男子たるもの、好きな女の子と情事を始める前は緊張するものである。それが何度も経験した相手であっても。
「そろそろ、お風呂終わったかな」
歩は桜の寝室にいた。部屋には大きめのベッドがある。シンプルながらも少女らしい薄桃色のシーツにパステルグリーンのカバーの布団。これが桜のベッドだ。歩はこの布団が好きだった。デザインも良いし、何よりここで桜と一緒に寝ると、彼女の香りに包まれて眠れる。情事の最中は煩悩を刺激する桜の甘い匂いは同時にリラックス効果も持っているようで、布団にくるまって桜に抱き締められていると得も言われぬ安心感が込み上げるのだ。
ころん、とベッドに転がる。まだ二人が来なさそうなのを窺って、布団を抱き締めた。
「……さっきの桜さんとライダーさん、凄かった」
両側から身体を擦り寄せられて息が詰まりそうなくらい興奮した。出来ればあの場で始めてしまいたかったくらいだ。
主従の関係にあり色々と似通った部分のある二人だが、セックスに関しては大きな差異があった。まず桜とのセックスはどちらかと言えば桜が上位の、歩が彼女に甘えるようなプレイが多い。歩も今までの女の子、特に式やアルトリアとのえっちで自覚しているが、相手によっては獣性を見せてしまうことがあった。あくまで女の子が望み受け入れるのならという前提だったが、土下座させたり尻を叩いたり、更には人妻を寝取ったり……というのはかなりキツいプレイと言えるだろう。しかしこと桜に対してはそのような仕打ちをすることはほとんど無い。桜のあの甘く溶かすような雰囲気の為だろう、桜とのえっちは基本的に甘々ないちゃらぶえっち。キスして、フェラしてハメて、お好みで授乳手コキやお掃除フェラして貰って。激しくても精々イラマチオからの喉奥射精をする程度だ。そして桜のおっぱいに顔をうずめながら眠る、というのがパターンだった。桜の愛情を味わう為のセックスと言えるだろう。
反面、ライダーは対照的だ。彼女は年上のクールビューティぶっておきながらその実、歩に征服されることを望んでいるクソザコマゾであり、女神の癖に性成熟したての中学生以下の性的弱者だ。経験の薄い頃の歩にも勝てなかった彼女が、今の彼に敵うはずもない。本人も負けることを望んでいる節があり、歩にえっちを誘われても渋るポーズを取って痺れを切らした少年に強く迫られてようやく了承し、いざベッドの中ではそのおしおきを喰らってひっくり返ったカエルさながらに潰されると言うのがお好みだった。乳首を抓れば悲鳴を上げて股を濡らし尻を叩けば子宮イキする変態である。もはや歩に対しての屈服アクメ癖が付いてしまっておりもう二度と治ることはないだろう。歩のハーレムの中でも最も重度の被虐体質。そんな正反対とも言える嗜好を持つ二人との三人えっちとなれば緊張もするだろう。これまでも三人で絡んだことはあるものの本格的なセックスは初めてだ。
歩の中には同時に二人を味わうことへの期待と満足させられるだろうかという不安があった。どちらかと言えば後者の方が大きいかも知れない。大好きな二人にもし幻滅されたら、と怖くなってしまう。桜とライダーが知ればそんな心配必要ないと一笑に付すだろうが、歩にとっては切実だった。純情ながらも欲張りな少年はハーレムの誰一人失いたくはない。歩は心優しい少年だったが、まだ彼女たちの気持ちを正確に察知できるほどに大人ではなかった。あくまでこのハーレムは歩が望むから皆が付き合ってくれている、と思っているのだった。実際の所は歩のことが好きな女たちが彼を囲っていると言う方が正しいのだが。
桜が毎日使っている枕をぎゅっと抱き締める。すう、と呼吸すると桜の匂いが肺に満ちた。股間に血液が流れ込む。見られたらまずいと思いながらも抑えられず、股に挟むように抱きかかえてしまう。ぐいぐいと股間を押し付けるとじんわりと快感が広がった。そろそろ二人が来るのに、というか今からえっちするのに──と思いながらも陶酔感から逃れられない。日常の二人が思い浮かぶ。マンションの入り口で出迎えてくれる桜。制服にエプロン姿でもその出っ張った胸と尻は隠せていなくて、箒を掃く度ふるふると揺れる。彼女は自分がこの辺りを通学路にする中学生や高校生の憧れの的だということを知っているだろうか。勿論桜が通う学園の高等部でもそうだろう。きっと桜をオナペットにしている男は数知れないほどいるはずだ。それはライダーも同じこと。日本人では有り得ない驚異的なスタイルの外国人であるライダーはとにかく目立つ。よく訪れる量販店や本屋では彼女は羨望の的である。美しくたなびく紫髪、スレンダーながら出る所は出た体型、常人のヘソくらいの高さにある腰。なにより特徴的な光彩を持った瞳がすれ違う人の視線を集める。一目見ただけでも彼女の美貌は永遠に忘れられまい。その2人を、いっぺんに。自分はなんて幸運なのだろう、と思いながら枕に抱き付いていると、
「────歩? その、入っても宜しいでしょうか」
「あ……は、はい。どうぞ」
慌てて枕を放し起き上がる。
どこか上擦った声はライダーのものだ。興奮と、緊張と、羞恥……だろうか。いつもの澄んだ声にはない、どこか心細そうな色。
がちゃりとドアが開く。そこにいた2人を見て、歩は息を呑んだ。
「お待たせ、歩くん。って……ふふ、見てる見てる。ほらライダー、もっと堂々としなきゃ」
「あう……。わ、笑わないでくださいね、歩…………」
二人が部屋に入ってくる。
その姿に歩は目を奪われていた。よくピッチリした服を着ているライダーだが、今はふんわりしたベビードールを着ていた。黒色で、生地が極めて薄く中の黒ブラと黒紐パンが透けて丸見えになってしまっている。襟にはピンク色のリボン、裾には刺繍が施された、いつものライダーなら絶対に着ないようなキュートな服装だった。しかも長髪を二つのリボンでまとめたツインテールにしている。彼女特有の美女という部分は薄れ、可愛らしさを前面に押し出している。
