※この作品はR-18です。

型月ハーレムマンション   作:七味胡椒

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黒王手淫(セイバーオルタ)

 それからというもの。セイバーと歩が共に摂る食事は数日おきの恒例となっていた。

 

 歩の方から提案することもあるが、大抵はセイバーが作って欲しいメニューをお願いする形だった。材料費は折半だ。無一文だと言っていたセイバーだったが、なんでも同居人の部屋を掃除していたら隠してあったへそくりを見つけたらしい。勝手に使って大丈夫なのかと心配したが、『……まあ、殺されることはないだろう』との答えだった。

 

「アルトリアさん、本当にお肉が好きですね。野菜も食べなきゃ駄目ですよ」

「む。分かっている。ほら、その肉喰わんのなら貰うぞ」

「あっ。もう、仕方ないなあ」

 

 こぽこぽとコンロに置かれた鍋が噴いている。

 一緒の食事はこれで5回目、晩御飯は初めてだ。今日はしゃぶしゃぶだった。あっさりとした豚肉と、白菜や水菜といった野菜類をお湯にくぐらせる。胡麻だれに浸したそれをおかずにして、セイバーは白米を掻き込んでいた。どう見ても西洋人である彼女だったが箸の扱いも堂に入っていて、漏れ出る高貴さと器用さを感じさる。

 

「アルトリアさん、袖に気を付けてくださいね。高そうなドレスなんですから汚れたらいけないです」

「全く、やかましいぞ。誰にモノを言っている。私がそんな粗相をする筈が有るか」

 

 ツンとした態度。人を寄せ付けないその言動は、出会った時から変わらない。誰に対してもそうなのだろう。初めての食事会の後日、どうやらセイバーもアルクェイドやライダーと同じ側に位置する存在なのだという事を歩は教えられた。只者ではないというのは薄々察していたが、本当に人外だとは思っていなかった。嫋やかな少女に見えて実際は猛獣だったらしい。本当はアーサー王なんです、なんて言われても呑み込み切れない歩だったが。

 

(……ちょっと浮世離れしてる感じなのは、その辺りに原因があるんだろうな)

 

 根本的に孤高な人なんだろうな、と歩は思う。数日前など、スーパーで食材を購入した帰りのセイバーを見掛けたのだが、彼女の風貌の美しさと物珍しさに声を掛ける若い男性たちを完全に無視していた。プライドを傷つけられたらしい男性が彼女の肩を掴んだのだが、一瞬後には身体が宙を舞って吹っ飛んでいたものだ。他人を拒絶する態度は、言い寄って来る男性に対しては更に過激になるらしかった。

 

 けれど。それにも例外はあるようで。

 

「……ん。アユム、米粒が付いているぞ」

「え? あれ、どこですか?」

「唇の端だ。全く…………、ン……❤」

 

 ぷちゅり。と、あくまで自然な動作でセイバーが歩の下唇に吸い付いた。唇を尖らせて米粒を咥えると、こく、と呑み込む。

 

「あ、アルトリアさん、いきなり……!?」

「……ふん。そんな顔をして、どうせこうされるのを狙っていたのではないか? 私を襲って好き勝手する男だからな、貴様は」

 

 侮蔑するように言いながらも、その頬はうっすらと染まっている。歩から目を逸らすように、もぐもぐとまた肉を頬張った。

 最初のあの日以来、セイバーと歩の距離はとんでもなく近くなっていた。流石に歩の方からすることは抑えているものの、セイバーは事あるごとに少年にかぶりついているような状態だ。

 

 そして、食後のイベントも。二人とも口に出すことはないが、今ではお約束となっていた。

 

「…………………………」

「…………………………」

 

 気恥ずかしい空気が二人の間に漂う。ちらりとお互いを窺っては慌てて逸らす。食事に専念する雰囲気は薄れ、その後の行為が頭をよぎるようになってしまった。鍋が沸騰する音だけが嫌に響く。黙りこくった二人がもそもそと食材を消費していく。うずうずとセイバーが肩を揺らしているのが歩にもよく分かった。

 

 やがて、セイバーが最後の豚肉を食べ切り。カチン、とガスコンロの火が落とされた。

 その途端。

 

「おい、アユムっ❤ ばればれだぞ、ずっと私の唇を見詰めおって、ケダモノめ……❤」

「ええっ!? いや、見てたつもりはな……ん、んん……!!」

 

 自分がキスしたいのを少年のせいにして、セイバーが歩へとしなだれ掛かった。そのまま彼の頭を抱え、ちゅぱちゅぱと唇に吸い付く。

 

