【魔女兵器】巨乳症→母乳症→複乳症【レンちゃん可愛い】 作:ブラックマンバ
さて、狂宴の途中で打ち切られたその後の二人の話をしよう。
SIDが異常を察知したのは、レンとアニーが無断欠席をしたという学校からの連絡を受け取った時だった。
連絡が取れなくなった二人の元にSID医療班が到着したのは十分後。
SID医療班はその場で絡みついていた二人を保護、拘束、ストレッチャーに乗せてSID本部の医療室へ、愛衣の手によって異質物による汚染が確認された。
さらに、愛衣とレンの契約している魔女達の調査によって、古代オッパニア帝国の多産と多育児を司る複乳土偶の効果だということが判明した。
本来なら妊娠を促し、産後の肥立ちが良くなり、母乳が良く出るという、正しく祀ればまさにそのような祝福と加護を女性に与えるものだったのだが、よりにもよってレンに徹底的にバカにされ侮辱されたために
「あー、みてくださいよこれ、レンちゃんがあれだけ大笑いした後に……ほら、土偶の目が光って……あーあ」
「あの……バカ!」
「えー、マリルもそこにいたんでしょ? よかったですね、呪いに巻き込まれなくて」
マリルはその時の監視カメラの様子を見て大いに天を仰いだらしい。
「それで、どうすればこの呪いは解除されるんだ、教会にでも行くのか?」
「はい、簡単です、土下座すればいいのです」
「……土下座?」
「正確に言えば、全裸土下座を、この土偶の前で」
愛衣はあっけからんと答えた。
原因と解決方法が分かれば、レンの体力が回復次第そのようにさせた。
マリル達が、レンを倉庫に放り込んで複乳土偶と相対させると、全裸土下座で謝らせたのである。
この時、監視カメラの回線がなぜか切れていたのかというのは、武士の情けというものであろう。
後に、収容手順の見直しは当然として脅威レベルの一段引き上げが検討されたために、マリルの仕事はさらに増えることになった。
――一ヶ月後、レンの乳房は
「たっだいまー」
ペントハウスアパートメントの豪華リビングに、レンの明るい声が木霊した。
「ああっ、レンちゃぁんっおかえりぃっ! ああ……ん」
待ち構えていたアニーがレンに抱きつこうとして……痴態と失態を思い出してしまいぐっと我慢する。
「よかったぁ、ちゃんと退院できて……うう、ごめんなさい、私、レンちゃんにあんな、あんな……」
「あ、あはは、いいんだよアニー、あれは全部あの土偶が……ごほん、お、俺の出した母乳が悪いんだからさ、それにちゃんと元に戻ったんだし」
「も、元に戻ったの? 本当に? あ、あの、なんかサイズが元のよりもおっきい気がするんだけど?」
「う、うん、これはちょっとした後遺症ってやつかな……大丈夫大丈夫、ちゃんと呪いは解けたって愛衣と魔女達のお墨付きだし……」
レンの声は段々と小さくなって、あたりをきょろきょろと見回すとアニーに抱きつく。「ひゃうっ!」と声を漏らすアニーの耳元で悪戯っぽく囁いた。
「それでさ、アニーの顔を見たら、胸が張って来ちゃったんだ……また、おっぱい搾ってくれ……お、おっぱいを搾ってください……お願いします……♡」
「ば、ばかぁ、レンちゃんったらぁ……そんなことだったら、いつでも搾ってあげるから……ね、寝室にいこ……?」
こうして、乳房が本当に元のサイズに戻って母乳が出なくなるまで……いや、早く治るという理由をこじつけて、暫くの間、アニーの手による母乳搾りに嵌まってしまうレンであった。
(終)