各種性癖お取り揃えの眠夢裏ですが、男と男は初めてですね!?
Re Lesson#26 放埒の旅 程度まで読んでからがよろしいかもしれないだす!
ナインズは机で頬杖をついてぼうっとしていた。
(レオネは今日も元気だったなぁ)
喜ばしいことである。
木陰に来て、髪を撫でてくれて、幸せを祈って立ち去って行った。
(父様の言う通り。あんな子他にいない)
これ以上ない友人の姿に「ほぅ」と優しいため息が出る。
ナインズもレオネの髪を撫でてやりたい。
柔らかい髪は子供の頃と変わらない石鹸の匂い。
柔らかい肌は子供の頃より張りがあって、もうぷにぷにした幼さはない。
(……触れたいのは恋?)
立派すぎる椅子にもたれ、目を閉じる。
(……閉じ込めたいのは恋)
閉じ込めたくはない。
彼女が誰か素敵な人の手を取って駆け出して、いつか子供をたくさん産んで、ナインズもその子達に会わせてもらう。
信じられない程の幸福の中で、彼女が笑って駆け回る姿が想像できる。
(……胸がいっぱいだ)
胸がいっぱいなのは恋。
ナインズはまた優しいため息を吐いた。
相手はロランだと良いなと思うのは小さなエゴ。
知らない男じゃあ、それが良い人でレオネを幸せにしてくれるか分からない。
絶対に幸せにしてもらわなくては困る。
幸せにしてもらえないならナインズがここに連れ帰って、幸せにしてやりたい。
(……閉じ込めたいのは恋)
ナザリックに暮らすようになったら、毎日あの髪を撫でて、口付けを送るのに。
もしここで生きてくれると言ってくれるなら、それは多分ナインズを受け入れてくれると言うことだし。
あの髪も肌も、唇も。
柔らかな全てはきっとナインズを包んでくれる。
ナインズは顔を赤くすると、顔を上げた。
「……ごめん、皆出てくれるかな」
メイドや
ああ、自分がこう言う時嫌になる。
あれ程清い人を想像して、こうして欲情する自分の浅はかさが辛い。
赤い顔のまま、大きくなって血の通いすぎる場所を取り出す。
(……………)
レオネの肌を思って握ってしまう。
しごく度に、彼女の体を思ってしまう。
誰かの妻になる人なのに。
でも、もしここで生きてくれるなら、全てを見せてもらって、皮膚を撫でる。
多分まだ男を知らないレオネは戸惑うんじゃないだろうか。
やめてなんて怒られる気がする。
きっと自分ですることもない。
細い腰を揺らして、小さな胸が揺れて、恥ずかしいと叫ぶ。
幸せにするために、ナインズはきっと頑張る。
何も分からないと言う彼女に、自分も何も分からないくせに、大切にねぶって、こねて、混ぜて、数えきれない絶頂の後に受け入れてもらって、彼女がもう十分というまで、いつまでもいつまでも自分の聖女を犯すのだ。
触れない場所がひとつもないほどに。
ああ、そうだ。奥に触れてみたい。誰も触れたことのない彼女の一番奥に。
自分が良くなることより、彼女をよくしてやりたい。
彼女の顔はどんな風になるんだろう。
中を大切に指で混ぜて、擦り上げて、外の芽を吸ってやって、膣の中が水分で満ちる。
きっとそこは柔らかくナインズを迎えてくれて、好きだ好きだと食い締めてくれる。
ナインズはきっとたまらなくて──
ナインズは迸りを感じると手で受け止め、肩で息をした。
「……僕って最低だ」
<
第六階層。
「え、えぇ?自分でするのかって?」
一郎の単なるログハウスだった家はすっかり屋敷じみていて、一郎太は自分の部屋の机から振り返った。
なんだかんだとやはり真面目な一郎太は学校の授業を振り返っていたところだった。
部屋に訪れ、何の断りもなくベッドに座るナインズを目で追った。
