オムニバス!
そろそろまとめてくれとご希望いただいたので!
アインズはフラミーと共に第六階層の水上ヴィラで夕飯をとっていた。
外にメイドを立たせ、二人で過ごす。
今日の執務の話や次に二人で出かけたい場所の話をしていると、不意にフラミーが箸を置いていることに気がつき、アインズも食事の手を止めた。
「どうかしました?」
「ううん。アインズさん観察ですっ」
フラミーはニコニコと嬉しそうに様子を眺めていた。
アインズは少し笑うと残っている物をさらって綺麗に食べた。
手を合わせて失われた命とフラミーに感謝を込めてご馳走様でしたと言い、フラミーに近付いていく。
「フラミーさん、二人で暮らしたいよ俺」
顔を両手で挟みキスすると、フラミーは夕食の味がした。
「ナザリック出ちゃうの?」
「ううん。ナザリックに家建ててさ。二人だけの場所、欲しいなって」
軽く押し倒すようにして語る声は優しく、フラミーは金色の瞳を幸せそうに細めた。
「へへ。良いかも」
「でしょ」
倒れると二人はそのまましばらくキスした。
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フラミーは今日も鼻歌を歌っていた。
「それ、なんの歌なんですか?」
アインズの質問にフラミーは笑った。
「私が考えた歌ですよ!ふふ。いい曲でしょ」
「あぁ、いい曲です。俺ももう覚えましたよ」
二人はふんふん歌った。
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「私、気が利いた言葉も喝采も、特別な何かもいりません」
アインズは突然呟くフラミーに首を傾げた。
「ん?」
「ただずっとアインズさんのそばにいたい」
可愛らしい願いに同意する。
「俺もです。きっと歳をとっても、あなたへの好きは増えてくばっかですよ」
「ほんと?」
「ほんとだよ」
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フラミーはアインズの股間を踏みつけていた。
いや、優しく足で揉んでいた。
「こんなのがいいんですか……?」
「す、すみません……つきあわせて……」
男の人って変わってるなぁと思いながら丁寧に両足で包み、上下させる。
器用に扱き上げ、指で先端の鈴を撫で付けていると足の指の間からはぴゅるりと子種が飛び出た。
「は、はわわわでちゃった」
「あ……はは、す、すみません」
なぜかフラミーが恥ずかしそうにしていた。
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フラミーはアインズの股間を踏みつけた。
「お仕置きです!くらえ!」
「お、お仕置きになってない……」
「ええ!?足ですよ!?」
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フラミーの勧めでアインズはツアーを遊びに誘った。
嫌々だ。
ナザリックに着くなりツアーはアインズをじろじろ観察した。
「アインズ。ちゃんと普段も人の身で過ごしているかい」
「え?……あ、あぁ……。もちろんだろ」
執務中は大抵骨のため、フラミーは否定の声を上げる。
「夜だけ人ですよ!」
「こら!余計な事を言っちゃいけません!!」
アインズの叱責も虚しく──
「フラミー、それは生殖のためということかな」
「ふぇ……あ、あの……えっと……」
自らフラミーは地雷原へ飛び込んだ。
「……言わんこっちゃない……」
「それよりアインズ。ちゃんと人でいないとダメだって言っただろう!!」
ツアーのお説教モードにアインズは辟易した。
なぜこれと遊ばねばならないのだろう。
(は〜くどくど煩いなぁ〜。そう言えば今日のおやつはなんだろう。またクッキーかなぁ)
「聞いてるのかアインズ!」
あからさまに心ここに在らずのアインズにツアーは不機嫌そうな声を上げる。
「あ?何の話だっけ?」
「…………フラミー!!!!」
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今日のフラミーは一味違う。
「ほら、早くなめなめして」
「えっ!?あ、はい」
支配者は大人しく言うことを聞く。
「上手上手」
わずかに早まる呼吸の中フラミーはアインズを撫でた。
「あ、ありがとうごさいます」
「あ、でりゅ」
慌てて咥えてやると控え目な量の液体が口に飛び込んできた。
「えへへえらいえらい」
フラミーはやっぱりアインズを撫で付けた。
「…………じゃあもっとしてあげますよ!!!」
「えっ!!???」
暫くめちゃくちゃな伽は続いた。
「もうでない!出ないよぉ!!」
「して欲しかったんでしょ!良いですよ!支配者ごっこ付き合ってあげます!」
