ショタに転生 俺陰キャ辞めます(誰かこれをエロゲにしてくれ) 作:クロクロ クラッカー
ザーザー
太刀風 珠衣はバイクでやって来た。結構近くにいたようで5分もかかっていない。
「繋針!」
「珠衣!」
ダダダダ
「何が起きたんだ。私は何をすればいいんだ?」
落ち着いているというか何というか、まあこいつはこういうやつなのだが・・・まぁ俺には届かない世界の人間だな・・・
「この周辺の女子高生のパトロールをして欲しい。」
「わかった。お前はどうするんだ?」
「俺は・・・」
ええっと・・・
「・・・。きっと危険なことなんだろう?」
「どこまでいくかはわからないけどね・・・」
「ふふ。お前らしい。」
「・・・後で話すよ。」
「あぁ。また明日学校でな。」
「ありがとう。」
そういって俺たちはそれぞれの方向へ駆けた。
_____________
『赤島家』
でかい家だな。そしてきれいに掃除されている。この傘立てもたてられている傘も高そうだな・・・
ピンポーン
中から声は聞こえてくるけれど誰も出てこない。どうしようか・・・
・・・・
ピンポーン
・・・
壊すしかないな。
スラ ブン!
「せいや!」
バキ!
うわ・・傘が壊れた。そして全然ドアは全然こわれねぇ。
・・・
こんなにでかい音が鳴ってもだれも出れ来ないのか・・・
スラ
ガラス窓を探そう。
____
あった。
「せいや!」
ガッシャ―ン
割れた。
チラチラ
・・・良かった。周りには誰もいなかった。普通先に確かめるものなんだけれども・・・・
「よし。行こう。」
____
ギャーギャー
・・・やばいな。今まで聞こえていた声が急に怒号に変わった。
どこだ?部屋が多くてわかりずらい。
だだだだだだだだだだ
ここか!
ガチャ
鍵が・・・
もういいやぶっ壊せ
「せいや!!」
バキ ミシミシ
「セイヤーー!!」
ミシミシ バッターン
「なんだお前は!?」
ごもっともな反応だ・・・だが
「お前こそ誰だ」
「はぁ?」
「その子の、赤島 奉の父親じゃないのか。」
「何を言って」
「何で包丁なんか持ってるんだ?」
「え?」
奉が驚いている。そして顔が恐怖に染まる。
「おまえ自分の娘に何をしようとしていたんだ?」
「・・・終わらせてやるんだよ。」
「は?」
「人の道から外れたこいつの人生を親である私が終わらせてやるんだ!!」
・・・何を言われても動じない気でいたが、これには動揺してしまった。
「お、お父さん?」
「奉!そいつから離れろ!」
「ぇ・・」
「早くこっちにこい!」
奉は2秒ぐらいまよってから俺の後ろに来た。
「はぁ・・・お前は聞き分けがいいことだけが取り柄の娘だったのに・・・もうお前は今回の罪云々より生きる価値がない人間になってしまったんだな・・・」
「赤島 徹!!」
「ははは、もういい。どうせお前もろくな大人になれないガキだろ。二人とも俺が終わらせてやる!!」
ブン
小手!
「せいや!」
クルクル
「がぁぁ!」
「なんでだ!なんでこんなことをするんだ!」
「はぁ・・はぁ・・決まってるだろ。大人が子供を正すのは、当たり前のことだろう?」
「正すだと?」
「社会は失敗を許さない。なら社会が罰する前に親が罰するんだ!」
「それは違う!わかっているんじゃないのか!こんなことは間違っているって!」
「うるさい!死ね!」
何も持たずに突っ込んでくる。こっちは傘を持っているが卑怯どうこうの話ではない
ブン
「ぐぅ」
「子供が許されないことをした時は!」
ブン
「それを叱って!」
ブン
「チャンスを与えるのが親じゃないのか!!」
「グハァ。」
「そういうものじゃないのか!!」
「はぁ・・はぁ・・適当なキレイゴト押し付けやがって!!」
「通せる限りキレイゴトを通すのが正義だろうが!!それに・・・どうしてやったとか!そういうこと聞いてないんだろ!!」
「何!?」
「どんな理由で友達を傷つけたのか、お前は知らないんだろ!!」
「・・・」
「理由も知らずに!勝手に憶測で裁いてんじゃねえ!!」
「なら・・・そういうものであるのなら・・・俺はどうすればいいんだ!?」
「今からやり直すしかないだろ!!」
「そんなこと無理だ!!人生というチャンスは一回しかないんだ!!」
「そんなことはない!!」
確かにレールの上のチャンスはもう来ないのかもしれない。でも、チャンスという物自体本来レールの外にあるものなのだと思う。
「今からがチャンスだ!!これからが本当のチャンスだ!」
「そんなキレイゴト!通せるものなら通してみろォ!!」
ダダダダ
ブン
ドサッ
「とおしてみせる。命に代えても・・・」
戦いが終わった・・・いや、終わってない。むしろこれからか・・・
「なあ奉。」
「・・・・」
振り返ると奉が震えていた。
「俺と一緒に戦ってくれないか。」
「ぇ?」
「怯えずに暮らせる未来のために。」
「・・・」
「ふふ。まぁなんにせよ外に出ようぜ。今日泊まれるとこぐらい用意するからさ。」
____________
パラパラ
『凪家』
「お?決着がついたようだな。」
「珠衣。待っててくれたのか。」
「あれ?もしかして太刀風さん?」
「ああ。太刀風 珠衣だ。よろしく。」
「きゃー。カッコイイー」
こいつすぐ元気になったな。
「というかなんでこんなすごい人と知り合いなの!?」
「え?あぁ・・・」
それは・・・というか今こいつ有名人になっているのか。俺の周りの奴ら何の反応も見せなかったが・・・
「伝説の生徒会長だよ!?すっごいよ。オーラでてる~」
え!?
「それ何年前の話?」
「失礼だな。たった2年前のことだぞ。」
「えぇぇ・・・」
「ねぇなんでこんな人とこんなに仲いいの?」
「う、う~ん・・・親戚。うん。親戚だよ。」
「何その今思いついたみたいな言い訳。」
「うるせぇ。納得してろ。」
「何それ~」
「それよりさ、いい加減チャイム鳴らして花芽李ちゃん呼ぼうぜ。」
「う。お腹痛くなってきた・・・」
「いや、わかるけどさ。」
ガチャ
「まっちゃん・・・」
「か、花芽李・・・」
うぇ・・あぁ・・・用件だけ伝えて帰るか・・・
「あ、あのさ。花芽李ちゃん。今晩というか、数日というか、奉を泊めてあげてくれないかな~って・・」
「うん。いいよ。」
「ありがとう。あ、じゃあ俺ら帰るから・・・」
「え!?」
「私はカヨワイ小学生を家に届ける義務があるからな。」
「じゃあな~」
たぶん後は大丈夫だろう。もともとあんなに仲良かったんだし。
「「ふふふ。」」
「一度死んで柔らかくなったな。」
「え?あぁ・・・俺今腑抜けてるな・・・」
「私は今の方が好みだぞ?」
「え」
「ふふふふふ・・・」
「・・・・」
やっぱり俺はこの人が好きだな。そう思える一日だった。
今回まじで主人公がなろうっぽい(なろうなんだけどね)