「うん……。僕、本当自分が嫌になる……。人の裸とか想像したりして。特に──いや、うん……」
「……えー……そのくらい誰でもするから。どしたんですか一体」
「いけない想像をして、皆に部屋を出るように言うのもきつい。最後に<
「……なるほど?」
本来ミノタウロスは大変性欲が強い種族である。人間の女を攫って犯してしまうほどである。
一郎太は第八階層で燃やされる前の自分の部屋のゴミ箱に罪悪感を持ちながら頬を掻いた。
「えーと……いけないと思わなくていんじゃないですか。俺たちお年頃だし。そう言うもんでしょ」
「……そう言うもんかなぁ。生産性を感じないよ」
「ははは!そりゃせっかく生産したもん捨てるからね」
「も〜真面目に聞いてよ〜」
人のベッドの上でじたばたするナインズに一郎太は笑った。
「でも捨ててやんなきゃ収まらないんだから仕方ないですよ」
「一太は捨てた後どう思う?」
「スッキリしたー!今夜の晩飯何かなー!」
「えぇ〜嘘だぁ」
「ほんとにほんとに。ナイ様は?」
「僕って最低だ……」
「……こじれてんなぁ。どうだったらそう思わないわけ?」
思案げに腕を組み、唸る。
「……相手がいて受け入れてくれなきゃ無理かも」
「また贅沢言ってますね。まぁ、ナイ様だったら受け入れない人いないから呼べば?呼んだら親にバレるってんならどっか行く?娼館」
「嫌だ。愛がないし、お金で買いたくない」
「出た……。愛があって受け入れてくれてって、それもう恋人ですよ。真面目に誰かに告白して作るしかない」
「えぇ〜。僕には無理」
「えぇじゃないですって。じゃあ、行くの?娼館」
「行かない。大体僕たち未成年だろ」
「分かりゃしないってぇ。ナイ様幻術だってあんだから」
「一太だって同じ部屋入ることになるぞ」
「……それはちょっと嫌」
お手上げと、ベッドから足を下ろしたままのナインズが転がる。
一郎太も机を離れ、ベッドに転ぶとため息を吐いた。
「想像する相手の許可がなきゃオナニーひとつできないなんてナイ様も苦労してんなぁ。まぁ、
「うわ!!や、やめてくれ!!そんな言葉は聞きたくない!!ぼ、僕はそんな事したいなんて思ってない!!」
「はいはい。そうですね」
潔癖症に笑ってしまう。
「あぁ……なんか、僕って馬鹿の代表みたい……」
「本当に。頼めばメイドだってしてくれるってのに。あ、そうだよ。ナイ様ナザリックの中にいる人は基本愛してんでしょ。そうすれば良いんじゃないの?」
「無理に決まってんでしょ。相手も嫌だよそんなの」
「ははは、嫌じゃないって。皆喜ぶよ」
「嘘つくな。じゃあナザリックにいて僕が愛してるからって、一太は僕にそんなこと頼まれてできるのかよ」
「え、お、俺ぇ?女選んでよ」
隣に転がるナインズに苦笑すると、ナインズはむくれた顔でじっとりと一郎太を睨んでいた。
「ほら、できないじゃんか。皆一緒だよ」
「い、いやぁ。頼まれりゃするよ。うん、喜んでしますとも。我が至高の君」
「君、本気じゃ──あ、え、一太」
第九階層のベッドと違ってギジリと軋むベッドに一郎太が手をつく。
ナインズはまたたいた。
「俺も自分しか経験ないから分かんないからね」
「いや、僕──」
大きな手があそこに触れて撫で上げる。
友達にそんな真似をされては肌が粟立つ。
ナインズは思わず体を起こした。
「ち、ちょっと──」
撫で回されると痺れに包まれるようだった。
「一太!何すんの!」
「こうじゃないって?」
何かを勘違いされている気がする。
