アインズは執務室で抱いているフラミーの胸に鼻骨を近づけて匂いを吸い込んでいた。
何やら知らない匂いがする。
「えっち」
コツン、と頭蓋骨を叩かれるとアインズは顔を離した。
「あ、いえ。すみません。何かいつもと違う匂いがするなぁ……と」
「あぁ!よく分りましたね。これね、タリアトさんが羽のお礼だって送ってくれたヘリオトロープの香油、ぬってみたんです!焚いても良いそうなんですけど、こことね、ここと──ここ」
フラミーは首筋と手首を指差すと最後に胸元を示した。
それを聞くとアインズは執務室で控えているアルベドにぴっと手を挙げた。
「…………お前はここで少し待ってなさい」
「畏まりました」
「アインズさん?」
アインズはフラミーを連れて寝室に入った。ぱたりと扉が閉まる。
「アインズさんも塗ります?」
「塗らないです」
ベッドの真ん中にフラミーを下ろすとタオルを取り出し、首筋を優しく撫でた。いや、拭いた。
「この匂いあんまり好きじゃ無かったですか?」
「良い匂いですけど……あいつが贈った物なんて嫌なんです」
どストレートに文句を言うとアインズはフラミーの服を半分だけ脱がし始めた。
そして塗ったと言う胸元にふたたび顔を近づけて嗅ぐ。
「……俺が贈ったら俺の香油着けます?」
甘い匂いがするので谷間を舐めてみるが、苦かった。
「っひぅ!つ、つけますよぉ。くれるんですか?」
「贈ろうかな。クリスマスプレゼント」世の中はクリスマスなどはなく、ナインズの生まれた日として盛り上がっている。アインズは少し考えもう一度舐めてみた。「──俺が送るのは味の良いヤツにしよう」
舐めること前提の支配者はそう決めると谷間を丁寧に拭いた。
首筋も舌を這わせてから丁寧に拭く。
「ッ……神都いくんでしょぉ……」
フラミーの声にアインズは首を振る。
「そんなの後でも行けますよ?」
尖り長い耳までゆっくりと舐めるとフラミーはぷるりと震えた。
無味のフラミーを味わい、再び首筋の苦味を舐める。
アインズは苦さを持ったまま唇を合わせ、開かれた口の中に侵入した。
「ん……にが……」
舌を絡ませていると味は消え、交換する唾液は無味になった。
キスで脱力したフラミーの体に手を這わせ、胸を包むと優しい手つきでなぞるようにまさぐった。
「っふぇ……もぅ……」
以前よりも母乳が出にくくなってきている。
よく揉んで柔らかくし、乳首をきぅと摘むと僅かに乳が垂れた。垂れた乳を舐め、突起を舌で刺激しながら性感を高めていった。
自分のものにするまでもう少し。
「んぅ……っは……はわぁ……」
フラミーから漏れる声に満足し、顔を寄せるとまだ首筋から匂いがした。
「全くしぶといなぁ」
「ふぇ?何がぁ?」
火照るフラミーの身体の向きを変えさせて、うつ伏せにさせると後ろから抱きしめて首筋を拭き、舐め、すんすんと鼻を鳴らした。
「わんちゃ……ん……」
「ふふ、確かに。今日はわんわんですよ」
後ろからアインズは屹立しているモノを押し当てた。
フラミーのはどうかなと体の下に手を差し込み確かめると、きちんと勃っていた。
手の平で包み、後ろから押し当てるように体を動かすとフラミーの体もベッドとアインズの手に押し当てるように動いた。
まず間違いなく経験したことのないであろう
フラミーとアインズ二人分の体重で圧迫し、こすり押し付ける。
初めての感触にフラミーは困ったような顔をして小さく声を漏らしながら身を震わせていた。
余っている手で柔らかな唇をむにむにと触ると唇は開き、ちぅと指を吸った。
