──────────話は数十分前に遡る。
まだ式が、アイリの部屋で共にお茶を楽しんでいる頃。
「歩。最近、調子はどうですか」
「調子……って言うと?」
話を振られ、少年は本から顔を上げてキョトンとして返した。
ここはライダーの部屋だ。歩にとっては少し意外だったが、ライダーは読書が趣味だった。歩も読書は好きなのでよく彼女の部屋の本を読ませて貰っていた。
「とぼけないでください。どうせ目星は付けているのでしょう」
「えっと。よく分からないんですが、何の話です?」
「決まっています。次に落とす女についてですよ」
ぶはっ!! と歩が吹き出す。それは奇しくも式が咽たのと同じ時だった。
「ごほ、げほっ! ……な、何言ってるんですか。僕は別に」
「誤魔化さないように。アルクェイドや桜のような美女を抱き、自分の女としたのです。もう歩は女の味を忘れられるはずがありません。幸運にもこの付近には上玉が多くいる。歩の薄い自制心が耐えられるはずがないと思いますが?」
「ううっ……」
ライダーの言った事は決して的外れではなかった。何の因果か、このマンションを筆頭に歩が通う学校や近くの店などここら一帯にはとびきりの美人が多い。その中の幾人かは既に歩も知っていた。
あの人たちとお近付きになれたら……と思ってしまうのは、歩のような年頃の男子なら仕方ない事だった。歩がその気持ちを抑えているのは、単純におとなしい性格である事と、
「……全く。そうではないかと思っていましたが、私や桜、アルクェイドという既に唾を付けた女に配慮しているのですね。それ程の女たらしだというのに、妙な所で律儀なんですから」
微笑んでライダーが言った。そうは言いつつも彼女自身嬉しそうだったが、すぐにキリッと表情を引き締める。
「ですがそれではいけません、歩。実はですね、この前アルクェイドと桜を交え、話し合いまして」
「は、はあ。何ですか」
「貴方のハーレム拡大を推奨する事にしました」
「はい??」
目を丸くする少年。
「えーっと、どういう事です……?」
「具体的に言えば、貴方が他の女を抱くコトを手助けすると言っているのです。……我々もですね、歩に抱かれ触れ合う内に考えが変わりました」
すっと身体を寄せるライダー。驚いて縮こまる少年の肩を抱きながら、
「貴方は、特定少数の女で満足する雄ではありません。我々が惚れ込む程の男性ならば、出来るだけ数多くの優れた女を抱き、子種を蒔く必要があるかと存じます」
「あ、あの……流石に買いかぶり過ぎなのでは……」
「クスッ。ええ、今のは半分冗談です。────最大の理由は惚れた弱みというヤツです。貴方が新しい女の穴を求めるというならば、それに応じざるを得ないのが今の我々ですから。自覚が薄いようですが、それだけ我々は貴方に誑し込まれてしまったという訳ですよ」
「うっ…………」
歩の鼓動が早くなる。至近距離に絶世の美女がいるという事もそうだが、それ以上に、
「……ほら、すこしペニスが硬くなった。そのくらいもう触れずとも分かりますよ。……今の、貴方に傅くような言葉を聞いて興奮してしまったのでしょう? 理由はそれです。貴方は優しいですからそういった面を隠そうとしますが、我々にはお見通しですよ。そういう言外の欲望をしっかり見抜き、満たして差し上げるのも貴方の女としての役目でしょう」
わずかに持ち上がったズボンの股間部分を見下ろしつつ、ライダーが囁く。
「……おや、丁度いい。実はですね、私はこのマンションに簡単な結界を張っていまして。人の出入りや簡単な監視が出来るのです。…………この暴れん坊で、暖かくて狭い所が大好きな貴方のペニス。これを今まさに求めている浅ましいメスが、すぐそこにいるようですよ」
「えっ……う、うわ!?」
ライダーはひょいと歩の身体を抱え、部屋を出た。そのままとんでもない跳躍力とバランス感覚で手すりから身を投げ出す。
「───────!?」
「口を閉じていてください。舌を噛みますよ」