笑ってその背中を押す桜は、裸体にバスタオルを胸元から腰まで巻き付けただけの無防備な姿。わざとそうしているのだろう、股間はぎりぎり隠せているかいないかという程度で、高校生としては特大級と言える胸も乳首のほんの手前まであらわになっている。男なら誰でも腕を突っ込みたくなるそこはしっとりと濡れていた。よく見れば髪も水分を含んでおり、あえてお風呂上がりの水気を完全に飛ばさずに来たのだろうと判る。しかし何より異彩を放つのは、その首。戦闘服のライダーが着けているベルト状の首輪が桜の細い首に巻かれている。ほぼ全裸に近いような姿の中で、それだけが異物のように存在感を持っていた。
「桜さん、ライダーさん。その格好は……」
「あ、歩……申し訳ありません、お見苦しいものを……」
「だからそんなコトないってばライダー。ちゃんと似合ってるわ、歩くんもそう思うでしょ?」
「は、はい。勿論です」
二人とも別種の色っぽさがあるが、より目を引くのはライダーの方だろう。どことなく幼ささえ感じさせるライダーの服装は、歩も初めて見る姿だった。
見詰める歩の視線を誤解したか、ライダーがあたふたと言い訳を始めた。
「そっ、そんな目で見ないでください、歩っ。……ああ、やはり思い直すべきでした。たまには可愛らしい服で歩に愛されるのも、と思ったのですが……このような服は私のような無駄に体格の大きい女には似合いません。それに髪も、調子にのって姉の真似をするなど止めておくべきでした」
「もう、だから堂々としなってばライダー。……ええい、ほらっ」
「きゃっ……!?」
縮こまるライダーを桜がどん、と押した。倒れ込むようにぶつかるライダーを歩が抱き留める。
半ば泣きそうな表情でライダーが恐る恐る歩を窺う。
「す、すいません歩。跳ね除けて構いませんから……、歩?」
「…………っ」
ともすれば冷血な印象さえ与える長身美女が、思い切った少女チックな服装で見せる弱々しい姿。
そんな獲物を前にして既に半勃起の少年が我慢できるはずもなく。荒々しくベビードールの胸を揉みながら、唇を奪った。
「────んむ、むちゅううう……っ!? ぷぁ、んんん……っ!」
驚き身をすくめるライダーだったが、ちゅっちゅっと唇を吸われ身体から力が抜けていく。しかもおっぱいは薄布の上から揉まれ、腕を掴まれて少年のチンポに手のひらを押し付けられる。お前で勃起したんだ、今からこれを挿れるぞ──という言外の威圧に彼女の本能は一瞬で白旗を上げされるがままになってしまった。
「ぢゅっ、ぶっちゅぅうううう……♡ あっ、歩ぅ♡ も、もしかして……私のこんな姿で興奮してくださったのですか……♡ わ、私……光栄の至りです……♡」
絶対に好意的に見て貰えない、下手したら嫌われるかも──と思っていた所に全肯定の欲望をぶつけられ、ライダーの幸福中枢がスパークする。
歩がライダーの腰を抱くとライダーもベッドの上に乗り、少年へと擦り寄る。ライダーが歩の首に腕を絡め、更に深くキスしようと──
「ああもうライダー、そこまではやり過ぎ! 今日は違うでしょっ、歩くんも、ちょっとストップ!」
「わっ」
桜が慌てて2人を引き離した。ぬぱ、と唾液の糸が引く。
夢から覚めたように目を丸くしているライダーに桜が言う。
「ライダーったら、さっき話してたコト一瞬で忘れちゃうんだからっ。2人で決めたでしょ、今日はいつもとは違うようなのを……って」
「あぅ……そ、そうでした。申し訳ありません桜、歩のモノに触れたら思わず」
ふう、と桜が息をはく。ベッドの端へ座った歩の隣に腰掛けた。ライダーもその反対へ、歩を挟むように座る。
お風呂上がりだからだろう、2人の体温はいつもより高く触れ合う肩から歩へ熱が伝わってくるようだ。その温かさにどきどきしながらさっきから2人が言っていることについて尋ねる。
「あの、さっき言ってたいつもとは違うのを、って」
「ああ、それね。ライダーから言い出したコトなんだけど……彼女ったら、今日は歩くんと甘々なえっちがしたいんだって」
「え……ライダーさんが?」
思わず横を見れば、ライダーは真っ赤な顔で俯いている。艶やかなツインテールも萎れているかのようだ。少年の視線に、おずおずと口を開いた。
「その……勿論、歩にいつもして頂くような、激しいセックス……く、屈服させられるようなえっちも良いのですが……。たまには、歩に優しく愛して貰いたい気持ちもあるのです。歩がイヤと言うなら当然無理にとは言いませんが、その」
心細そうに床へ視線を落とし、不安げに肩を縮込めて。歩の小指をきゅっと握りながら、
「出来れば私のペースで、歩を押し倒して……貴方と手を握りあって……確かめるように触れて貰って……♡ いつもの荒々しいものではなく、優しくねちっこくピストンして頂いて♡ だっ、抱き合いながらの中出しアクメして……♡ そんな幸せ一杯のえっちをしてみたいと、おっ、思ったり思わなかったりっ……」
「くすっ……ライダー、頑張ったわね。……歩くん、そういうコトなの。ライダーなりに考えたみたい、服装とか、髪型もね。どうすれば歩くんに甘々にして貰えるか、可愛いと思って貰えるか……ってね」
そう言われて、改めてライダーの姿を見る。ベビードールは扇情的かつキュートな魅力を求めたもの。ツインテールはライダーの思う可愛らしい女性の条件である、外見的幼さを意図したものだ。こう見えて恥ずかしがり屋で女神としてのプライドもあるライダーは素直にラブラブえっちがしたいとは言い出せなかった。そんな彼女がそれでも歩に愛されたいと望み自分を着飾ったのが今の姿という訳だ。
歩の胸に喜びが染み渡る。人間誰しも自分の為に相手が努力してくれたと聞けば嬉しくなるもの。しかも相手が大好きなお姉さんで、ただただ歩に抱いて貰うためとなれば尚更だ。
見詰め合う少年と美女は、引き寄せられるようにまた口付けた。
「ぷちゅっ……んむ、んんん♡ くちゅ……♡」
