大神殿、儀式のプール前。
秋が訪れたとは言え、まだまだ暑い日々は続く。
レオネは顎を伝った汗を拭うと、一郎太とナインズに深々と頭を下げた。
「はぁ、ありがとうございました」
「ううん。夏休みの間できなかったからね。また再開できて良かったよ。──でも、やっぱり第六階層で訓練した方が早いんじゃないかなぁ……」
「でも神の地なんて踏めませんもの」
ナインズは今日も今日とて模範女子に断られていた。
「床や地面なんか踏むためにあるっていうのに……」
「そんなに尊い土、だめよ」
「一太の家だってあるよ?」
「一郎太さんだって特別な人だわ」
レオネとナインズのやり取りに一郎太が苦笑する。
「俺は別になんでもないけど……もうキュー様、一回連れ帰れば?踏んじまえば踏む気になるでしょ」
「なるほど?」
「なるほどじゃありませんわよ。一郎太さんも何おっしゃってるの」
「ははは。じゃ、踏めないならまずは座るところからだな」
一郎太はナインズに手を伸ばした。
それの意味を理解したナインズは腕から腕輪を抜くとそっと一郎太の手のひらに置いた。
「はは、一太頭いいな。レオネ、まずはナザリックに座るところから始めてみなよ。──よいしょ」
「っちょ、ちょっとお待ちになってよ!」
レオネを抱え上げたナインズは、父はこういう気持ちでいつも母を抱えて連れ歩いているのかと納得した。
「じゃ、一太腕輪は後で」
「ほいよー」
「
ナインズとレオネの目の前の景色は瞬時に切り替わり、そこはナインズの自室だった。
「あ、あの、ここは……?」
「僕の部屋。第六階層にしようかと思ったけど、向こう座るところ地面しかないし」
よいしょと執務室──勉強部屋ともいう──のソファにレオネを下ろそうとすると
「あ!あ!お、降ろさないで!わたくし汗もかいたし大神殿で尻餅もついて汚いから!!」
レオネはナインズに必死で縋りついた。
「え、えぇ?そう?じゃあ……」
抱えて座り直すと、レオネは首を振った。
「こ、こんな風にしろなんて言ってませんわよ!大神殿に送って!わたくし──」と言っているところにメイドがとりあえず冷たい飲み物を持って現れるとレオネは飛び上がった。
「きゃー!ごめんなさい!!違うんです!!違いますの!本当に!!」
「はは、面白い。いいよ。このままでいてあげるから」
「そ、そんなの悪くていられませんわよ!」
「いいよ。こうしてると、レオネの祈りがよく聞こえる。心地いい」
ナインズはレオネの体を大切に引き寄せると目を閉じた。
「あ、あの……大神殿に……」
「うん、降りれるようになるのか──祈りを聞くのに満足したらちゃんと帰してあげるからね」
「あの……ずっと気になってたんですけど、祈りってどう聞こえてますの……?」
「言葉だけど、温度もあるし、手触りもある。君が抱きしめてくれてるみたいだよ。暖かいなぁ」
困り顔のレオネを他所に一人で浸っていると、扉をノックが響いた。
「──あ、一太だからすぐに開けていいよ」
「かしこまりました」
ナインズ当番はすぐさま一郎太を迎え入れた。
「失礼いたします、ナインズ様。一郎太、入ります。──ナイ様腕輪ねー」
「一郎太さん……。この方なんとかなりませんの……」
「なんとかって、ナイ様何やってんの?」
「降りれないらしいから、ちょうどいいし祈り聞いてんの」
レオネを抱えたままのナインズが大変清々しい顔で言うと一郎太はやはり笑った。手で席を勧められ、ナインズ達の前に座った。
「ははは、良かったですね。遠くで聞くより良いんだっけ」
「うん、これはくせになりそうだ。レオネ、歌ってよ」
「そ、そんな畏れ多くて……」
「何が?」
「神々の居城にわたくしなんかの歌なんて不釣り合いにもほどがありますわ……」
「僕は君の歌だから聴きたい。お願い」
レオネは迷ったようだったが、ナインズの膝の上で恐る恐る手を組み、口を開いた。
小さな歌声が響く。
ナインズはレオネの歌を聴きながら、レオネの祈りも聞いた。
目を閉じてそうしていると、あっという間に一つ歌は終わっしまった。
「……ありがとう」
ぽつりとひとつだけ涙が落ちていくと、レオネはハッとしたようにナインズを見た。
「ど、どうされたの……?」
「……あの時、僕が倒れた時……。君の声が聞こえたのを思い出した。君が抱きしめてくれて、僕を救った日を」
レオネにそんな記憶はないが、レオネはナインズの頭を抱えるように抱きしめた。ナインズもレオネの背に縋るように服を掴んだ。
「……わたくしは殿下の心の剣、そして心の盾ですもの」
「ありがとう……」
レオネはまた歌った。
二つ目、三つ目と歌ってるうちに、レオネに縋る手からは力が抜け、首からも力が抜けていく。
四つ目を歌い終わる頃、レオネはそっとナインズの顔を覗き込んだ。
「……眠ってしまわれたの……」