そうは言うが、実際にはそんな必要もない程にふんわりとした着地だった。一気に地上まで降り立ち、ライダーは歩を下ろす。
「っとと……。ら、ライダーさん、何ですか急に」
「ほら、見てください。……あそこです」
「…………あ」
植物園の中へ視線を移す。
そこには、ふらふらと熱に魘されたような足取りであるく和装の美女がいた。こちらには気付いていないようだ。その横顔に、歩は見覚えがあった。
「あの人、この前擦れ違った……」
「彼女の名前は両儀式。よくこのマンションに住む友人宅へ訪問しているようです。……薬指が見えますか? 人妻で、娘もいるらしいです」
「え、ええっ? そんな、他人の奥さんをどうこうする気なんて、僕は」
言いかけた歩の唇に、ライダーがピトッと人差し指をくっ付けた。そのまま音を立てないよう注意しながら、式の後を尾ける。
「勿論、真に貴方に興味のない人妻を無理やり口説けとはいいません。貴方がそういうコトを望まない人格というコトも分かっています。ですが……ほら」
「え……うわ、ちょっとあれ……!?」
草花に身を隠して覗き見る。ライダーに連れられた先、大樹の前にあるベンチ。
そこには、整っていた着物をはだけ、猿のようにオナニーしている式がいた。
「彼女が何故自慰をしているのか分かりますか? ……あれはですね、貴方を想ってしているのですよ。この前あそこで桜と私で歩を気持ち良くして差し上げたでしょう? あれが彼女の心を打ち抜いてしまったようです。……罪な男ですね、口説きすらせず、エッチを盗み見させただけであんなきつめで貞淑そうな人妻を落としてしまうなんて」
「っ、僕を……想って……?」
「ええ。……可哀想だとは思いませんか? 夫も娘もいて、傍から見れば幸せな生活だったかも知れませんが、見れば分かるように本当の彼女は性欲旺盛なメス。なのにきっと若い頃からそれを満たせず、目を逸らして生きて来たのでしょう」
ライダーは、その目に憐みさえ見せながら、
「そんな女が、ある日突然貴方の精力を目の当りにしてしまった。ずっと年下の少年のオスっぷりに恋してしまった。それはもう、えげつない不意打ちでしたでしょうね。……歩、どう思います? 直接貴方に声を掛ける勇気もなく、一人寂しくオナっている人妻。……抱きたいとは思いませんか? 押し倒して、欲求不満おまんこをぬっぷぬっぷに犯して、生娘同然の子宮をガツンガツンに殴りまくって。性欲も、寂しがりの恋心も溢れるくらいに貴方で満たしてあげて。あの和風美人の顔が台無しになるくらいに啼かせて……貴方に寝取られ待ちの人妻を、望み通りに寝取ってあげたいとは思いませんか……?」
「……っ、く……」
少年の目は既に式だけを見詰めていた。それを横目で見て、ライダーが嗤う。
「……その気になってくれたようですね。ええ、それでこそ我がハーレムの主です。それでは、もう少しだけお節介を焼かせて頂きましょう。ほら歩、少しこちらを見てください」
「え────────」
ライダーの四角い瞳孔が、怪しげな光を帯びる。それを直視した少年の瞳が、淫欲に濁っていく。
「私の宝具の応用です。一時的にですが、貴方の理性の抑制を外しました。優しい歩が、相手が人妻だからと手加減してはいけませんからね。……それでは、ほら」
ライダーが、立ち尽くす歩の背中を軽く押す。
「私は邪魔にならないよう、部屋で待っていますから。……貴方の好きなやり方で、彼女を落としてあげて下さい」
一際激しくオナニーしている式の元へ、引き寄せられるように少年が歩いて行く。
それを見届けてから、ライダーは地を蹴り、部屋へと帰って行った。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「はっ♡ はっ♡ は……♡」
────────ライダーが去った後。
彼女の思惑通り、歩は強引に式へ言い寄った。これまたライダーの推測通り式は拒む事が出来ず、意外に力強い少年に腕を引かれて行く。
