単独での独断行動をモモンガに怒られたシャムハトは、デミウルゴスに八本指を無力化する計画の立案をお願いして保護した娼婦たちの元へと向かう。
心がまだ壊れ切っていない、まだマシな状態の娼婦たちをセバスに任せると、シャムハトはより心が壊れかかって現実逃避している、より深刻な状態の娼婦たちの治療にペストーニャと共に当たった。
ペストーニャの高位神官としての実力と、世界をも騙すシャムハトの幻術師としての実力を併用した荒療治によって、娼婦たちは無事に数日で自我を取り戻すことに成功する。
娼婦たちの治療が完了したことを確認したシャムハトがデミウルゴスに進捗を確認すると、そこには恐怖公とニューロニストの洗礼を受けて恐怖で跪く八本指の幹部たちの姿があった。
予想をはるかに上回る速度で結果を出したデミウルゴスに、シャムハトは正式な褒美とは別のささやかな御礼として、抱擁と頬への信愛の口づけを与えるのであった。
王都で八本指を無力化してから数日。王都への観光を終えたシャムトはエ・ランテルに戻り、娼婦としての活動を再開していた。
ある日の明け方、エ・ランテルの衛兵スヴェンに買われて夜通し睦み合っていたシャムトは、仰向けになったスヴェンに跨って繋がったまま、唇を深く重ね合っていた。
「んふぅ♡ んむっ、じゅぷ、じゅぷぷ♡」
口内でお互いに舌を絡め合いながら腰で円を描く様にくねらせ、快楽を貪り合う。
スヴェンが腰を突き動かす度に、精液で満たされた膣内の結合部はジュポジュポといやらしい音を立て、彼の胸板に潰されたシャムトの豊満な乳房が形を変えて歪む。
普通ならば何度も精を吐き出した逸物が限界を迎えて萎えてしまうはずの連続性交も、スヴェンの逸物は萎え知らずの剛直を維持したままだ。
男に犯されることが大好きで、今まで数えきれない人数の男に抱かれあるいは犯されてきたシャムトにとって、一人で盗賊団の輪姦に匹敵する快楽を与え続けてくれるスヴェンは、自分が育てた大好物だと言える。
「んんぅ♡ んっ、んんぅ~♡」
スヴェンの腰が跳ね、膣奥に大量の白濁液を吐きだすと、シャムトはくぐもった声で嬌声を上げて絶頂しながら彼の逸物を膣壁で舐めるように締めあげる。
スヴェンは両手でシャムトの肉付きの良い尻肉をがっしりと掴むと、繰り返し射精する逸物を膣奥に固定する様にぐりぐりと押し付ける。
「じゅぱっ、シャムトさん。名残惜しいですけど、これ以上は仕事の時間が」
「あぁぁっ♡ あらぁ、もうこんな時間なのね。夢中になっていた私が言うのもなんだけれども、お休みの時間が短いように思えるけど、お仕事の方は大丈夫なの?」
「はい。ここ最近は、以前よりも短い時間で疲れが取れるようになりまして。それに、セックスしているとなんだか力が湧いてくるんです。この前なんか、墓地の衛兵を担当した時に現れた
「あら♡ 凄いじゃない。 んんぅ♡」
唇を離したスヴェンの自慢をシャムトが褒めると、スヴェンの逸物が膣内でビクンと跳ねて膣壁を擦り、快楽を生み出す。
個人的にはこのままもっと楽しみたいところだが、スヴェンを仕事に遅らせるのも忍びない。それに、初めて会った時は他の衛兵同様に一般人に毛が生えた程度の戦闘能力しかなかったスヴェンが、冒険者でないと死の危険がある相手を討伐できたことも気になる。
