていた
「心配するな、我は負けん。それに産まれる我が子を見れずに死ぬ気は無い」
三人のお腹は生後七ヶ月と言われる程度には膨らんでおり、害虫の血を引く子だからなのか異常に成長が早く、最初は戸惑っていた三人だったが今は産まれてくる我が子に早く会いたい気持ちでいっぱいであった
「明日の夜まで時間はある、戦場で滾りすぎぬよう相手をして貰おうか」
団長がベッドの上に横たわり、肉棒を露にすると三人は仲良く肉棒に顔を近付け舐めていく、それがいつもの光景であった
三人と愛し合った夜、団長は夢を見ていた
それはショーカー帝国の中で唯一皇帝に逆らい、戦争を否定し投獄された皇帝の一人息子ダイ・ショーカーの夢であった
投獄されていた所を皇帝を倒しに来た人々に助け出され、専属のメイドと結婚し、平和な日々を過ごし幸せな最後を迎えたショーカー帝国最後の生き残り
その後、細々とショーカーの血は受け継がれ、そして千年前の英雄の血を引く者と交わり、帝国と英雄の血を引く団長へと繋がっていった
「長年に渡る封印は解かれ、我々は再びこの世界に立ち上がる!今この瞬間に新たな国が産まれたのだ!我々はダイショーカー帝国!その名を刻み込みに行くぞ!全軍出撃せよ!」
後に世界征服を成し遂げるダイショーカー帝国、その最初の作戦が今、始まろうとしていた
最後にちょっとした設定を置いておきます
ケルタムスパイダー
ショーカー首領が最初に手懐けた害虫
毒液を吐き、浴びた相手をじわじわと弱らせる
弱点は毒液飛ばせる範囲外からの攻撃
テストロンスパイダー
ケルタムスパイダーを元にカラクリ害虫を作ろうとした試作機
硬い殼に身体を包み、殼の中に柔らかな頭脳等を持つ、熱や電気に強い
弱点は冷気や殼を伝わって強い衝撃を柔らかな頭脳に叩き付けてくる相手
コットスパイダー
硬い糸を飛ばして攻撃する、本当の戦場は水中であり、相手を水の中に引きずり込んで戦う
弱点は熱や電気
ケトンスパイダー
俊敏で強力な足、鋭い牙、高いジャンプ力を武器に戦う、牙から遅効性の毒を流し込んで相手を追い詰める
再生能力あり
弱点は再生中の部位を焼かれると再生不可能になる事
フラックスパイダー
テストロンスパイダーのデータを元に作られたカラクリ害虫
テストロンスパイダー以上の固さとパワーを誇る
弱点は構造上脆い場所があり、そこを連続して打撃されるとフレームが歪み次第に自壊してしまうこと
トクマスパイダー、シーントクマスパイダー、コルコームスパイダー、クライシススパイダー
ネオの護衛に着いて儀式を手伝う、その後倒された
テルサー親衛隊
十三人からなる皇帝直属の精鋭部隊、ショーカー皇帝を守り死亡
実は作者が元ネタの存在忘れてて慌てて作られた
ネオ
ショーカー帝国の姉妹巫女、儀式を行い守護害虫と運命を共にし、死亡
ハタン
ショーカー帝国の姉妹巫女で最後の生き残り
最後まで抵抗するが城ごと封印される
後に封印が解け、皇帝の血を継ぐ者を探す
どのような話が好きかアンケートです、アンケート結果を参考に話を考えたりする予定です
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異種姦
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獣姦
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海洋生物姦
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オトモ姦
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人間による強姦
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肉体改造
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洗脳
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ニプルファック
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触手
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奴隷堕ち
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ふたなり
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アナル開発
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同性愛
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産卵・出産
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母乳
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悪堕ち
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ロリ化
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石化・銅像化
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NTR
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肉便器