「ナイ様、疲れてたんだな。夏休み終わってからここんとこ忙しかったし」
「……なのに、わざわざわたくしの訓練なんかにも付き合って下さって……」
「まぁ、それは俺がほとんどやってるから、ナイ様もある意味忙しくない時間だったんじゃないかと思うよ。──って言っても、お前が第六階層踏めてたらもう少し楽だったかもしれないけどな」
レオネはもう一度ギュッとナインズの頭を抱きしめた。
「さて、ナイ様起こすか。もう少ししたら幻術も解ける頃だし、レオネも帰らなきゃいけないだろ。ありがとな。ナイ様、お前の歌と祈りがよっぽど気持ち良かっただろうと思う。休んだらって言っても休んでんのか休んでないのか分かんない人だし」
「……起こすなんていけませんわ。せっかく眠られたのに……」
「じゃ、お前俺の抱っこか歩いて第八階層行って帰る?俺には転移は使えない」
「……もう少し、おそばで過ごしますわ。もし本当に、わたくしの祈りや歌なんかがこの方を癒すのなら……」
「助かるよ。ナイ様、真面目だからさ」
「……知ってますわ。お布団、運んで差し上げたいけど……」
レオネが言うと、ナインズ当番の手によって静かに寝室の扉が開けられた。
ナインズの上から降りようと思つたが、このままではとてもこの絨毯を踏めない。ソファもそうだが信じられないくらい高そうだ。
レオネは靴を脱いで恐る恐る足を下ろそうとし──
「……レオネ?」
ナインズの瞳は開いた。
「あ……キュータさん」
「ごめん……寝てたみたい……」
「今は眠られて。お疲れでしょ」
「君が帰るなら帰してあげなきゃ。ごめんね、こんな事に付き合わせるつもりじゃなかったんだけど」
「いいの。お願い、少し休まれて。わたくしはいいから」
「いいって、どうするの?もう時間も──わ、レオネ、おじさんに怒られるよ」
慌ててナインズがレオネを抱えて立ち上がると、一郎太は苦笑した。
「ナイ様、そっちでちゃんと寝てきなよ。レオネももう少しそばにいてくれるって今言ってたからさ」
「え、えぇ?もう夜になるよ?」
「平気。またあなたが眠るまでそばにいるから」
ナインズは目を白黒させてまたたいた。
「い、いや。いいよ。悪いよ」
「大丈夫でしてよ。これは一種の恩返しだもの」
「恩返し?」
「疲れてるのに訓練に付き合って下さってるでしょ」
開かれた寝室の扉の先にあるベッドとレオネを見比べていると、一郎太はナインズの背を押した。
「せっかく子守唄うたってくれるってんだから聞いとけばいいじゃないですか。ほら」
「い、一太。でもレオネは女の子だし、門限だってあるのに」
「俺がこの後レオネパパにナザリックいるから大丈夫って言いに行ってあげますから。幸せだったんでしょ。レオネの祈り聞いて静かに過ごしたの」
「そ、そりゃそうだけど……普通女子を寝室に連れ込む事を推奨する……?」
「推奨する。ん、レオネの飲み物ここ置いとくからな。後靴もここにおいとく」
出されたは良いが手付かずだった飲み物がベッドの横のサイドテーブルに、ナインズから降りようとした時に脱いだレオネの靴はベッドの脇にそっと置かれた。
「じゃ、ねんねしてくださいね」
一郎太はナインズの腕の中からひょいとレオネを持ち上げ、ベッドに降ろした。
「レオネ、あとは任せたわ。ナイ様寝た頃に迎えにきてやるよ」
「助かりますわ。よろしくお願いいたします」
ぺこりとレオネがベッドの上で頭を下げると、一郎太は寝室を後にした。
出る時に「御前失礼いたします。後ほどまた参ります」と声をかけて。
ナインズは閉まってしまった扉と、ナインズ当番、
「えっと……。レオネ……送ろうか?」
「平気でしてよ。ほら、眠たいなら早く寝られて。わたくしだって暇じゃなくてよ」
「うーん、釈然としない」
レオネがベッドの端っこに座ると、ナインズは靴とローブを脱いでベッドの端っこでレオネに背を向けて寝転がった。
「……なんか変だ」
「……否めませんわね。目、閉じまして?」
「閉じれない……。レオネ、やっぱり送るよ」
起き上がってレオネの方を向くと、レオネに引っ張られるようにレオネの膝に頭が落ちた。
「……君、恥ずかしく──」ないのかと尋ねようとしたが、見上げたレオネの顔は真っ赤だった。
「良いから早く寝られて!祈りますから!!」
「は、はい」
レオネが胸の前に手を組んで祈りを捧げてくれると、ナインズの強張りは解けていくようだった。
思わず「ふぅー……」と息を吐き、情報遮断の指輪を抜いた。
「……君は本当に綺麗だね……。君が世界にいてくれて僕は命拾いした……」
「買い被りすぎですってば……。──ぁ」
「ん?」
レオネの手が髪を撫でた。
「……戻りはじめてますわ……」
「……ん、もうそんな時間か」
さらさらと手の中を何度も銀糸の髪が落ちていく。
「綺麗な髪……」
「……君の方が綺麗だよ」