半ば腰が抜けている式に階段を上らせるのは苦だと思ったのだろう。歩はエレベータを呼び出し、式と一緒に乗り込んだ。ゆっくりと扉が閉まる。
「ど、どこへ行くんだ……」
「いいから着いて来て下さい」
「っ…………」
式にも想像がつく。このまま連れて行かれたら、きっと後戻り出来なくなると。
抜けた腰を懸命に引き摺って、エレベータのボタンを押そうとする。
「頼む、降ろしてくれ……! あんな所で、おっ、オナニーしてたのは悪かったから……謝るから……!」
ほうほうの体で見当違いの許しを請う式。
そんな人妻の言葉に、少年は取り合わない。
「なに言ってるんですか。式さんも、このままじゃ辛いですよね? ……ほら」
「あひぃっ!?」
式が目を見開き、悲鳴を上げる。完全に力が抜けてしまう。
それも当然だ。未だ疼いている式のマンコ。そこを、着物の隙間から滑り込んだ少年の手が擦ったのだった。
「くはあぁぁ……♡ やめ、やめろぉ……っ♡」
「じっとしててください。……ほら、着きました」
チン、と音を立てて扉が開く。式はまた手を引かれ通路を歩いて行った。
やがて、一つの部屋の前で歩が止まった。部屋に備え付けられている呼び鈴を鳴らすと、ガチャリとドアが開く。
「─────おや、お早いお戻りで。いや、見た所これからですか」
「っ……おまえ、あの時の……」
式が目を瞠るのと対照的に、彼女──────ライダーは澄ました顔だった。まるで私が彼の正妻です、新入りの貴女とは違うんですとでも言わんばかりの顔である。
しかし、それも長くは続かなかった。
「ライダーさん。部屋を貸して欲しいんですけど」
「はい? 私の部屋を、ですか? ……しかし、確か今日はお母様も不在でいらっしゃるのだから貴方の部屋でいいのでは……というか、流石に他の女と寝るのに私のベッドを使わせるというのは」
「ライダーさん」
「え────────ひぎぃぃいいいい!!???」
ライダーがあられもない悲鳴を上げた。
その豊満な乳房。歩と会う時はよく下着を着けずにいるのが災いした。薄い黒セーターの上から、思い切り乳首を摘ままれたのだ。
「あ、歩っ!? 駄目っ、乳首そんなに抓られたら……♡」
「ライダーさん、僕のハーレムの一員だって言ったよね。僕の言う事を聞くのも役目だって。……なのに口答えするの? おかしいよね、それ」
ギリッと捩じり上げられ、ライダーが涙目になる。
「あっあっあっ♡ わかっ、分かりました♡ 生意気言って申し訳ありません♡ 貴方に逆らう気などありませんから♡ どうぞ私のベッドをお使い下さいっ……♡」
「うん、ありがと。どこかで時間を潰してて」
速攻でアクメし腰を抜かしたライダーをもう一瞥する事すらなく、歩は式の手を引いて部屋へ入っていく。いつもの少年では考えられない、俺様気取りの横柄な態度だった。
「っ……英霊たるこの私を本当に所有物のメスのような態度を取って……いくら何でも、許す訳にはいきません」
バタンと閉まったドアの前。
「……と言いたいところですが、ああっ、子宮がキュンキュン疼いてしまっています……♡ 心臓も痛いくらい脈打って……惚れ直してしまいました♡ いつもの優しい歩も好きですが、たまには悪戯して強引にされるのも良いかも……♡」
顔を真っ赤にしながら呟く。
歩をリードしている気になっても、結局クソザコ根性が抜け切らない蛇女であった。
「あうっ!」
薄暗い寝室の中。ベッドに乱暴に倒れ込まされ、式は悲鳴を上げた。
ふかふかの掛布団に頭を突っ込む。すう、と息を吸うと、脳髄が痺れた。
(こっ、これ……さっきの女と、少年の匂いだ……。二人の体液が混ざり合った匂いがプンプンしてる……っ)
恐らくは数時間前か、遠くても一日以内にはここで少年があの女を抱いたのだろう、と推測する。そこへ人妻を連れ込むのだから豪胆と言う他なかった。
