ショタに転生 俺陰キャ辞めます(誰かこれをエロゲにしてくれ) 作:クロクロ クラッカー
6月26日土曜日 しとしと
やばいな・・・なんとなく予想できていたけど・・・
「つむくん?」
こんなことになるなんて・・・
「大丈夫?」
「大丈夫・・・」
「病院は?」
「行きたくないかな・・・」
なんたってこれは交感神経関連のやつだからな・・・病院に行く意味は皆無と言っていい・・・
「そう・・・じゃあ食べたいものとかある?何でも言って。」
「そっか・・・じゃあ梨かな・・・」
「梨?」
「梨を食べたい・・・」
「わかったわ。お母さん行ってくるね。」
「うん・・・おねがい・・・」
ガチャ
・・・凄い罪悪感はあるが、自由に動く時間ができた。
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まぁ端的に言えば仮病である。とは言え昨日より体調も悪くなっているから半分噓で半分本当みたいな感じではあるのだが・・・。まぁいい。少し外に出よう。
ガチャ
・・・よし。楓詩はいないな。急ごう。
ダダダダ
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やっぱり雨の影響でいつもはちびっ子やらおばさんやらが通っているこの道も誰も歩いてないな。
スタスタ
赤島 奉を除いては、であるのだけど。
「・・・久しぶりだな。」
「・・・はぁ。何?私ガキにかまっていられるほど暇じゃないんだけど。」
「お前ねじ曲がった性格してるな・・・」
「はぁ!?」
「オーコワイコワイ」
「舐めてんの?」
なんというか・・・すげぇこじれてるなぁ・・・中二病か?
「スゥ・・はぁ。まあいいわ。」
「いいのか。」
「いいの!それであんたまだ凪と会ったりしてんの?」
え?そんなことを聞くとは意外だな・・・
「まあね。でも最近は会えてないかな。」
「そう。もしあいつに会ったら言っといてよ。もう私に話しかけんなって」
「へぇ・・・それはやっぱり花芽李ちゃんが鬱陶しいから?」
「そう。わかってるなら言われなくてもやってよ。」
「めちゃくちゃだな・・・」
「じゃ、バイバイクソガキ。」
「お、おう。じゃあなババア。」
この状況俺はどうすればいいのか・・・
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とりあえず家に戻ってきた。あれから大体20分はたったからもうそろそろ母親も帰ってくるはずだ。本当は花芽李ちゃんに会う為に仮病で自由な時間を作ったんだが・・・まあいいか・・・
ガチャ
「ただいまー。梨買ってきたよー。」
「ごめんね・・・」
そもそもの話だ。仮病とはいっても昨日よりしんどいのである。今日は限界だな・・・
「?どうしたのつむくん?」
「梨は後で食べるよ・・・」
俺には何ができるかな・・・
・
・
・
ザーザー
あれは科戸ちゃんか?
・・・・一人なんだな・・・・
「おー・・・」
!!
あいつはッ!科戸ちゃんが危ない!!
「・・・」
声が出ない!?それに体も動かない!?
やばいやばいやばいやばい
「くぅぅ・・・」
いや、声も出るし体も動くけど俺自身が怖気づいてしまっているのか・・・
「ふぅぅぅ。」
だめだ・・・これは逃げちゃいけない戦いだ・・・
「ぅぉおおおおおおお!」
ぐ!速い!
「逃げるなあぁぁ!」
ダダダダ
ダダダダ
やばい!ここら辺の住宅街は曲がり角が多い!
ダダダダ
ダダダッダ
はぁ・・はぁ・・ゲホゲホ・・く、クソ・・・撒かれてしまった・・・
・
・
・
「・・くん!つむくん!」
・・・夢でよかったと思うべきだろうか・・・
「つむくん?大丈夫?またうなされてたけど!?」
「大丈夫・・・しんどい時って変な夢見ることあるでしょ・・・だから大丈夫・・・」
「つむくん・・・」
「そんな顔しないでよ・・・」
「つむくんがこんなに苦しんでいるのにお母さんは何もしてあげられないなんて・・・」
「全然・・・そんなことないよ・・・もう色々してくれてるから・・・」
「つむくん・・・」
「あ、そうだ・・・梨、買ってきてくれたんだよね・・・」
「え?」
「梨切ってくれる?」
「わかったわ。すぐ用意するね。」
あぁぁ・・・やばい・・・タイムリミットが見えてきた気がする・・・
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6月27日 曇り
今日は曇りか・・・。体調は昨日とあまり変わらないという感じだな・・・。
「今日は蒸し暑いねぇ。エアコンつけようか。」
「え?あ、うん。」
今って暑いのか・・・
「うわ。今31℃よ。」
「へ、へぇ。」
「もうなんなのかしらね。地球温暖化なのかしら・・」
そんなに暑いのに何も感じなかったことがとてもショックだ・・・
ピ フゥゥ
「今日はどうするの?」
「え、あぁ・・・どうしようか?」
「もしよかったら保険の見直しをしたいから一緒に来てくれる?」
う~~~ん・・・まぁどうせ自由に外を出歩くことなんてできないしなぁ・・・
「わかった。」
「ごめんね。すぐ終わらせるようにするからね。」
・・・なんかこの母親、子供にした手に出すぎているような気がする・・・
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ここか・・・
「じゃあ待っててね。」
「はーい。」
最近は窓口にも子供を預かるための部屋があるようだ。結構おもちゃとかも充実している。まぁ俺は何もせずに寝るんだけどね。
ガチャ
ん?