「やめました!やめましたからぁ!!」
「さっきの勢いはどうしたんですか!!」
「ふぇ──ーん」
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今日もアインズがアルベドに押し倒されてイチャつく姿を見ると、フラミーは拗ねて水上ヴィラでゴロゴロしていた。
そのまま微睡み──ふと気付くと、自分の上には何か布が掛かっていた。
「これは、フラミー様、おはようございます」
「わっ、びっくりした!デ、デミウルゴスさん……こんな所でどうしたんですか……?」
フラミーは布がデミウルゴスのジャケットだったとワンテンポ遅れて気が付いた。
「私は近々催されるイベントの下見に。御身こそ、アインズ様とどちらかへ行かれたのではと思っておりましたが……」
「はは、寝てました。疲れちゃって」
「そう、でございますか。まぁ毎晩のことですから仕方のないことでしょう」
苦笑するデミウルゴスの横でフラミーは焦った。
「あ……あわわ……」
「はは。いい時間をお過ごしになられているようで私も嬉しゅうございます」
フラミーはアインズを複雑な感情で愛するこの男に言わせるセリフではなかったと少し反省した。
「あ、あの。ごめんなさい」
「何故ですか?」
「あなたの気持ち知ってるのに……こんな……」
デミウルゴスは苦笑した。
「ですから私は……」
「デミウルゴスさんも辛いですよね」
「……フラミー様、そう思われるのでしたら……どうか私に……いや……これは……不敬だ……」
辛そうにするデミウルゴスが自分と重なり、フラミーは可哀想な悪魔を引っ張ると抱きしめた。
「可哀想」
座っているとはいえ身長差的に抱き締めていてもフラミーがデミウルゴスに埋もれるようだった。
よしよしと背を撫でていると、デミウルゴスもフラミーの背に手を回して目を閉じた。
寛大な至高の存在に今だけは甘えさせて貰おうと。
しばらく背を撫でてもらうとデミウルゴスは体をフラミーから離した。
「フラミー様、ツアーの力を奪いに行く前日の夜を覚えておいででしょうか」
円になって守護者達と座った日を思い出した。
「はい」
「……いつか御身が、自分と子ど──」
「すまないデミウルゴス。それは、どうか忘れて欲しい」
いつもなら気配に直ぐに気付くと言うのに、窓の外の縁側のようになっているところに背を向けて支配者は座っていた。
「手を貸しなさい」
デミウルゴスはゆっくり立ち上がりアインズの元で跪くと全てを察して両手を差し出した。
アインズはデミウルゴスの左手薬指から指輪を抜き取り、右手の薬指に入れた。
「……いつかお前の区切りがついたら、こうしてくれ」
そうしてまた左手薬指に戻した。
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ジルクニフから二人の間には枷と呪いがあると言う謎の噂が神都大神殿へ伝わってきた。
ファン神官長は滂沱の涙を流していた。
「その様な呪いが有りながらもフラミー様は陛下への想いを貫かれたのですね」
守護者達は胸を張り、当然だと全員が頷く。
「いや、まてお前達。なんなんだその呪──」
アインズの言葉は届かず、その場には流石アインズ様と言うセリフが溢れる。
呆然とするフラミーの隣でアインズはあちゃーと手を顔に当てた。
「ごめんフラミーさん。こいつら止まらない」
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「フラミーさんその格好どうしたんですか?」
「可愛いでしょー!何かのキャラの衣装みたいですよ!」
「可愛いです!ほんと可愛いです!いつものメイド達のあれですか?」
今日も世界一可愛い嫁の腕を引いて膝の上に乗せる。
「はひ。日に日に増えてます!」
「いい仕事してんなぁ!メイドに褒美とらせないと」
アインズはフラミーを抱き上げると寝室へ向かった。
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デミウルゴスは恐ろしい場所を見付けた。
「デミウルゴス様、この領域に何の御用でしょうか?」
「パンドラズ・アクター……ここはまさか……」
パンドラズアクターはバッと手を挙げたかと思うと手をくるりと回して口元に人差し指を当てた。
「それ以上言ってはいけません。此処から先は泥の中で咲く蓮の花の如き乙女達が集う場所……」
そのまま両腕を広げ
「デミウルゴス様」
美しく回ると
「貴方に」
胸元に手を当てデミウルゴスへ差し出した。
「此処から先への資格が御有りで?」
「……良いから、この中で不敬祭りが制作されてるのはわかってるんです」
「ああ!ご無体な!!」
