2-#44 閑話 長期謹慎処分 です
2020.02.20
2-#42最重要課題を一新しました
「……私はナザリックも要ります」
「ははは、正直だなぁ。俺もナザリックだっていりますよ」
二人は少しおかしそうに笑い、フラミーの顔を手で覆ったアインズは優しく唇を重ねた。
長く謹慎してくれるように祈って。
ふわふわと柔らかい唇を数回はむと、フラミーもアインズの唇を確かめるようにはんだ。アインズはなるべく穏やかな気持ちでいなければと精神抑制を使い、唇を離すと、顔を真っ赤にしたフラミーは囁くように呟いた。
「は、恥ずかしい……」
「……俺も……」
心臓の鼓動がバクバクと早まっていく。アインズは再びフラミーに顔を寄せてキスした。
アインズは何度もただのキスを繰り返しながら、急いではいけないと分かっているのに急ぎたくなる自分を叱責した。大切に、大切に育まなければ。何度目かわからないキスをすると、フラミーは躊躇いながらアインズの背中に手を回した。また体を乗せてしまっていいのだろうかと、一度も経験のない男は一瞬悩んだが、フラミーの引き寄せる力に任せて上半身を乗せた。あの時は狂っていたが、細い体は自分の重みで折れてしまいそうだった。
「ふ、フラミーさん……重くないですか……?」
「重たい……アインズさんって本当に重たい……」
体を離そうとフラミーの顔の横についていた肘に力を込めると、フラミーはアインズの背をギュッと抱きしめた。
「離れないで……アインズさん……」
アインズは胸が苦しくなって再びフラミーにキスした。唇を少し舐めて侵入許可を取ると、小さな口はゆっくり開かれていった。あの夜どうやってキスしたんだろうと童貞は少し思うと、侵入させた舌が吸われる感覚に余計な思考を捨てた。フラミーの舌を探し出し絡ませると、チュクッと二人の口の中から音が立った。一瞬爆発しかけた感情は抑制され、アインズは落ち着いてフラミーの口の形を覚えていく。涎が混ざりあってちゅぶちゅぶと音が立つとフラミーはゴクリと喉を鳴らした。アインズは一度自分の口の中に帰ろうとすると、フラミーの舌が震えるように付いてきたので引き込むように吸い上げた。
「ふぁ……」
引き込んだ舌を丁寧にねぶるとアインズは可愛らしい舌を元の場所に返す。唇を離すと、二人は目を開け、揺れる瞳を交わし合った。
「あ、あいんずさん……私、私ね……初めてで……あいんずさんみたいにうまく……できない……」
アインズは自分も初めてだと言うべきか言わないべきか悩む。男として三十を超えてそれは引かれるだろうか。
「昔付き合った男の子とは……普通のチューまでしかしなかったから……」
フラミーの続いた言葉に、村瀬の甘酸っぱい青春を想像して激しく嫉妬した。自分は何もかもが初めてだ。しかし、可愛かったあの写真の人が今まで一度も誰かと付き合ったことがないと言う方が不自然だろう。
「……静かにしてください」
これ以上何かを言えば、嫉妬混じりの醜い言葉しか出てこない気がする。アインズは再び唇を重ねた。舌の表面を押し合うように舐めあうとぐちゅぐちゅと音が立ち、フラミーの呼吸は少しずつ早くなっていくようだった。アインズは許されるだろうかと少し怯えながらフラミーの腹に触れた。
「んっぁ……あいんっず、さぁん……。私、だ、だめ……待って……」
待ての指示には待つと決めていた為、アインズは渋々唇を離すと、いつの間にかアインズの呼吸も少し早くなっていた。
「……ま……待ちます……ちゃんと待ちます……」
アインズは既に自分のモノが屹立している事に気が付き恥ずかしくなると、鎮静された。
「ね、ねぇあいんずさん……私の体、気持ち悪くない……?」
「……そんなわけないじゃないですか」
「でも、女子というにはちょっと……あの……その……」
「ちゃんと女の子ですよ」
アインズはフラミーの上から横にずれ、半分自分の胸の下に敷かれているフラミーのヘソのあたりを指でツツ……とローブ越しにゆっくり撫でた。やめろと言われない雰囲気に安堵すると、腹に指を沿わせたまま手を上に向かわせる。