「やぁこんにちは。縫結くん。」
「こ、こんにちわ。」
誰だこいつら?
「ちゃんと挨拶できてえらいね」
「は、はぁ。」
「あ、おじさんの名前言ってなかったね。赤島 徹っていいます。」
「あ、私は稲佐 雲雀です。」
名刺・・・俺を何歳だと思っているんだ・・・
「白南風 縫結です。よろしくお願いします。」
「すごいね。ちゃんと自己紹介できるんだね。」
少々、いやかなりうざいタイプだな・・・
「今日はここでちょっと待っていてもらいたいんだけどいいかな?」
「はい。」
「じゃあお願いしますよ稲佐くん。」
「は、はい。」
え!?そいつおいてくの!?
ガチャ
「・・・」
「・・・」
「えっと・・・その・・・何かしたいこととか・・・」
「・・・」
「え、いや、その・・・何もない・・ですか?」
う~~~~~~ん。子守をしている間何もしなかったなんていうことになったらこいつは叱られるかもだよなぁ・・・真面目そうだしそのまま言うんだろうな・・・う~~~~~ん・・・
「じゃあ・・・」
「じゃあ?」
「ほ、ほけん!保険のこと教えてよ!」
「え?いいんですか?」
その嬉しそうな『いいんですか?』ってなんだよ・・・
「ふふふ。じゃあ私が保険のことを教えてあげますね。」
・
・
・
「というわけでこの契約では・・・」
な、長い・・・くっそ・・・やめときゃよかった・・・
「だからね、こういう所の小さい文字はちゃんと見なきゃダメなんですよ。」
「ナ、ナルホド」
「でね、ここらへんは」
ガチャ
「お?君たち何やってるの?」
た、助かった・・・のかな?
「えっと、保険のことをちょっとだけ知ってもらうといいますか・・・」
「へぇ。それはいいねぇ。」
「は、はい。」
なんかこいつ・・・
「はははは・・・はぁ・・・稲佐君ちょっと来なさい。」
「え?」
「いいから来なさい。」
ガチャ
スタスタスタ
?なんだ?なんか小さく怒鳴ってるけど説教かな?
・
「なんだこれはぁ!?」
「す、すいません。」
「私に謝ってどうするんだ!」
「つ、次からはなおします。できるようにします。」
「ほんっとにお前は!」
あぶない!!
「ひっ」
「・・はぁ・・はぁ。まぁいい。次からはしっかり受け答えができるようにな。」
「は、はい。」
「ク。戻れ」
コトコト
一瞬あいつ拳を振りかぶったな・・・
・
ガチャ
「お、お待たせしました。」
「・・・大丈夫?」
「み、見てました?」
「うん。」
「そうですか・・・」
「流石に暴力は振るえないようだけどね・・・」
「ははは・・・。」
「ま、ジュースでも飲んで落ち着こうぜ。」
「そ、そうですね。」
あのおっさんのチョイスはオレンジジュースか・・・
「・・・」
「・・・」
「あの人っていつもあんな感じなの?」
「風巻部長のことですね・・・。」
「なかなか激しい怒り方だったけど?」
「そうですね・・・いつもあんな感じですね・・・」
「へぇ・・・」
なるほど・・・結構やばい奴だな・・・どうやら結婚しているようだし家族に暴力とか・・・
「はぁ・・・」
「疲れてるの?」
「少し・・・」
「そっかぁ・・・じゃあ寝る?」
「え?」
「寝てしまおうぜ。」
「で、でも・・・」
「部長がきたら教えるからさ。」
「で、ではお言葉に甘えて・・・」
コトっと倒れたかと思うとすぐに寝てしまった・・・
じゃあ俺は見回りでもしようかな・・・
・
・
・
30分ぐらいたったけど誰も来ない・・・もしかしたらここってほとんど人が来ない場所なのかもしれないな
ガチャ
「おーい。」
「う~~ん」
こいつなかなか起きないな・・・
ぷにぷに
「ふにゅうう」
・・・これ犯罪では?
「ふぬうう」
ガサ
あ・・見えた・・・ストッキングごしのあれが・・・
やばいなこれ。なんかすごい破壊力だ。
「ふあぁぁ」
・・・ちょっとぐらい触ってみてもいいかな
さわさわ
おお、なんというか、肉感というか、骨の感じというかなんというべきかわからないがすさまじいな・・・
モミ
スーツの硬さと本体の柔らかさが何とも言えないな・・・
ピク
ヤバ!
「う、うぅ・・・は!今何時ですか?」
「え?あぁ。11時だよ。だいたい1時間寝てたよ。」
「そうですか・・・」
ガチャ
「つむくんお待たせ」
「ん?もう終わったの?」
「終わったわよ。」
「じゃあ帰ろうか。」
「そうしましょう。」
「またね。」
「はい、またいつか。」
ガチャ
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あかしま?あかしまってどこかで・・・
「どうしたの?悩み事?」
「いや別に・・・」
「?」
う~~ん・・・
シュー
あ、赤島 奉が自転車で・・・
!!もしかして親子か!?
「何その驚いた顔?」
「いや、なんでもないよ。」
「絶対なんかあるでしょ?言ってみなさい?」
「何でもないって。」
「えぇ。言ってよ~」
・
・
結局帰ったらしんどくなって倒れるように寝て休日は終わった。
なんかいつの間にかヒロインが増えている・・・