お互いの気持ちを確かめるような軽いキス。しばらく舌を絡めたあと、ぷは、と離した。
「歩……ありがとうございます……♡ それで……今日は、桜からも提案がありまして」
「え…………桜さんが?」
「うん。私もね、ライダーと一緒でちょっと変わったえっちが良いなって」
桜が歩の肩に頭を乗せる。首輪の留め具がカチャリと鳴った。
「私とはいつも、それこそライダーが言うみたいな優しいえっちをしてくれるでしょう? でも最近、歩くんの女の子たちと喋ってて……やれ『歩に土下座するのは最高だよ。おまえらも試してみたら?』とか、やれ『初めての時にアユムに尻を叩かれたのだが、理性が吹き飛ぶ程の快楽だったぞ』とか、歩くんに虐められるのが気持ち良いって話を聞くの。一番身近なライダーはこんなのだし」
こんなのとは何ですかっ、と抗議するライダーをスルーして、歩に囁く。
「だからね、私もちょっと虐めて欲しいなあ……って。他の女の子に……ライダーにいつもやってるみたいな、キツいえっち、して欲しいの♥️ 痛いのも苦しいのも少しは我慢出来るから……歩くんの好きなように滅茶苦茶にして……♥️」
桜も興奮しているのだろう。生暖かい吐息が歩の耳をくすぐる。言われてみれば、着飾らず布一枚で身を守るものがない姿も首に嵌められた首輪も、少年の征服欲を掻き立てる為なのだろう。
悪戯心が沸いてきて、不意打ちで桜の乳首を摘まんでみる。あん、という色っぽい声。歩を見る目は期待とともに若干の怯えがあるようだ。それでもこの反応なら虐めても大丈夫かな、と歩は経験則から判断した。
「さて。それで、どちらが先に抱かれるか、というコトですが」
「すぐには決められないと思うから、アピール合戦しようかなって話になったの。歩くん、お耳舐めてもいいかな? 両側から、ちゅっちゅって♥️」
「歩の耳を舐めながらの囁きで、より貴方のモノを固くした方から、というコトでどうでしょうか?」
「み、耳ですか? はい」
耳舐めとは歩も初体験だ。綺麗にはしているが、唇などと違ってそもそも口の触れる所ではない。
それでも。桜とライダーに挟まれながらの耳舐めが、きっと気持ち良いだろうことくらいは想像がつく。ぷるんと弾ける唇が、唾液に濡れた舌が耳介を食んで、這って。2人の吐息を至近距離で感じるのは、きっと股間に効くはずだ。
「良かった。その気になってくれたみたいだね♥️」
「それでは、行きましょう……拙いながらも懸命に致しますので、どうかお愉しみください……♡」
2人がベッドに片手を突いて前屈みになる。
ぺろり、と唇を湿らせ。唾液をたっぷり舌に乗せ。
はー……♥️♡と熱い息を歩の耳にぶつけながら。
「────んちゅ、くちゅっ♥️ ちゅっちゅっ、ちう~~っ♥️」
「んは……はむっ、もごっ♡ れろれろぉ~……♡」
「ひぁっ……!」
思わず情けない悲鳴を上げてしまう。
股間に効く、なんてものじゃない。可能な限り一番鼓膜に近い場所で浴びせられるサラウンドの耳舐めボイス。唾液の水気と温かさを伴ったそれは歩の脳に直撃し、頭蓋骨の中で反響する。
桜は唇を尖らせ、キス音メイン。柔らかなリップで少年の耳をついばむ。音を立てて吸ったかと思うとむちゅりと押し付ける。耳たぶを唇に見立ててバードキスしているかのようだ。
ライダーはキスというより、唾液を溜めた口に耳を含んでの耳しゃぶり。じゅっぽじゅっぽと殆んど他人に触れられることのない場所を粘膜で愛撫され、歩の背筋はぞくぞくと震えてしまう。
2人の性格がよく出た耳舐め奉仕に少年は悶えることしか出来ない。あるいはキスやフェラより鮮烈な、脳に響く快感だった。
「はぁ~~っ♥️ 歩くん、気持ち良さそう♥️ ねね、私と先にえっちしよう? むちゅう……っ♥️」
「ねろぉ~っ、ぺろぺろっ♡ ふぅぅ~~……♡ 駄目です、私が先♡ 歩、私のおまんこへ先に貴方をください……♡」
「ちゅっ、ちゅぱっ……♥️ なにやっても良いんだよ、歩くんの好きなように私を犯して♥️ 叩いても、踏んでも……今日は虐め放題だよ……♥️」
「まずは私といちゃいちゃえっちで一発抜くのが先決かと……♡ 桜を潰すのはその後でよいでしょう♡ 本日の一発目はどうぞ私に……♡ むちゅるるるる……っ♡」
極上のメス二人からのハメ乞いアピールに歩のチンポがびきびきと反り立つ。据え膳どころか相手の方からハメられに来ているのだから躊躇う必要はないと出番を待っていた。
しかし歩は決められない。出来ることなら二人同時にハメたいくらいだが、あいにくチンポは一本だけだ。なにより桜とライダーの舌が気持ち良すぎて耳舐め快楽に浸ってしまっている。
先に動いたのはライダーだった。ただ舐めるだけでは決まらないと見たか、歩へと囁きかける。
「歩……♡ もし私を先に抱いてくださったら、私の知り合いの女の子を紹介させて頂きますよ♡」
「あっ!? ずるいわよライダーっ」
ベットを上乗せするライダー。出し抜かれて慌てる桜には目もくれず、
「私、セフレがいるのです。ああ、と言っても勿論女の子ですが。元々私はどちらかと言えば女性の方が恋愛対象でして」
歩が例外というコトですと微笑みながら、ライダーは続ける。
「名は美綴綾子。武芸に秀でた高校生の少女です。美人ですし中々好みでしたので誑かして遊んでいたら、あちらも本気になってしまったようなのですよ。私も気に入っていたのですが……歩と出会ってからは貴方を最優先しておりましたし、女性であっても貴方以外と肌を重ねるのは躊躇われたので放ったらかしになってしまっていまして。先ほど彼女とコンビニで出くわして思い出しました」
「……うわライダー、美綴先輩を売っちゃうんだ。思いきったなあ」
「綾子のコトは気に入っていましたが、歩の寵愛の為なら安いモノです」
さらり、と事も無げに言う蛇女である。
ひょいっとライダーがベッド脇の写真立てを手に取った。弓道場だろうか、弓立てや試射用の俵がある板張りで弓道服姿の女子数人が写っている。
