不敬な客に怒るアインズ様リクエストといっぺんに消化だ!!(どうやって
その日、アインズとフラミーはバハルス州の火の神殿の前に呼び出されていた。
国名が帝国から神聖魔導国に変わったが、属国時代から大して生活も変わらない為国民達は割と馴染み始めていた。
しかし、馴染めない者もいる。
それはごく一部の神殿勢力だ。
神聖魔導国になった以上これまで目溢しされてきた神殿は全て名を変える。
旧スレイン法国は六大神信仰だったが、帝国は四大神信仰。
ここは王国のように力を見せつけられたわけでもない。
闇と光の神がそもそも存在するのしないのと、まずはそこからだ。
ある一つの神殿に数名の狂信的な神官達が立て籠もっていた。
「申し訳ございません、陛下方……。わざわざつまらない事でお手を煩わせてしまい……」
「……気にするな。時にはそんな事もある」
信心深い者達は冷や汗ものだ。
立て籠もっている神官達は自分たちの祈りの場を奪われまいと必死だ。
デミウルゴスは最早力を見せ付けて来てはとノリノリだった。
そして彼は今元皇帝の教育へ向かっている。
アインズは困ったなぁと思いながら神殿に声をかける。
「私こそ神聖アインズ・ウール・ゴウン魔導王その人である。神官達よ。神殿を出なさい」
偉大なる神の声に、神官達はごくりと唾を飲み込んだ。
絶対者である事が理性ではなく本能が感じる。
対峙するだけで神なのだとわかると言うのにあいつらは全く──。
そしてちらりとその隣の女神を確認する。
こちらもやはり見るだけで神聖な者だとわかる。
輝くような翼に陶器のような藤色の肌。
翼を出すために露わになる背は絵のようだ。
皆似たような事を考えているのか神官達は惚けたようにフラミーの背に熱い視線を送っていた。
「神殿さえ渡せば我々は何を信仰しようと──ん?」
アインズはふと背後の様子を見ると全員の視線がフラミーに注がれていた。
「……またか」
フラミーの背を見るとどいつもこいつもその光景を目に焼き付けようとする。
気持ちは分かるが、分かるからこそ腹立たしい。
その目に焼き付けたものでお前達は何を──と、若干苛々し始める。
「あ!アインズさん!扉が開きました!様子を伺ってますよ!」
「ん?あぁ。えー、我々は神殿さえ渡してもらえればお前達が何を信仰しようととやかく言うつもりはない。神殿を渡すんだ」
神官達には本当か?どうする?と言う空気が立ち込め始めている。
フラミーはもう落ちただろうとクルリと火の神殿から背を向けると信心深い神官達を見上げた。
「案外話せば分かるものですね!」
嬉しそうな微笑みを向けられ、途端に神官達はへらりとだらしない顔を作った。
「は、はい!誠その通りでございます!」
フラミーに目の前で見上げられた神官はごくりと唾を飲んだ。
この布の下はどれほどの美しさなのだろう。
これは神官として当然の神への興味だ。
決して、決して女神を性的な目で見ているわけでは──。
神官は出来心で少し顎をあげ、首を伸ばしてその柔らかそうな胸元へ視線を落とした。
背の様子から言って裸体に直接このローブを着ているようなのだから、運が良ければこの開いた首元の間から──あっ、もう少し──もう少──「貴様覚悟は出来ているんだろうな」
途端に響いた内臓が震える程に冷たい声音にハッと闇の神を見た。
女神は闇の神に引き寄せられ、マントの下に隠すように抱きすくめられた。
「わっ、あいんずさん」
立ち込める黒いオーラと、黒かったはずの瞳から烈火の如く吹き上がる炎を幻視する。
息が喉の奥で詰まり、固形になってしまったようだ。
──これは鬼神だ。
「か、か、か……かくご……」
それまで伸ばしていた首も鼻の下も途端に短くなった。
「覚悟という言葉を知らんのか?あぁ?」
自分達を信仰しない者にも優しかったはずの神は、女神を抱いていないもう片方の手でグヮシと覗き見を期待した神官の頭を掴んだ。
「その不敬の代償を貴様は命で払うのかって言ってんだよ」
真っ直ぐな恐怖を前に笛のようなひゅうひゅうと言う吐息が喉から漏れ始めると、神官は震える瞳で闇の神を見上げた。
「おお、お、おゆる……おゆるしを……あ、あまりにも美しく……!」
「美しくて当たり前だろうが、俺の妻だぞ。さぁ今すぐ覚悟し──」
「アインズさん、不敬な神官はあっちでしょ?」