「式さん。もう知ってるみたいですけど……僕は歩って言います。そう呼んでください」
「……わ、分かった。……歩。その、頼むから、オレを帰してくれないか……」
少年の名前を呼んで、とくんと胸が高鳴るのを隠しながら式が言う。
名前を呼ばれた歩は、ぎしりと自分もベッドの上に乗った。
「駄目です。僕は式さんを僕のものにしたくて、式さんは僕のものになりたいんですよね。だったら、僕が止まる理由なんてありません」
「待って、待っ……♡ ま、まんこ弄りながら脱がせるな……♡」
くちくちと性器をほじられ抵抗できない式の着物を、歩が丁寧に脱がしていく。
単衣の着物を脱がすと、肌襦袢が現れた。アルクェイドたちほどではないがふっくらとした乳房が布を盛り上げている。
式に伸し掛かった歩は腰紐を解き、襦袢の前を開いた。
「……ああ、やっぱり。さっき触った時から思ってましたけど、下着は着けてないんですね。いや、これが下着代わりなのかな」
「う……うう……」
白く薄い布の向こうから、式の白い肌が現れた。ぷるん、と柔らかそうなおっぱいが震える。
「……ぱくっ」
「ひああああああ!? やめ、胸を吸うなぁ♡」
躊躇する事なく、歩が桜色の乳首へと吸い付いた。経産婦とは思えない、慎ましやかな乳首をちゅうちゅうと吸う。
「おっ♡ おほぉぉぉ……♡」
身体を震わせる式。
そうやって式の抵抗を完全になくしつつ、歩が式の下半身を守る裾避けを下ろす。
「式さんのあそこって、ちゃんと整えてるんですね。……もしかして」
「ち、違う……違うぞ……」
「その反応、バレバレですよ。僕とエッチする時の為に綺麗にしてたんでしょう。でも、つるつるに剃るのはちょっとやり過ぎなんじゃないかなあ」
「~~~~~っっ♡ 違うって言ってるだろっ……♡」
真っ赤な顔を掌で隠す式。
勿論、歩の言った事は正解だった。来るはずないと思いながらもどこかで期待して少年に抱かれる時の為に陰毛を処理していたのだ。加減が分からず剃り過ぎて、いっその事と思い全て剃り上げてしまったのだが。
そんな式から服を全て脱がせ、全裸にする。汗にほつれた黒髪も、少年の唾液に濡れた美乳も、既にべたべたに濡れたマンコと太ももも。人妻の生まれたままの姿が少年の前に晒された。
「もう十分濡れてるけど……いきなり挿れると式さんのおまんこもびっくりしちゃいますよね。さっきのオナニーの続き、しましょうか」
「つ、続きって……?」
怯える式の股間へ、歩が手を伸ばす。
「あ゙ッ……♡ まさか、手で……」
「はい。式さんが泣いちゃうくらい、気持ち良くしてあげます」
「くっ…………」
完全に自分を格下と見ている発言に式の反骨心が目覚める。
これでもかつては夜の闇を駆け、数多の敵を打倒した殺人鬼である。ここまでは少年のペースだったとはいえこのまま良い様にされる訳にはいかないと、懸命に目尻を吊り上げる。
「……お、オレを泣かせるだって。やってみろよ。悪いがオレだって経験はあるんだ。ちょっと良い女を抱いてきたからって、調子に乗るんじゃないぞ……!」
「っと。式さん、まだまだ元気なんですね。分かりました。たくさん気持ち良くしてあげますから」
「ふ、ふん……! その勢いがいつまで持つかな……!」
式が腹に力を込め、気合いを入れる。
ぷちゅっ、と歩の指先が式のマンコに触れた。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
カチカチと時計の秒針が進む。
いつの間にか布団はべたべたに濡れそぼっている。
ぎしぎしとベッドのスプリングが軋んだ。
薄暗い部屋で一組の男女が絡み合う。
仰け反った身体から、粘ついた汗が飛び散った。
歩の手マンが始まってから、僅か15分後。
「お゙っ♡ お゙ほお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙おお゙お゙お゙お゙お゙お゙゙ッッ♡♡」
式は、都合12回目のアクメを迎えていた。