やめろと言われたらいつでも止まりますという意思表示は今の二人の間には大切な気がする。怒られないまま目的地に到着すると、フラミーの小ぶりな胸を手のひらで包んだ。ものすごい勢いでフラミーの鼓動が伝わってきた。
「ほら、ちゃんと女の子じゃないですか……」
「んぅ……女の子……」
アインズは鼓動で跳ね続けている手の中のものを少しムニリと押した。それはふにふにと柔らかく、アルベドが腕をとる時にたまに押し当てられる弾力のある物と違って控えめだった。二つの小さな山は片手で収まってしまいそうだ。試してみようと手のひらを広げると、指先が胸につく小さな突起に触れ、精神は抑制されているというのにアインズの中には自分が破裂するイメージが何度も浮かんだ。突起を押してみるとフラミーの背と翼が跳ね、その瞬間自分の骨盤にあたった謎の物体に視線を落とした。
「あ、ああああいんずさん!!ち、ちがう、ちがうんです!ちがうんですよ?」
「……あれ……?ちがうんですか……?」
アインズはそろりそろりと再び腹に手を添わせながら下に向かって行くと、フラミーのモノに手を当てた。フラミーは若干悲鳴のような声を上げたが、勲章はもうすっかり硬くなっていた。教えてくれたら良かったのにとアインズは思いながら布越しにそれを根本から撫で付けた。
「ひっ……本当に、本当に……うぁ……あっ、あいんずさんっ、おとこのひとって……こんなに恥ずかしい……っのぉ……」
フラミーはされるまま、アインズの上半身を再び引き寄せ抱きしめた。
「……男はマジで恥ずかしいです。すぐにバレるから。フラミーさん、気持ちいいですか?」
これ以上しても良いのだろうかとアインズは悩んでいた。気持ち悪ければやめてあげたほうが良い。嫌われないように慎重に、慎重に。
「っんぇ、な、なんでそんなっこと……聞くのっ……」
「……気持ち良い……?気持ち悪い……?教えてください」
童貞の不安から生まれる疑問は、フラミーには全然違うものに聞こえた。
「ふぇ……き、きもち……っん……いいれす……」
調教しているようにしか見えないやり取りに誰かいたら突っ込んでいただろうか。
「……続きしても良いですか……」
「も、もうきかないでぇっ」
フラミーはもう耐えられなかった。フラミーの中では完全にアインズは百戦錬磨だ。抱き締めているせいでお互い表情は見えず、誤解はとても解けそうにない。
「えっ、ちゃんと教えてください。良いんですか?」
「ふぇぇ……おっおねっ……おねがいっん……おねがいします……」
布越しに続く優しい快感にフラミーはもう爆発させてしまいそうだった。
アインズは上半身を固定されたままローブをたくし上げ、フラミーのパンツに手を掛けた瞬間激しく何度も鎮静された。鎮静の嵐の中パンツを下ろそうとすると、フラミーが脱がされるために少し腰を上げ──限界だった。鎮静を取っ払い、一気にパンツを下ろさせると、フラミーの勲章はパンツに引っかかってから飛び出し、パンツを下ろしたアインズの腕にペチンと当たった。
「ふぇ……は、恥ずかし……や……やだ……やっぱり……やっぱり……」
「ご、ごめん、百年待てない……!」
アインズは自分にぶつかった小さな勲章を握ると上下に動かした。フラミーにこれがついていて良かったとアインズは思う。これの存在は若干
「ひ!む!むりっむりむり、むりぃ!!あいんずさん!!苦しい!苦しいよぉ!!」
「えっ、苦しい?出した方が楽ですよ!?」
可哀想な事に我慢しすぎなせいでそれはてっぺんから滲み出る透明な粘液でぐじゅぐじゅだった。
「あっあぁ!っんん……!あっあいっんずっ!さんん!」
フラミーは湧き上がってくる放出の感覚に止まれ止まれと念じたがとても止められそうになく、立てた両膝がビクビクと動いていた。
「いいですから、出しちゃって下さい!」
「出し方なんてわかんないよぉ!ッアァ!!」