シャムトは膣内からスヴェンの逸物を引き抜くと、愛液と精液で汚れた逸物を頬張って舌を這わせて舐め清め始めた。
「あっあぁぁ! シャムトさんの口の中……いつも気持ちいい!」
「じゅるる♡ レロレロ、
「うぅぅ……出る!」
卑猥な音を立てて行われる口内奉仕に、スヴェンの射精感は瞬く間に高まっていき、シャムトの口内に濃厚な白濁液を解き放つ。
「んんぅ♡ ゴク、ゴク、ゴク。じゅるるる♡」
シャムトは何度も射精しているにもかかわらず勢いの衰えない精液を、恍惚とした表情で美味しそうに飲み下し、尿道に残る残留物もしゃぶって啜りだす。
「っちゅぱ♡ あぁ~美味しい♡ スヴェン君のおちんちんはこの世界の宝よ」
「シャムトさん、それは恥ずかしいですよ」
「うふふ。……ねえ、スヴェン君の次の非番っていつ? 何か予定って入っていたりする?」
スヴェンは苦笑していると、シャムトがいつ頃相手いるかを訊ねてきた。
「俺の非番ですか? 三日後ですけれども。予定とかは特にはありません。それが何か?」
「実はね、お願いしたいことがあるんだけれども……良いかな?」
「お願いしたい事……ですか?」
「うん。実はね──」
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──どうしてこんな事になっているんだ?
甘い香が焚かれた部屋の立派なベッドの上で、スヴェンは考える。
シャムトの頼みというのは、性行為にトラウマを持っている女性たちに、セックスの気持ちよさを教えてあげて欲しいというものだった。
相手はアダマンタイト級冒険者チーム”漆黒”のモモンが王都で救助した、八本指に奴隷として扱われていた娼婦たち。
モモンの話では、王都の地理を把握するために散策していたら偶発的に奴隷を移送する現場を目撃し、義憤から救助したのだという。
シャムトはそんな彼女たちにカウンセリングを行って、心の治療にあたっていたそうだ。
本来ならば王都のしかるべきところか、せめて冒険者組合に保護してもらうべきなのだが、八本指は王国の奥深くまで根付いた巨大な犯罪組織。それでは娼婦たちが害されたうえでモモンに不利な状況を作られかねないという事で、八本指を無力化するまでの間、シャムトの故郷であるアインズ・ウール・ゴウン地下王国がトブの大森林に建設した施設に匿わせてもらっているのだという。
この地下王国、本来はもっと別の場所に本国があるらしいのだが、空間の歪みが生じて他の場所に新たに繋がる性質があるらしい。どこにつながるのかは予測することが出来ず、つい最近になってトブの大森林の近くに繋がったのだという。
そしてモモンもこの国の出身で、シャムトとはその頃に面識があったそうだ。
──まさか、旅をするために故郷を出た先で、故郷直通の場所に行きつくとはな。これまでの旅路は有意義な物だったから無意味ではないが……なんというか、見てきた世界は思っていたよりも狭かったのだなって思ったよ。
あのモモンが苦笑しながら語っていたが、これはかなりの大事になるのではないだろうか?
