昼前の晴れた陽気の城塞都市エ・ランテル、三重になっている城壁の外周部にある門の一つ、その詰め所の奥では一糸纏わぬ姿の女性が一人、兵士の逸物を豊満な乳房で挟んで口で咥えていた。
外や詰め所の入り口からは見えない位置で行われている口淫は、女性が兵士に強要されたものではない。女性の方から申し出たのだ。
それは、早朝の筆舌に尽くしがたい忙しさを終えた検閲所の兵士たちの視線に、街道を歩いてきた女性が映った事が切欠であった。
その女性は淡い菫色をしたセミロングの髪に透明感のある翡翠色の瞳をしている。きめの細かい色白の肌は日差しを浴びて、真珠のような艶と輝きを放っていた。
そして、その顔つきは美しさとあどけなさを併せ持っており、「黄金」と称される美しさを持つ王国の第三王女とは違う意味で、その女性には人々を惹き付ける魅力を感じさせた。
修道服の様な露出の低い衣服を、首からかけている満月をあしらったネックレスごと豊満な胸が押し上げていて、腰部分を紐で留めているので腰の括れも顕わになっている。
清楚さを感じさせながら男を誘惑するようなプロポーションは、身にまとっている衣服の仕立ての良さも含めて、まさに神が作り出した至高の芸術と言えるだろう。
見惚れていた兵士達の視線を全身に浴びる女性は微笑みながら、
──エ・ランテルは此方の町でよろしかったでしょうか~?
と間延びした声で訪ねてきた。
我に返った若い兵士が肯定の返事をして、女性を強く刺激しないように気を付けて確認のために一緒に詰め所に来てもらうように伝える。
女性がにこやかな笑顔で肯定の返事をしたのを確認すると、若い兵士は内心ほっとしながら女性を連れて詰め所へと向かう。別の兵士は数メートル離れたところから二人に続く。普段ならば怪しい人物を警戒しての行動なのだが、その時はまるで貴人を警固しているかのようにも感じた。
詰め所で若い兵士が名前やエ・ランテルへ来た理由などの確認事項を尋ねると、シャムト・アルル・バビロニアと名乗った女性は、信仰している宗教の神の一柱からの信託を受けたという。
その信託とは、
──世界を巡り、死後に神々に付き従う兵──エインヘリアルとなる者たち、つまりは冒険者や兵士などに生涯をかけて慰安すべし。
──そのための力と名を授けよう。
そうして娼婦であった彼女はシャムトの名を与えられ、街々を巡る旅をしているのだそうだ。
始めの間延びした喋り方から一転して彼女が熱心に語るのを、若い兵士は相槌を打ちながら内心では頭を抱えていた。
近隣諸国で主に信仰されている四大神やスレイン法国の様な六大神といったメジャーな宗教でさえデリケートな部分がある話題なのだ。そこにそれらとも違う、おそらくはその土地固有の信仰ともなれば、何処にその宗教の禁忌が眠っているか分かったものではない。
要するにかなり面倒な相手なのだが、だからといって素通しさせて問題が起きた時は自分たちの責任となる。
どこまで踏み込むべきか……。机越しに対面している若い兵士が頭を悩ませていると、
──それじゃあ、俺達も慰安してくれるってことか?