途端にパッと頭を離され、こっちの不敬な神官はどさりと床に崩れた。
「そうでしたね。でもうちは信仰の自由を許してますから、神殿からは出て来ましたしそろそろ帰りましょうか。
女神の純粋な声に呼ばれた鬼神は驚くほどいつも通りの神だった。
抱き寄せていた腕の力を緩め、優しく微笑み女神の前髪を整えた。
「そうですね。それじゃ皆さん私達はこれで!」
フラミーが再び頭を下げ、くるりと背を向けるとふわりとローブワンピースが舞い──床に座り込んでいた不敬な神官にはムチリと掴み心地の良さそうな太ももが見えた。
不敬な神官はたらりと鼻から熱いものが垂れた気がした。
「……っあ」
女神が闇をくぐる中、慌てて鼻を抑え──「覚悟はできたみたいだな」
「え"」
そんなのあんまりだ。今のは罠だ──────。
「なんとかならんのか」
執務室のアインズは苛立たしげだ。
「そうは仰いましても……背中が抜けてなければフラミー様は窮屈なのではないでしょうか?」
アルベドから当たり前の感想が届く。
「ではお前はフラミーさんが下賤の輩に舐め回すような目で見られて良いんだな」
「とんでもございません!私がそこにいれば見たものは全員殺害いたしました」
「やはりそれが正解か」
不正解だ。
するとノックとともに扉が開かれた。
「アインズさーん。今いいですか?」
支配者が統括と揃って締まりのない笑みを作るとフラミーは入室して来た。
「勿論ですよ!どうしました?」
執務机を立ち、向かってくるフラミーを抱き上げる。
若干子供のような扱いだが、二人とも何の違和感もない。
あーだこーだと一生懸命に話をするフラミーに癒されていると、ふと熱い視線を感じた。
ちらりとそちらへ目をやれば──「は、はぁ……ふぅ……ふらみーさま……おせなか……くふふ……」
欲情した目で舐め回すようにフラミーの背を視姦するアルベドがいた。
「ア"ル"ベド……!!!」
アインズの中にはブルータス、お前もか。と内部離反者への悪態が溢れる。
もはや背中が抜けていなければ窮屈という主張は自分がこれを見たいからではないかとすら思える。
「はっ!くふふっ。なんでございましょう!」
アインズはフラミーにやはり自分のマントを掛けると不敬な統括に迫った。
「お前また謹慎させるぞ!!」
「あぁん!謹慎ん!」
くねくねするアルベドを振り返りフラミーは首を傾げた。
「えっ、何でですか?アインズさん、今日ちょっとおかしいですよ」
「……何でもありません!」
「くふっ!このまま三人で謹慎しとうございますっ!──えいっ!」
アルベドが音速で腕を動かすと、アインズのマントの上から僅かに覗いていたリボンは解かれぱらりとフラミーのローブは腕に引っかかるところまで落ちた。
「っキャ!!ちょっと!!何するんですか!!」
「うわ!お前はすぐにそうやって!!」
フラミーがわさわさと翼で前を隠すと掛けてやったマントがぱらりと落ち──アルベドはフラミーの背筋をツツツ……と楽しげに触った。
「ひゃんっ」
「くふふ!フラミー様、お可愛らしいっ!」
くふくふと笑い声を上げるアルベドの頭目掛けて特大チョップを振り下ろす。
「ッアァ!!あぁいんず様だってご覧になって嬉しいくせにぃ!!」
「うるさい!!お前はやりすぎだ!!誰に許可を取って俺のこれに触れてんだ!!」
ブーブーと言わんばかりに頬を膨らませた統括の頬を左右からムニっと掴むと口にためていた空気はプシュッと抜け、タコのような顔になった。
しかしそれでも尚アルベドは美しい。
「良いか、私が許可を出さなければ触れるんじゃない!!」
「しかしアインズ様?それではフラミー様を万一の時にお守りできかねますわ!よろしいのですか!!」
「それはよろしくない!!」
「では触れる御許可を出しておいて頂かなければ困りますっ!!」
「っあーもー屁理屈こねるんじゃない!!兎に角日常で勝手に触れるな!!」
アルベドと口喧嘩をして勝てる気がしないアインズはくるりと背を向け寝室の扉を開くとベッドにフラミーを下ろした。
背のリボンを黙々と結ぶ。
「フラミーさん。これもっと良い案ないんですか。外でこんな事になったら困ります」
「でもこうじゃないとお洋服着れないんですもん……」