いつも拳をぶつけ合っているはずの手は信じられない程優しく太ももを撫で、慣れた手つきであっという間にズボンからモノを出した。
「違うよ!君、恥ずかしくないのか!!」
「恥ずかしいに決まってんでしょうが。もー。頼むよこっちだって恥ずかしいんだから」
顔を逸らして続ける一郎太の耳は赤い気がした。赤毛に包まれているのに。
足の間に平気で膝をつき、友はまだへんにゃりとしたものを舐めた。
「っひぇ、な、なんて事……」
何度も肉厚で長い舌が裏を這うと、この感情をよそに触られる物体は硬くなり、一郎太の手は優しく上下した。
「ん、固くなった」
「ち、違うんだって!一太!」
男同士だから分かってしまうスピード感のようなものが腰の奥に熱を溜めていった。
「はー、ナイ様こう言う趣味とは知らなかった」
「そう言う趣──君!!」
大きな口がぱかりと開き、咥えられると、舌は巻き付くようでナインズは思わず一郎太の頭を抱えて蹲った。
舐め上げ口で扱かれ、吸い上げられるとそこからたまらない刺激が広がって行く。
「……はっ!……きみ……!もう……な、なんなの……!」
苦し紛れの声を上げると、手がそろりと柔らかい陰嚢を撫でると思わず声が出そうになった。
これが自分しか知らない男のすることか。
二点も刺激が送られて腰が疼き引けてしまう。
「で、出ちゃう……!もう、おしまいにして……!」
一郎太の耳がぴくりと動く。
ちらりと見上げられ、ナインズは赤すぎる顔で見下ろした。
「ん」
返事は一言。
逃げようとしていた腰に腕が回り、突然動きは加速し、強くなった刺激にナインズは「ぅあっ!」と声を上げた。
快感が止まることなく押し寄せ、捕まえられている腰が前へ前へと動きそうになった。
「っぅ……!っ……!っは……!」
奥を求めて、情けない本能が必死になっている。
ナインズは首を振った。
「一太っ!」
一郎太からは返事もない、顔もあげない。
後孔すらひくつきそうになる中、ヂュッと音が鳴り、ナインズは思わずそこに白液をまいた。
「──ッ!!」
角を避けて一郎太の頭を抱え、震えながら数度に分けてやってしまった。
「っは、っぅ……っはぅ……!」
ぽん、と音を立てて口が離れる。
胸の中から一郎太が顔を上げた。
「い、いちた……ちがうんだよ……。ごめんね……断れないのに……僕の言い方が悪かった……」
「ナイ様、あのさぁ」
「うん……」
「俺、やばいかも」
「なにが……?」
冷静な雰囲気とは裏腹に、ペロリと唇を舐めた一郎太の目は爛々としていた。
「……一太?」
「俺、人間なんか食わないけど、うますぎる」
「え……」
「ごめん、信じられないわこれ」
軽い力で簡単に持ち上げられ、ベッドの縁から真ん中へ移動させられる。
一郎太は簡単に脱げかけだったナインズのズボンを引っこ抜いた。
「もう一回。頼む。お願い。お願いナイ様」
「っち、ちょっと!一太、も、もう出ない!」
「出ますって。いいじゃんか。減らないですし」
「で、出ないよ!それに減るに決まってる!!」
「減らない減らない」
出たばかりで敏感になっている場所に息が止まるような快感が迸る。
先端を舌がはい、残った体液まで搾り上げられる。
「っぅぅぁ……!」
背中と腰をベッドに押し付け、つま先が開いてしまう。
びりびりと震えそうになっていると、つん……と後ろの孔に指が触れた。
そこはいつの間にか一郎太の唾液でベトベトになっていた。
「俺も頑張るからさ」
そういうと一郎太の指はぐぐぐ……と圧をかけ、ぷつりと先端が侵入した。
「っいちたぁ!?」
「良いって聞くじゃん。出せるように頑張るから任せといてって」
「任せ──っあ!」