トブの大森林はリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国が領有権を主張しているが、どこかの国が本腰を上げて調査を行ったという事は一度もなかったはずだ。
そこに新たな国家があった(繋がった?)となると、領有権をめぐる火種ともなりかねない。
モモンとシャムトによれば、近い内に両国に使者を送ることになっているそうなので、それまではこの国の事を周囲に伝えるのは待って欲しいとのことだ。
王国の一般人に比べれば読み書きができて、最近は実力もついてきたとはいえ、スヴェンは一都市の衛兵だ。国家間の問題は荷が重すぎるので、その頼みは了承することにした。
そして、シャムトからの頼みについてだが、こちらも引き受けることにした。
別に性欲処理のために様々な女性を抱こうというつもりではない。単純に、そうしないと彼女たちの今後の人生に支障をきたすと気がついたからだ。
治療を施された結果、健康は取り戻したとはいえ、それでも彼女たちの心の傷は深い筈だ。それに、長い間犯されるだけの生活を続けていた影響で、仕事をするための技術をほとんど持っていない娼婦もいるという。つまり、彼女たちの身体を売る娼婦として生計を立てるくらいしか、生きる術が殆どないのだが、そうなると、性行為に対するトラウマは大きな障害となる。
この地下王国の人たちに頼む選択肢もあったのかもしれないが、シャムトは自分を信頼してお願いしてくれたのだから、その想いには応えたい。
……了承してくれたらアナルセックスもさせてくれるという誘惑に屈した可能性は否定できない。
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一人目の娼婦はツアレという名の愛嬌のある少女だ。
やはりと言うべきか、彼女の体が震えていたのでまずはベッドに座らせて頭を撫でながら、少しずつ心と体の緊張を解していく。
十分に時間をかけて彼女の身体の震えが治まるのを確認してから、頬や肩、腕に指先と少しずつ触る範囲を広げていく。
「あ……あの、私……を、抱か……ないの、ですか?」
「今回は気持ち良くなってもらうためのセックスだからね。いきなりされても、まだ怖いでしょ?」
「あっ……は、はい」
おどおどと不安そうに尋ねたツアレに対して、スヴェンは優しい声になるように気を付けながら理由を話す。
スヴェンがしようとしているのは、シャムトが性行為の教育の中で教えてくれたスローセックスというものだ。
炊かれている香の影響もあるのだろうか? 始めは男に触られる恐ろしさとくすぐったさに身をよじっていたツアレが、徐々にだがその吐息に艶が混じり始める。
「んっ……んんっ、ぁぁ……はぁ、んぅっ」
「ツアレちゃん、辛かったらすぐに言ってね」
「だい……じょうぶ、です。んっ、んぅ」
ツアレのお尻に触れ、乳房をマッサージするように優しく触り、ツアレの官能を少しずつ引き出していくと、羞恥心から声を押し殺そうとしていたツアレの口から切なげな声が漏れてくるようになった。
事前準備は十分だと判断してツアレの膣口に触れてみると、彼女は甲高い嬌声を上げて指にクチュリと滑りの帯びた愛液を纏わせる。
「んぁぁっ! なに……これ。こん……なの、はじ……めて」
「これが気持ち良くなる快感だよ」
スヴェンはそう言いながら、指を一本、ツアレの膣口に挿し入れる。ツアレの膣内は、スヴェンの指先を迎え入れつと、キュウキュウと舐るように締め付けてくる。今まで様々な男たち、時には人間でない生き物にも犯されたことがあるとは思えないくらいに心地よい締めつけだ。
挿入した指先をそのままゆっくりと曲げて愛撫していくと、ツアレの身体はビクンビクンと跳ね、惚けた表情で快楽を体験しているようだった。
ツアレを見つめながら、空いている方の手で乳首を愛撫してやることも忘れない。
「あっ♡ はぁ、はぁ、ひぁっ♡」
「ツアレちゃんはこの先の、もっと気持ちいい事をしたい?」
「はいっ♡ こん……なに、気持ち……良いの、今まで……知らな、かった。だから……もっと、教えて……ください」
「うん、わかったよ」
ツアレの懇願に、スヴェンは膣内を愛撫していた指先を抜いて口に含み舐め取ると、彼女の股を開いて己の逸物をあてがう。