フラミーの叫びと同時に、勲章はビクンと波打つと大量の子種を放出させた。アインズはそれを見て興奮してしまい、俺にはこんな趣味があったのかと自分の知らなかった性癖に驚いた。頭の片隅でペロロンチーノの喝采が聞こえる。アインズが見たこともないほど出た白い液体はフラミーの腹の上と顔に散らばった。よく見るとフラミーの股間には一本も毛がなかったし、玉も付いていなかった。
「っこ、こんなに出して……いつぶりだったんですか……?」
「ふぇ……生まれてはじめてですよぉ……」
「えぇ!?は、はじ……あぁ!もう!」
アインズは
バクバクと心臓が破裂しそうなほどに鳴り響くのをうるさいと心の中で叱責しながら、秘裂を押すと、当てがった指は途端にぬめりけを帯びた。くちゅっと小さな音がたつとフラミーはまた声にならない悲鳴を上げたようだった。指を何度も沿わせ、その場所がどんな形でできているのか調べる。アインズの股間は痛いほどに膨らんでいた。
中指を一本、穴に押し当てた。
「ひっ……あいんずさん、あいんずさん!」
「……はい……」
何度も名前を呼ばれながらつぷりと指の侵入を始める。内部のあたたかく絡み付いてくる様子はアインズの指と脳をどろどろに溶かすようだった。
「フラミーさん……やばい……」
それどころじゃないと言う様子のフラミーは苦しそうに震えていた。痛いだろうか。アインズはそっと入りきった指を抜けきらない程度まで引いていく。この指すらこれだけキツイ場所に入れるのだろうかと思うと──これから自分はこの人とつながりを持つのかと頭に血がのぼる。
ゆっくり数度指を出し入れするとフラミーの放出を終えてへんにょりとしたモノは上向きになって来ていた。指をそっと曲げてみるとピクンとフラミーの背が跳ねた。
「ふぇ……違うのに……違うのに……」
泣きそうな声で何度も何かを否定する様が愛らしい。アインズはこれが好きかと数度指を曲げた。ンッンッと押し殺した声が響く。百年聞いていられると思いながら指を抜き、とろとろの中指に薬指を添わせ、穴を押した。
「っい……いたぃっ……」
何度も頭を撫でながら二本にした指をゆっくり挿し込み直した。
「あいんずさん……おしまいにしよ……おしまい……」
「大丈夫から……」
何が大丈夫なのかはよく分からないが二本を入りきるところまで入れると、再び内部を何度も優しく押した。顔を真っ赤にしたフラミーは震え、アインズの指に従うように全身の筋肉を収縮させた。はぅはぅと呼吸が響き、目は潤んでいた。
「フラミーさん……可愛いよ……可愛過ぎるよ……!」
アインズはしばらくつぶつぶとする内部を刺激してからそっと指を引き抜いた。
羞恥から涙を浮かべるフラミーのまぶたにキスすると、自分の股間からリアルのときより随分大きいモノを取り出してあてがった。既に充分に濡れた場所にゆっくり押し当て肉を割り進み始めると、フラミーは逃れようと少し下がった。
「いっ……いたっ……いたいっ……!あいんずさん、いたいよぉ!」
どうしてもやっぱり痛いものかとアインズは可哀想に思い、フラミーの元気を取り戻していたモノを握ってゆっくり上下に動かした。
「フラミーさん、こっち。こっちに集中して」
アインズがしごいて行くとモノは更に硬度を増し始め、フラミーからは少し甘い吐息が再び漏れ出た。
「っふぇ……しゅうちゅ……っう……」
「はい。ちゃんと集中してて下さいね」
手を上下運動させながらゆっくり腰を近付けて行くと、ミチミチと膜が裂ける感覚が伝わってくる。フラミーのモノはまた少し柔らかくなったようだった。
「あいんずさん、いたいよぉ、やっぱりだめぇ!」
フラミーは泣いてた。
「痛いね。フラミーさん、大丈夫だから。ゆっくりするから……」
進んでも進んでもきついその中に、アインズは動きたくて堪らない欲求をなんとか抑える。アインズの中に滅茶苦茶にするイメージが一瞬浮かんだが鈴木は首を振って追い払った。すると、まだ全て入りきっていないのにコツンと先端が何かと触れ合う感覚に、ここが最奥かと気付いた。
「っ……あぁ……好きだ……!」
体を寄せフラミーを抱きしめ、吐息のようにそう言うと内部は少しキュンと動いた。