フラミーは被るようにではなく、下から持ち上げるように服を着て、最後にリボンを結んで固定している。
「仕方ねぇなぁ……」
リボン結びをし、それをさらに固結びしようやく満足する。
「よし。これなら引っ張っても解けん」
ぴんぴん引っ張っていると、後ろから輝くように白い手が顔の左右から伸び──「もっとこのように結んだ方が捗りますわ!」
シュビビビッと目にも留まらぬ速さで手は動き、振り向くと開けっ放しの寝室の扉から勝手に侵入してきたアルベドがいた。
背後から弾力のあるものが近付いて来るのが見えるとアインズは慌てて正面を向きなおした。
後頭部にムッチリとそれが触れた瞬間──「お前!!不敬だっつーの!!」
アインズは叫び、アルベドは不敬という言葉にピタリと硬直した。
「おい、アルベド退け。不敬だからさっさと離れろ」
返事はない。ただの屍のようだ。
「アインズさん……?」
「フラミーさん、こいつどけて下さい……。俺流石に触れないですよ……」
「でも、リボン掴まれてて動けない……」
アインズもアルベドとフラミーのサンドイッチに固定されている。
「……アルベド目を覚ませ。退くんだ」
不敬のショックにアルベドは半ば気絶している。
アインズは仕方なくリボンを掴むアルベドの手を離させるためにそれに触れるが、彫像のようにビクともしない。
「っくそっなんつう剛力」
「……不敬じゃないって言ってあげないと……」
フラミーの意見に乗るのが無難か。
アインズは深いため息をついた。
「はー……。アルベド、不敬じゃないから退きなさい」
「お……お許しいただけますか……?」
再起動したアルベドはようやく口を開いた。
「許したから。ほら、早く」
アインズに手を掴まれ──アルベドの体には電流が走った。
「アァインズ様!!私閃きましたわ!フラミー様に触れない方法!!」
「お?そうか。それは良い──」
途端に捕まえていたはずの手に両手を捕まえられ、そのままフラミーの胸へ手は伸びた。
リボンは再び解けてローブは肘で支えられるところまではだけた。
「っあっ!!ちょっと!!」
アインズの手ごしにフラミーの胸を揉むとアルベドは恍惚の表情をした。
「あぁ……フラミー様……アインズ様……!くふふふっ!」
「やめんか!これじゃ直接触れているのと大して変わらん!!」
アルベドの手から逃れる事も出来ず、そして少しその手の中の感触に喜びつつアインズが悪態をついていると、フラミーの胸には突起が生まれ、むにりとそれを押した。
「っあん!!あいんずさん!やめさせてぇ!!」
フラミーはアインズの手を包むアルベドの手を包みやめさせようと力を入れるが思い通りに動かず、胸はどんどん蹂躙された。
「アルベド!!」
「触れておりませんが!?」
「だからそう言う問題か!!」
フラミーの口から耐え難い吐息が漏れ出ると手はそのまま股間へ伸び──信じられないほど滑らかな動きでパンツを撫で回した。
「っはぁ、は、あ、あぁっ」
「あぁ……フラミー様……お可愛らしい……!私にこれを……あっ、でも初めてはアインズ様に……!」
アルベドは悩みながら人の手でフラミーをいじめた。
フラミーの声と感触、アルベドの胸に挟まれる男は悶々としていた。
「……あいんずさぁん」
呼ばれる声にハッとする。
「あっ、す、すみません」
片手でフラミーの胸を揉みしだき片手で股間に触れ快感を送っていたアインズは再び抵抗を始める。
押してダメなら引いてみろだ。
いつの間にか直に握っていた竿を一気に限界まで握りしめ、胸を揉む手もつかみ上げるように一気に小さくする事で、包み込むアルベドの手から手は僅かに離れた。
これであとは手を引けば──「あぁっ!で、出ちゃう!!」
「えっ!あ、じゃあ」
アインズの脆い意思は負け、そのままフラミーを責めるとフラミーはぴるりと液体を吐いた。
アルベドの手の拘束はそのまま解けたままだった。
「っひどいあいんずさん……」
「え、お、俺ですか……?」
「そうですわ……このように無駄に吐き出させて、もったいのうございます!!」
アルベドはズレていた。
アインズがフラミーを慰めようと近寄ると、背後から伸びた手は半勃ち状態の物を一瞬で掴まえちょうど良すぎるリズムと握力でローブの上から扱き始めた。
「っえぇ!?お、おまえ……!」