「っ……」
柔らかな舌が指を這うとアインズは人の尻に自分のものをぐにぐにと押し付けた。
「っぁ……」
フラミーのものも掌に押し付ける形になり、小さな声が指の隙間から漏れた。
ぬちゅぬちゅと口内を撫で、小さな舌を可愛がりながら腰を押し当てた。
「んむぅ……っあ……あんぅ……」
フラミーは自分の声が大きくなることにも気付かず、腰を一緒に動かした。
しばし二人で独り相撲を取ると、アインズは下から押さえていた手を割れ目に沿わせた。
ぐちゅと指が埋もれるとたまらなく愛しくなり、その耳元で何度もささやいた。
「文香さん、好きだ……好きだ……」
朦朧とするようなフラミーは何度もうなずいた。
「わたしも……すき……悟さん……っあ!」
指の侵入を感じるとアインズの下でフラミーは身を捩った。
「やぁ……出しておしまいじゃなぃのぉ……」
そうは言うが、フラミーのここは相当に挿入を期待しているようだった。
「ここでやめちゃうんですか……?」
「だってぇ……外で待ってるのにぃ……っあ!っあ!あん!」
中指でザラつく場所を恥骨に向けて押してなぞるとフラミーは犬のように鳴いた。
「俺は挿れたくって爆発しそうです……。フラミーさん……」
くちゅくちゅとよくほぐしながらアインズは頼んだ。
そもそも射精したいから肌を重ねたいわけではないしとアインズは腕の中で震えるフラミーの首筋を舐めた。
「フラミーさん、挿れさせて……。挿れさせてくれたら出せなくても良いから……」
自分の宝物を独占しようと二本目を挿れる。
ゆっくりと撫でてフラミーの快感を蓄積させた。
「っあ……っあぁ……そんなにいれたいのぉ……」
「そんなに挿れたいです」
駄々っ子のように頼みながら、フラミーを目一杯愛でた。
自分しか聞けない声を上げさせて、汗をたっぷりかかせて、その後風呂で香油を流す。完璧だ。
「文香、だめ?」
アインズは指を抜くと股間の間に竿を当て腰を振った。
すまたで後ろからぬるぬるとよく滑らせると間違えて挿入してしまいそうになり、時に一瞬だけヌッと穴の入り口に押し当たり、また表面を擦る。
フラミーは頭がおかしくなりそうな程にもどかしい動きに遂にうなずいた。
「ちょっと、ね?ちょっと」
「ふふ、ありがと」
フラミーの腰を軽く持ち上げさせ、尻を突き出す格好にさせるとアインズはそこを眺め、ぴたりと先端を当てた。
「ちょっとだもんな」
ゆっくりと挿入していくと、フラミーはシーツをぎぅと掴んだ。
「っんんんん!」
しばし穴がこなれるのを待つとゆっくりと前後に動いた。
ぬちぬちと鳴るたびにフラミーは身をよじらせた。
「っあ、っ……うぅ……っあ!やめ、まって?まってぇ!」
「苦しい?」
待ち、顔を覗き込むと恥ずかしそうに目に涙を溜めるフラミーは快楽の底のようだった。
「へ、へーきだけど……待ってぇ……」
「かわいいね……ふらみーさん……」
アインズが髪を優しく撫でてやるとピクリと背は震えた。
その背に指を這わせ、尻に手が戻ってくると、掴むようにし腰を引いた。
「そろそろ良いかな」
「っあ、ま、まだっ、まっ!!あぁ!!」
尻を掴み前後に動かさせながらピストンされるとフラミーはあまりの刺激に耐えもせずに軽くイクと上手に鳴いた。
「っあん!っ……ぁ!あぁ!っひぅ、ひぅ!」
大きなストロークで戻っては行ってを繰り返して何度も全体を満遍なくいじめた。
パンパンっと肉のぶつかる音を聞きながら再びフラミーの口に指を入れる。
たっぷりと体が重なり合い、二つの穴を味わう。
