※この作品はR-18です。

オーバーロードのもしもなエロ話   作:エヌット

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オバマスで娼婦ツアレが登場したことでテンションのままに書きあげました。
所々でお蔵入りになって設定の再利用も行われています。


幕間:娼婦ツアレ

 アインズ・ウール・ゴウン地下王国の使者を名乗る異形の訪問は、リ・エスティーゼ王国とバハルス帝国の二国に多少の混乱を招きながらも一応は平穏に進んだ。

 王国戦士長や帝国主席魔術師ですら勝利は難しいと評した異形たちが理知的であったことと、使者の代表であった外交官補佐代理が人間と同じ外見であるホムンクルスであったことが、両国が大きなパニックを起こさずに済んだことが大きい。

 トブの大森林に出現した第三国の存在に、毎年カッツェ平野で行われていた合戦は見送られる方向となった両国は、地下王国が要求したトブの大森林の領有権の買い取り交渉に向けて三か国会議を開催することを決めると共に、来年への布石として地下王国の取り込みを図ろうと準備を進めていく。

 一方、ツアレ達はシャムハトのNPC『エロ次悪』の通称を持つ男淫魔(インキュバス)ラスプッチンが人間に扮してエ・ランテルで新たに立ち上げた娼館「胡蝶の夢亭」で働き始めていた。

 

 

 ────────────────────

 

 

「いか……が、あぁ♡ ですか? お客……さま、んんぅ♡」

 

 ほんのりと甘い香りがするお香が焚かれた個室に置かれているベッドの上で、ツアレは自分の一夜を買った客に跨り繋がっていた。

 ツアレが着ているのは薄い水色のベビードールだ。生地は全体的に薄く、ツアレの火照った肌が服の上からでもうっすらと見えて扇情的な雰囲気を醸し出している。

 客である冒険者──入店時に身に着けていたプレートから金等級相当の男性──が腰を突き上げる度に、繋がっている秘部からは勃起した逸物が膣内を掻き混ぜる卑猥な水音が、肉同士がぶつかり合う音やツアレの喘ぎ声と共に部屋に響く。

 

「すっげぇ……。すげえ気持ちいいよ、ツアレちゃん」

「はぁっはぁっ、あぁん♡ ありが……とう、ございますぅ♡」

 

 男は上ずった声でツアレの膣内が逸物全体に齎す心地よさを絶賛していた。ツアレの膣内に処女のような硬さはなく、男の逸物を根元まで優しく迎え入れて肉壺全体でキュッキュッとカリ首や肉竿を締めつける。

 男がまだ射精しないで済んでいるのは、ツアレが騎乗位になる前に指と口で一度ずつ先に射精していたからにすぎない。

 男の細長い逸物はツアレにとってちょうどいい長さで、男が腰を突き上げるように腰を振る度に膣奥のコリッとした部分を亀頭の先端が刺激してお互いに快感を齎していた。

 ベビードールの肩ひもは開け、ツアレの二の腕の辺りまでずり下がっていて、男が胸を覆う部分に手を伸ばせば容易く彼女の可愛らしい乳房が露わになるだろう。それでも男はツアレと手をつなぎ合ったまま、腰を動かしている。

 男が乳房に興味がないわけではない。むしろ、前戯の時は服越しにだがツアレの胸を最初に触っていた事からむしろ強い興味があると言える。

 

「私の……おっぱい、んっ♡ 触ら……ないのですか? ぁっ♡」

「んんぅ……だって、ツアレちゃん。俺におっぱい触られている時よりも、こうやって手を握り合っている時の方が気持ちよさそうだったからさ」

「っぁ。ご、ごめん……なさい。んんぅっ♡」

「謝らなくていいんだぜ。ツアレちゃんが気持ちいい方が、俺も気持ち良くなれるんだからさ。それでもって言うならさ、このままキスさせてくれない?」

「……はい♡ んちゅ、ちゅっちゅっ……ちゅるる。レロ」

 

 落ち込むツアレを男は慰めながら、長い手を彼女の背中に回して自分の所へと抱き寄せる。ツアレも男の痩せ気味の身体に抱き着いて、唇を重ね始めた。

 ツアレにとって、男の第一印象は軽薄そうで軟派な青年であった。自分が部屋に入ってきた時にもありきたりな愛を囁き、いかにも経験豊富なのだろうと感じていた。

 しかし、こうやって睦み合っていると何となくわかる事がある。この人は印象とは裏腹に優しい人だと。おどける様な茶色の瞳は遊び慣れているように見えて、実際の経験は皆無か無いに等しい。

 上下の口で繋がってしばらくすると、男の限界が近いのか膣内に収まっている逸物がさらに膨らもうとしている事が感じ取れる。

 