ゆっくり引き下がり始めるとフラミーは痛い痛いと訴え、フラミーのモノは完全にやる気を失っていた。抜け切る前に腰を引くのをやめると、アインズはいつのまにか止めてしまっていたフラミーのモノを握る手を再び動かした。元気になれと。
「フラミーさん……奥にもどるよ……」
「あいんずさん、でもいたいの、わたし、いたいの」
「……
「しないよぉ、ばかぁ」
フラミーが怒ったようにぽろりと涙を落とすとアインズは少し笑った。
「はは、そうですよね」
話してるドサクサに紛れてゆっくり腰を押し戻しはじめると、しごいていたモノが少し膨らみ始めてきたような気がする。
「……はぁ……俺そろそろ動かないと死ぬかも……」
「っはぅ……うぅ……」
「良いかな……」
フラミーはぼんやり開いていた目をギュッと瞑った。
オーケーサインだろうか。アインズは生まれて初めての腰の運動をゆっくり始めた。何度も何度も「ひぅひぅ」言うフラミーの体内をゆっくりとなぞり上げ、たまらない幸福感に包まれる。この程度のスピードだと言うのに、ぴちりと食い締めて来る内部に射精感が容易に高まっていく。肌を重ねると言うのがこれ程までに満たされる行為なのかと自分の下で全てを委ねる人を眺めた。
フラミーはまだ痛みを感じている様子だった。処女はめんどくさいと言っていたギルメンを思い出す。めんどくさくはないが、耐えるのが辛すぎてアインズは爆発しそうだった。
「フラミーさん……ごめん、ちょっとさせて……」
「はぇ?──っふぁ!」
アインズは途端にフラミーを責めた。水分の絡んだ肉のぶつかり合う音は卑猥で頭がおかしくなりそうだ。アインズは百レベルのキャラクターの身体能力に感謝するべきだろう。滑らかに動く腰はフラミーの中を満遍なく擦り上げ、残っていた膜を一つ残らず駆逐する。アインズを飲み込む場所からは透明な液体と血が流れてベッドを汚した。
こんな事をこの人にと何度も思いながら愛しさが爆発してしまいそうだった。
「あっ、あっいんずっさっあぁっ……!むり!むりれすっ」
いつのまにかフラミーのモノは元気を取り戻し、その声も瞳もとろけていた。
「ふ、ふらみーさんっ、むり?きもちいい?痛かったら、嫌だったらちゃんとやめるから!」
「ふぇ、やっあん!っん、きか、ないでぇっあっ、あぁっ」
腰の動きに合わせて漏れる声は、甘かった。童貞は自分の営みが不正解じゃないことに安堵するとフラミーに身を近付けて動きを早めた。
「はっあっあぁっいんずさっあいんずさぁんっ!」
つくたびにフラミーから漏れる声と、自分の包まれるモノから湧き上がる快感に頭が真っ白になって行く。
「フラミーさん、フラミーさん!あぁ……おれ……!おれダメだ……!」
もう無理かと思うと、フラミーも限界なのかビクビクと身を震わせて苦しそうに声を上げた。
「んぁっいんずっさんん!すきっ、だいすきっ、ふらみーはっあっあいんずさんっ!だいすきぃ!」
「っ!!俺も好きだよ!大好きです!!あぁ……!我慢できない、ほんとごめん!!」
アインズは余裕のなさそうな声を上げてばちゅばちゅと腰を打ち当てると、放出の感覚に引き抜かねばと慌てかけるが、言う事を聞かない体は耐えきれずにフラミーの中に子種を放出した。同時にフラミーのモノからもトピトピと子種が吐き捨てられると、それはアインズの腹にぶつかって、フラミーの腹の上に垂れていった。
「あぁ……!やぁ……!」
二人はしばらくそのまま肩で息をし合いながら硬直していたが、アインズは一度ため息をついてゆっくり体を離した。
「ご、ごめんフラミーさん……」
まさか中に出してしまうなんて、せめて許可を取らなければいけなかっただろうか。ほかに何を言えばいいか分からずまずは謝った元童貞は引き抜こうとしたが、絡め取られる感覚に再びモノを大きくし、それ以上抜くのも何かを考えるのもやめた。
「わたしも……ごめんらさい……こんな、こんな……」
フラミーがアインズの汚れた腹を撫でると、その指には自分で吐き出した子種がべったりついていた。
「……気にしないで」
アインズは