腕を伸ばして見下ろすレオネの耳に髪を掛けてやると、レオネは首を振った。
「こんなの、どこにでもいる髪の毛ですわ」
「はは、いないよ。いつもはピンク色みたいなのに、光に当たると金色になる。見てて飽きないよ。君みたいだね」
レオネが顔を背けると、ナインズは起き上がった。
「どうかした?」
「……その姿で言われると、なんだかいつもと違って……」
「人見知りしてるの?」
ナインズがレオネの頬に触れて正面を向かせると、レオネは小さく頷いた。
「……あなたの事わかってますけど、もうその姿を最後に見てどれくらい経ったか分かりませんもの」
「君が嫌なら幻術を掛けようか」
「あ、や、やめて」
腕輪を抜こうとした手にレオネの手が重なる。
ナインズは苦笑した。
「無理しないでいいよ」
「違うの……本当は見てたいの……。見させてほしい……」
「それなら飽きるまでどうぞ」
レオネの前にあぐらをかいて膝に肘をついたナインズが笑う。
レオネは恐る恐るナインズの両頬に触れた。
「この亀裂は……どうなっているの?」
「分かんない。生まれた時からあるよ。父様譲りだね」
「自分のことですのに……」
目の下を親指が撫でる。ナインズはレオネの唇を押した。
「じゃあ、君のこの唇はどうなってるの?」
「唇?」
「やわらかい。それに綺麗な祈りを紡ぐ。なんで?」
「ふふ、変なの。生まれたまんまですわ」
「ははは、僕と同レベルじゃないか。でも、生まれただけでこんなに綺麗になるなんて神秘だね」
「神秘じゃないわ。解き明かせる神秘なんて神秘じゃないもの。生まれて、あなたといるだけでこうなるの……」
「レオネ……」
ナインズがレオネの顎を軽く引っ張り、二人の唇は繋がった。
「……ごめん」
「……別に。……祝福ですもの」
「……じゃあいいか……」
ちゅ、ちゅ、と啄むとレオネの顔はどんどん赤くなって行った。
唇が離れ、目が合うと二人とも恥ずかしそうに伏せ、どちらともなくまたキスをした。
柔らかすぎる下唇をはんで吸うと「っ……」とレオネから声にも吐息にもなるないようなものが漏れる。
レオネからも同じようにされ、それを繰り返すと自然とお互いの唇は湿り気を帯びた。無意識に唇に舌をそわせてしまう。
小さな水分の音が鳴り、二人の呼吸が荒くなる。
ナインズは理性に殴られてレオネから離れた。
「……っぁ……ッは……」
「れ、れおね……これは……流石に祝福とは……」
見下ろすとろりと下がった目元にナインズの胸はドキンと打った。
レオネは神官になって誰かと結婚して子供を作って、休める場所を作るべきなのに。
「……な、なに……?何かおっしゃった……?」
「……何でもない」
ナインズはレオネを抱きしめると押し倒すようにしてキスをした。
「ッンん……!」
きっと自分以外の誰も触れたことのない彼女の口内を舐め上げ、舌を大切に嬲る。
「ん……っんはっ……!っは……!ん……!」
レオネは赤く熱い顔をしていた。ナインズは今自分がどんな顔をしているのか全く想像もつかなかった。
「っは……っは……き、きゅーたさ……ん……」
「……早く寝かしつけてくれなきゃ僕は君をこのままお嫁に行けなくしてしまう……」
レオネの手がナインズの顔を撫でる。
「い、いけなくていいの……。でも……ね、眠れ……眠れ……」
「ちっとも眠れないよ……」
また唇が触れ、布と布がこすれる音がする。
もっと知りたくて、もっと触れたくて、ナインズの舌はどんどんレオネの深い場所を求めた。
「ん、……んっん………………ん……」
寝かしつけようと優しく体を撫でられ、返してやるようにレオネの体を撫でた。
「っふぁ……あ、ぁ……」
首筋にキスをして舐めると、レオネの体は跳ねた。
「……知らない味だ……」
「き、きたな……い……から……。訓練の……訓練のあとのまま……だから……」
「……綺麗だよ。君ほど綺麗なもの見たことない」
レオネの途切れ途切れの声を聞きながらぷつぷつと制服のブラウスをはだけさせていく。
胸元に口付けて味見をし、耳に口付けて味見をし、鎖骨に口付けて味見をし、ブラジャーに守られた二つの山の間に口付けて味見をした。
レオネの息は上がりきっていて、はだけたシャツと、肩紐の落ちたブラを直す余裕もないようにナインズを見上げていた。
「……これ以上僕の聖女を汚せないな……」
「よごれない……。あなたの為に……この身はあるから……」
レオネの手がナインズの体を撫でる。服の上からはわかりにくい鍛えられた体は筋肉の張りがあった。
躊躇うようにナインズの手がまたレオネの体を這った。
胸に触れそうになると止まり、その手はレオネを抱きしめた。
「こんなに綺麗なものが僕のためにあるなんてありえないよ……。君は誰かと結婚してその人に全てを捧げるんだから……」
「しませんもの……結婚……」
「君──」
