フラミーと久しぶりの夜を共にした翌日の晩。
今日もフラミーは授乳もあり疲れて早々に寝てしまった。
アインズは眠らせてあげたいという思いと、愛しさから肌を重ねたいという思いがぶつかり苦しんでいた。
「……だめだよなぁ」
すやすやと気持ちよさそうにアインズの腕の中で眠るフラミーの長い睫毛を見ながら呟いた。
「……かわいい……」
唇をふにりと押すと、柔らかすぎて、なぜか唸り声を上げたくなる。
「……うぅ。俺はご病気だ……」
これ以上フラミーを見ていては欲に負けそうだ。
アインズはフラミーから僅かに離れ目を閉じた。
「んゅ……あいんずさん……」
ごそりとフラミーがアインズに近付いた。さっきより余程近い距離になると、前より大きくなった胸がアインズの体に押し当てられる。
「っ…………あぁ"……」
片手を目に当てるとアインズは奇怪な鳴き声を上げ、フラミーを正面から見つめた。
静かにバレないように手を己の股間へ伸ばす。
柔らかそうなフラミーの胸を見ながら、股間をまさぐった。自分のものを。
「…………」
布が擦れる音が鳴る。
「っは……。っはぁ……っ……」
無垢に眠るフラミーを視姦し、自分を静かに慰める。
ズボンの中で捨て吐いてしまっても魔法があるので問題ない。
アルベドやシャルティアが聞いたら発狂するだろうが、何の気負いもなく精を捨てられる。
アインズは胸を見ながら自分を慰めていると、物足りなくなり始めた。
フラミーに腕枕していた腕をこっそり、じっくりと抜き出すと、近頃はナインズに独り占めされている実をぷにりと押した。
ちらりとフラミーを伺うが起きる様子はない。
恐らく胸を触られ慣れている。
微妙に不愉快だった。
アインズは若干の嫉妬心に突き動かされ、ごそごそと下に移動すると、フラミーの胸に顔をもふりと埋めた。
もふもふと胸の感触を顔面で楽しみながらしごく。
フラミーは昼寝するときにナインズにこうされている事が多いのだ。
(おっけーおっけー)
支配者の脳内は薔薇色だ。
開いた胸元に優しくキスをし──そして起きないか確認。
起きる様子はない。
アインズは再び胸元に唇を当てると、今度はちゅうっと吸うようにキスをした。
キスマークを付けたら、明日起きたときにフラミーは驚くかなとアインズは少しワクワクした。
段々とのってきたアインズは大きく育った乳房に付く突起を、パジャマの上からハムリと口にした。
吸って、舐めて、たまに押す。
「っん……っんん……」
声が上がるが起きる様子はない。
わずかに乳が染み出し、アインズは夢中でフラミーの胸をしゃぶった。
「……もうこれいいか」
そういうと前方縦一列につくフラミーのパジャマのボタンをぷちぷちと外し始めた。
露わになった胸にどきりと心臓が跳ねる。
アインズは再びしゃぶりついた。
(本当ずるいな。うん。ずるい。九太はずるい)
何度もずるいずるいと思いながら胸を存分に楽しんでいると、ぽんっと頭に手をおかれた。
「っあいんずさぁん……」
「あ……はは。おはようございます」
アインズは若干の罪悪感を感じながら、急ぎ己を握る手を止め何事もなかったようにズボンの中から引き抜いた。
「もぉ……なにしてるのぉ……」
「あ、あじみ……」
ぽこりと頭を叩かれると、父になった男はへへへと笑った。
アインズはフラミーと視線の位置を合わせると触れるだけのキスをした。
嫌がられる様子がないことに喜びつつ、少しづつキスの長さや方法を変えていく。
二つの口は同時に開き、ねっとりと二人の舌は絡まった。
そうしていると、下手にいじっていたものが吐き出す時を期待し始める。
衝動に任せフラミーの胸に再び手を伸ばす。
すでに露わになっている胸を持ち上げるように揉みしだいた。
手の中いっぱいの柔らかさに思わず舌舐めずりしてしまいそうになる。
熱を帯びるほどによく揉み、片手を下へ伸ばしていく。
今度は自分ではなくフラミーのものを手のひらで包んだ。
きちんと硬くなっていることに安堵し、数度パンツの上からしごくと、フラミーは声を抑え、少しだけ喘いだ。
可愛いが、出しては寝てしまうのでこちらは今はそっとしておく。
アインズはパンツをずらし、ムァッと熱気を帯びる場所に触れた。
とろりととろけた感触がたまらない。
慎重に指を一本挿入すると、蜜をかき出すように、肉をなぞるように内部を刺激する。
フラミーはぱじゃまを噛んで声を殺していた。
そっと二本目を入れると、フラミーの声がわずかに響き、アインズはその口に手を当てた。
「しーですよ」
優しく微笑むと、フラミーは何度もうなずいた。
真っ赤な顔に激しく欲情しながら、フラミーの好きな場所の刺激を続けていく。
動きを調節し、イかないように気をつける。
二人は静かに静かにその時を過ごした。
挿入欲が高まり過ぎる。
アインズは身を起こし、フラミーの足を軽く掴むととろりとぬめりが溢れ出している場所にあてがった。
「やさしくしてくらさい……」
「うん。やさしくするね……」
振りだろうかと考えながら、グッと身を沈めていく。
ゆっくりと奥に向かい、ゆっくりと引いていく。
二人はたった今起きた快感に身を震わせた。
じっくりと、射精する為ではない、愛を確かめ合う動きを続ける。
声になるかならないかという吐息がフラミーから何度も漏れた。
二人とも目を閉じ、その場所の感触に目一杯集中した。
呼吸と同じスピードでピストンを続ける。
吸いながら挿し込み、吐きながら抜く。
奥へ行くとキュウッと可愛らしく締め付けられ、アインズの射精欲は高まる一方だ。
単調にならないように角度を変えながら肉壁を丁寧に擦り上げる。
「っん……っぁ…………っはぁん……」
フラミーの声に誘われるようにアインズは少し動きを早めた。いや、早まってしまう。
「っあっ……んんんっ!っはぁ……」
二人は唇を噛んで刺激に耐える──耐えるが、限界もある。
ぱんっぱんっと肉同士のぶつかる音が鳴り始めると、二人は暑くてもなんでも布団を頭までかぶった。
そして身をこれでもかと寄せ合い、ついにはじゅぽじゅぽと酷くいやらしい音を鳴らし始める。
「っあっあっ!さとるさぁん!」
もはや明確すぎる喘ぎを上げるフラミーはパジャマを噛むこともやめ、口を半開きにして夢中で鳴いた。
「っあぁっ……!ふみかっ、ふみか可愛いよ……!」
フラミーに誘導されるままキスをし、アインズは二つの繋がりを持ちながら優しく腰を振った。
そして、フラミーの内部の脈動を感じると、数度荒々しく打ち付け絶頂へ押し上げる。
「っや!っやぁ!!っふぁ、っんあぁん!!」
どこか泣きそうな声だ。
同時にきつく圧力がかかり、搾り取られるようにアインズは精を吐き出した。
二人は布団の中、何度も肩で息をした。
「や、っていったのにぃ」
フラミーの悪態に、あれは本当にやだったのか?とアインズは内心首を傾げる。
「ダメでした……?」
「あんなのしたら、もっかいしたくなっちゃう」
フラミーはツンっとアインズを触った。
「じゃあ、もっかいね」
久しぶりの一回ぽっきりじゃない夜にアインズは少年のように笑った。
よかったねぇ!!(無邪気