話を聞いていた兵士の一人──先輩で仕事はこなすのだが少々女癖が悪い男がシャムトに尋ねてきた。本人は隠しているつもりだろうが、その声色には下卑たものが含まれていた。
シャムトと対面している若い兵士がその男を注意しようとするが、それよりも先にシャムトが口を開いた。
──はい。皆様がよろしければ、この場で慰安させていただきます。
にこやかな笑顔でそう話すシャムトに、周囲の兵士達もざわつき始める。
若い兵士が驚きで固まっている間に慰安の話はどんどん進んでいき、外や入り口からは見えない詰め所の奥で見張りを立てた上で、順番に口淫を行うことがトントン拍子に決まったのであった。
そうして兵士たちに詰め所の奥へと連れていかれたシャムトは、腰紐を解いて自ら服を脱ぎ始めた。突然の行動に周囲の兵士たちは驚いたが、彼女によれば今回の慰安中に衣服を汚さないようにするためらしい。
服越しでもその存在を主張していた豊満な乳房は乳首がツンと上向いており、兵士たちの視線がそこに集中しているのに気がついたシャムトは、両手で乳房を持ち上げるように掴んで答えた。
──おっぱいでもご奉仕させていただきますね。
兵士達から外に聞こえないように小さくだが歓喜の声が上がる。
シャムトは一人目の兵士を椅子に座らせると、膝立ちになって乳房の谷間に唾液を垂らし、両手で掴んでいる乳房を上下に揺らして満遍なく伸ばしていく。
乳房が十分に滑りを纏うのを確認すると、シャムトは兵士のズボンのボタンを外して彼の逸物を取り出した。兵士の逸物は既にいきりたっており、それを優しく掴むと肉竿にも唾液を垂らしてから乳房を当てて動かし始める。唾液によって滑りが良くなった乳房に肉竿が沈み込み、時折固く勃起した乳首がカリ裏を擦って兵士は快感を刺激されて呻く。
兵士の反応を見たシャムトは愛らしい顔で微笑むと、逸物を乳房の谷間に挟みこんだ。
──ムニュムニュ……ちゅむぅ、ジュプジュプ……レロレロ。
シャムトは挟んだ逸物をしごくように左右の乳房を反対方向に両手で上下に動かしながら、先走り汁が漏れている亀頭を包むように咥えて舌で亀頭やカリ裏を舐める。
先ほどまでよりも強い快感に、兵士はだらしない顔を晒しながら腰がビクンと跳ねる。奉仕を始めてから数分しか経過していないにもかかわらず、兵士は既に射精を我慢する限界に達していた。
そして……唐突に兵士の逸物から白濁液が吐き出される。シャムトは口内に注がれるそれを嫌な顔一つせずに飲み下し、さらには亀頭にしゃぶりついて尿道に残る分も吸い出していた。
吐き出された精をすべて飲み干したシャムトは、乳房に挟んでいた兵士の逸物から唇を離し、こういった。
──んっ、美味しい♡ お情けを恵んでくださってありがとうございます♡ 一人目がこんなに立派だと、次の兵士さんのおちんちんも楽しみです♡
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シャムトの乳房も用いた口淫は、童貞の兵士はもちろん、娼婦との経験がある兵士にとっても未体験な極上の快楽をもたらした。
シャムトの乳房に逸物を挟まれ咥えられた兵士は皆一様に快楽に顔を惚けさせ、瞬く間に射精して彼女の口内に注がれていく。
大抵の場合、精液を飲むのは嫌がる女性が多く、娼婦も仕事の一環として精飲するぐらいで好き好んで飲もうとする者は少ない。しかし、シャムトはまるで好物であるかのように、口内に吐き出される精液を嬉しそうに飲んで味わっていた。
精液を飲み干して逸物から唇を離す度にシャムトの吐息は熱く、艶っぽくなっていった事から、兵士たちはそれが演技ではないと何となく感じていた。
そして、最後の兵士が緊張した動きで椅子に座る。彼はシャムトが尋ねた時の若い兵士であった。彼は見張りに回されていて、順番を最後にされていたのだ。
シャムトが彼のズボンから逸物を取り出して、その指で逸物を握った時、予期せぬことが起きた。若い兵士が快楽に呻いて射精したのである。
亀頭から吐き出された白濁液が放物線を描き、シャムトの顔や乳房を汚す。
「ふぃっ……、っ! す、すみません!」
射精の快感で放心していた若い兵士だったが、シャムトの身体を汚してしまったことに気がついて謝り始める。
「おいおい、チンコ触られただけで射精するとか、どんだけ早漏なんだよ」
「俺も早漏だけど、それでも咥えてもらうことはできたぞ?」
若い兵士を他の兵士たちが囃し立てて弄る。若い兵士は悔しそうに顔を歪ませ、泣きそうになるのを堪えていた。
その様子を見ていたシャムトは、顔や乳房にかかった精液を舐め取ると、熱を帯びた艶っぽい声で尋ねた。
「お口で気持ち良くさせてあげられなくてごめんなさい。お名前はなんていうの?」
「っえ? えっと……スヴェンと言います」
「スヴェンちゃんね。私にもう一度、チャンスを頂けないかしら?」