レオネの言葉に反論しようとすると、レオネは胸元の真ん中にあるホックを外して開いた。顔を背け、肩まで真っ赤にしていた。
「……あなたの為にいるんだもの……」
ナインズの聡明なはずの頭はほとんど何も考えなかった。
触れた成長途中の胸はふにふにと柔らかいと言うのにどことなく重みと張りがあって──手の中でぶつかった突起はわずかに硬くなっていた。
実験でもするように優しく摘まれくにくにと弄ばれると、レオネは一度もそんな場所から感じたことのないものが腰を疼かせた。
「──っん……!っはぁ……!っんん!」
「……これが好きなんだね。可愛い……」
何度も何度も刺激され、レオネは片手で口元を抑えると、もう片方の手で刺激するナインズの手を捕まえた。
「……だめ……?」
「へ……へんになっちゃうから……」
「変どころか……すごくいい……」
ナインズは一度額に口付けると手を繋いだまま頭を下げていき、突起をはんだ。
指よりもどかしく柔らかすぎる刺激でころがされ、次の瞬間、ちゅうと吸い上げられた。
そこは本来なら赤ん坊も吸うはずなのに、こんなに卑猥な感覚を生むなんておかしい。
「はぁ……うぅ……ぅ……──っあっ……!」
変になると何度も思っていると、思わず体が跳ねて背中が浮いた。
足が優しく撫でられ、スカートがはだけていくのを感じた。
「……やっぱり嫌なら嫌って言って……」
「……やじゃ……ない……」
「嫌って言ってよ……」
パンツの上から指が撫でる。それだけでクチョ……と粘液の染みた音がした。
本当に嫌じゃないよと伝えるようで、ナインズはなけなしの知識でその場所を撫でた。膨らみを見つけると爪を立ててカリカリとこすった。
「ッん!ぁ!だめ!!だめだめだめ!!」
「そのダメはどう言う意味なの……?嫌じゃないのに……」
「だ、だめなの!!本当にダメだから── あッ♡だっあぁめえっ!!」
びくんびくんと体全体が跳ね、レオネはナインズに縋った。筋肉の収縮はしばらく収まらず、レオネは「っはっうぅ……」と唸った。
「そんな風になっちゃうんだね……。女の子って大変だ……」
そう言う本を見たことがない童貞ナインズの素直な感想だった。
「……もっと触りたい。知りたい……」
レオネは酩酊しているのか、口は半開きで、言われている意味が分からないようだった。
そっとパンツを下げてずらす。傷付けないように気をつけながら穴に指をそわせた。
こんな狭い場所、指すら入る気はしなかった。
だが、ねっとりと糸を引いていてものすごいぬめり気だ。
ぷちゅ……と音を立てて指が一本入る。
「ッ……!」
「レオネ……どんどん吸い付いてくるよ。本当に僕のためにいるの……?」
レオネは両手で口を覆ってナインズに抱きしめられ、中を散々触られた。
「ここ?ここも?こっちかな」
そんな場所が自分にあったのかと思うほど念入りだった。
たった指一本にぐちゅぐちゅ言わされ、額に口付けられる。
「ここもだね」
「あ……ぁ!あぅ………っ……っ……♡」
もはや口から出る声が自分のものだとは思えなかった。レオネは確実にダメになり始めていた。
この優しい声も触り方もとんでもなかった。
「……レベル差があるからね……。傷つかないようにしないと……。あぁ……でも……もー……ここに入りたくて僕はおかしくなりそうだ……」
大切にしなきゃと必死に考えているナインズの脳みそをダメにする声が響く。
「ごめんっ……んなぁさ……!あっあ……もう……むり…っむりぃ♡」
「……た、頼むから煽んないで、頼むから……」
「んっ……ンンっぁっ♡ごめ…♡っぁっ……♡ぁっ♡…ん……♡」
中から液がどんどん優しく掻き出されていくたびにレオネの体は跳ねた。
「そんなにびくびくして……。もう無理。本当に無理。レオネ僕を殺す気か」
ナインズは大変苦悩していた。これが大変か弱い生き物なのだということはよく分かっている。
一度指を引き抜くと、レオネは肩で息をして震えた。
「っはぅ……」
「あーダメだダメだ。落ち着け落ち着け……。もー落ち着けよ僕……」
「ふぇ……きゅ……きゅたさ……」
「レオネぇ……君の祈りを聞きながらこうしてると僕は幸せで狂いそうだよ……」
力の出ない手を胸の前に組むと、レオネは目を閉じた。
「祈ってくれてるの……?こんな風にされてるのに……」
「いつも……祈って……ッ!ンッ……♡」
二本にした指を中へ入れて行く。レオネの片足を抱えるようにし、ナインズはレオネをキツく抱きしめた。
「……痛い……?」
即座に首が振られる。二本になると途端に指は動きやすくなり、さっき触れられなかった場所を目指して深く深く入れ込んだ。
「……っ♡っ…んっ!あ!ぁっ♡あぁッ♡」
そのまま中のざらつく、レオネがよく反応する場所を刺激して行くとレオネは抱き付いて震えた。
「気持ちいいんだね。でもごめんね、加減が良くわかんないよ……」