その中には髪を束ねた桜もいる。そして、言われずとも中心に立つ凛々しい美人が件の美綴女史なのだと歩にも判った。
「どうです? 美しい少女でしょう? もとは普通に異性愛者だったのですが、私に可愛がられる内に同性の魅力に目覚めてしまったようで。私が本命なのでしょうが、他の学園の女子にも手を出しているとかいないとか。
……この美少女を、貴方のちんぽで躾けてやりたいとは思いませんか? どうやら後輩の女子からは格好いい美人の先輩として憧れの目で見られているようで、綾子が声を掛ければイチコロでしょうね。そんな子相手にタチのレズを気取っている良家の一人娘を、押し倒しておまんこをほじくり返してオスの強さを判らせるのです♡」
「…………っ!」
写真から目を外せない。切り取られた風景の中で微笑む中性的な美少女。彼女を犯したいという欲望が、確かに浮かんでくる。
「さっき会った時、綾子が何と言ったと思いますか? ……ライダーさんおねがいします、後輩じゃ満足出来ないんです、抱いてください……ですって♡可哀想に、私に開発され切った快楽に弱々な身体なのにずっと満たされず、後輩をつまみ食いして気を紛らわしているのですね……♡ ずばり言いますが、歩なら喰えますよ♡勿論私も協力しますから、どうですか? 私を先に抱いてくだされば、この弓道部部長を献上致しますが……♡」
ぐらり、と。少年の視界が歪む。
ライダーを犯すことでこの少女との間を手引きして貰える、となれば歩に断る意味などない。どう考えても得しかない、取引にもなっていない交渉だ。
もう一度写真を見て。こくり、と歩が頷こうとすると────
「ち、ちょっと待って待って! もう歩くん、私のコト忘れてるでしょっ」
「あ……そ、そうでした」
桜に抱き着かれ、歩ははっとした。
言われてみればこれはどちらを先に抱くかという話だったはずだ。桜を無視して事に及んでは片手落ちである。
「しかし桜、もう勝負は付いたようなものでは? 私の綾子に比するカードなど貴女にありますか?」
「むぐ……言ってくれるじゃないライダー。私だって歩くんに差し出せるモノくらいあります。大事な人ですけど……ううん、大事な人だからこそ、かしら」
「は? ……待ってください、桜。貴女もしや」
何かに思い当たったようにはっとするライダー。
桜は歩にしなだれかかり、耳元で囁いた。
「あのね、歩くん。言ってなかったけど……私、ひとつ上の姉がいるの」
──やっぱり、とライダーが天を仰いだ。
「お姉さん……ですか? 知らなかったです。どんな方なんですか?」
「うん。ほら、歩くんも全校集会とかで見たコトあると思うんだけど。生徒会長の遠坂凛……って判る?」
「それは知ってますけど……え、もしかして」
そうなの、とはにかむ桜。
髪をくくるリボンを指先で遊ばせながら言う。
「あの人が私の姉さん。文武両道、眉目秀麗の生徒会長さんなの。……姉さんね、あんなに美人でモテるのに恋人いないんだ。意外とけっこうおっちょこちょいな所あるし、妹としてはころっとヘンな男の人に引っ掛からないか心配で。でも相手が歩くんなら安心だなーって♥️ どうかな、歩くんがよければ紹介するんだけど♥️」
遠坂凛は学園一の有名人だ。勿論歩とて知っているし、内心憧れを持っていた面もある。壇上でスピーチする姿も、たまに見かける髪を靡かせながら歩く姿も美しい。毎日のように男子に告白されながらその全てを袖にしているのだとか。桜の言う少し抜けた所があるというのは意外だったが、あの生徒会長とお近づきになれるというならそれは願ったり叶ったりである。
「まったく……私も人のコトは言えませんが、まさか自分の姉を差し出すとは。凛が知ったら何と言うか」
「それはお互い様でしょ、ライダー。それより……歩くん。どっちを取る? 私とライダー、どっちと先にえっちするか決められた?」
「うっ……そ、その」
決められない──というより、余計迷ってしまった。桜とライダーでも判断できないのにそこに話したこともない美少女二人を上乗せされた訳で、決めかねるのも当然だろう。
桜とライダーもそれは承知のようだ。クスクスと笑いながら、
「じゃあどうしよ。……ねえライダー。こうなったら、おまんこで選んで貰うとかどうかな……♥️」
「ほう……それは名案です。ええ、本気セックスの前に歩にほぐしておいて頂くというのも一興でしょう♡」
ほら、と桜に促されて歩がベッド脇に立つ。
桜とライダーがベッドの端に腰掛け、お互いの肩が触れる程までくっつく。そして──かぱっ、と股を開いた。
無防備な股間。桜はバスタオルの裾からちらちらと割れ目が覗く。ライダーはベビードールのスカート部分を捲って紐パンが見えるようにした。
「歩くん♥️ すぐ決められないなら、とりあえず私とライダーで交互におまんこして、中出ししたくなった方と本気えっちしよっか♥️」
「ほら、どうぞ歩♡ 貴方の女が二人、股を開いて待っています♡ どうぞ私たちの膣で勃起をもっと強くしてください……♡」
──ごくり、と唾を呑む。
歩の為に性器を差し出してどうぞ使ってくださいと言う二人の美女。耳舐めと囁きでイライラが溜まっていた勃起は更に怒張していく。
慌ててズボンを下ろす。ぶるん、と跳ね上がったチンポに桜とライダーが歓声を上げた。
「すご……おちんちん、涎垂らしちゃってる……♥️」
「ごくっ……♡ そんなに怒って……さあ、私のココで慰めてあげますから♡」
もう我慢できない。歩はまず桜に飛び掛かった。それは単に、紐パンを着けたライダーよりもバスタオル一枚の桜の方が簡単にチンポを挿入出来るという単純な思考だった。
「あ゙ッ……あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙……♥️♥️ 挿ってきたっ、久し振りの歩くんのおちんちん……♥️♥️」