「チャ、チャンス?」
「うん。私はあなたをちゃんと慰安することができなかったから、後で改めてあなたに慰安させて欲しいの」
「い、いえっ……私は──」
シャムトの言葉に、スヴェンはこれ以上惨めな気持ちになりたくないからと思いながら断ろうとしたが、
「──私を助けるつもりで……お願いできませんか?」
上目遣いでじっと見つめてくるシャムトに、スヴェンは断ることなどできず、頷くしかなかった。
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兵士たちの慰安をひとまずは終えたシャムトと名乗った女性──アインズ・ウール・ゴウンに所属するプレイヤーであるシャムハトが詰め所を出て街の中に入ったのは、一時間少々ほどしてからであった。
シャムハトは兵士達との別れ際に、今後の御役目に必要になりそうな道具──性行為の後に身を清めるために必要な消毒薬などを取り扱っている店や、旅人が宿泊できる宿屋を教えてもらい、街の地理を確認するためにしばらく散策してから教えてもらった宿屋に宿泊した。
資金に関してはつい先日まで自分を輪姦していた盗賊団──死を撒く剣団が所有していた硬貨をある程度持ち出していたため、当面は問題ない。モモンガにも幾分か渡したので、彼の懐も寂しくはなくなっている。
文字に関しても、シャムハトはモモンガと違って文字読解魔法を修得しているため、文字を読むことに関しては言語と同様に問題なく行うことができている。
これは彼女がユグドラシル時代に初めてダンジョン攻略を行った際、文字読解の必要があるギミックを攻略するために、何を修得するか悩んで余らせていた修得魔法の枠を使って文字読解魔法をその場で習得して攻略に成功した経験から、スクロールなどの代替品が充実した事で魔法としての必要性が薄れて以降も記念として文字読解魔法を残したままにしていたためだ。
実用性ではなく思い出として残していた魔法がこのような形で役に立つとはシャムハトも思ってもいなかったが、おかげで目に見える護衛を付けると不審に思われる可能性のある旅の娼婦という、趣味と実益を兼ねたアンダーカバーで行動することができる。尤も、その代わりに影に数十体の
そしてシャムハトは散策の傍らで陰に潜ませている
宿屋での食事を終えて、個室に戻る頃には時刻は夕方ごろを示し、街は夜の顔を徐々に見せ始めていた。シャムハトは眠りにつく前に放っていた
一つは墓地の奥にある霊廟で、ローブを着た集団が低レベルアンデッドを溜め込んでいるという情報。
もう一つは、薬草やポーションを取り扱っている店の一つに、軽装戦士の女とアンデッドのようにも見える
それぞれ異なる
──これ、モモンガちゃんの依頼人を狙ってない? と。
シャムハトは《
「モモちゃ~ん、シャムハトで~す」
『シャムハトさん? こちらはもうすぐエ・ランテルに戻りますが、どうかしましたか?』
「それがね、──」
シャムハトは
『──それは恐らく、《
「どういたしまして~。モモちゃんもお仕事頑張ってね~」
『ええ、決して無駄にはしませんよ』
「それじゃ~ね~」
シャムハトは《
「明日が楽しみだな~」
シャムハトは顔を綻ばせながら呟く。シャムハトがスヴェンと約束した再慰安の日は明日の夜。少し気弱だが誠実な彼のようなタイプは、
恋愛感情を抱いているわけではない。他の兵士達とも後日改めてエッチなことをしたいと思っている。それでも、気に入りはしたのでちょっとだけ贔屓してこの街で初めて本番のセックスをする相手に彼を選んだ。そのことをスヴェンは知る由もない。
シャムハトは脳裏に彼の逸物を思い出す。勢いよく放たれた白濁液、射精したばかりなのに逸物はそそり立ったままで、太さや長さも立派なものだった。
彼の逸物を膣内に収めて、精液を子宮に注いでもらったらどれだけ気持ち良いだろうか。期待に胸を膨らませ子宮を疼かせながら、シャムハトは眠りについた。
シャムハトから資金を融通してもらった事と、待ち伏せしている存在がいる事を連絡して貰った事で、、モモンガは依頼人であるンフィーレアについていくためにハムスケをナーベラルに預けた上で魔獣登録に必要なハムスケの姿を魔法でさっさと書いてもらいました。
その結果、漆黒の剣は全員生存し、ンフィーレアの誘拐も未然に防ぐことができました。
被害を最小限に抑えた代わりに、騒動の規模が原作ほど大きくならなかったため、昇格後の冒険者クラスはこの時点ではまだミスリルではなくてプラチナ級どまりです。
また、死体が引き渡されたのはカジットと部下たちだけで、クレマンティーヌはナザリック送りとなりました。これも、首謀者の片割れを逃したという部分でプラチナ級に止まった理由です。
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