「っぷは。ツアレちゃん、そろそろヤバいから──」

「──お気に……なさらず、んあぁぁ♡ ……膣内に、出してください。あぁぁぁ♡」

 

 男が遠慮して膣外へ射精しようとするが、ツアレはそれを制しながら円を描く様に腰をくねらせて快楽の段階を上げる。

 男にとって、娼婦と……女性とこうやって性行為をするのは初めてであった。未体験の快楽がさらに強くなったことで、金髪茶眼の冒険者ルクルット・ボルブは、初めて女性の胎内に精を吐き出した。

 

 

 ────────────────────

 

 

 膣内射精の余韻が抜けたルクルットとツアレは、抱き合ったままベッドの上で語り合っていた。

 ルクルットは半勃ちの逸物をツアレの膣内に収めたまま、彼女の艶やかな金髪や柔肌を撫でながら会話を楽しむ。

 

「いや~。初めての相手がツアレちゃんで本当に良かったよ♪」

「ありがとうございます。お世辞でもそう言って頂けると、私も嬉しいです」

「お世辞なんかじゃないさ。可愛い子や美人な女性に声をかけることは結構あるけれども、その中でも可愛いツアレちゃんとエッチできて本当に良かったよ」

「うふふ。そこは一番とは言わないんですね」

「あぁ~、気に障ったらごめんね。ツアレちゃんもこの街にいるならば知っていると思うけれども、あのアダマンタイト級冒険者チーム“漆黒”の「美姫」ナーベちゃんが美人過ぎてさ~。さすがに自分の審美眼には嘘をつけないよ」

「大丈夫ですよ。私も、自分より可愛くて美人な人がたくさんいる事は知っております。それに、私もこの店で初めてのお客様が貴方で本当に良かったと思っているんです」

 

 ツアレは嬉しそうにそう言うと、ルクルットにぎゅっと抱き着く。ベビードール越しに存在を主張するツアレの柔らかな双丘がルクルットの胸板でムニュリと潰され、その柔らかさと勃起した乳首のコリコリした感触がルクルットに伝わる。その心地よさがルクルットの半勃ちだった逸物を再びムクムクと大きくしていった。

 

「んんっ♡ お客様の、また大きくなっています」

「ツアレちゃんが可愛いから、またしたくなっちゃった。それで、お願いがあるんだけれども、良いかい?」

「はい、何でしょうか?」

「お客様って他人行儀じゃなくて、俺の名前を呼んでエッチさせて欲しいなって。……ダメかな?」

「……分かりました。ルクルットさん、私の身体で英気を養ってくださいね?」

 

 ルクルットのお願いを快諾したツアレが彼の名前を呼ぶと、ルクルットの逸物はツアレの膣内で一段と膨らんだ。

 

「んぁぁっ♡」

「すっげえ可愛いよ、ツアレちゃん!」

 

 ルクルットはツアレの可憐さに夢中になっていた。白濁液と愛液で滑る膣内を、勃起した逸物でニチャニチャと淫靡な音を立てながら掻きまわす。

 ツアレの甘い喘ぎ声に聞き惚れながら、ルクルットは何度もツアレを求めて一夜を過ごすのであった。

 

 

 ────────────────────

 

 

 

「胡蝶の夢亭」には、娼婦の一夜を買う前に客に身を清めてもらうための浴槽とは別に、客への奉仕を終えた娼婦の身を清めるためのシャワールームが存在する。

 ルクルットとの一夜を終えて温かいシャワーを浴びているツアレの顔には、疲れの色が見える。しかし、その疲れはツアレにとって心地良いものでもあった。

 

(娼婦として働いて、こんな気持ちでいられるだなんて夢にも思わなかったなぁ。領主さまに妾として攫われていた頃も、王都で働かされていた頃も、ルクルットさんみたいに優しくて親身になってくれる人はいなかった。あの人だったら……駄目よ、私個人の我儘にお客さんを巻き込むなんて!)

 

 ツアレは初めての客となったルクルットの優しさに甘えそうになる自分を叱咤する。

 

 ──生き別れになった妹、セリーシア・ベイロンの安否を確認して欲しい。

 

 本来は冒険者としてのルクルット・ボルブに依頼するのが筋なのだろうけれども、ただの村娘を探す依頼は金等級の彼には相応しくない。それこそ銅等級か鉄等級に成りたての下位の冒険者の仕事となるだろう。しかし、見知った相手でもない限りは荒くれ者や未熟者が多い彼らにたった一人の肉親を頼むのは、ツアレには勇気が足りていなかった。

 

「ツアレちゃ~ん♪」

 