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アインズとフラミー、パンドラズアクターは天空城の深池を進んでいた。
罠を破壊し、順調だ。いや、だった。
出来心で少しフラミーとキスしたアインズは妙に盛り上がってしまっていた。
「はぅあぅ……」
「父上、そろそろ進みませんか?」
「……ちょ、ちょっと……パンドラズアクターお前離れて一人で不可知化しろ……」
パンドラズアクターは離れた。
まぐわう。敵地でまぐわう。バカだ。
「も、もうだめ!お外なんて無理ですよぉ!」
フラミーの悲鳴が響く。
「不可知化してるからセーフです!」
「やです!そう言う問題じゃないよぉ!離れてぇ!!」
「離れたら見えなくなっちゃうし、今のフラミーさん不可知化保てるんですか!」
「ひっ無理、むりぃ!!」
「じゃあ離れてなんて言わないの!」
盛り上がりすぎだ。
「あっ!まだ、まだ不可知化保てない!!抜かないで!抜かないで!!」
「……じゃあもう一回してあげますよ!」
バカだ。
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「フラミーさーんいきますよー!」
「あ、あ!待ってください!」
「はは。そんなに慌てなくってもおいてきゃしませんよ」
「へへへへ」
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フラミーはせっせとアインズの後ろを歩いていた。
身長差があるため微妙に小走りめいている。
次のお弁当は何を入れよう。
フラミーは少し余所見をすると、ドンっとアインズの背にぶつかった。
「あっ、ご、ごめんなさい」
「おいで。 」
アインズはひょいと嫁を持ち上げるとそのまま歩き出した。
「わっ!あ、歩けますよ?」
「ふふ。この方が早いです」
(あ────俺の嫁かわいい可愛い可愛い可愛い!)
少しネジが緩んでいた。
+ + + + + + + + + +
久しぶりに宝物殿でアインズはパンドラズアクターと親子水入らずで過ごしていた。
「父上はお美しいですね」
「……何を言っているんだ」
「御身はまさしくナザリックの、いえ。世界の宝……」
「ちょ……なんか、近くないか……?」
妙な距離感で顔を覗かれる。
「あ、危ないところでした……」
「何が!?お前大丈夫か!?」
+ + + + + + + + + +
「ん?ガガーラン。どうした」
たまたま神殿を訪れていた蒼の薔薇のボストロールと目が合う。
「いえ。なんでもねーんですけどね。ただ陛下のオーラがやばすぎてびびっちまいました」
「そうか。私が恐ろしいか」
「い、いや。ほんと、でもすげぇや……」
「お前も登り詰めろよ」
「は、はい!!」
+ + + + + + + + + +
「でみうるごすさ──ーん!!匿ってくださいぃ!!!」
深夜の第七階層、デミウルゴスの自室にヘルプを求める声が響いた。
「フ、フラミー様!?こ、このような時間に来られては困ります!!」
「デミウルゴスさんももう寝るところだった?ごめんなさい、でも、でもぉ……」
「そ、それはよろしいですが、伽のお時間では──」
「やだー!!!いわないで──!!!」
フラミーの悲鳴が響いた。
「アインズ様にここにいることはおっしゃいましたか?」
フラミーはぐずっていた。
「っうぅ……いってにゃいです……」
「あぁ……それでは私がご連絡を……」
「や、やだ!言わないで!」
フラミーは悪魔の腕に縋った。
「そ、そうおっしゃいましても」
デミウルゴスの額には大量の冷や汗が浮かんでいた。
「デミウルゴスさん、お願い今夜だけで良いの。ここにいさせてぇ」
「…………かしこまりました」
明日、いや、あと数分で自分が落ちる地獄を思うとデミウルゴスは泣いた。
「デミウルゴス!!」
地獄は訪れた。
「ああああああいんずさま……違うんです……」
その腕にはすがり眠るフラミーがいた。
「れみうるごすさぁん」
「わわわわわ」
うにゃうにゃいうフラミーにデミウルゴスは焦った。
しかし──(か、かわいい…………)
「あ!お前今!!」
「はっ!!いえ!可愛いなどとは思っておりません!!」
「……それはそれで問題だな?」
「……は?」
+ + + + + + + + + +
自分の上でよがるフラミーをアインズは眺める。
「……またお尻入れていいですか?」
「ええ!!??それだけはやめてください!!!」
「いや、ほんとモノはいれないんで、指だけ……」
「やだ!!むりです!!!!」
「やっぱりだめかぁ」
秘部から水分を取ると、アインズは指をつぷりと入れた。
「やだってばぁ!!」
「ゆっくりします」
優しく丁寧にほぐす。
「気持ち悪い!気持ち悪い!!やだ!!!」
無視して続ける。
「汚い!ぎもぢわるい!!!もう!!!!