「むう、桜が先ですか。まあ良いでしょう、すぐに私の番が来るでしょうから」
唇を尖らせたライダーの言葉は歩には聞こえていない。
にゅぷるるるるる……♥️ とねっとりした膣がチンポを擦り上げる。締め付けに押され、びゅぷりと先走りが鈴口から飛び出たのが判った。桜との生えっち。年上のお姉さんのおまんこで先走り汁を拭う贅沢な使い方に、歩の満足感が満たされる。バスタオル越しにおっぱいを掴めばむっちむちの巨乳が手のひらからこぼれそうだ。もう直接触りたい、押し倒してしまいたいけれど、律儀な少年は本気えっちはまだという約束を思い出して必死に耐える。
「くはっ……!」
「歩、こちらも♡ ほら、まずは私の下着を脱がしてください……♡」
手を握られ導かれた先はライダーのショーツ。細い紐を指先で摘まみ、軽く引っ張る──とそれだけではらりと布切れが落ちた。
落ちたショーツとの間に糸を引く、ライダーのマンコ。そこは愛液にてらてらと光り、少年のモノを待っている。
チンポに巡る快感を堪えながら桜の膣内から引き抜く。ずるずると抵抗するマン肉はチンポに出ていかないでと懇願するようだ。それをどうにか耐えて桜の中から引きずり出すと、チンポが抗議するかのようにビクンビクンと跳ねた。みっちり包んでいた柔肉から解放され怒り狂うソレを、次はすぐ隣のライダーへ挿入していく。
「お゙お゙お゙お゙お゙お゙ッ♡♡ 歩のちんぽ、強っっ……♡♡」
あっさり最奥まで到達した亀頭にコツンと子宮口を叩かれ、ライダーが甘イキする。仰け反って喉を晒した姿は到底女神の一柱とは思えない淫らなものだった。
ベビードールの感触を確かめるようにすりすりと顔を擦り着ける。質の良い肌触りはシルクのそれだ。歩の為に着られた性欲煽り用の下着越しにおっぱいの柔らかさを堪能する。
「つっ、次は桜さんに挿れたいです……っ」
「言わなくても大丈夫だよ♥️ おまんこ開いて待ってるから、ライダーの膣でコキ飽きたら私に戻って来て♥️」
にゅぷるんっ♡ とまだ甘イキに蕩けているライダーのマンコから引き抜き、隣の桜へ。亀頭を膣口にくっ付けただけで中へ中へと引きずり込むマンコに逆らうことなく根本まで挿入。小刻みに腰を揺すって桜のマンコでチンポを扱いていく。
桜を堪能したらライダーへ、ライダーを味わったら桜へ。歩のチンポを介して桜とライダーのマンコは直接触れ合ってもいないのに愛液の橋が架かっていた。数秒おきに二人のおまんこを味比べ。二人の膣の形の違いをたっぷり確かめられる、歩にだけ許された贅沢過ぎる主従ハメだ。
にゅっぷ♥️ぷちゅん♡ぬぷぷっ♥️ぶちゅっ♡
「くふっ……やばい、出そう……っ」
「はっ♡ はあっ♡ おや歩、出てしまいそうですか……♡ いけませんよ、少し我慢しましょうね……♡」
何往復目かのライダーのマンコに突っ込んだ時、歩の背筋に射精欲が走った。それはまだこの後のセックスで、と懸命に尻の穴に力を込めて射精を我慢する。
「ほら、私の中でちんぽを休憩させましょう……♡ 隙間があると漏らしてしまいますから、子宮口に亀頭をぎゅーっとくっ付けて♡ あん、ちんぽが跳ねています……♡ 落ち着いて、ピストンは一旦止めて♡ そうです♡ 私のおまんこで一息ついて、射精欲抑えましょうね……♡」
「歩くんっ、本気えっちはまだこれからだよっ♥️ お漏らし駄目、ぴゅっぴゅしちゃ駄目♥️」
「うっ……うぅぅ……!」
ライダーの身体に抱き付いてどうにか欲求を堪えようとする。
しかし、もう無理だった。さんざん昂らされたチンポは遂に限界まで張り詰め、爆発しそうになっていた。
「ライダーさんっ……! えっちしましょうっ、このまま先にライダーさんとしたいです……!」
「~~~っっ♡♡♡ 畏まりました、歩……♡♡」
ライダーの表情が喜色に満ちる。敬愛するオスが自分を選んでくれたという満足感、優越感。それに従い、一度チンポを抜いて歩をベッドへと押し倒した。
「あ~っもう、歩くんたらっ。……まあしょうがないか、良かったねライダー」
「も、申し訳ありません桜っ♡ 一足先にさせて頂きます……♡ 歩っ、私が上でいいでしょうか♡いいですよねっ♡」
仰向けの少年へライダーが覆い被さる。彼女としてもマンコを貫かれて焦れていたのだろう。いつもは歩に押し倒されるか後背位ですることが多かったが、今日ばかりは自分主導でセックスを進めたいようだ。
「むちゅぅうっ……♡ 歩、て、手を♡ 握っても良いですかっ♡」
「はいっ、ライダーさん」
両手を恋人繋ぎで握り、腰に跨がって歩の唇を貪る。ライダーの方が体格が上で長い髪が歩を覆うように垂れ下がっているせいでまるで蛇が獲物を補食しているかのような構図。少年の薄い胸板に乳房を乗せながら、大きなお尻を持ち上げる。
「では、改めて……♡ 挿れさせて頂きます、歩……♡」
天を突くように直立する歩の剛直。
そこへ、ぬぷり、と膣口を押し付けて。
くちっ……ぬぶぶぶぶぶぶ……♡♡
「くうっ……ライダーさんの中、熱っ……!」
「あ、は…………♡♡ 来たっ、歩の本気ちんぽ♡♡」
ライダーの性器へチンポが全て挿入され、ぱちゅ、と尻と腰がぶつかった。亀頭がごりごりと子宮を抉り潰す。限界までチンポが奥へと入り込む体勢である上に体重が掛かっている為だ。さっき膣コキしていた時よりも遥かに深い挿入感にライダーの快楽中枢が脳汁を垂れ流した。
ぱんっ、ぱんっ! とライダーが必死で腰を浮かせ、尻を落とす。その度に突き上げられる子宮と削られる膣は号泣するかのように愛液を吐き出した。一突き毎にアクメに達し引っくり返ってしまいそうになりながらもどうにか騎乗位ピストンを続ける。快楽とチンポに激弱のライダーとしては驚異的な頑張りと言えるだろう。歩から見えるライダーの顔は歯を食い縛って眉根を寄せた、他人には見せられないトロ顔だったが。
