※この作品はR-18です。

眠夢裏   作:ジッキンゲン男爵

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ウルベルト分岐物語#22はじめてR18

「あ、先生の分は俺が出します。」

「じゃ、フラミーさんの分は俺が。お祝いに来た身ですし。」

 日下部とモモンガが名乗りを上げ、会計は済んだ。

「ももんがさん、すみません。」

「いえいえ、俺が出したいんです。フラミーさんの新しい門出を祝いたいから。」

「ももんがさんの時には、わたしがだします!」

「はは、そんな日が来たらお願いします。」

 モモンガがフラミーの赤い頬を撫でると日下部はンンッと咳払いした。

「ほら、村瀬さん。先生のところ行きますよ。」

「あっ、せんぱいすみません。」

 日下部がフラミーの手を引いていくと、モモンガは苦笑した。

「モモンガさん、そろそろフラミーさん諦めた方がいっすよ?」

「ペロさん。俺はそんな――ちょっかい出すみたいなつもりはないですよ。」

「ほんとかなー。」

「俺はあの人が幸せになるのが嬉しいんだから。」

「幸せじゃなくなったら?」

「あの人の重みを知らないウルベルトさんじゃないですよ。でも、もしそんなことになったら、俺も今度こそ告白しますよ。」

 鈴木悟は爽やかに笑い飛ばした。

「モモンガさんが童貞じゃなくなれる日は来なさそうだね。」

「…カッコつけてんだから合わせてくださいよ。」

 童貞二名は笑った。

 

 日下部に手を引かれ、へにょへにょしていたフラミーは幸せに溺れるようにウルベルトに抱き付いた。

「えへ、うるべるとさぁん。」

「ん。歩けてるな、偉いぞ。」

 ウルベルトも幸せに溺れるようにフラミーを抱き締めた。

「よーし!二次会だー!」

「じゃ、俺達はここで帰るよ。」

「あや?わたしひとりで帰るから、ウルベルトさんは少し顔出してからかえってきてください!」

「お前放っていくなんてできねぇよ。」

「できる!やればできる!」

 フラミーがふんふん鼻息を吐くと日下部はうなずいた。

「また村瀬さんは届けますから、先生は良かったら行ってください。」

「…お前、フラミーにエッチなことするつもりだろ。」

「…しません…。」

 ウルベルトは若干酔っていた。

「じゃあさー、ウルベルトさん、フララのことコンシェルジュ日下部と送り届けてから来てよ!近いんだし!」

 フラミーは茶釜にナイスアイデア!と指をさした。フラミーは基本的に二次会は来ない。

「じゃ、ちゃちゃっと送ってからいくわ。店決まったら連絡して。」

「はいはーい。」

 ウルベルトはフラミーの肩を抱いて、日下部はポケットに手を突っ込んで帰って行った。

 

 ややあって家に着くと、日下部はそのまま駅に向かった。

 ベッドにフラミーを座らせ、布団を敷いてやると、ウルベルトはそのまま出掛ける為に扉に手をかけた。

「じゃ、近い店だから何かあったらすぐ連絡しろよ。」

「はぁい!ごゆっくり!」

 ウルベルトは行こうとしたが、後ろ髪を引かれてベッドに座るフラミーにキスした。

「帰ってきたらたくさんいつものしてやるから。」

 フラミーはぷるぷると顔を振った。

「き、今日は…おやすみ…。」

「俺がおやすみするなら、自分でするか?」

「で、できないよぉ…。」

「じゃあ後で可愛がってやるよ。」

 ウルベルトはフラミーをポンポン撫でると部屋を出て行った。

 フラミーはブンブンと頭を振ってからお団子を一生懸命崩し、ぼふんっと布団に転がった。

「…ちょっとねたらおふろ…。」

 目を閉じると、すぐに眠りが訪れた。

 

 

+

 

 ふと目が覚めた。もそもそと時計を確認すると、あれからもう二時間だった。

 フラミーはおぼつかない足で風呂に向かった。

 ウルベルトも使うようになった良い香りのするシャンプーをすると、それだけで癒されるようだ。

 少し頭がクリアになってくると、フラミーは思い出した。

「…ぱじゃま…。」

 出すのも忘れて来てしまった。

 フラミーは風呂を上るとバスタオルを体に巻き、大きなお団子にするために伸ばしている長い髪をドライヤーで乾かした。

「うーん、おっきくなってない。」

 フラミーは体に巻いたバスタオルがなんとか引っかかる胸を見るとため息を吐いた。

 ドライヤーを片付け、部屋に入ると、ピタリと止まった。

 

