二人の対魔忍に混沌の邪悪な企みが襲いかかる!
東京キングダムにある高級料理店、《豊穣の楽園》。その地下において激戦が繰り広げられていた。
「はぁぁぁぁぁ!」
紫色のスーツを着た美女が刀から放つ一閃が4足歩行の化け物たちの触手を薙ぎ払う。
「ええい!キリがないわねぇ!」
小柄な少女が放つ雷の弾丸が黒い仔山羊たちを撃ち抜いていく。
化け物を相手に戦っている二人の対魔忍は秋山凜子と水城ゆきかぜである。
彼女たちは行方不明となった井河さくらが《豊穣の楽園》本店の地下にある施設に囚われているというタレコミがあり、潜入した結果、大量の仔山羊たちの歓迎を受けたのだ。
「合わせろ!ゆきかぜ!」
「はい!凜子先輩!」
「逸刀流”胡蝶獄門”」「”雷槌”!!!!」「はぁああああああああああああっっ!!!」
二人の必殺技が黒い仔山羊たちを粉砕し肉片へと変える。
「はぁ…はぁ…数の暴力とは恐ろしいな…」
「でもそんなに強くはなかったわね…先輩!さくら先生を助けましょう!」
敵の一掃を終えて地下施設の奥へと進む二人。
施設の通路は地下だからか甘ったるい何かの匂いと湿気が充満しているように感じる。
「なんだか変な雰囲気だな…」
「敵の姿も気配もない…でも油断せずに進みましょう…」
だが彼女たちは知らなかった。すでにこれが敵の術中にあるという事を。
そのころ、施設のモニタールームでは二柱の邪神が談笑していた。
「うふふ♪かかりましたね♪これもナイアさんのおかげです♪」
二人の対魔忍が施設を探索する様子を見ながら愉快そうに笑うのは黒山羊メイド。
「さくらとか言うあの雌豚で遊ぶのは楽しかったからなぁ♪そのお礼だよウトゥルス♪」
ナイアと呼ばれたのは銀髪が目立つ褐色の美女であった。
「ミルクプラントとしてあの豚の役目は十分に終わりましたからね♪あなたはこれからも遊びたいのでしょう?そのために対魔忍たちに返すと。」
「その通りだ。しかし、まさかオレが流した情報に疑問も抱かず突っ込んでくるとはなぁ♪ウトゥルス、お前はそろそろ脱出しな。あとはオレが楽しませてもらうぜ♪」
「そうですね♪では私は信者たちにミルクを配っていきますね♪」
そのとたんウトゥルスと呼ばれた黒山羊メイドの姿は掻き消えた。
「さあて二人がたどるのはどんな破滅か♪楽しみだなぁ♪」
愉悦に満ちた笑みを浮かべるナイア。モニターに映る二人の身体は少しずつ異変を生じていた…
むくむく…ぶくぶく…と二人の対魔忍の身体は確かに少しずつ肥えていく
「先輩…少し暑くないですか…?」
貧相な部類に入っていたゆきかぜの身体は贅肉が少し付きちょうどいいムチムチ感が出始め胸も尻も大きくなり始めている。
「そうだな…この施設は捨てられたのか…?」
凜子の身体もムチムチと肉が付き始めている。
しかし二人はそのことに気づかず探索を進める。
その時!
「助けて!助けてください!」
銀髪褐色の美女がそう言いながら二人の元へ駆け込んでくる。
(罠か!?)一瞬よぎったその疑問は女性を追ってきた二対の蛇のような化け物を見た瞬間脳裏から消える。
「罠かどうかは知らないけど今はこの化け物を倒しましょう!先輩!」
ゆきかぜはそう言うとたぷんどたぷんとムチムチボディを揺らしながら戦闘を始める。
「そうだな!ゆきかぜ!」
凜子もまたどたぷんだぷんと贅肉を揺らしながら刀を振るう。
(動きにくい!?)
戦っている間も二人の体はムクムクと太り続ける。ムチムチだった身体はぽっちゃりと言ってもいいほどに太り、腹は触り心地がよさそうな張りのあるビール腹となりゆきかぜは乳も大きくなっていく。
「ふぅ…ふぅ…雷槌!」
ゆきかぜの銃から雷光が放たれ、二匹の忌まわしき狩人は蜂の巣にされて崩れ落ちた。
「ふう…ふひぃ…何とかなったな…」
「体に違和感があったけど…何だったんだろう…」
二人は自分たちの身体が太っていくのに気づいていない
化け物の消滅を見張っていると先ほど逃げてきた女性が声をかけてきた
「ありがとうございます…さっき脱出しようとしたらこの化け物に追いかけられて…」
「あなたは何者だ?どうしてこんな所に?正直に言わなければ…」
凜子が刀を向けて質問する
「…米連の特殊部隊のニア・サウザントフェイスです。最近我が国に現れたカルト教団とここに繋がりがあると突き止めて潜入したのですが捕虜にされたのです…」
「あなた一人で?」
「はい…捕まった時の戦闘で仲間たちはみんな殺されて…」
「捕まっていたのなら…対魔忍が一人捕まっていると言う情報があったのだがなにか知っているか?」
「その情報を流したのは私です!対魔忍らしい人が捕まってたのでそちらに救援を呼べばどさくさに紛れて逃げれるかもと…まさか今度はそちらの捕虜になるとは…」
「それならその対魔忍のところへ案内してもらおうかしら。敵の敵は味方っていうしね。」
ゆきかぜのその提案をきいてニアは安心した表情をする。
「いいですよ…その代わり後で口封じで殺すとかとか、やめてくださいね…?」
そう言って収容エリアへと案内を始めるニア。後をついていくおデブ二人には見えなかったがその表情は邪悪な笑みをたたえていた。
「ここが収容エリアです。」
そう言って扉の前に立つ。
「ぜひゅ~…どうしてそんなに元気なんだ…?」
体重80㎏は超えているレベルに太った凜子は息が上がっている。
「ぜふぅ…ぜはぁ…なんかミルクみたいな匂いが凄くするわね…ぜひゅう…」
ゆきかぜの方もブクブクに太り息が上がっている。
空気中を漂う謎の物質が多いせいか今でも二人の身体はブクブクと太っていっている。
対魔忍スーツに包まれた体は窮屈そうに贅肉を主張し、少し裂け目ができればそこから肉が飛び出そうなほどである。
「それでは開けますね♪無様な姿見せろよ♪」
そう言うとニアは扉を開けるそのとたんに甘ったるい汗と精液が混じったような強烈な匂いと蒸気が扉の前で立っていたおデブ対魔忍二人に襲い掛かる!
「うわぁぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁぁ!」
煙が晴れるとそこに立っていたのは…
「ぶふぅ~…何がおこったんだぁ…?」
「ぶひゅ~…体がぁ…重いぃ…」
二人の身体は全身に贅肉がつき150㎏ほどのデブに変わっていた。
「うひゃひゃひゃひゃ♪引っかかってやんの♪認識阻害を解いてやるよぉ♪」
そう言って指をパチンとならすニア、
「ぶひゅぅ…あれ…あたしってこんなにおっぱい大きかったっけぇ…って何この腹肉ぅ!…ぶひゅぅ」
「ぶふぅ…なんて身体だぁ…ぶひぃ…達郎に顔向けできない…ぶふぅ…」
二人はブックブクに太ったことにやっと気づく
「お前らが会いたがっていたさくらにも合わせてやるよぉ♪ほらこの部屋の奥にいるぜ♪行ってきな♪」
そう言うとニアの影から巨大な触手が生え二人の元へと迫ってくる
「に…ニア…ぶひゅぅ…あたしたちを嵌めたわねぇ…ぶひゅぅ」
そう言ってゆきかぜは銃を抜こうとするも腕についた肉が邪魔でうまく抜くことができない
「ぶひぃ…私たちに何をしたぁ…ぶふぅ…」
凜子も刀をうまく振るえず取り落としてしまう。
「俺ばっかり見てていいのかぁ?感動の再会だぜ?」
触手に捕まれて部屋の中に放り投げられるゆきかぜと凜子。ぶよんと湿った何かにぶつかり着地する。
「ぐふぅ…痛いじゃない…ぶひぃ!?これはまさか…」
「さくら先生…なんて姿に…」
そこにあったのは肉塊であった
超乳と言ってもいい、バランスボールほどの大きさの乳房からは母乳をたらし、股間には巨大な男性器が生えており、三段腹のベッドのような腹肉の下から顔を出して精液を漏らし続けている。足や腕は肉に埋もれて使うことはできない…そんな肉塊が今のさくらであった。
「ぐぅぅ…さくら先生にこんなひどいことを…ぶふぅ…」
よたよたと立ち上がりながらもニアを睨みつける凜子。しかしブクブクに太っているためかいまいち迫力が出ていない。
「ぶふぅ…あたしたちもこんな体にしてぇ…絶対責任取ってもらうんだからぁ…ぶふぅ…」
ゆきかぜも気迫を放ちながら立ち上がり再び銃を構えるがレオタード型のスーツに抑え込まれていたぶよぶよの腹肉がついに服を破ってバルンッ!と飛び出てくる。
「ぶひっ!?お腹が!」
ほぼ一枚布である対魔忍スーツが破れてゆきかぜは裸同然の姿になってしまう。
「おお♪ブックブクのデブになってもオレに立ち向かってくるか♪面白い♪」
そう言うとニアの身体からは混沌が噴き出し周囲を闇に染めていく
「ぶひぃ!?なにこれ!」
「魔族!?…いや…なんだこれは!?…ぶひぃ!?」
周囲が自分たちとさくら以外が闇に閉ざされて見えなくなる。
「うひゃひゃひゃひゃひゃ!」「ふひゃひゃひゃひゃ!」「ひゃはははは!」
ニアの笑い声が闇の中に響く
「ぶふぅ…くそぉどこにいるかわからないぃ…ぶふぅ…」
ゆきかぜは身体が動く限りがむしゃらに銃を撃つもニアをとらえることはできず闇が払える気配もない。
「ぶふぅ…すまないぃ…今の私は何もできないぃ…」
刀を落とし太らされた凜子は闇の中何もできず無力感に苛まれる。
その時!燃える三眼が彼女たちの前に現れた!
「我が名はナイアルラトホテップ!玩具どもよ♪貴様らにさらなる絶望を♪」
三眼が一際燃え上がった瞬間、ゆきかぜと凜子の意識は失われた。
続く?