「ふッ♡ ぉぐぅっ♡ 駄目ですっ、私が動いてるだけなのに……歩のちんぽに負けてしまいそう……っ♡」
或いはこの体勢を選んだことはライダーにとって失敗だったかも知れない。確かにライダー主導にはなっているが、与えられる快楽を享受すれば良かったいつものセックスと違い自分から動かなければならないから、これでは耐えるということが出来ない。
しかも、少年はライダーの最初のおねだりを忘れていなかった。
「ライダーさん……無理させてごめんなさい。そういえば、優しくピストンして欲しいって言ってましたよね」
「ふぇ……? なんれすか、あゆむ……?」
「安心してください、優しくしますから。……いきますよっ」
?? とライダーが呆けるのも束の間。
────ぬぢゅ、くちゅくちゅぐちゅっ♡と歩が腰を回すように動かした。
仰向けの動きにくい体勢とは思えない巧みな動き。ライダーの弱い所を知り尽くしている少年だから出来る、最小限の動きでライダーを責め上げる腰使いだ。
「ひゃあんっ!? 歩っ、それ駄目っ♡ 優しいピストン今されたらぁっ♡ あっ、子宮口ねちっこく捏ねるのも駄目ぇ♡」
「ライダーったら。そんなコト言いながら、とっても幸せそうな顔してるわよ?」
最初に要求した通りの優しくねちっこいピストン。言葉通りのそれを浴びせられて、ライダーは駄目駄目と叫ぶしかない。
それでも端から見ている桜からは、二人のまぐわいは愛情に溢れているように映った。お互いがお互いの肉を求め、また相手に快楽を与えようとしている。ライダーの雑魚メスっぷりのせいで判りにくくなっているが、それは対等な恋人のいちゃらぶえっちそのものだった。
歩がライダーの腰を掴み、腰を回すだけでなく突き上げる動きを追加した。ライダーは更に追い詰められるが、どうせ限界が近いと悟ったのだろう。覚悟したように自分も上下運動を再開する。ライダーが腰を落とすのと同時に歩が子宮を突き上げる。二人は手を繋いだまま、お互いの性器をぶつけ合った。
「歩っ、精液を……貴方の精をください……♡ 子宮口にぴったりくっ付けて♡ 一滴残らず私の中に♡ 貴方の遺伝子を、私に恵んで欲しいのです……♡♡」
「勿論ですっ、ライダーさん……! ライダーさんが僕のものだっていう証拠、全部注ぎますからっ」
「はい……♡ 私は歩のモノです♡♡ お腹の中で受け止めますから……♡ 貴方の子種を、どうか……♡♡」
責めるのではなく、ただただ気持ちよさを追求する騎乗位ハメ。腰をくねらせて愛情たっぷりに敏感なスポットをチンポで擦っていく。髪をなびかせ、巨乳を揺らす様は少年の眼も楽しませてくれる。
真っ赤な顔で見詰め合い、互いの興奮を高めていく。もうお互いのことしか目に入らない。射精寸前のチンポが膣内で跳ね、それを子宮が敏感に察知した。
初めて恋人繋ぎが解かれる。ライダーが上体を倒し、歩と深く抱き締め合う。唇をくっつけながら僅かに腰を揺する。それが、幕引きだった。
────びゅるっ、ぶびゅるるるるるるる……♡ どぷどぷどぷっ……♡
「────ッッッ……♡♡♡♡♡」
溜めに溜めた、歩の特濃精液がライダーの子宮に直撃した。子宮口に密着した亀頭からその中へと勢い良く白濁液が注がれていく。ライダーの鋭敏な感覚が子宮をたっぷり埋め尽くす精液の感覚を感じ取っていた。
大好きな相手と肌をすり合わせ、唇を重ねながらの射精とアクメ。まさにライダーが望んだ通りの甘々生ハメセックスだった。
(凄い、です……♡ 歩に手荒くされるのも良いですが……こういうらぶらぶセックスも病み付きになってしまいそう……♡)
ゆるゆると腰を擦り付けて残りの精液を吸い上げつつ甘い絶頂感に浸る。汗だくの身体で抱き合うのが心地良い。すっかり上がった息を二人で整えていく。
心臓の鼓動が緩やかになるまで、歩とライダーはお互いの身体を抱き締め合っていた。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「歩、歩っ♡ どうでしょうか、もう一度私と……♡」
「わっ。ライダーさん、落ち着いてくださいっ」
「ライダー、そこまで! 次は私でしょう!」
幸せそうに歩に絡み付くライダーを桜が牽制した。
歩とライダーのえっちが終わって三人は一段落していた。歩との甘々えっちが忘れられないライダーが二回戦を希望しているが、流石にそれは桜が許さなかった。
「むう……仕方ありませんね。では私はサポートに回りましょう。桜の希望は歩に虐められたい、でしたか」
「うんっ。ふふ、ちょっと楽しみかも。どんな風にしてくれるのかなあ、歩くん?」
「……ええと」
余裕の表情の桜に歩は戸惑った。
虐められたいと言われても、いまいち加減が判らない。それこそライダーやアルトリア並みにして良いのか、いつもより少しだけ荒っぽくなのか。特に何もないのなら歩は後者を選ぶ所だったが────
「──歩。せっかくです、ここは私がされているよりももっとキツくというのはどうでしょう。優しい貴方も、余裕ぶっているこのメスを潰したいという気持ちも持ち合わせているのでは? 桜もそれでどうでしょうか」
「……クスッ。なあにもうライダーったら、人をメスとか潰すとか。いくらなんでもそこまでじゃないでしょう? 私、歩くんに負けちゃうほど弱くないわよ。……ええ、望むところです、歩くん。貴方の好きなように虐めて貰って構わないですよ♥️」
「──────」
余裕をぶっこいたウインク。
それを見て、びきびきびき、と。射精で萎えていた歩の怒張が再び血管を浮き上がらせた。
ライダーの言葉通りだ。お姉さんぶって素で上から来るこの女をチンポで潰したら、それはどんなに気持ちが良いことだろう。
歩は桜を尊敬しているし、頼り甲斐のあるお姉さんだと思っている。けれど、だからこそ。そんな相手を屈服させたい、という原始的な欲望が奥底にあった。ライダーに言及されたことで、それは歩の中で確かな形を持ち始めていた。