ぷしっ、ぷしゅっ! と何回目か分からない潮を吹く。掛布団は式の愛液でずっしりと重くなり、もう歩の匂いもライダーの匂いも上書きして式の匂いしかしなくなっていた。
「式さん、大丈夫ですか? ……え? 辛い? それは良かったです。じゃあ、式さんの弱点のGスポット抉ってあげますね」
「許してっ♡ もうイクの嫌だぁ♡ イキ続けるのきついっ♡ オレが悪かったから……ひきゃあああああああああああっ♡♡」
問答無用で曲げた指でマンコを掻かれ、あっさり13度目の敗北を喫する式。びちゃびちゃと小便のように愛液を漏らす様子は脱水症状が心配になる程だ。
「あ゙っ、あ゙あ゙~~~っ……♡ し、死ぬ♡ イキ死ぬ……♡」
「安心してください。これでも手加減してますから、耐えられるはずですよ」
(こ、これで手加減とか♡ こんなの絶対勝てるワケない……♡)
朦朧とした意識で式が絶望する。
とはいえ、式が敵わないのも当然だった。歩の性技はアルクェイドやライダーといった人外の美女で培った上に、手マンに関しては桜から直々に教わったものだ。性感など碌に覚えた事もない絶頂生娘の式はひとたまりもなかった。
どさり、と絶頂し過ぎて力の抜けた式の身体が落ちる。ひっくり返ったカエルのように大股開きでぴゅるっと残りの潮を吹き出した。
それを見て流石に充分と悟ったか、歩がようやく手を離す。
そして、自分のズボンに手を掛けた。
「うん、しっかり解れたみたいですね。たくさんアクメして準備も万端みたい。それじゃ、本番です」
「え…………ひ、ひぃっ……!」
ぐったりしていた式の目が見開かれる。
ズボンを下ろした少年のチンポ。それはすっかり勃起し切っていた。びきびきと反り返り、血管が浮いている。
「ほら、よく見てください。目を逸らさないで」
「うぷっ……あ、熱い……♡」
仰向けに倒れ込んだ式の顔面を跨ぎ、歩が腰を下ろす。
太く長いチンポが式の顔面に乗っかる。眉間に置かれた亀頭に吸い寄せられるかのように、式が寄り目になった。
「これが、式さんを貫くチンポです。大きさも形も匂いも、ちゃんと覚えて貰いますから」
「あ……あああ…………」
式が呻く。そんな彼女を放って歩が腰を上げる。
今度は両足を跨ぎ、下腹部の上にぴとっとチンポを乗せた。
式が目を瞠る。少年の亀頭は、明らかに式の大切な部分へ届いているように見えた。
「そして、今からココに入るんですよ。分かりますか? ほら、ここまで届くんです」
「え、ええっ……!? そっ、それ、子宮に……」
「そうですよ、勿論。式さんの子宮まで、しっかり捩じ込みますからね」
「っっっ………………!!」
慄く式を他所に、歩が亀頭を膣口に合わせた。
人妻のマンコと、10歳以上年下の少年のチンポが密着する。
「────────ま、待てっ!」
ここが最後の分水嶺と悟ったか、式が声を張り上げて制止した。
「ほ、本当に待ってくれ。歩、自分が何をしてるか分かってるか? え、エッチしてしまったら……もう後戻りできないんだぞ」
「……………………」
「か、考えてみてくれ」
式が必死で説得する。
「お前の周りには、オレなんかよりずっと美人で若い女がたくさんいるじゃないか。それに、これからだってお前ならそういう女を引っ掛けられるだろ。だったら、あえてオレを落とす意味なんてない」
「……………………」
しかし、それは。
「性格も顔もキツめで♡ む、胸はあいつらと比べて大きくないし♡ けっこう鍛えてるから、ちょっと筋肉質かもしれないし♡ その癖敏感でエッチに弱くて……♡」
本人も気付いていなかったが、
「お、オレには夫も娘もいるんだぞ? 人妻で、経産婦だぞ? お前よりずっと年上で、子宮は使用済みで……♡ ほ、ほら、指輪だってしてる♡ こんな女を喰っても仕方ないだろ♡ 一度でもおまえに抱かれてみろ、ぜったい年甲斐もなくおまえに夢中になってしまう♡ 妻であるコトも、母親であるコトも、両儀の当主であるコトも忘れて、おまえの女だけの式になっちゃう……♡ だから駄目だ♡ 挿れちゃ駄目♡ 落としちゃ駄目♡ おまえが起こした子宮に、トドメ刺しちゃ駄目……♡♡」