ぐちゃぐちゃとあちこちから音が立ち、これでもかとフラミーを感じた。
昼にナインズをナインズ番に預けていられるうちにまぐわうのがベストだとアインズは確信する。
そろそろナインズにも部屋を与えようとアインズは微かに残る理性で思った。
いろいろな角度で責め、フラミーの興奮が高まるのを締め付けから感じる。
アインズは先にイッてしまいそうだが、フラミーには出すことは言わなかった。
「愛してるよ、愛してる!フラミーさん……ッ!」
一気に激しく強く打ち当て、孕ませてやろうと最奥で注いだ。
「っあぁ……!でてるぅ……」
「気のせい……。気のせい気のせい」
疲労無効のアインズは射精後すぐの敏感すぎる肉棒を休みなく動かし、直ぐに硬度を取り戻した。
ぐぽぐぽと自分の出した白濁を膣口から掻き出し、滑りすぎて快感に狂いそうになるのをなんとか耐える。
このまま後ろからかぶさっていたらフラミーをぶっ壊しそうだった。
「っつぅ……っく……お、おいで!」
たまりかねたアインズはシーツにしがみつくフラミーを抱き起こし、背を向けさせた状態で寝転んだ。
自分の上にはフラミーの綺麗な背中と左右にだらしなく垂れる翼。
フラミーはアインズの上で何度も肩で息をしていた。
「ゆ、ゆっくりでいいから……好きに動いていいよ……」
躊躇いながらフラミーはピストンではなく前後に動いた。
「っあ、はぅ……うぅ……はぁ……あぁ……」
「っはぁ……はぁ……っく……」
開いている太もも持つと前後の腰の動きを手伝い、下から優しく突いた。
動き方を教えてやるように犯していると、フラミーとの接合部からはどんどん精液がこぼれた。
「ふらみーさん、次は男の子がいい?女の子がいい?」
「っつ、つぎはっ、つぎはぁ、女の子がいい」
「俺もそう思ってたよ。また孕まないとね」
「うん、うん、あいんずさんの子また産むぅ」
膣がアインズを求めるようにきゅんきゅんと締まるとアインズはフラミーが後ろについている腕をとった。
「ありがと、俺九太の時よりもっとフラミーさんの力になるからね」
そう言うと、フラミーが「たくさん力になってくれたよ」と伝える前に手を引きながら下からズンズンと突き上げた。
「っあぁ!!っぁ!!っんあぁ!!」
「しばらくまた篭ろうか?」
絶頂させようと休みなく犯してやる。フラミーは喘ぐばかりで何も聞こえていないようだった。
「家族が増えたら、次はフラミーさんが好きな名前をつけて下さいね!」
子宮口に入ってしまいそうなほどに引っ張り何度も何度も打ち付ける。フラミーは自分の腹の形が変わってしまうのではないかと思った。
その度に脳まで電流が走る。そしてある一突きがズンっと深く入った瞬間、バチリと火花が散ったのが見え、一瞬息が止まった。
「ッッ──!や、やめっ!」
とても制御できない快感が二人を襲う。フラミーはびりびりと子宮から上がる感触に任せて何度も体を震わせた。
「っえ、ごめ、今止まれなっ、っく!!」
アインズは勢いよくフラミーの脈動する内部に吐き出した。
「っあぁ!あぁあ……あぅぅ……あぁ……」
抜こうと足に力を入れるがフラミーの腰は砕けていた。
後ろから支えてやり、ゆっくりと引き抜くとヌポンっと栓を失いフラミーは白濁液を漏らしへにょりとアインズにしなだれかかった。
「ふぁ……もう……外出れない……」
抱き寄せて寝転がると、まぁそれもいいかなとアインズは顔を綻ばせた。
二人の体は汗でベトベトだったが、気にもせず互いを抱いた。
ふぅ
前回のが一ヶ月ぶりの裏の更新だったと言われちゃんと更新した!!