 ──────すっかりキスの虜になってしまったセイバーは、この毎回の食事後のキスを心待ちにしていた。最初は材料代と手間を担ってくれた歩への褒美であったはずが、今ではセイバーの方がこれ目当てに歩に会いに来るようになっていた。

 あくまでクールな表情を装いながらも、その瞳はとろんと溶けている。小柄ながら魔力放出を用いれば歩では到底抵抗できない腕力だ。それを以て少年を力ずくで押し倒した。

 

「はふ、ちゅぱ❤ おいっ、口を開けろ……❤」

「っ……アルトリアさん……!」

 

 戸惑いながらも、歩だってセイバーとキスするのは望む所だ。すべらかなドレスに包まれた背中へ手を回し、ぎゅっと抱き締めた。

 

「んん、んむっ❤ ちゅっちゅっちゅ……❤」

 

 いつもは先にやるはずの後片付けもすっかり忘れ、舌を絡める作業に没頭する。点けっぱなしのテレビがバラエティを流していた。芸人が何か喋って、観客がドッと笑う。その音も耳に入らず、夢中でぺちゃぺちゃと唾液を混ぜ合わせていく。

 

(アルトリアさん、可愛い過ぎる……! こんな風にされたらっ、我慢できないかも……)

 

 これまでの4回は、こうやってキスをするだけ。歩は受け身でセイバーの性欲を受け止め、彼女がキスに満足したら終わる。そういう関係だった。

 しかしそれも限界に近い。連日こんな美少女に迫られているのだ、そろそろその先へ進みたくなる。もし彼女に拒絶されたらと抑えているものの、いい加減歯止めが効かなくなりそうだ。

 そして、それは少女も同じだった。

 

(~~~~っ❤ アユムの唇、気持ち良い……❤ 駄目だっ、股がきゅんきゅんして……❤)

 

 押し倒している歩には見えない角度で、セイバーの腰はヘコヘコと情けなく振られていた。

 性欲が抑えきれないのはむしろ彼女の方が上だった。王としての矜持と少年への気恥ずかしさで直接の行為はキスのみで切り上げているものの、帰った後は彼を想って指がふやけるまでオナニー三昧。同居人が不在でむしろ助かったと思う程に、激しく夢中で自慰をしまくっていた。

 

 今ではこの部屋に入って、少年に『こんにちは、アルトリアさん』と名前を呼ばれ笑いかけられただけで下腹が切なくなるくらいだった。少年に気付かれないよう冷静を装っているものの、食事の最中でも下着が微妙に湿っているのが分かるくらいだ。未分化だったセイバーの情操は肉欲も恋心も愛情もごちゃ混ぜで考えてしまった。もはやセイバーにとって歩の存在は大好きで、お慕いしていて、そして唯一最大のセックスシンボルとして深く刻み込まれていた。

 

「ふっ❤ ふーっ❤ あ、アユムっ❤ 頼む、いつものアレやってくれ……❤」

「っ…………アルトリアさん、舌出して」

 

 はっはっ❤ と犬のように息をするセイバーが、舌を思い切り出す。その先端を少年が咥えた。

 そのまま啜るように、じゅるるるるっと吸う。人生初のガチアクメを決めさせられたこれが、セイバーは大のお気に入りだった。

 

「っっ❤❤❤ あ゙ーーっ❤ アクメきたっ❤ くぅうううん……❤❤」

 

 くいっと尻が持ち上がった。少年の上でセイバーの身体がキツく強張り、やがて弛緩する。ふわっと歩の二の腕をドレスの裾がくすぐった。

 

「あ……セイバーさん、イッたんですね。良かったですか……?」

「はー❤ はーっ❤ ん……❤ ま、まあ、悪くはなかった……❤ 貴様も嬉しかろう、私と接吻できて……❤」

「は、はい」

 

 ──────でも、物足りないんだよなあ。と、もぞもぞと腰を動かして勃起したモノを隠しつつ、歩は思う。

 

 セイバーは絶頂を迎えられるものの、少年の方はモヤモヤが溜まるのみである。勃起したからやらせてください、などと言える性根でもない。彼女をネタにオナニーするのもなんだか後ろめたかった。

 だからと言ってこのまま放っておくのは余りに辛すぎた。どうしよう、アルクェイドさんにでもお誘いしようかなぁ……などと知られたらまずそうなことを考えていると。

 

 一段落して起き上がろうとしたセイバーの股間が歩の膝に当たり。

 くちゅっ❤ という、聞き逃し様もない水音が響いてしまった。

 

「………………え」

「~~~~~~っっ!!???」

 