拒む、というよりは。
どうぞ堕として下さいとお願いする、完堕ち待ちの誘い受けにしか見えなかった。
勿論、そんな言葉をぶつけられた少年がおとなしく引き下がる訳もなく。
ずっぷりと、勢いよく式のマンコに歩のチンポが挿入されていた。
「─────────────お゙」
式の呼吸が止まった。
めりめりと淫肉を掻き分けた竿は、一息に子宮口へと直撃していた。
「か────────────は」
式の瞳の焦点がブレる。
内臓を突き上げられて、強制的に息が吐き出された。
そして一拍を置いた後。
「あ゙ッ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡♡ イクっ♡ イクイクイクイクイク……♡♡♡」
式が絶頂した。久方ぶりの、そして待ち望んだ相手のチンポに殴打された子宮が泣いて喜ぶ。
「お゙ほおおおおお゙お゙お゙お゙~~~~ッッ♡ これ駄目っ♡ 堕ちる♡ もう堕ちかけなのにっ、戻れなくなっちゃう……っ♡」
幸せそうな顔で式が叫ぶ。ぱっくり開かれた子宮口を亀頭が貫いていた。子宮を一突きされただけなのに、繰り返し絶頂の波が押し寄せている。
「式さん、僕も動きます……っ」
「あんっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ もう止めて♡ 許して♡ こんなの酷過ぎるっ……♡」
歩の力強いピストンでマンコを耕され、式が喘ぐ。
若い雄肉を迎え入れたマンコが歓喜し、むっちゅりと肉棒を締め上げた。
「式さんの身体、綺麗……僕の痕を付けちゃいますっ」
「えっ、んああっ♡ き、キスマークなんて……♡」
自分の所有権を主張するかのように、首筋や胸、お腹にまで少年の印を付けられる。
人妻がされてはいけない暴挙に、しかし式の子宮は反応してしまうようだった。
「っ、式さん、子宮が下りて来てますっ……気持ち良いんですね、よかった」
「くっ、ふぅうううう……♡ ううううう……っ」
式が顔を拭う。彼女が涙を零している事に歩は気付いた。
「泣いてるんですか、式さん」
「う、うるさいっ♡ ……おまえが悪いんだ♡ おまえと出会ってからおかしくなったんだ♡ こんな気持ちいコトも、幸せなコトも、知らないなら知らないままで良かったのに……」
式はしゃくり上げながら、
「こんなコトされたらっ、もう忘れられなくなる♡ おまえに落ちてしまう♡ おまえのコト、本気で好きになっちゃうよ……♡♡」
「っ」
人妻の涙ながらの告白を見せられ、終始優勢だった歩の動きが一気に切羽詰まったものになる。ぱんぱんと腰を打ち合わせる音が加速した。目の前のメスを自分のものにしたいと、金タマがせり上がり射精を促す。
「し、式さん、出ますっ……! 式さんの中に出しますからっ」
「え……ふぇえええっ!? おい、それはっ」
必死に首を振る式。しかし、力が抜けているからか、本当はそれを望んでいるからか、逃げるどころかむしろ迎え腰で少年の射精を待ち受けた。
式に倒れ込み、がっちりと抱き締める歩。そんな彼に式が最後の誘い受けを掛けた。
「なっ、歩♡ これが最後のチャンスだぞ、思い直してくれ……♡ 分かるだろ、射精したら、本当に好きになっちゃう♡ おまえのハーレム入りしちゃう……♡ 人妻を自分のものにしようなんて許されないんだぞ♡ このまま子宮に直接、びゅる~~ってしたら……おまえのハーレム入りプロポーズ、受け入れちゃうから……♡♡」
「っ、く……あああっ…………!」
嫌がっているのかそうでないのかも曖昧な式の言葉に、歩のチンポが反応する。
式の膣で、チンポが跳ね上がった後。
────────びゅる、びゅるるるるるるっ! びゅく、びゅる~~~っ! びゅぷぷぷぷぷぷ……!