「あ、ただい――」

 フラミーは腕時計を外していたウルベルトを見ると、部屋に入ることなくぱたりと扉を閉めた。

「お、おかえりなさい!あの、ぱじゃまわすれちゃって、まだ帰ってないとおもって、あの――!」

 廊下で主張していると、扉がカチャリと開いた。

「良いから。入って。」

 ウルベルトはタオルを体に巻くフラミーの腕を引っ張り入れ、ギュッと抱き締めた。

「…うるべるとさん…ぱじゃまが…。」

 体の間に隙間がなくなると、背を撫で、飢えたように唇を押し当てた。

「っんぁ…ん……っうるっ……ん…。」

 すぐに侵入し、甘いフラミーの舌に絡めた。

 昂りを抑えもせずに欲求のままフラミーの体に触れていき、タオルの上から小さな胸の突起を両手の親指できゅんっと押した。

「っんぁん!」

 優しく押すたびにフラミーはみじろぎした。

 太腿を撫で付けるようにタオルを引き上げ、綺麗になったばかりの茂みに手を当てた。

「っひぅ……。」

「フラミー、今日の分だよ。力抜いて。」

 ウルベルトは優しく甘い声でそういうと、再びキスをし、フラミーに舌をしゃぶらせて指を芽に向けて忍ばせて行った。

「っあぁっ!」

 揉み込むように刺激されると胸の時よりも強い感覚に腰が引けていく。

 フラミーはやめさせようとウルベルトの手を掴んだ。

「っで、でんき…せめて…でんきけしてぇ…。」

 転がしたり、撫でたり、押したりしていると、みじろぎし、バスタオルがはだけていく。

 片手で抑えているせいで落ちていかないのが惜しい。

 ウルベルトの頭の中には日曜まで待つという約束が浮かんでは消える。

 割れ目に指を送り、押すととろりと中から液が溢れ、それを拾うとはだけたバスタオルの中に手を滑らせ、胸の突起に練り込むようにした。

「っはぁ…あっ……うる……べ……と…さぁ……。」

「フラミー、少し足開くぞ…。」

 ウルベルトは言いながら、足の間に半ば無理やり自分の足を入れた。

 太腿でぎゅうぎゅうと刺激を始めるとウルベルトの屹立した物がフラミーの体に当たった。

「はぁ…きついわ…今日はまじできつい…。」

 ウルベルトは性欲を隠しもせずに酔った頭でフラミーに腰と太腿を押しつけ、フラミーの胸をいじった。

 フラミーが軽く揺すられる様子が卑猥だった。

「っん…っぅぁ…っあぅ…。」

 抱き締め、擦り付けて腰を動かし、理性が消えていくのを感じながら貪るようにキスした。深く舌を入れて舐めあげる。

 ぐちゅぐちゅと口から音が立ち、足を退かすと、二本の指で秘裂を割った。スラックスの太腿のあたりが濡れていた。

 ぬるぬると指を擦り付け、充分に潤いを拾うと指をゆっくりと挿れこんだ。

「っはっ…っあぁ!うる…っっ!あぁっ!」

 一度に二本入れたが、痛みは感じていないようだ。

 恥骨に向かうように膣内を押し、ヒダを擦り上げるとフラミーは足を震わせた。

「っんあぁ!やぁ!っぁっ!あんっ!んっんっ!」

 唇の繋がる中でフラミーが嬌声を上げ、腰を抜かしてしまいそうになるとウルベルトにしがみ付いた。

 フラミーはバスタオルが落ちてくのを気にする余裕もなく、立ったまま指と舌で蹂躙された。

 止めずに休ませずに刺激を送るとフラミーの足が刺激に合わせてガクガクと震えた。

「立ったままイケるか?」

 フラミーが泣くような声を出し、首を振ると、指を一度抜いて、もつれるようにフラミーとベッドに転がった。

「っきゃん!」

 ウルベルトは見たこともないような目をしていた。

 初めて見るフラミーの体をじっと見下ろし、顔を包み、耳を撫で、首筋をなぞり、激しく上下する胸に触れ、なめらかな腰を伝って太ももに触れると足を開かせた。

 イけずにひくつく秘部にウルベルトはごくりと喉を鳴らした。

 ウルベルトはもう0時を回っているのだから今日は約束の日曜日と言っても過言ではないのではないかと自分に尋ねる。

「っう、うぁ…や…やらぁ…。」

 フラミーは恥じ入り目を閉じて顔を逸らした。

「…めちゃくちゃ綺麗だよ…。」

 ネクタイを引っ張ると、ウルベルトはハァ…と熱すぎる息を吐き、無防備なフラミーにキスした。

「っんっ………あ…。」