女のような声が出る。太く逞しすぎる指が一瞬触れたところが痺れる。また一郎太が咥えた場所が一気に熱をもった。
「き、聞くって!誰が君にそんなこと教えるんだよ!!」
一郎太の指は先ほどのナインズの体が痺れたところを探して内壁をゆるゆると撫で上げた。
「っ──!!き、気持ち悪い!!」
「いいとこ探してるから、待って」
こんな所があるかもわからないまま、再び先ほどの場所に一郎太の指が届く。ツンと快感がナインズの背を抜けた。
「っあっ!」
「ははは」
笑い事じゃない。
腹の中からの刺激が信じられないほどに強く、ナインズは足を震えさせて後ずさった。
「も、もう……っんん!変なこと……い、言わないから!っあ!」
「行かないで」
片足が掴まれ、大きく開かれる。
後ろを犯す指が自由を得たように動きまわり、吸い上げられる茎が痛むほどに膨らむ。
「っは……!っうぅ……!」
「出る?出せる?どう?」
不意に顔を上げてくると、涙目でナインズは叫んだ。
「だ、出せない!!君の尊厳の問題でもある!!早く記憶を消してもらわないと!!」
「何もとって食いやしないよ。ちょっと舐めるだけだから」
足を掴んでいた手が離れ、服をたくし上げると肉棒を掴んで一気に擦り上げる。
「っあぁ!っんぅ!君の!君のために言ってんの!!」
「全部終わったら消してもらうからさ」
一郎太はぺろりと舌なめずりをし、ナインズの反り返った喉から泣くような声が漏れた。
「いちたぁ!っあぁ!」
白濁がわざわざ出された腹の上に散りばめられる。
一郎太は腹の上のそれも舐め、ぞりぞりとした舌の感覚が体を這った。
「っはっ……!っはぁ……!っは……!」
そして、また残りを搾り取るようにギュッと掴まれて上へ引き伸ばされる。まるで乳牛の搾乳だった。
「うーん、うまい。うますぎる。ナイ様、後ろ良かった?」
「こ、殺す気か……」
「そりゃ何より。ね、もう一回だけ」
「だめ……。僕は疲れた……」
一郎太はムゥと頬を膨らませると、もう一度腹を舐めた。
「っ……おしまいだってば」
「うん、でもまだ臭いもする」
「勘弁してよぉ……」
「それに、ちょっと俺も興奮した。ナイ様あんあん言うんだもん」
「言ってない……。変態か……」
「変態でもいいよ。ね、お願い。あと一回だけ」
腹を隠そうとする両手を縫い止めるように捕まえ、一郎太の舌は胸をなぞった。
「頑張るから」
「おしまい!っねぇ!聞いてるの!!」
「うん、聞いてる。気持ちいいって言ってる」
「言ってない!」
一郎太の手は強く、逃れようとしても手は捕まったまま離されることはなかった。
一度も意識もしたこともなかった胸の突起にぬろぬろと舌が這う。
もどかしい感覚が襲うとナインズは唇を噛んだ。
「な?ナイ様。多分気持ちいいんだよ。ここも固いよ」
そんな声が胸元から聞こえてくると、羞恥に顔が赤くなった。
一郎太の腹に、ナインズの屹立がぶつかっている。
ナインズはか細い声で伝えた。
「こ、これで……本当に最後だからね……」
「へへ、ありがと」
博愛主義者は手から力を抜くと、見下ろしてくる嬉しそうな友人に何とか不器用に微笑み返した。
「でも……もうあんまり出ないかも……」
「考えるよ。いっぱい出る方法」
「搾乳じゃないんだから……」
「ナイ様は後ろ好きそうだし、俺頑張るからさ」
「──っえ」
弟にでもするかのようにさらりと頭を撫でると、一郎太は両足を開かせた間にそっと顔を埋めた。
固く閉じられるはずの場所に長い舌が入り込み、くちゅくちゅと音が響く。
これが快感なのかはわからないが、ナインズは口をぱくぱくと動かし、声の出し方も忘れた。