ぐちゅぐちゅとよくかき混ぜ、穴が伸びてきたように感じるとスピードを早めた。
しがみつくレオネは何度も首を振った。
「む、むりっ……!!うぅ、ゃ♡やぁ!あっ!あぁっ!ン!ン♡ンんっ♡」
「やめる?やめてほしい?」
「や!っやめっ♡やめてぇっ!!お…かあしっく…っな♡っ!っち…ゃっう♡♡!♡…♡好き…!好き♡っめ♡……やめっ!めぇっっっ♡♡」
「分かった、分かった分かった!分かったから本当に煽るな!」
指を抜いた瞬間、ぷしっと液体が飛んだ。
「ッ……♡"♡"♡"!!っはぅ"…♡"あァ……!」
ガクガクと震え、ナインズに必死にしがみついていた。
「ご、ごめ……ごめんなさ……。な、なんで……やだぁ」
レオネは泣きそうになっていた。
「.……そんなこと全部許すから……僕を許して……」
ナインズはもう反応して仕方のない棒を取り出すと、レオネに身を寄せた。
「ごめん、本当にごめん」
「いいの、いいの……好きにしてぇ……。わたくしばっかり……こんなの……。お願い……。わたくし、どうしたら良いかわからないの……。知らないの……。だから、わたくしのこと使っていいから……。あなたのためにいるから……」
ナインズはレオネにキスをすると腰を寄せ、耳元で囁いた。
「……恋しいよ……。君が恋しくて僕はもうダメだ……」
「ふぇ……ふぁ……──ン……!お、おっき……ッあ!」
ぐっと力を入れるとミ"ッと先端が入り、レオネは唇を噛んだ。
ギチギチとキツすぎるくらいの場所だと言うのに、信じられない柔らかさと暖かさだった。
指では届かない所に辿り着くと、ナインズはたまらない気持ちになった。
この部屋からもう出したくない。自分でも信じられないほどの独占欲。
「レオネ……今日からナザリックで暮らそう……?」
「ふ、ふけい……」
「不敬じゃない。恋しいって言ってるのに答えてくれない方が不敬だよ……」
「……らめ……。わたくしよりいいひと……いるから……」
「いないよ……。僕のためにここで祈って……。それで、毎日二人でこうしてすごそう?」
「でも、でも……」
「お願い……。お願いだから……」
くちくちとゆっくり小刻みに動き出すと、レオネから力が抜けて行く。
「ね?お願い」
「でもぉ……大神…殿…入らな…きゃ……♡」
「神の地より大切な神殿って何?おかしいよ……」
くちくちくちくちと執拗に先ほど指で良かった場所を突いて行くとレオネはそれに合わせて何度も何度も痙攣しているようだった。
「こ、これ……♡"こわれぅ♡……こわれぅ……うっ♡っん!」
「うん、うん。壊れて。もう壊れて。ここを押すと君の体がはねて、気持ちいいって。ぷちゅぷちゅ行ってるよ。もうそれで、おかしくなって、レオネ、一言ここにいるって言ってくれればいいから……」
「だ、だめっ…… ♡♡……め♡め♡ゃ…っ♡♡っう…」
「……もう僕が先におかしくなりそう。無理。本当に無理。本当に僕のためにあったみたい。レオネ、もっと奥まで教えて」
小刻みだった動きをたっぷりと引き抜き思い切り戻すと、レオネは啼泣した。
十六の何も知らないはずだったレオネはもうめちゃくちゃだった。模範女子として真面目に生きてきたのに。
「っら、らああ…めっえ…ぇっぇ♡…♡…!こわぁっさな!いでっ!……♡…らめ…ぇぇっっらっ…あ…っ゛っ!めぇえ!♡」
「そんなの、もっとしてほしくて僕を煽ってるの?優しくしなきゃいけないのに──分かってるけど──!!」
ぐぢゅぬぢゅと先走りと愛液がめちゃくちゃに絡まり合う。レオネの膝を抱え、極限まで奥を目指した。
最初はあまり反応のなかった奥も突けば突くほどレオネの体は素直に反応していった。
「こ……お!ん♡なのっ!…ぉ♡お♡゛見♡っ♡"♡"っっ見せられ……♡や♡"!」
レオネが何度も達し、ナインズの中で全部が吹き飛んでいく。
細い腰を捕まえ、奥の奥まで全てのヒダを堪能して、もう知らない場所が一つもないと言えるような、知らない醜態がもうないと言えるような状況。
乱暴だと分かっているが押し潰しながら奥深くまで犯しつくした。
「むりっ……!っ…っ!やっめて…っ…!めぇ…♡っっ!……♡♡!」
「レ、レオネッ、出……!ごめ……!」
ナインズは一番奥で吐精した。一切逃げることを許さないように抱え込むとレオネも絶頂に全身をわななかせた。
「────やっ♡!ぁ…ぁあっ!……ぁ…♡っ!」
レオネの食い締めは止まらず、ナインズの物も全く衰えなかった。
また動く。唇を繋いで休まず、休ませずに快感を与えた。
「もっ……!休…むっ♡……休むっぁ♡好…っ♡」
「休む……?痛い……?」
「痛くな──ッア♡あ♡いぃ……♡けどぉ……ぉ"♡」
レオネはもうバカになっていた。
ぬぢゅぬぢゅととんでもない音が響く。レオネの愛液とナインズの精液が混ざった音は酷かった。