大っ嫌い!!!!」
アインズはその言葉に背筋を凍らせた。
「はっ!や、やめます!!!やめますから!!!」
「知らない!!」
「わわわわ許してください」
「許さない!!」
翌日
「む……」
アインズは再びフラミーの尻に指をわずかに入れた。
「だから何で!!」
「いえ……ペロさんの本に、続ければ良くなると……」
「気持ち悪いだけです!!」
「おかしいなぁ」
どさくさに紛れほぐすを
「ひぃ……ひぃ……きもちわるい……」
「続ければ気持ち悪くないから」
「続けない!!」
「今日も頑張って偉いね」
フラミーの顔が少し緩んだ。
「……えらくない」
「えらいえらい」
「うぅ……」
+ + + + + + + + + +
今日のフラミーも一味違う。
アインズを謎のマジックアイテムで拘束し、ひんひん言わせてやると跨っていた。
「俺、本気出したら拘束無効持ってるんですからね」
「えっ!こ、このっ、あぅっ」
「もっと頑張らないと」
「ひぅ、ひぅ、このぉ」
「……茶番はここまでですよ」
「はぇ……?」
フラミーは下から滅茶苦茶に突き上げられた。
+ + + + + + + + + +
「ほら!!支配者なるんでしょ!!」
「な、なりますっなりますっ」
「そんな支配者いないですよ!俺にいつまで支配者させるんですか!」
「はぅっ、ご、ごめんなさい!あいんずさん!」
「支配者への態度じゃry」
+ + + + + + + + + +
またまた今日もフラミーは一味違う。
せっせとアインズを降参させるために腰を振る。
が、果てそうになるとついセーブしてしまう。
「っふぇ……無理……あいんずさん、おねがいぃ」
「……ちゃんとお願いしてくれたら良いですよ」
「あいんずさまぁ」
アインズは微笑んだ。
+ + + + + + + + + +
今日も支配者たちはとろけていた。
「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!」
「今日という今日は許しません!」
「いっつも許してくれないくせにぃ!!」
「そんな事ないです!今日は──
いつもよりすごいですよ」
清々しい笑顔にフラミーはひっと背筋を震わせた。
+ + + + + + + + + +
「このハンドサイン知ってます?」
フラミーは人差し指と小指を立てた手をアインズに向けた。
「なんですか?」
「これ、コルナサインって言うんですけど、悪運や邪視を祓う意味もあるほか、サタンやサタン崇拝とも関連性がある。 ばいウィキペディアなんですよ!」
「え!じゃあフラミーさんのサインですね」
「うふふ。覚えてくださいね!」
二人はキツネのような手をちゅんと付けあった。
+ + + + + + + + + +
ある晩デミウルゴスはエッチな夢を見ると──パンツの違和感に飛び起きた。
激しい羞恥と己の馬鹿らしさにデミウルゴスは苛ついていた。
ごしごしとパンツ洗ってると、ノックが響く。
「デミウルゴスさーん今日のお弁当ですよー!」
「っあ!!フラミー様!!??」
デミウルゴスは待たせることも不敬だがこんな状況も不敬だと焦る。
しかし、待たせる方が不敬かと入室の許可を叫んだ。
フラミーはお邪魔しまぁすと声をかけるとテテテ……とデミウルゴスに寄ってきた。
「あら?汚れちゃったんですか?洗ってあげますよ?」
「結構です!!本当に本当に結構です!!!!!!」
+ + + + + + + + + +
「おはようざいまぁす」
フラミーはアインズの隣で目を覚ました。
「おはようございます」
(かわいい)
「今日は何着ようかなぁー」
フラミーはアインズの隣で唸っていた。
「なんでも似合いますよ」
(かわいい)
「アインズさんは何色が好きなんですか?」
フラミーはアインズを見上げた。
「フラミーさんが好きですよ」
(かわいい)
「またー!ちゃんと答えてくださいよぉー!」
フラミーはアインズの隣で少しむくれた。
「ふふふふ」
(かわいい)
絵文字で会話させてたものをまとめました。
なんだか可愛い優しい日常ばっかり。
うふふ。