考える力を失い始めると、ずるりと一郎太は出ていってしまった。
「やっぱり、入れられるの好きなんですね」
「……好きになれない……」
「嘘ついて」
両足が一郎太の両肩に乗り、全てを晒すかっこうにさせられるとナインズは目を丸くした。
「あ、あの、そこまで良いって言ってない」
「やめられなくした方がいいっしょ」
そう言って取り出されたものに思わず息を呑んだ。
「う、嘘でしょ。むりでしょ」
「平気平気。俺今ぶっちゃけ興奮してるから」
見ればわかる。風呂でしか見たことがない一郎太の物はそりかえってへそに着くようだった。
「い、いや。そうじゃなくて」
「ちゃんとご奉仕しますから。ナインズ様」
無理に決まっている。ナインズは首を振った。
「痛くないようにしますし」
女を陵辱するために作られたような部位が、涎でぬめりきった場所に当てられる。
ぐぐ……と力がこもると、ナインズは思わず一郎太を抱き寄せた。
「い、いちた……!」
「力抜いて。平気だから」
思わず息を止めそうになっていたが、ナインズは息を吐き、無理だとしか思えなかったものは一定まで入ると、後は勝手に吸い込まれるように入っていた。
「ね?」
「……っは……!く、くるし……!っは……!」
逞しすぎるものがゆっくりと抜かれて行く。その途中に、さっきの悩ましい場所があり、ナインズは一郎太の毛を握りしめた。
「ナイ様、ちょっと動きにくい……」
首を振り、手を離さなかった。
再び中へ戻ってくる時、反る一郎太のものが擦り上げる。
「っんんぅぅ……!!」
「ナイ様……女みたいだ……」
「ぼ、僕は男だ!!」
これでもかと大きな声で答える。
一郎太は余裕のなさそうな顔で笑うと、徐々にスピードを上げた。
「そだね。でも、ここですよね」
「っあ……!っあ、っう……!」
ずぶずぶと沈めてくるたびにナインズのものはびくんびくんと頷くように波打った。
先端から先走りが漏れ出て、ナインズの腹に糸を引いて行く。
一郎太はごくりと生唾を飲み下した。
「最後なんだから、いっぱい出せるようにたくさん溜めなきゃな」
「い、いちたぁ……っあ。っうぅ……ぼ、ぼく……つ、つらい……!」
「たくさん辛くなると、たくさん気持ちよく出せるから」
「うそつくなぁ」
ナインズは言いながら見下ろされ、ゆすられ、唇を噛んだ。
決して自分の欲望だけで腰を振らない一郎太からの刺激は体を破裂させそうだった。
「っは……!あぁ……!っぅ……」
精嚢が持ち上がるような感覚が頭を真っ白にして行く。
「……わー、ナイ様かわいいね。変なスイッチ入れられるわ」
「や、やだ……。僕をそんな目で見るな……」
「へーい、了解」
ねとねとと動きが繰り返され、少しだけ体が快感に慣れ始めると、一郎太はそっとナインズを握りしめた。
「いっぱい溜まった?」
「わ、わかんない……」
「はは、そりゃそうだよね。出したい?」
「出したい……」
「じゃ、ちょっと早くするよ」
「や、優しく。優しく頼むよ……」
「それも了解」
ずくんと一度奥まで一郎太が入る。
「っ……うぅ……!」
場所を探すように引き下がり、中の一番良いところを擦り上げながら同時にしごかれると、絶頂を求め、ナインズは口を開けて荒い呼吸を漏らした。
「っうぁ……!っあ……!あぁ……!」
体が自然と動いてしまう。入れられているのに、どこかに入れたい。ナインズはもどかしさに頭が変になりそうだった。
「ね、直接のんで良い?」
言葉を使うのが億劫でナインズは乱暴に頷いた。
「飲んでいーから!早く一太も出して!!」