「じゃあもう少し付き合って……次はもっともっと奥に出そう……?」
内壁で自分を擦り上げ、レオネの達したばかりの柔らかな肉洞をまた堪能して行く。
「赤っ……ちぃっゃん♡でき…っちっ!ゃう゛♡♡…中…っはっあぁ!ダメぇえッ!」
「か、考えるから。ルーン……!絶対孕まないように書くからっ……!でも、今は……無理……!!」
ビュルルッと放つと、レオネはのけぞって叫んだ。
「っやぁああ♡♡!!」
「ッ……はぁ……!もう絶対に帰さない。君はここで祈るんだよ。分かったね……」
ずるずると動くとレオネは腰を震わせた。
「きっ…ぃ、………♡…キ…イ゛ュッッ♡…ッ──……!キ、キュータ!さっ♡あっ♡んん…んっ!……!そ゛っ!そんっ♡ん♡な…」
「ああ……もう……僕は君の声だけで果てそうだよ」
「っはっ、聞っっっ!かあ♡な♡あっ……っいぃ…で」
「嘘でしょ……かわいすぎだろ……。それで本当に帰りたいの……?信じられない……」
「帰…っるうう♡!…帰っ……るう♡うぅ!ぅっ…っ……!!……♡!帰♡♡♡ん…っ♡っ!なぁっ…き♡っゃ………っダッ…アァメッ……エェッ!なっの…っ!!」
「ダメだよ。ここで暮らそうね。ここを君のための祭壇にするよ。僕だけの聖女のために──」
ゴツゴツと奥を叩き、そこに吐き出す。
ナインズはもうこの傾国の聖女に夢中になった。
身体中にキスをして、味見をして、血の流れた可哀想な場所に第一位階の回復を掛けた。
「も、も……本当に……お許しくだざっ♡ッア♡」
逃げて行こうとすると捕まえ、背中に覆い被さって後ろから挿入して小さな芽を指の腹でぐにぐにと大切に刺激した。
「だ♡っっめっ!めぇっぁ!めっ…め♡!二っつっぅ♡っハ…あぁっ!メェっ♡!めぇ!♡♡♡」
「ふふ、めぇめぇって。君は敬虔な羊だね。レオネ、この部屋に入るって決めたのは君だし、僕のためにこの身があるって言ったのも君だよ」
逃し方も分からない快楽に全身が抵抗できずに下品で卑猥な声が響き渡る。
またレオネの中を真っ白なものが充した。
「ゆ、指輪〜!指輪渡さないとだめですよぉ!!それに、謝りに行かないと〜〜!!」
フラミーとアインズはナインズの部屋の前でソワソワと行ったり来たりしていた。
「でもどうやって部屋に入るんですか!?──あ!一郎太、お前行くか!?」
ナインズが寝たところでレオネを家に届けるはずが全く入れないことになって困り果てていた一郎太はビクッと肩を揺らした。
「お、俺ですか……?」
「お前なら九太を止められる……!」
「む、む、無理ですよぉ〜!陛下ぁ〜!!」
「お前しかいないんだ!!」
一郎太はひぇ〜と心の中で泣きながら部屋に放り込まれた。
隣に続く寝室にチラリと顔を出し、「な、ないさまぁ……」と声をかけると、ナインズは我が子を取られようとしている母親虎の顔で、めちゃくちゃになったレオネに布団をかけて抱え込み一郎太を睨んだ。
秘部からぷぴゅぷぴゅっと精が漏れ出ていくレオネは力なくナインズに寄りかかっていた。
「やだ」
「ま、まだ何も言ってないってぇ」
「分かってる。嫌だ。僕はレオネを帰したくない」
「か、勘弁してよぉ〜。レオネ死んじゃうよ」
「大丈夫。そろそろご飯食べる?レオネ」
レオネは閉じていた目を開けると頷いた。
「いい子だね。力が入らないなら食べさせてあげるからね」
枯れてしまいそうな小さな声でレオネは「ありがと……」と告げた。ナインズはレオネに口付けるとナインズ当番に食事が欲しい旨を伝えた。バカ息子だった。
「い、いや。そう言う話じゃないし。ナイ様どうすんの?学校だってあるでしょ」
「もう全部やめてここでレオネの祈りだけ聞いてたいけど……」
「らめ……らめ……」
「ダメらしいから抱えていくよ。大神殿から一緒に歩いて行って、授業受けて、また一緒に帰ってこようかな」
「バカになってんじゃん……。ダメに決まってるでしょ……。レオネには家族もいるのに」
「謝る。レオネは神の地で祈りを捧げる聖女になったから許してって。ね、レオネ。レオネもここで祈りたいよね?」
レオネはもう半分意識がない状態で頷いた。
「いのる……」
「うん、帰らないでずっと一緒にいようね」
「……かえら……──かえんなきゃ……」
「何言ってるの?君が僕を寝かしつけてくれなきゃ困る」
当然のように部屋に入ったナインズ当番はベッドの上に簡易のテーブルを出して食事を並べていった。そして辺りに散らばる制服を回収していった。
「レオネ、美味しそうだよ。はーい、お口開けて」
ぱかりと開いた口にナインズは食事を運ぶと嬉しそうに頬を擦り付けた。
「ふふ、可愛い。僕の聖女は可愛いなぁ」
「な、ない様ぁ」
「大丈夫大丈夫、一太もちゃんと可愛い可愛いしてやるから」
「そ、そうじゃなくてぇ……」
「はい、レオネ。またお口開けてね」