 優しいキスと同時に、カチャカチャとベルトに触れる音がするとフラミーはキスをしながら目を開いた。

「やぁ…うゆ…べ…と……たん……。」

 ウルベルトは目が合うと愛しげに微笑み、さらにキスを重ねた。

「フラミー、好きだ…。」

「わたしも…でも…でも…。」

 声が震えている。

 一度フラミーに布団をかけると、ウルベルトはベッド下に手を突っ込み、宝箱を引き出す。中から手のひら大の小さな箱を取り出した。

「…フラミー、約束は日曜だけどさ…。」

 箱を開けると不安そうにしているフラミーに口付け、撫でた。

「許してくんないかな…。俺まじで限界だわ…。」

 言いながらウルベルトは輪のような物の入るビニールを噛み、ぺりっと開けた。

「そ、それなぁに…?」

 怯えるようなフラミーに困り顔で笑うとかぶさった。

「多分お前の想像する物で正解だと思う。」

 ウルベルトは出したゴムも己の秘部も見せもせすにごそごそと動いた。装着を済ませると、自分のシャツのボタンを数個外し、肩を露出させた。

「フラミー、肩噛んでて…。」

 フラミーはぬめる場所を初めて触れるおかしな感触のものが何度もすべると、震える口でかぷりとウルベルトの肩を噛んだ。

 ゆったりとした動きで擦られ、にちゃにちゃとぬめりが広がっていく。

 フラミーの頭を抱えるように肘をついたウルベルトの片手が降りた。

 ウルベルト自身も限界を訴えて先走りがかなり出ていた。

 すべるだけだった物は、きちんと向きを定め、フラミーに向かってぴたりと付くと、フラミーはギュッと目を閉じた。

「…フラミー…愛してるよ…。」

 フラミーが返事をしようとすると、熱い塊が押し当てられ、フラミーはたまらず声を上げた。

「っんん――っあぁ!やぁ!!」

 丁寧にほぐしてきたが、指よりも太く逞ましいそれを受け入れるのは痛みを伴った。

 そして、グッと進んでくると、破瓜の時にウルベルトの肩をギュッと噛んだ。

「ッンン!!」

「ッつぅ…!フラミー、愛してるよ…愛してる…。」

 痛みと共に徐々に熱せられた肉棒が入ってくる。あまりの苦しさにフラミーはハァっと息を吐き、ウルベルトの肩に強くしがみついた。

「あぁ…ぁ…や……もう……。」

「ごめん、もう少し入れるよ…。」

 涙を浮かべるフラミーを撫で、腰を掴むと、ウルベルトは更に進めた。

「っあぁ!っひっ…や………ぁ……。」

「っ……っく…。」

 真空のような内部はキツく、引っ掻き回して荒々しく一滴残らず出してしまいたくなる。

 ウルベルトは好きだと言う気持ちで狂いそうだった。

 フラミーの中が慣れるまでウルベルトはフラミーの首と胸元中に口付け、花芽を触った。

「っんぁ………ぁ……ぁ…ん……。」

 ウルベルトはフラミーの声が漏れるのを聞くとたまらずいちばん奥に行くようにギュッとさらに押し込んだ。

「っふらみー、すこし動くよ……。」

 フラミーの内部はウルベルトをもぐもぐと味わうように締まっては緩まり、動いていないウルベルトをこれでもかと刺激した。

「やさしく…してぇ…。」

 ウルベルトはフラミーから涙がぽろぽろと出るのを見ると、まぶたに口付けた。

「優しくする。誓う。」

 フラミーはウルベルトにしがみつく手の力を強めた。

 気遣うようにゆっくりと動き出すと、フラミーは肉襞が擦り上げられる感覚に、痛みではないものがビリビリと襲ってくるのを自覚した。

「っぁ……なに………な……っあぁ…。」

 少し進んでは抜かれ、痛みの中に痺れるような快感が湧き上がり、フラミーは震えた。

「っはぁ…っ…ふらみー、へいきか…?」

「っあっ…へい…き……っぁん…っあ!」

「良かった…ここだな?今お前の中、きゅんてしたよ…。」

 感じてしまう場所が数度擦られるとフラミーはウルベルトの着るシャツを握りしめた。

「っあん…っぅ…っあ!っあっん…っんっん!」

 ウルベルトはフラミーに口付けると、指でこれまで何度も可愛がった場所に抽送した。

 キスしながらどんどん二人は汗ばみ、にちゅん、にちゅん、と粘膜が擦り合わさる音がした。

 すればするほど動きは早まり、ウルベルトから余裕はなくなっていった。

 最奥に優しさを持って突き込み、引いていき、フラミーを無理のない範囲で揺すった。