 セイバーの顔が見た事もないほど真っ赤に染まる。

 それは、間違いなく水分を多く含んだ布が押し潰される音だった。発生源も明らか。なにしろ、歩の膝には生暖かい湿り気の感触が残っているのだから。

 

「あの、アルトリアさん。今のってもしかして……」

「ち、違っ……! 違うんだ、今のはっ……」

 

 取り繕おうとするものの、いつも冷静な彼女が慌てふためいているという時点で認めてしまっているようなものだった。らしくもない内股で股間を手で押さえ、涙目になっている。

 

(そうか、アルトリアさんも……凄く興奮してるんだ)

 

 どくん、と歩の鼓動が高鳴る。

 限界ぎりぎりで性欲を抑えていた少年の自制心が脆くも崩れ去っていく。びきびきと硬度を増す肉棒が、精液を吐き出したいと自己主張する。

 それに突き動かされ、歩はセイバーに言った。

 

「……アルトリアさん。もしかして、興奮してるんじゃないですか。はっきり言いますけど、おまんこ濡れちゃってますよね?」

「お、おまっ……!? う、うるさいっ! これは……条件反射だ! ちょっとキスしたから、ちょっとアクメしたから勝手に反応しただけ……っ」

「ええ、それでも良いですから」

 

 ぎゅ、と歩がセイバーの肩を握る。

 惚れ込んでしまった少年に引き寄せられ、セイバーが目を丸くする。もうキスもする間柄だというのに、こんなことでもときめいてしまっていた。

 

「どうでしょう。アルトリアさんが良ければ、僕がアルトリアさんを気持ち良くしてあげます。……その代わり、アルトリアさんも僕を気持ち良くしてくれませんか? その、痛いこととかはしませんから」

「ぇ……アユムが……?」

 

 キスも、自慰も快感を伴うことだ。免疫のなかったセイバーが夢中になってしまうほどに。

 それ以上のことを、少年自らやって貰える。それはどれほど気持ち良いことだろうか。

 恥ずかしさやプライドと、快楽への欲望を天秤にかける。それはあっさりと傾いた。

 

「……わ、分かった……❤ し、仕方ない奴だ。そんなに辛抱ならんと言うのなら、私が相手になってやる……❤」

 

 自分が歩に仕方なく付き合う、というポーズを取りつつ、セイバーの頭の中は少年とのこれからの行為で一杯だ。ぺたん、と尻をつき、少年を窺うように見上げる。

 歩はセイバーの眼前に座り込んだ。そのまま彼女のドレスの端を摘まむ。

 

「アルトリアさん。めくりますよ」

「っ……あ、ああ……❤」

 

 ごくり、と唾を呑んでセイバーが頷く。

 ぺろん、と少年が捲り上げると。そこには性器を覆い隠す、黒い下着があった。もう明らかに濡れそぼっていて、ずっしりと重そうだ。小さな布きれでは止めきれない愛液が内股をべっとりと濡らしている。

 

「うわ……っ。滅茶苦茶濡れてますね、アルトリアさん。もしかして……今までもそうだったんですか?」

「う、うぅ…………っ❤ や、やめてくれ……❤ 虐めるなぁ……❤」

 

 好きな男の子に自分のマン汁でたっぷりの股間を直視されているだけでも辛いのに、それを口に出して説明されてはセイバーが耐えきれるわけがなかった。かつてブリテンを駆け不敗を誇った騎士王は、少年の言葉で今にも泣き出しそうな顔になってしまっていた。

 ごめんなさい、と言いながら少年は躊躇いもなくセイバーの股間に手を伸ばす。結んだ紐を解いて下着を剥ぎ取り、セイバーの性器を露出させてしまった。

 

「ああ……アルトリアさん、毛が生えてないんですね。うわ、泣かないでください。僕は綺麗だと思いますよ」

「ぐす、ぐすっ……❤ あ、あんまりじろじろ見るな❤ 頼むから……❤」

 

 もうすっかり半泣きのセイバー。一方彼女のマンコは少年に見られて悦ぶかのように、愛液の分泌を早めていた。とろとろと股間を潤し、床にまで垂れていく。

 

「それじゃ、触りますね。大丈夫です、痛くはしませんから。よ……っと」

「えっ!? さ、触るって、まさか……あっ、くぅうううん!?❤」

 

 にちゅり❤ という音。歩の指先がセイバーのマンコに触れた。生娘であるマンコを労わるように、優しくにちにちと解していく。

 

「んぅおおおお……!? ❤❤ なっなんだっ、びりびりってっ❤」

 