「あっ……は…………♡♡♡」
子宮の中の亀頭から、勢いよく精液が吹き出した。大量の粘ついた白濁は一瞬で子宮を満たし、膣へ逆流した。
「くう……まだ出るっ……」
「ひ……♡ だ、出し過ぎだっ……♡ 手加減しろ、この性豪め……♡」
歩がぬぷん、ぱちゅんとゆっくり腰を振り、最後の一滴まで精液を流し込む。それは出来る限り式を自分のものに染め上げようとするかのようだった。
「はあっ、はあ……! 式さん、好きっ……! 僕のものになって……僕だけのものに……!」
(この、馬鹿……もう十分過ぎるくらい落とされてるっての……♡)
必死に式をマーキングする少年を、初めて可愛らしいと思い。
式は、ぎゅっと歩を抱き締めるのだった。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「……本当にすいませんでした。なんとお詫びしたらいいか……」
「別に、過ぎたコトだ。今更気にするな」
行為の始末を終えてから。
ようやく正気に戻った歩は、式に平謝りしていた。式が気にしていないというフリをしても何度も繰り返す。優しい少年にとっては、人妻を押し倒したという事は極めて重大な不貞だった。
「というか、結局あの女に妙な術を掛けられていた訳じゃないか。だったらお前は悪くない」
「でも、あれは性格を変えるとかじゃなくて、理性のストッパーを外すものみたいですから。だから今のは僕が心のどこかで望んでたという事で……あ、す、すいません。ヘンな事言って」
「っ……♡ いや、大丈夫だ」
貴女を抱いたのは抱きたかったからだと宣言されてしまい、赤面する式。
その空気を振り払うように、
「はあ。しかし、これでオレもおまえの女ってワケだ。……最中にも言った通り、こう見えてオレは重いぞ。しっかり責任を取れよ」
遠回しに口説かれた事の答えを口にする。
しかし、少年はキョトンとして言った。
「え? いえ、そんな! 僕とそういう仲になる必要なんてないですよ」
「…………は?」
「今日の事は本当にすいません。式さんが望むならなんでもして謝ります。式さんは僕の、その……ハーレムに入りたいなんて事はないんですよね。勿論そんな必要はありません。安心してください」
「……………………!!????!!????」
(こっ、こいつ……本気で言ってるのか!? ヤッてる時の言葉を聞いてなかったのか? もうこっちは完全にその気なんだっての! おまえの女になりたいんだ! おまえが好きなんだ! 鈍すぎる……こりゃ、こっちから言わないと気付きそうもない……!)
わなわなと震える式。
頭を回転させつつ、はあ、と溜息を吐いた。
「……なあ、歩。おまえ、オレのコトは好きか?」
「えっ!? ……そ、その。好き……です……」
「ふん」
その回答に胸をキュンキュンさせながら、式が鼻を鳴らす。
「それはつまり、オレにハーレムに入って欲しいってコトだよな?」
「……ま、まあ。式さんとそういう仲になれるなら、喜んで……」
「だったら」
どす、と今度は式が歩を押し倒した。
少年の顔の両脇に手を当てて、見下ろす。式の艶やかな黒髪が歩の頬にかかった。
「ここに、おまえに堕ちかけの女がいる。おまえはオレのコトが好き。オレも、おまえのコトが好き。で、おまえはオレにハーレムに入って欲しい。……だったらさ、躊躇するコトなんてないだろ。そりゃ人妻だが、おまえ、もう抱いちゃってるんだし。……そういえばさあ、明日、イベントがあるよな。おまえまだ、相手決まってないらしいじゃないか」
「し、式さん……」
「こう見えて、オレも女なんだけどな。好きな野郎には男見せて欲しいなー」
「っ……!」
そこまで言われて尻込みする歩ではない。
覚悟を決めて、式にお誘いを掛けた。
「……式さんっ。明日の花火大会、僕と行ってくれませんか……?」
「うん、いいよ。……人妻に不倫デートのお誘いとか、とんでもない中学生だな、おまえ……♡」
赤くなった頬で見詰め合う。
二人の胸は、まるで初恋のようにときめいていた。
式さんは絶対誘い受けタイプだと思うの。
次回はラブラブ花火デートです
どのキャラクターの話が読みたいですか?
-
月姫より「姫アルクェイド」
-
月姫より「有間都古」
-
Fateより「美綴綾子」
-
Fateより「セラ&リズ」
-
空の境界より「浅上藤乃」