「っんっんっぁ!っん!っは…ぁあ!」

 ウルベルトはやりすぎかと止まろうと思ったが、止まれなかった。

 ギシギシとベッドの軋む音が一定のリズムで続く。

 フラミーの声は痛みよりも、快感を堪えるようで、ウルベルトの昂りをもみくちゃにした。

「フラミー、もっと…感じて。」

 フラミーから体を起こすと、何もかもを晒す姿を見た。アルコールと羞恥で真っ赤に染まっていた。

「あぁっ!やっ!はずかしいのっ、やらぁ!」

 はだけたシャツが邪魔で、ハァッと息を吐くとウルベルトは止まったままのボタンを外すことも億劫に感じ、そのままぐぃと脱ぎシャツを放った。

 若干の腹筋が見え、下の方にはえる毛が目に入る。フラミーはすぐに目を逸らした。

「フラミー、可愛い、可愛いよ。」

 愛しむように首筋を吸いキスをした。獣のように舐めるたびにキュンキュンと全身を痙攣させるフラミーはさっきイきそびれたのもあるせいか敏感だ。

 指では届いたり届かなったりした場所を突き上げ、一際強く締め上げられた。

「っんぁあ!っやぁ!!」

 体の中を蠢く初めてのはずのものに、フラミーは指で教え込まれた通りに感じさせられ、快感に震えた。

「あっく…!ふらみー、ごめ、出ちまう、それ無理だ…!」

 ウルベルトは同じ場所を目指し、フラミーを責め立てた。

 フラミーは頭が真っ白になる頃、自分でも驚くようなめちゃくちゃな、快楽に溺れるような声が口から出て行った。

「っあ!あっあ!やっ!やぁ!まっ、イッ――っあ!あっ!」

 痛いなのか、イクなのか分からなかった言葉が聞こえると同時に、フラミーの足がウルベルトの腰に巻きついた。

「ば、ばか!フラミ…!そんなこと…!我慢できねぇ!!」

 ウルベルトは求められるようにフラミーとぴたりと抱き合い、深い場所にズンズンと入れ込んだ。

「っんぁ!ぁん!あぁっ!!」

 フラミーはイッたように体を痙攣させ、しがみつかれるウルベルトは途方もない満足感と多幸感の中射精した。

「っハァ……っは……。」

 ウルベルトはフラミーを押しつぶしたまま、肩で息をした。

 ジョニーは幸せそうで、小さくなる気配がない。

(困った相棒だな…。)

 流石に無理はさせられないのでウルベルトは汗をぐぃと拭くと、酩酊するようなフラミーの頭を撫でゆっくりと抜いた。

 ねっとりとした血混じりの液体が橋をかける。

 フラミーにさっと布団をかけると手早くゴムをはずし、口を結んでゴミ箱に放った。液溜まりより一センチ近く多く出ていたのがちらりと見え、自分の体の素直さに苦笑せざるを得ない。

 フラミーは布団で顔半分を隠し、恥じるように目を逸らしていた。

「……ごめん…俺………。約束やぶって…。」

 半裸のウルベルトは脱ぎかけの引っかかるスラックスをちゃんとはき、転がる裸のフラミーを抱きしめた。

「フラミー…ごめん…本当に…。痛かったよな…気持ち悪かったよな…。」

 フラミーはゆっくりと首を振った。

「…うれしかった…。好きっておもった…。ちょっと痛かった…。きもちかった…。」

 ぽつぽつと感想を述べると、ウルベルトはフラミーを折れるほどに強く抱きしめた。

「フラミー…愛してる…。大事にするよ…ありがとう…。」

 フラミーはウルベルトの胸に顔を埋め抱きついたが、顔を上げさせキスした。

 

+

 

「…ん……。」

 ウルベルトは目を覚ますと、穏やかな寝息を聞き、ふっと笑った。

 長い睫毛は伏せられ、ウルベルトの腕の中で小さくなるフラミーを抱き締める力が強くなる。

「っん……っはぁ…。」

 まぶたが上がると、ウルベルトと至近で目があった。

「んぅ…うるべるとさん…?」

「おはよ。」

「…ゆめ…?」

「ん?」

 フラミーは少し顔を寄せてウルベルトの頬に短いキスをしてまた眠った。

「…はは、可愛いな。」

 ウルベルトも裸のままのフラミーの頬に口付けると二度寝した。




ふー
ナザリックのふかふか布団と違って軋むのいいね!!!!!
賢者モード

次回#23お別れ
0時です!
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