 セイバーの背筋を快感の稲妻が走り抜ける。自分で股間を弄った時とは違う、いやそれ以上の感覚。指で性器を刺激する、ということは同じだと言うのに、それが自分か歩かというだけでこんなにも違うのかと驚愕する。

 指をしとどに濡らしながら、歩はセイバーのマンコを掻き交ぜた。或いは本人以上に敏感にセイバーの弱点を暴き、責め立てていく。以前は人妻さえも啼かせた少年の技術に、生娘騎士王が耐えられるはずもなかった。

 

「お゙んッッ❤ やめ、やべろっ❤ あっあっあっ❤❤ やめてぇぇ❤❤」

 

 ぶちゅぶちゅぶちゅ❤ と差し込まれた人差し指と中指で内側を抉られ、セイバーの腰がガクガクと痙攣する。もう王としての姿などどこにもない、それは性経験豊富な男に玩具にされるおぼこでしかなかった。

 内部で歩が指を開き、くぱ❤ とマンコの内側を露出させる。少年は覗き込む様にセイバーの股座を見た。

 

「おおー、綺麗なサーモンピンクですね。本当に未使用って感じです。うわ、ごぽって愛液が溢れて来た。ほら、白くてねばねばしてるでしょ? 本気汁ですね、アルトリアさんが気持ち良くなってる証拠です。良かったなあ」

「ひっひぎぃぃぃぃぃ❤❤ も、もう殺せぇぇ❤ 嫌ぁぁあああああ❤❤」

 

 セイバーの発達し切っていない快楽神経は、少年から送り込まれる刺激を全ては受け止め切れていない。それでも少年は巧みにセイバーが最大限感じられる快楽を与え続けた。気持ち良すぎて苦しいぐらいの激感にセイバーの脳髄が痺れていく。まるでか弱い村娘のようにセイバーは濡れた悲鳴を上げた。

 歩はセイバーの最大の弱点を見つけたようだ。指先で処女膜を傷付けない程度に深く差し入れる。

 

「式さんと違って……ああ、いや。アルトリアさんは奥の方が好きみたいですね。じゃあその辺をしっかり刺激します」

 

(っ……こいつ、今他の女のコトを考えたな……❤ 私より先に喰った他の女のコトを……❤ そいつは私より可愛らしかったか? 私より具合が良かったか? ひどい、なんてひどい男だ……❤)

 

 もうセイバーにとっての歩は人生唯一の男性だというのに、歩の方からすれば何番目かの女なのだ。初めて彼女が覚える、嫉妬と悲しみと独占欲がわだかまる。もちろん少年は関係した女性それぞれのことを本心から大好きで順番など考えていないのだが、セイバーにそれが伝わるはずもなかった。

 

「アルトリアさん、そろそろイキそうですね。激しくしますから、好きな時に気持ち良くなってください」

「ふっ❤ ふうっ❤ あっ来るっ、また来てしまう……っっ❤」

 

 水音が激しくなる。指先の動きが加速していく。歩が引っ掻くようにセイバーのマンコの天井を擦り上げた。カリカリ、という音がセイバーの耳にも聞こえそうな、トドメになる激しい刺激。

 

 それに抗えるはずもなく、セイバーは本日2度目のアクメを決めた。

 

「ッッッ❤❤❤❤❤ あ゙っ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ~~❤❤ イク、イクっっ❤❤ ぎもぢいいい……❤❤❤」

 

 鼻水と涎を垂れ流しながら、黒い騎士王が絶頂する。ぷしゅっとマンコが潮を吹いてまた床を汚した。収縮する膣が痛いほどに歩の指を締め付ける。生前の部下が見たら失神してしまいそうな情けない顔で、セイバーは指マンアクメを決めていた。

 ほへ、と間抜けな顔でセイバーが脱力する。そんな少女の前に、指を抜いた歩が仁王立ちした。

 

「アルトリアさん。……すいません、僕ももう我慢できません」

「ふぁ…………?」

 

 ジ、と少年がチャックを下ろした。一目で分かるほどぱんぱんになった下着も脱ぎ去る。

 すると。とっくにフル勃起して、切っ先を先走りに濡らしたチンポがセイバーの眼前に飛び出した。

 

「…………ッッ!!? なっ、なんだそれはっ……❤ やめ、突き付けるなっ❤」

 

 そう言いながらもセイバーは目を逸らさないどころか、むしろ顔を近付けていく。隆々と漲り血管の浮いた肉棒へ、吸い寄せられるように。

 

(凄い……これがアユムの……❤ ……アユムに抱かれた女は、これを味わっているのか……これで、胎の中を掻き回されて、狂わされて……種付けされて……❤)

 

