BALDR GENESIS~Revive of Future World~双葉√ 作:デスイーター
これにて【BALDR GENESIS~Revive of Future World~双葉√】は完結となります。
最後の【To Be Continued】は誤字じゃありません。ですが、双葉√はこれで完結なのです。
次は瞳√、といきたいところですが、その前にジャンプスクエアで連載中の漫画、【ワールドトリガー】の二次創作長編を連載したいと思います。
無痛症の少年を主人公として那須さんをヒロインとして描くランク戦メインの長編なので、良ければ見て見て下さい。絶対面白いので。
その【ワールドトリガー】長編、【痛みを識るもの】を完結させたら改めて瞳√を書こうかなと思います。他に書きたいものが出て来なければ、ですが。
さて、評価はあんまし伸びなかった今作ですが、クオリティ自体はそこまで問題はなかったと考えています。
ただ物語を【魅せる】為の努力と、人気が出る下地。それが少々足りなかったかな、と。
ストーリー構成としては、割と満足の出来だと思っています。
勿論、これからもクオリティ上昇は常に心掛けていくつもりです。
バルドシリーズはもう10年以上も前も作品なので知っている方が少ないのもあるでしょうが、私の作品を機に興味を持って頂ければ幸いです。
原作再構成もので【BALDR SKY Another World/世界X+Ω】という作品も過去に執筆しているので、そちらも目を通して頂ければと。
今作、【双葉√】に置いては原作BALDR SKYだけではなく、バルドシリーズの過去作品、BALDR FORCEの要素も各所に散りばめられています。
最終的に主人公の相棒枠になったゲンハもそうですし、【リヴァイアサン】もそうです。
全体的に陰惨な空気が漂いがちだったのも、BALDR FORCEのイメージをモチーフにしたからでもあります。
ヒロインがレイプされかける展開はBALDR FORCEでもちょくちょくあり、BALDR SKYのレイン√でもそうです。
陰惨な空気の漂うサイバーパンク世界観を感じて頂けていれば幸いです。
【無名都市】のくだりには、割とそういった要素を詰め込んであります。
また、ライバルキャラとの戦いがメインになるのは、レイン√リスペクトです。
物語の大きな謎は解決せず、一先ず目先の脅威を排除して終わりになるのはバルドシリーズのゲームの序盤のルートの展開をリスペクトした形になります。
バルドシリーズは最初の方のヒロインルートではストーリーの謎は殆ど明かされず、不完全燃焼な結末になる事が多々あります。
今回はこちらを念頭に置き、【ヒャズニング】をストーリーの中心に置く事で根幹の謎から敢えて目を背けさせた形となります。
鍵となるのは、有栖の加入時期です。
ジャビットは作中で散々説明した通り、デフォルトの怜二で太刀打ち出来る相手ではありません。
最後の決戦も、ジャビットが実質【固有兵装】使用不可、尚且つ時間制限つきで怜二がゲンハの反射神経のブーストを受けていたからこそ勝てたのであって、地力には大きな開きがあります。
よって、有栖が序盤に主人公チームに加入しているかどうかで、ジャビットの脅威度は全く変わって来ます。
有栖とジャビットの実力自体は伯仲していますが、それぞれの仲間の練度や性質に差があります。
【V.S.S】構造体での戦いで見せた通り、怜二達が有栖の援護に徹すれば勝てない相手ではありません。
仲間の
ジャビットはギアスで言うランスロット枠で、有栖は紅蓮弐式枠、そう考えると分かり易いかもしれません。
そのジャビットのキャラモチーフですが、幾つかのキャラが元となっています。
その外道ぶりとヒャッハーぶりは勿論BALDR FORCEのゲンハからですが、そこにデモンベインのクラウディウス成分なんかも含まれています。
クラウディウスは子供らしい残酷さや生意気さが前面に出たキャラですが、いつもはいがみ合っていたカリグラが倒されてからは復讐鬼と化します。
今作のジャビットの復讐鬼ぶりも、そのあたりから来ています。
FGOの頼光さんなんかもある程度イメージに影響を与えているかもしれません。
取り敢えずジャビットは他のルートでも色々活躍するので、今後ともそのヒャッハーぶりをお楽しみ下さい。
今作ヒロインの双葉ですが、この子は俺の性癖を目一杯詰め込んだキャラです。
依存癖、ヤンデレ、ハッカー、愛が重い、とこれでもかと好きな属性を詰め込んでいます。
双葉は基本、主人公を甘やかしまくるタイプのヒロインです。
相当しっかりした主人公でないと、双葉に流されるまま酒池肉林ルートまっしぐらでしょう。
生活費は双葉がその気になれば幾らでも稼げますし、彼女は「相手が自分と共にいる事」を最優先にするので、相手が働かなくても気にしません。
名実共に、駄目男製造機なワケです。
しかも下手に交友関係を広げようとするとそれを全力で妨害しにかかるので、現実で出会ったら地雷女間違いなしでしょう。
まあ、創作ではそれがキャラの魅力として輝くワケですが。
彼女のルートに入るターニングポイントは、一章後に彼女の誘惑に乗るかどうかです。
あそこで彼女を抱いてしまうと強制的にルート突入なので、Hシーンを見るかどうかでルートに入るか否かが決まるキャラと言えます。
実際のゲームになったらエロ目当てで彼女のルートに突っ込んでしまう事もありそうですね。
双葉のルートではモブキャラの凌辱シーンや猟奇シーンがちょこちょこ挟まっています。
あれはとにかく【敵に捕まったらヤバイ】っていう事を強調する為に挟んでいたシーンであります。
だからこそ、双葉誘拐イベントが活きて来るワケですね。
また、今作のルートの目的の一つに、「有栖の異常性を描写する」事がありました。
有栖はルートを重ねて行く度に割と自重を始めるので、ここらへんで彼女がどれだけ常人と違うかを描写しておきたかったワケです。
傍目から見ると自立した立派な女性ですが、その精神性は四人のヒロインの中で一番かっとんでいます。
他のヒロインは過去の出来事から色々拗らせてるだけですが、彼女は生い立ちと生来の資質が化学反応を起こして割とヤバイ事になってます。
言うなれば、【未来日記】の由乃的なヤバさが彼女にはあります。
ブレーキがぶっ壊れているので、何処かでストップをかけないと何処までも突っ走ってしまうタイプのヒロインですね。
今回は「双葉を昏睡させた責任感と負い目」がストッパーの役割を果たしていました。
有栖は自分のした事の責任は自分で取る、という想いが人一倍強いので、責任を感じればある程度の妥協や他者への配慮を行います。
それがなければもっと好き勝手動いて、また違った結果になったと思います。
もしも双葉が有栖の話に乗らずに怜二との合流や【ミョルニル】へ頼る事を優先していたら、こうはならなかったでしょう。
結果的に、双葉は最善の選択をしていたワケです。
フェネジールに関しては、見てわかる通りBALDR SKYのジルベルトのオマージュキャラです。
どっかで偶然ジルベルトの遺伝情報を拾って来た研究者が実験の為に特に生成した被造子が、フェネジールです。
この辺りの経緯は後々。
普通のあとがきであれば裏設定なんかも色々語るのですが、まだルートの一つ目なのでネタバレになってしまう為これ以上は控えます。
ともあれ、今後はワートリ長編を書いた後、【瞳√】【冬香√】【有栖√(グランドルート)】と書いていくので、【BALDR GENESIS】の世界をどうぞお楽しみに