自分も食べながらレオネに食事を取らせ、レオネがお腹いっぱいになった様子を見ると抱えて転がった。
「ふふふ。レオネの祈り、強くなってる」
「ナイ様、いつか帰らせてとか祈られちゃうよ〜」
「今も僕の幸せを祈ってるよ?ふふふ、レオネを幸せにした分だけ祈りが強くなるんなら、僕は一生懸命レオネを幸せにするからね」
ナインズがばさりと布団をかぶって潜っていってしまうと、布団の中から声がし始めた。
「──ら、らっ♡らめっ♡アッ!ぉ、おゆるしっ……!!ぉ♡あぁ……!」
「あぁレオネ、余計なこと何も考えないでね。君の祈りがこんなに僕だけでいっぱいになってるよ」
一郎太は頭を抱えた。
「と、とりあえずご報告……」
廊下に逃げ帰った一郎太は二人の神を見上げ、ちっちゃくなってしまった。
「ナイ様、レオネ離す気なさそうです……」
親は頭を抱えた。
「すぐには飽きそうにはないか……?」
「なんか……祈りが強くなってすごくいいみたいです……」
「……あちらのご両親に謝りに行こう。まずは一晩泊めさせてくれって……。流石に一晩経てば理性も回復するだろ……。九太だし……多分……うん……」
一郎太は神々を見送り、自分はどうしようかと思ったが、とりあえずまた適当なタイミングで声をかけないとレオネが死ぬと確信して廊下で待機した。
翌朝。
「…………」
レオネは目を覚ますと、ナインズの顔にかかった銀色の髪をそっと避けた。
「……んん……」
あまりの美しさに息を飲む。
昨日の余裕のなさそうな顔も、身分も何もかもを忘れて一人の人間になって喘ぐ顔も、恋しい恋しいと縋る顔も、何もかもが愛しくてたまらなかった。
この人が生まれて来たことに心からの感謝を。
レオネが口付けを送ると、ナインズの瞳は開かれた。
「──ありがとう。聞こえたよ」
「……おはようございます」
「おはよう。無理させたね」
「……流石にちょっと否めませんわよ……」
「ははは。ごめんごめん。あんまり良くてもうバカになってた。でもレオネのおかげで久しぶりに指輪をしないでよく眠れたよ。はー良かったー」
「指輪?」
「うん、情報遮断のね。祈りを聞こえにくくするの。でも君で満たされた。ありがとう」
それを聞くとレオネは裸のまま、晒されている体に抱きついた。
「……それなら良かったですわ……」
「……こうしてると本当に気持ちがいいな。──レオネ、ここに暮らす気がないなら今夜も来てよ。家まで──いや、君の部屋まで転移で迎えに行くから」
「わたくしの家知らないじゃありませんの」
「今日の放課後連れてってね。楽しみだなぁ。これでいつでも君を迎えに行ける」
おでこにキスをするとナインズは爽やかに笑い布団を出た。
パンツ一枚の逞しい背中に顔を赤くしてレオネは目を背けた。
「さーて、朝ごはんはここで食べるって言いに行かなきゃ──」
と言っているそばからノックが響いた。
ナインズは置いてある適当なローブをひとつレオネにかけ、自身も羽織った。
「よいしょ。開けてもいい?」
「は、はい」
「どうぞー」
外にナインズが声をかけると扉からはひょいと光の神ほとんどそのものが顔を出した。
「──お兄ちゃま、ご飯ですよ」
「リアちゃん、おはよう。今日も綺麗だね」
「ありがとうございます。お兄ちゃまも今日も素敵です」
駆け込んだアルメリアがナインズに抱きつき、ナインズは大切そうにアルメリアの額に口つけた。
「はは、本当に素敵かぁ?だいぶだらしない格好だけど」
「素敵です!それより、お兄ちゃまは今日はご飯は食べないんです?まだ制服じゃないです」
「着替えないとね。朝ごはん、食べるけどここで食べるって伝えてもらってもいい?」
「分かりました。
「朝から顎で使って悪いね。でも──よく寝たなぁ〜!」
「何よりです。じゃ、レオネの服はさっきフォスが置いていったそうなので」
綺麗にシワひとつない状態の制服が吊られていた。
「あ、ありがとうございます……。心から感謝申し上げます」
あまりにも平然としている兄妹を前にレオネも平静を装って頭を下げた。
「気にすることはありません。お前の祈りがお兄ちゃまを楽にすることくらい分かっています。好きに過ごすといいです。お前のナザリックを踏めないという感性も嫌いじゃないです」
くるりと背を向けアルメリアは黒い翼を揺らして出て行った。
レオネからは安堵の息がほっと漏れ、ナインズがベッドの上に綺麗になって吊るされていた制服を置いてくれた。
「食事が来る前に僕も向こうで着替えてくるね」
「あ、わかりましたわ」
ひらりと手を振ってナインズもいなくなるほど、まるで昨日のことは夢だったのかと思うほどにレオネはぽつんと一人残されたベッドの上で過ごし──そう言えば、神々に挨拶に行ったりしなくていいのかと背中を汗がたらりと流れた。
普通の人の家ならお邪魔してますと声をかけるべきだろうが、では神の居城では?