 考え事をしていたからだろうか、後からシャワールームに入ってきた別の女性が後ろから抱き着いてくるのに全然対応できなかったのは。

 

「カ……カーミラさん!?」

 

 驚いたツアレはその女性の名前を呼ぶ。

 それは色白の若い女性であった。年齢的には二十歳前後とツアレより少し大人びた、それでいて瑞々しい若さ。ネコ科の動物を彷彿とさせる、可愛らしさと肉食獣としての危険性を備えた美しさをしている。背中に触れている彼女の乳房は自分よりも大きくてハリもある、健康的な肉体美をカーミラは持っていた。

 

「どうしたのかな~? 黄昏ちゃって。初めてのお客さんが下手ッぴだったのかな~♪」

「い、いえ! そういう訳ではありません。ただ、個人的に自己嫌悪をしてしまっていて……」

「も~う、ツアレちゃんはお優しいね~♪ 娼館に来る客なんて、仕事と割り切って良い顔して、金蔓って思っておけばいいのに~。もしツアレちゃん達に乱暴しようとする馬鹿な客がいたら、用心棒の私を呼んでよ~。スッと行ってドスッとして終わらせてあげるからさ~」

「大怪我とかさせちゃだめですよ!」

 

 自己嫌悪の中身を勘違いされているような気はするが、それ以上に過激な内容にツアレは少し怯えながら口を挟む。

 彼女のカーミラという名前は偽名である事は知っている。なんでも、今の主人──シャルティア様に屈服してからは身も心も捧げる証として昔の名前は捨てたらしい。本人はむしろ喜んでいるので追及はしないけれども、親から貰った名前を捨てても良いと思える主人に出会えたことは、きっと幸福な事なのだろう。

 ツアレは心の中で二人の男性を思い出す。一人は自分にセックスの気持ち良さを教えてくれたスヴェン。そしてもう一人は王都の娼館から助け出されたばかりの頃に親身になって介抱してくれたセバスという名の執事。

 多分、私はこの二人に恋心を抱いているのかもしれない。複数の相手に恋をするなんて、あまりにも一方的で相手を考えない酷い話だと自分でも思う。

 それに、この恋心はかなわないだろう。スヴェンにはシャムトという娼婦がいる。恩人であり私よりも遥か高みにいると実感させられる彼女に比べたら、私などあまりにちっぽけな存在だ。

 そしてセバスはあの場にいたすべての娼婦たちの介抱をしていた。彼にとっては、私は主人の命で世話をした娼婦たちの一人にすぎない。

 

「──ぉーい。おーい、ツアレちゃ~ん」

「……っあ。す、すみません。また考え事をしていました」

「惚けたようにぽけーっとしていると思ったら、今度は悲しそうな表情をしたり、ツアレちゃんはころころ表情変わるよね~」

「そ、そんなに表情に出ていましたか?」

「出てたよ~。まさに恋する乙女っていう感じだったね~♪」

「ぁぅぅ……」

「まあ……この先、年を重ねて娼婦を続けられなくなってからでもその想いが残っているならば、告白する分には良いんじゃないかな? その想いが実るかは知らないけど、応援だけはしてやるよ」

「……ありがとうございます。それと、いつまで抱き着いているのでしょうか?」

「ええ~。折角だから、ツアレちゃんの身体を洗ってあげようと思ったのに~。こんな風にね♪」

「ひゃぁん♡ ちょっ……カ、カーミラさん! んんぅ♡」

 

 恋心を応援してくれたカーミラに乳房や秘部を愛撫されたツアレは、快楽で身体を震わせる。

 カーミラ──シャルティアによって調教されて屈服し眷属となったクレマンティーヌによって体の隅々まで洗われる頃には、ツアレは若干のぼせ気味になっていた。

 




出番があるかは不明だけれども、設定をペタリ

○カーミラ(吸血鬼クレマンティーヌ)
・役職
「胡蝶の夢亭の用心棒」

・呼び名
「元人類最強」
「シャルティアのペット」
「カーミラ」

・住居
胡蝶の夢亭の一室

・設定
エ・ランテルでナザリックに捕らえられ、シャルティアを中心としたメンバーによる調教の末に屈服して眷属化した吸血鬼。
その過程で百合属性が若干芽生えていて、胡蝶の夢亭の娼婦とシャワールームで戯れる様子が時折見られる。


Q:この作品のアルベドは『エロ次悪』で性欲を発散しないのですか?
A:同僚とそういう関係になるのは、その同僚に周囲から贔屓や忖度をしているんじゃないかという疑惑を持たれる可能性があるから拙いのよね。それに、淫魔と男淫魔の場合、下手すると互いにセックスに集中してしまって本来の業務に差し支える危険性があるもの。

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