ここまで快楽を経験されても、犯される恐怖が無くなったわけではない。そのはずなのに、膣口にスヴェンの逸物が触れた時にツアレが感じたのは、恐怖ではなく期待感であった。
ゆっくりとした挿入はツアレに未経験の快感をもたらし、逸物を根元まで迎え入れる頃には、ツアレは軽く絶頂して身体を震わせていた。
「あぁぁ♡ んぁぁぁっ♡ はぁんっ♡」
喘ぐツアレをスヴェンは抱き寄せると、対面座位の体勢になってぴったりとくっつきあった状態で彼女の頭を撫でる。すぐに動かないのは、逸物を膣内に馴染ませるためだ。
しばらく繋がったままで馴染んできたのを逸物の感覚から判断すると、膣内を優しく愛撫するように、優しく、ゆっくりと腰を動かし始める。
「んはぁぁ♡ んんぅ♡ ひぁぁん♡」
「ツアレちゃんの膣内、気持ち良いよ」
「わたし……も、ですぅ♡」
それから長い時間、ツアレと口づけを交わしたり、首筋を舌で舐めたりしながらゆっくりとしたセックスは続き、スヴェンが膣内射精した時、ツアレは幸福感に満たされながら絶頂して意識を手放すのであった。
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ツアレを抱いた後も、部屋を変えて他の娼婦を抱いていくスヴェン。
丸みを帯びた安産型のお尻をしたジャスミン。少し垂れ気味だが豊満な乳房を持つレノア。他にもチャームポイントのある娼婦たち総勢十名をスヴェンは一日の間に全員抱いて、快楽絶頂を経験させた。
彼女達にとっては初めての、薬物を使わない快楽に満たされたセックス。過去の恐怖が失われることはなくても、それを乗り越える一助にはなるだろう。
ある種の達成感で晴れやかな気持ちになっているスヴェンだが、ふと疑問に思う。
自分、あまりにも性豪すぎやしないかと。
シャムトを夜通し抱いているのは良い。噂では、シャムトを買った者たちの大半が夜更けまで抱き続けているらしいから、彼女の身体や技能、或いはタレントなどの影響だと考えられる。
しかし、今回は違う。相手は心に傷を負った娼婦たちだ。彼女たちを全員相手した上で全員絶頂させるまで抱き続けたのに、抱こうと思えばまだ抱くことが出来る性欲と体力が残っているのはおかしな話だ。
何故なのかを考えていると、通路の向こうからシャムトが顔を出して手招きしている。
スヴェンはそれに応じてシャムトのそばまで近づくと、シャムトはスヴェンにお礼の言葉を述べた。
「今日は本当にありがとね、スヴェン君」
「いえ、役に立てたならば何よりです。実は、一つ確認したいことがあるのですが、よろしいでしょうか」
「何かしら?」
「今回の彼女達とのセックス。俺ならば全員相手をできると踏んでの人数だったのですか?」
「あぁ……。その事なんだけれども、本当は今日の所は顔合わせで、3~4回くらいに分けて相手して貰えたらなって思っていたの。そしたら、スヴェン君が一日でみんなを気持ち良くさせてくれたからびっくりしちゃったわ」
「……シャムトさんも把握していたわけじゃなかったんだ」
「それでね、スヴェン君が頑張っている間に、私も欲しくなっちゃって……もしよかったら、今からしちゃう? お尻で」
「……是非」
スヴェンはシャムトの肩に手を回して抱き寄せると、ベッドがある近くの部屋へと連れ込んだ。
その夜。一つの部屋では夜通し喘ぎ声が止まなかったという。
今回はツッコミどころ満載な話になってしまったかも。(穴的な意味ではありません)
今回の娼婦たちは、見ず知らずの男に抱かれる恐怖心はありましたが、自分達を助けてくれたシャムトの言葉を信じて諦め交じりで参加しました。そしたら快楽堕ちのアヘ顔Wピースです。
スヴェンは恐らく《マジカルチンポ》のタレントでも持っているのでしょう。
ちなみに娼婦たちの心を治療するのに使用した魔法がこちら。
《マインド・ダイブ》
魔力系魔法の一つ。
ユグドラシルでは対象のMPにダメージを与えた上で行動を短時間阻害する魔法だったが、転移後の世界では対象の精神世界に潜り込んで干渉する魔法に様変わりしている。
今回の話のあらすじでは心の壊れた娼婦に対してシャムハトが使用して、トラウマとなっている違法娼館での経験を“克服した”と誤認させた。
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