「っえ、だ、出して良いの?」
その疑問は当たり前だったかもしれない。だが、一郎太は許可が出たとばかりに一度ナインズの茎を離し、両足首を掴んだ。
「ごめん、ナイ様ありがと」
「──はっ!?あッ!?」
こんな事をするために作られた器官ではないはずなのに。ナインズの中を凶暴なものが出入りする。
一郎太は苦しげに何度も息を吐きながら、腰を打ちつけた。
「っあ!っち!!ちょっと!!い、いちた!!」
「も、もう出るから。大丈夫ですからっ」
腹の中から女しか感じないのではないかというような快感がこじ開けてくる。
もう無理だと思った時、ナインズの中は汚された。
「っ……っは……!」
「い、いち……たぁ……!」
何かの余韻に浸る間も無く、ずるりとあっという間に一郎太は出て行くと、ナインズのどろどろになった肉茎は咥え込まれた。
「っあぁ!──っあ!っんぅぅぁっ!!」
ずぼずぼといやな音が部屋に満ちる。
一瞬も休まらない快感に、ナインズは一郎太の頭を押さえつけて、喉の奥で吐精した。
「っ……!」
尻の穴から白い液がたらりと漏れる気持ちの悪い感触と、押さえつけられた一郎太の頭が浅いところへ帰ろうとする抵抗が襲う。
手を離すと、また一郎太は美味しそうに何度も舐め上げた。
それに合わせて体が震える。
ナインズはため息を吐くと、片腕を顔に乗せだらりと弛緩した。
一郎太の舐め上げは丁寧で、腹についた透明な粘り気も余す事なく飲み込んだ。
「ナイ様、喉で出さないで」
「ご、ごめんね……」
「味わわないで飲み込んだらもったいないでしょうが。頼みますよ本当に」
「……君、たくましいな……」
「へへ、本当うまいや。こりゃ皆夢中で人間の男食うのもわかる」
「わかるなよ……。ここまでしちゃ……父様に記憶消してもらえない……」
「なんで?」
ナインズは起き上がると、この世で最も臭いものを嗅いだような顔で言った。
「あの姿を間接的に親に見られるなんて拷問だ」
「あー……そうやって消すの?」
一郎太は頬をかいて「やっちまったな」と苦笑した。
「当たり前でしょうが。消すのどこかな〜って君の記憶ぺらぺら捲られてみろ。僕は家出する」
「は、はは。ま、また飲ませてくれれば良いじゃん。ね。意味ある行為だし、生産性も感じるでしょ」
「……まぁ、多少は」
「良かったね、ははは」
「はははじゃない」
ナインズは辺りに<
服を整えると、一郎太のベッドに転がり、特大のため息を吐いた。
「いちたぁ」
「へーい」
身支度の整った一郎太が平気な顔で振り返る。
「次からは一回につき一回まで。後、二度と入れてくれるな」
「ちぇ。良かったくせにさ」
「良くても嫌なの!!これは尊厳の問題なの!!」
「ほら、良いんじゃん。もっかいする?」
一郎太が嬉しそうに見下ろすと、ナインズはその顔をキックした。
ごとんとベッドから落ちるが無視する。
「バカ野郎」
「いてて。事後冷たい男は嫌われますよぉ」
「撫でれば満足なの」
「わーい。撫でてもらおーっと」
「誰が撫でるか!」
そうして、二人はおかしな秘密の時間を、いつも通りに過ごした。
アインズは卒倒した。
念の為に報告に来たハンゾウはぴぴぴと汗を飛ばしていた。
落下したソファからなんとか立ち上がり、座り直す。
「……博愛主義ったって、い……いや……性の多様性は個人の自由…………」
二人の記憶が合致するように記憶を消すべきか、権利として見守るべきか。
西暦二一三八年、同性婚も当たり前に許可された日本を生きた父ちゃんは何が最善か分からずに頭を抱えた。
ハンゾウwそこは報告してやるなwww