「……判りました。今日は桜さんを、思いっきり滅茶苦茶にします」
「え……あ、あはは。ちょっと顔怖いよ、歩くん?」
雰囲気の変わった少年に怯える桜の言葉を、歩は取り合わない。
肩を掴み、ベッドに押し倒す。そして、無理やり唇を奪った。
「むぐっ……んんんんん……!? むぁ、ぶちゅぶちゅぶちゅっ……!!」
突然のキスに目を丸くする桜。歩は唇をこじ開け、舌を侵入させる。
歯茎の隅から隅まで舐めしゃぶるような口淫。更に股間に手を差し込まれた。指で膣を引っ掻けるような激しい指マンに、桜の子宮が怯えたように震える。
「じゅるっ、ずるるるるるるるっ!? ぷぁっ……歩くん、ちょっと落ち着……むぐぅううう~~っ!!」
キスの合間に少年を止めようとするもすぐにまた唇を塞がれる。それも歩の計算通りだった。激しいキスでまともに呼吸も出来なくさせて、酸欠に近い状態へ追い込んでいく。
その間にも巧みな指マンで股間をほじくられるのだから堪らない。ごちゅごちゅと手のひらごと打ち付けられるような手淫に、桜は開始数分でアクメへと昇らされた。
「んぐぉおおおおおっ……ぐぅ~~~っっ……♥️♥️」
浜に打ち上げられた魚さながらの痙攣。ぴゅっぴゅっと股から潮が吹き出た。ブリッジするように身体が持ち上がり、がくっと力が抜ける。
ぬぱ、とようやく唇を離され、必死で酸素を取り込む。
「はぁーっ、はぁーっっ……♥️ けほけほっ……あ、歩くんっ、少し待ってくださいっ♥️ 怒らせちゃったなら謝りますから……」
「ぜんぜん怒ってなんかないですよ。むしろ、桜さんが好きだからしてるんです。ほら、次ですよ」
「お゙っ!? 乳首引っ張らないでぇぇっ……♥️」
言いながら脱力した桜の乳首を摘まみ、捻り上げる。桜は乳首だけで持ち上げられる自分のおっばいを見て慄くことしか出来ない。なんせ、こんなことでも桜は快楽を感じてしまっている。無自覚だった少年への隷属欲が露になっていく。
「それじゃあ、今日は犬みたいに犯してあげますね。確か僕に負けるほど弱くないんでしたっけ。じゃあ勝負してみましょう」
「えっ、あの、歩く……」
「ほら、何してるんですかっ。四つん這いになってお尻を上げるんです」
「ひ……ひぃっっ♥️」
よろよろと膝を立て、歩に尻を向けた四つん這いになる。少年からは慎ましい菊座も、その下でマン汁を垂れ流す割れ目も丸見えになってしまっているだろう。何度も身体を重ねた仲だというのに、震えるほど恥ずかしい。
このまま挿入されるのか、と桜が背後を窺う。しかし────、
ばっちいいいぃぃん!! と、思い切り桜の桃尻が平手打ちされた。
「おぎょっっっ!!???♥️♥️ ひぎぃぃぃぃ♥️♥️♥️」
犬か豚のような悲鳴。目を見開いた桜から汗が飛び散る。
平手は一度だけではない。二度、三度と打ち付けられていく。
「あぎっ♥️ ひぎゃあああああ♥️ 痛いですっ♥️♥️ ごめっ、ごめんなさいいい♥️ 謝りますからっ♥️ 許してええ♥️♥️」
「何言ってるんですか、そんなんじゃ負けちゃいますよ。ほらもう一発」
「ぴぎいいいいいいいい♥️♥️♥️」
ぼびゅっ♥️ と桜のマンコから粘っこい白濁汁が溢れる。子宮が白旗を上げた本気汁だ。数分前まで余裕綽々だった清楚系お姉さんは、手マンと尻叩きだけでギャン泣きしていた。
「歩くん、怒らないでえっ♥️ 私が悪かったからっ♥️ 調子に乗ってたって認めるから♥️ 酷いことしないでえええっ♥️」
「だから何も怒ってないって言ってるじゃないですか、しつこいなあ。もっと強くしますね」
「あがあああああああ~~っっ♥️♥️」
ばっしいいいいん! と一際強く叩かれ、マゾアクメに突き落とされる桜。
尻を高々と掲げた体勢で崩れ落ちる。そんな彼女から視線を外し、歩が言った。
「ライダーさん、協力して貰ってもいいですか」
「…………おおっと。すいません、見入ってしまっていました。ええ、何でもどうぞ」
「ライダーさんがたまに出すあの鎖、今出せますか? あと、あれって僕でも触れるんでしょうか」
質問に、何かを悟ったようにクスリと笑うライダー。
ベッドで伸びている契約上の主人を見下ろしながら、
「はい。両方ともイエスですよ、歩。────では、どうぞご活用ください」
じゃらり、という音。
何の前触れもなく、歩の手元に銀色の鎖が出現していた。頑丈でしなやかなライダーの鎖。それを持って、歩はベッドの上の桜へと近付く。
「ほら、マン汁吹き出してないで起きてください桜さん。まだ挿れてもいないんですよ」
「ひっ……♥️ 待ってっ、今挿れられたら……♥️」
すっかり抜けた腰で逃げようとする桜。
勿論、歩がそれを許すはずもない。がっちりと腰を掴み、予告もなく一息に挿入した。
「~~~ッッぉおおおおおお……♥️ 子宮潰されっ……♥️」
まるで犬の交尾のような後背位だ。横隔膜が振動する。掘削するかの如く叩き込まれるピストンで子宮口がブン殴られる。
歩のハーレムに属し彼を最愛の人と位置付けながらも、心のどこかで『それでも自分の方が年上だから』『歩くんはまだ子供だから』と思っていた侮りがチンポで崩されていく。ライダーとそこかしこが似ている桜は、その隠れたマゾ本能もそっくりだった。ただ、今までは優しい少年があえて掘り起こすことはしなかったというだけ。それを、ただ自分が思い上がっていただけで少年の方が遥かに格上なのだと教えられる。
歩が手に持った鎖を桜の首に回した。両手で掴み、ぐいっと引っ張る。桜の首にはライダーの首輪がしてあるので絞まることはない。
ただ仰け反り、都合のいいオナホのようにガン突きされるだけ。それが余計に、少年には勝てない肉壺扱いであることを自覚させられてしまう。
丸々したお尻にばっつんばっつん腰を叩き付けられ、その度にパチパチと快楽神経がショートする。ライダーとのセックスとは違う、純粋にオスの快楽のみを味わう為の抽送。女のことなど全く考えていない肉人形扱いだというのに、身体が蕩けそうなほど気持ち良いのだからどうしようもない。