「さぁ、御身も疼いてらっしゃるのですから!フラミー様もそろそろ挿れさせてあげなければいけませんわ!!」
「ふぇ?」
+
アインズは四つん這いの柔らかな体に挟まれていた。
背後から睾丸を撫で上げられる感触と、飲み込まれている部分から上がる感触に数度目の吐精を行なった。
「っあぁ……アルベド……もう良い加減本当にやめよう……」
フラミーとの結合部からはぼたぼたと数回前に注ぎ込まれた精子が押し出されるように溢れ出ていた。
「まぁいけませんわ!まだ執務時間中ですし、これは執務といっても過言ではございません!」
アルベドはアインズから体を離すと勿体無いので汁が垂れていく部分に顔を寄せ、二つの性器をいっぺんに舐め、吸い上げた。
じゅるるっと言う音がなると、フラミーはびくんと体を揺らし、よろよろと進み、自ら引き抜いてベッドに倒れた。
アインズもそのまま睾丸をもごもごされるのを無視して四つん這いから腰を下ろした。
「……仕方ありませんわね。では私がお掃除を……」
アルベドがアインズの竿を握ると、フラミーは起き上がった。
「だ、だめ……」
「ではもう少しされますか?」
「し、しますから……」
「かしこまりました!」
数度目の女子の微妙な攻防にアインズはもう何が何だかよくわからない。
アルベドは転がるフラミーを後ろから抱きすくめるように起こすと体をアインズに向けさせた。
「さぁ、アインズ様もどうぞ」
アルベドはフラミーの背後から足を開かせ、秘裂を両手で広げた。
「……なんちゅーかっこさせてんだ……」
と言いつつもうここまでアウトな真似をしているならもう良いかと投げやりだ。
アルベドに先ほど吸われたせいで力は取り戻している。
どうぞと開かれた場所に竿を進めて行く。
「あぁ……もうドロドロで訳がわからん……」
「分かりやすいようにもう少し刺激が必要でございますね」
微笑んだサキュバスはフラミーの竿を掴み胸に手を当てた。
「さぁ、フラミー様もアインズ様へのご奉仕のお手伝いをお願いいたします」
耳元で囁くと両手はフラミーをこねくり回した。
「あぁっ!や、やぁ!!」
途端に内部がキュンキュンと動き出し、アインズは腰が砕けそうになる。
「そうでございます!フラミー様お上手ですわ!アインズ様のお顔を見て差し上げて下さい!」
フラミーはあぅあぅと鳴きながらアインズを見た。
「っえ、いや、いいよ……」
余裕のなさそうなアインズにフラミーはきゅんとした。
「アインズ様のあのお顔。くふふふっ。もちろんフラミー様のお顔もとろけてらっしゃいますわよ!」
「ふぇ」
フラミーは垂れたよだれをアルベドに舐め上げられ、数度目の絶頂を迎えた。
その後も全身から上がる快楽に何度もイカされ続け、フラミーの上には自分で産んだ液体が大量に散らばっていた。
アルベドはそろそろ頂こうと腹にまき散らした精子を塗りたくるように掬っては自分の口に運んだ。
アインズはイキ続けるフラミーの内部を優しくなぞりながらチラリとその様子を見た。
「……随分うまそうじゃないか……。アルベド、見せろ」
満面の笑顔を見せると、アルベドはたっぷり精子を運んだ口をあんっと開けて見せた。
「とんだビッチだが……お前はそう言う顔をしていても美しいな」
笑顔はとろけた。
気絶しかけているフラミーはアインズの胸を力の入らない手でぽかり、ぽかりと叩いた。
声ももうでないのか何か言いたげだが何も言わない。
「ふふ、あなたが一番ですよ」
優しく動かしていた腰の動きを変えるとフラミーは誰よりもアインズの心を動かす表情を作り、アインズは世界で一番可愛い嫁に再び注いだ。
アルベドの顔の横でねっとりとフラミーとキスをするとアルベドは良いなぁと近くにあるフラミーの耳を執拗に舐め上げた。
その後フラミーが意識を取り戻さなくなると、アルベドは大満足で帰っていき、与えられた第九階層の自室で服を全て脱ぐと自慰に励んだ。
「あぁっ!お二人のっ!二本っ!いっぺんでも受け入れられるわ!!」
いつその時を迎えてもいいように前も後ろも丹念に己をほぐす。
「あぁいんずさまぁ!!」
そして絶頂し、気を失うと──
「……はっ!!」
アルベドは慌ててベッドから起き上がった。
「……こ、これは……?」
いつも通り一つも乱れのない自分の格好──。
「ゆ、夢────!!!!!」
全ては夢だった。
わがままセット?