というか、これが王侯貴族の居城でもレオネにはどうするべきなのかわからない。
一晩泊まり、食事も着替えを整えることもしてもらって、挨拶もせずに帰るというのは流石に──。しかも、ここにレオネがいると言う事は分かりきっているようだし、アルメリアも顔を出してしまったし、などと必死で考えていると、ノックの後に扉が開いた。
「戻ったよ。──あ、まだ着替え終わってなかった?」
「あ、キ、キュータさん!わたくし、ご挨拶はどうしたらいいんですの!?」
「挨拶?ここに暮らしますって?」
「く、暮らしませんわよ!何おっしゃってるの!」
「ははは、冗談冗談。とりあえず父様と母様、昨日のうちにレオネのところ謝りに行ったそうだから気にしなくて──」
「あ、謝りに!?そんな!!わたくし、大変!!どうしたら──」
「ふふ、平気だよ。さ、ご飯食べて学校行こう。──それとも、君が今日は学院を休んでここにいるっていうなら僕もここにいるけど」
メイド達が寝室の中に食事の準備を進めていく中、ナインズはベッドに膝をつくとキスをして笑った。
「──行く前にもう一回しようか?次は歌ってもらいながらがいいなぁ」
「し、しませんわよ!!堕落されないで──っぁ!や、やめ──」
「歌って?レオネ、歌って?」
「っ──!!ぁっ♡」
ナインズが押し倒し、結局めちゃくちゃにされてから、レオネは二人で食事をとって大神殿より登校した。
朝大神殿で父親に会うとレオネは顔を真っ赤にして俯き、ナインズは大変恐縮して頭を下げた。──というのに、今夜も迎えにいっても良いかとか言ったらしい。
レオネパパは「もちろん」と大変良い笑顔で、麗しの殿下と、誰にも嫁に行かないなんて言っていた娘の背を見送った。
登校すると、校門にいたロランはレオネに「珍しいね?大神殿までお迎え?」と尋ねたらしい。
「……ある意味そういうことになりますわ」とレオネは答えた。
昨日の教科書がそのまま出て来た鞄と、シワひとつない服と、メイドが丁寧に手入れをしてくれた髪。
友人女子三人はレオネの様子になんとなくお泊まりの気配を感じ取ったらしい。
え?めっちゃ爽やかでこりゃ普通にIFじゃなくて裏なのでは?(耄碌
初めて喘ぎ声ジェネレーターを使ったんですが、レオネが快楽堕ちして読んでてびっくりしました❤️
「あーん」
ベッドを祭壇に見立て、レオネに食事をさせるとナインズは嬉しそうに笑った。
「よく食べてね」
裸のレオネは目隠しをしていて、荒い息をしてはなんとか食事をとっていた。
レオネの下の入り口からは異物が入れられているのが見えていて、食事を済ませると、ナインズはそれを抜いてやった。
ぬぽぉ……と道具を出してやるとレオネは声にならない声をあげ「──!!♡"♡"♡"」と震えた。
「何も考えられないのに祈ってくれるなんて、君は本当にすごいね」
レオネの慣れ切った秘部を割り、舐めてやる。
液体が止めどなく流れるところに指を入れ、もっと真っ白に綺麗になれと可愛がった。
「っっっっっら゛っめ♡えぇっ…!♡♡♡めえぇっぇっめぇぇ♡!!♡……」
敏感になりすぎた体はもうほんの少しの刺激でも耐えきれないようだった。
「あぁ……綺麗だね……。レオネ、もっと僕のことだけ考えて……」
あるべき場所だとしか思えない所にいとも簡単に吸い込まれていく。ぬぷぬぷと刺激を送るとレオネは叫んだ。
絶頂に震える可愛い体を引き起こしてやり、レオネに逞しい胴を跨がせると下から突き上げた。
「っあぁ…♡!!♡……っああぁっ!♡♡…あ……!♡♡ああぁ…っ♡!!」
自重で自動的に狂わされる。レオネはよだれを垂らして首を振った。
「レオネ、自分で動いてるよ。おねだり上手だね。いい子だなぁ。もっとしてあげるね」
大切に抱え込んで奥にぶちゅうっと押し付ける。
「っ゛ああ…っぁ…っ……♡……♡♡!…♡♡゛っ…っ♡゛……!…♡!♡♡♡!っ…♡!……!」
「君はここで一生僕のそばで僕のことだけを考えるんだよ。それが僕を一番満たしてくれる」
そのまま押し倒してレオネを狂わせ続け、精を注いだ。
レオネはまた真っ白に綺麗になった。
休ませてやっていると、目を覚ましたレオネが口を開いた。
「……ち、ちゃんと……お外のこと……されてる……?」
「大丈夫、ちゃんと学校も公務も行ってるからね。君が心配するようなことは何にもないんだよ。──幸せにしてあげる。君は君と僕のことだけ考えてね」
優しく服を着せられ、飾り立てられて行く。二人でいる時、ナインズは情報遮断の世界を模した指輪を外す。
綺麗に聖女として出来上がり寝かされると、優しく抱きしめられ口付けられる。
「──ああ……君とこうする時間だけのために私は神でいるよ……。君を聞くこの時間だけが私を癒す……」
レオネはまたもう何もかもどうでも良くなった。