「ぶぐぇえええええッ♥️ まけッ♥️ 負けましたあっ♥️ こうさんしますからっ♥️ 虐めるのやだあっ♥️ 気持ち良すぎておかしくなるっっ♥️ ら、ライダーっ♥️ 見てないで助けてよおおっ♥️」
「ふふっ……おやおや、もう音を上げてしまいましたか、桜。そんな風に鎖を繋がれて、まるで飼い犬か何かのようではないですか」
ぎし、とライダーが桜の前に腰を下ろした。
汗に濡れてほつれた桜の前髪を整える。現れたのは、涙と鼻水を垂れ流し、マゾ絶頂に火照ったみっともないメス顔。オスのチンポに負けてしまった、喰われる側の獲物の顔だ。
「……ああ、どうしようもない顔になって。これでお分かりですか? 私や式が抜け出せないのが判りましたか? それが歩に負けた女に与えられる、取り返しの付かない敗北アクメです♡ どうせ桜ももう二度と元には戻れませんので、せっかくですから骨の髄まで堕として貰いましょう♡」
「ごッ♥️ おんッッ♥️ やべっ♥️ やべてえええ♥️」
「やめる訳がないでしょう。……桜、私は貴女を愛しています。世界で一番大切な存在です」
ほとんど白目を剥き、舌を飛び出させて一突きごとにアクメに達するマスターへ語りかける。
「でも、それは前までの話。今では桜は二番目です♡ という訳で、貴女の助けは聞けません♡ ああ、これも寝取られと言うのでしょうか? 普通のソレと違うのは、不幸になる者がいないというコトですが……まあそれは置いておいても、桜はここでしっかり堕ちておいた方が幸せだと思いますよ。実はこうなるコトを期待していたのですが、さすが歩、想像以上でした。私も貴女が同じ所に来てくれるのを願っています、桜♡」
ぽんぽん、と頭を撫でられる。
それが従者からの最後通牒だった。唯一の救いは消えた。あとは心と子宮を少年のチンポで捻り潰されるのみだ。
それなのに、桜の中から畏れが消えていく。先ほどまで拒んでいたのは自分が決定的に変わることへの躊躇だ。しかし逃げ道を閉ざされたことで、ようやく現実を受け入れた。
堕ちる。堕とされる。本来なら数ヶ月前に初めて歩と交わった日に来ているべきだった敗北が。
自分の犯した軽はずみな誘い受けに引き寄せられ、ライダーの策略に導かれ。
屈服が────とびきり気持ち良い射精が来る。
「桜さん、ほらしっかりしてっ。そろそろ出しますよっ」
「お゙ッ♥️ お゙ッ♥️ お゙ッ♥️ お゙ッ♥️ お゙ッ♥️ お゙ッ♥️」
「おまんこ弛んでますよっ、ちゃんと締めてくださいっ。またお尻叩きますよ?」
「あぐうううううっ♥️ 締めますっ♥️ ゆるマンでごめんなさいっ♥️ 歩くんのおちんちん扱く為の穴、ちゃんと絞りますからっ♥️」
全身全霊でマンコを締め上げる。ちゃんと弛くはなくなったはず。なのに躾けるように尻を叩かれてしまい、また悲鳴を上げた。完全に所有物、オモチャ扱いだ。
ライダーがうっとりと見る中、歩が射精へ駆け上がる。カリが張り詰め、膣壁をこれまで以上に抉り子宮口をこじ開ける。ただでさえ被虐快楽を得ている所にはキツ過ぎた。泡さえ吹きながら桜もマゾ絶頂へ追い込まれていく。
ぎちぎちっ!! と歩が鎖を握り締め、引っ張った。チンポを限界まで捩じ込む。亀頭がぶちゅり、と子宮へ侵入して。
ぼびゅるるるるるるっ♥️♥️ どぷっ♥️♥️ びちびちびちっっっ♥️♥️ どぴゅどぴゅどぴゅっっ♥️♥️♥️
「────オ゙ッ……んぐぉぉおおおおおおおおおっっ……♥️♥️♥️♥️ イグッ♥️♥️ イギじぬぅううううううッッッ……♥️♥️♥️♥️」
獣のような唸り声。びちゃびちゃと子宮を精液が打つ感覚で桜は絶頂した。熱い体液で胎の底を占領されるのが判る。ひっくり返った瞳で鼻の下を伸ばした無様な顔でアクメを決める。エビ反りでカクカクと痙攣して、少年の精液棄て場として子宮を満たされていく。
「おめでとうございます、桜。これで貴女も立派なメス奴隷の仲間入りです。……って、聞こえていませんか。幸せそうに気を遣ってしまっています♡」
「うぶッ♥️♥️ おげぇえええええええ……ッッ♥️♥️♥️」
嘔吐きながらマゾアクメを極める桜の中に、敗北感が染み着いていく。
これからも桜は年上の女性として歩に接するだろう。歩をからかったり、セックスで主導権を握ることもあるかもしれない。
けれど、その根底には歩への屈服が刻まれている。表面上どう取り繕っても少年に対しては絶対服従。包容力のあるお姉さんでありながら同時に歩へ降伏する快楽も求め、影も踏めぬハーレム妻として悦んで一生を捧げることだろう。そして時には、進んで彼に虐めて貰うようおねだりするだろう。
(ライダーや式さんの言ってたコト、やっと判った……♥️ こんなの勝てる訳ない♥️ 歩くんってこんなに強くて……私はこんなに弱かったんだ……♥️)
快感に咽び悶える桜。それが収まれば、また尻叩きで目を覚まさせられ、苛烈で甘い被虐セックスが待っている。それは泣き喚く桜が完全に潰れ、失神アクメで意識を飛ばしてしまうまで続く。
この夜。桜とライダーの主従は、改めて完全に少年の支配下に沈んだのだった。
桜はなにかと虐めたくなってしまいます
どのキャラクターの話が読みたいですか?
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月姫より「有間都古」
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Fateより「美綴綾子」
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Fateより「セラ&リズ」
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空の境界より「浅上藤乃」