 きゅんきゅんきゅん❤ と絶頂を憶えたばかりのマンコが、その奥の子宮が反応する。指先だけでなく本当はこれが欲しいのだとセイバーに訴えかける。

 そんな少女の前で、歩が自分の手でチンポを擦り始めた。しゅっしゅっという擦過音。

 

「な……き、貴様、もしや私の顔に……❤」

「ごめんなさい、アルトリアさんっ。でももう我慢できなくてっ」

「っ…………❤ こ、この痴れ者が……❤」

 

 100人と擦れ違ったら100人が振り返る美貌を自分の精液で汚す。そんな暗い欲望を満たそうと少年がセイバーの眼前でシコる。いつもの少年ならこんなことはしないだろう。しかし何回もキスだけで生殺しの目に遭った上にアクメ顔を見せ付けられて、制止が効かなくなってしまっていた。

 

 しかし。それはセイバーの方からも願ったり叶ったりだった。少年の精液を肌で直に感じられるなど、今の彼女が嫌がるはずもないのだから。

 

「……し、仕方ない……本当に仕方のない奴だ……❤ 良いぞ、無礼を許す❤ 貴様の浅ましい子種で……私の顔を汚すがいい……❤❤」

 

 言葉とは裏腹にすっかり蕩けたメス顔で、チンポの切っ先へ美しい顔面を晒した。キスを待つ時のような表情で、精液がぶっ掛けられるのを待望する。

 少年の手淫が早くなる。ぱたぱたと先走りが一足先にセイバーの顔面へ飛び散った。唇にかかったそれを、彼女が反射的に舌を伸ばして舐め取った時。

 

 ──────びゅる、びゅるるるるるっ! どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ…………! 

 

「っ、ぶぷ……っ❤ ひぁ、ど、どれだけ出すんだ、この馬鹿……❤ ううっ、前が見えないっ……❤」

 

 びゅくん、びゅるんと精液が吹き出す。線を引くようにセイバーの顔面に引っ掛けられていく。粘度のとびきり濃い精液は流れ落ちることなくセイバーの顔に乗っかっていった。彼女が目を閉じなければいけないほど大量に顔を覆う。

 更には亀頭を額や頬にぐりぐりとなすり付けられ、残りの精液まで付着させられる。他の相手なら間違いなく殺しているだろう蛮行だというのに、少年が相手だと思うと今だけは彼を自分が独占しているような気がして何故だか嬉しささえ覚えた。

 

(濃すぎて顔から落ちて行かない……❤ 匂いも鼻が痺れるくらい濃厚で……それに味も……❤)

 

 ぺろ、と舌を伸ばして精液を舐め取る。苦く生臭い、旨味など欠片もない味。

 

(あ、またイク……アユムの精液を舐めただけで、自慰よりもずっと気持ち良いアクメ……❤)

 

 けれど、それだけで。力いっぱい自分で性器を掻き回した時よりも深い絶頂が、股間に巡るのだった。

 

 

 

 

 

 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 

「………………ふう」

 

 ぼふ、と自室のベッドに倒れ込んで。

 セイバーは、少年のことを思い出していた。

 

(結局、行為はあれだけで……その先には行かなかったな)

 

 あの後、顔を汚してしまったと少年には平謝りされた。実際の所は不快でもなんでもなかったのだが、何となく彼へのアドバンテージを取れる気がしてセイバーは拗ねたフリをしておいた。

 

(あやつめ、妙な所で律儀というか、なんというか……。いっそ押し倒してくれば良いものを)

 

 彼と知り合う前の自分が知ったら呆然としそうなことを考えながら独りごちる。

 ふらりと股間に手を伸ばすと、数十分前にアクメしたばかりだというのにまた湿り始めていた。最近はいつもこうだ。あの少年のことを想うと一瞬で身体が火照ってしまう。

 

(……もう誤魔化すコトは出来ない。これは、あやつに抱かれたいからだ。その為に身体が準備をしているという証拠なんだ……❤)

 

 飽きたらずくちくちと性器を慰めながら、想う。

 

(あゆむ、アユム、アユムっ……❤ 頼む、抱いてくれ……❤ 私を組み伏せて……あの肉棒で股間を貫いて……私をおまえのモノにしてくれ……❤ おまえから来ないのならば、もういっそ……)

 

 こちらから、『処女を貰ってください』とお願いするしか──────と。

 すっかり少年への恋慕に染まった騎士王は、彼の従者に下る決心を固めつつあった。

 




やっぱり終わりませんでした。次で本番エッチです。

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  • 月姫より「姫アルクェイド」
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  • Fateより「セラ&リズ」
  • 空の境界より「浅上藤乃」
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