とある盗賊団が解散して一年、リ・エスティーゼ王国の城塞都市エ・ランテルに比較的近いとある村にツアレは暮らしている。
この村は元々ツアレを飼っていた盗賊団が村の開拓の段階から裏で関わっていた村で、歴代の頭領や団員の中には盗賊団を続けられなくなった後にこの村に移住して生活している者も複数いた。
そう言った経歴や伝手から王国の村としては裕福で、未来の働き手を兼ねて盗賊団が孕ませた女やその赤子を引き取ったりもしていた。
「ソニア、おっぱいでちゅよぅ」
ツアレがソニアと名付けた女の子の赤ちゃんを抱いて授乳させる。
ソニアに母乳を吸われる度に、自分が愛している男達に抱かれる時の快楽と愛情とはまた違う、守り慈しみたいという感情が湧き出てくる。
(本当に、産まれてきてくれたのがあの人たちの子で良かった……)
ソニアへの授乳が終わり、背中をさすってゲップをさせながらツアレは思う。
私を初めて犯した男は、当時暮らしていた村を管理する領主だった。妾として連れ去られてそのまま処女を奪われて何度も犯された。
その頃の私にとって、セックスとは痛みと苦しみを与えてくるものであり、あの男の子供を妊娠することは恐ろしくて堪らない事だった。
転機が訪れたのは、領主の館が盗賊団に襲われて本妻や他の妾・メイドと共に誘拐された時だ。
盗賊団の頭領は、私に快楽を刻み込みながら一昼夜抱き続けた。この時、私は初めて痛みも苦しみもないセックスを経験した。
それが嬉しくてお礼を言ったことが、盗賊団の女性の扱いに変化をもたらすきっかけになったのだから、世の中は分からないものだ。
盗賊団に飼われて彼らの性欲処理を行うようなってからしばらくして、私は一度目の妊娠を経験した。避妊なんて全然していなかったのだから妊娠するのは当たり前だけども、その時の私は盗賊団の皆に見捨てられないか不安でいっぱいだった。
そこで頭領が下した決定は、子供が産まれて落ち着くまでの間は私をこの村に置いておき、その後は再び連れて帰るというものだった。
村での暮らしの方が良いというならばそちらで暮らし続けても良いと言われていたが、出産後に母乳を出せずに赤ちゃんをほかの親に預けざるを得なかった私は、後ろ髪引かれる思いはあったが再び戻ることにしたのだ。
あの子は今、預け先の親の子供として元気に育っている。
この村では産んだ母親と育ての母親が違うことは珍しくないし、この村の
私も、今夜はそのある事情でソニアを預けることになっていた。
────────────────────
その夜、村の家々の中でも他から少し離れた場所に建っている家屋の中から、女たちの嬌声が響く。
「あぁん! 大きなおちんちんが膣内をゴリゴリってするのぅ!」
男が女と対面座位の体勢で繋がって腰を振っている。
腰を上下する度に結合部から白濁液が泡立ち、グチョグチョと淫靡な音を響かせる。
「もう一発出すぞ!」
「来てぇ! 遠慮しないで膣内に出してぇ! ぁっああぁぁぁ!」
お互いに絶頂してビュクビュクと精液が膣内に注がれる。
この二人、互いに伴侶がいるが浮気という訳ではない。この村で度々行われている同意の上でのスワッピングだ。
御題目としては村の結束を強めるとともに血の繋がりが偏るのを防ぐためというものだが、実際の所は村の数少ない娯楽の一つである。
また、旅人を歓待し外の血を村に引き込む目的で若い女性を宛がう事もある。
実際、似たような光景がこの家屋の中では幾つも繰り広げられていた。
ツアレもこの性の饗宴に参加しており、特に貪欲に精を貪っている一人だ。
「んんぅっ! じゅぷじゅぷ、じゅるる……じゅぞぞっ!」
「んおぉぅ! ツアレちゃんの口遣い、やべぇ!」
「っぉう……マンコの具合が良すぎてもう出しちまったぜ」
「ケツマンコの締め付けも気持ちいい。こっちを使わせてくれるのって、この村でもブリタとツアレだけだもんな」
ベッドの上でツアレは寝転んで三人の男の肉棒を三つの穴で咥えこんで奉仕する。
彼らは元盗賊団の団員で、ツアレがこの村に来てから盗賊団以外の男にも身体を許せるように調教していた面々の一部である。
肉棒を口で咥えたまま舌先で鈴口をほじくり、腰をうねらせて既に何度も射精した膣内の肉棒の硬度を復活させながら、菊門に挿入されている肉棒を刺激する。
強くなった肉棒への刺激に、口と菊門を犯す男たちはみっともない声を出しながらツアレに射精した。
「んふぅっ! ゴクゴク……じゅるる、ぷはぁ……」
口内に注がれた白濁液を飲み干し、尿道に残る残滓も吸い出してから、ツアレは肉棒から口を放す。
「あれ、ツアレちゃん? チンポミルクはもういいのか? 俺の方はまだ……「そこのお兄さん、今度はあたしとしない?」」
普段は肉棒を繰り返ししゃぶり続けるツアレがすぐに終わらせたのを不思議に思った男が尋ねようとすると、別の女が指でマンコを開きながら誘惑してくる。
「あぁ……そういう事か。ありがとよ、ツアレちゃん。へへ、俺のチンポでひぃひぃ言わせてやるよ」
「ああぁぁぁんっ! 素敵なおちんちん入ってきたぁ!」
理由を察した男はツアレから身体を放し、誘ってきた女の膣内に肉棒を挿入して腰を振り始める。
「じゃあケツマンコに突っ込んでた俺のチンポを今度は綺麗にしてくれよ」
「もっと
「あむ、レロレロ……んむっ! じゅるじゅる、ズズズ……」
ツアレを仰向けにした男達は、ツアレの口と膣口に肉棒を咥えさせて腰を振り始める。
ツアレは恍惚とした表情で男から叩きつけられる快楽を貪っていた。
────────────────────
大乱交が始まってから数時間が経過した。
日付が変わる頃にもなると、入れ代わり立ち代わり互いに相手を変えて
この時間帯でも相手を抱いているのはこの宴に遅れてきた者たちか、あるいはよほど底なしの性欲を持つ者ぐらいである。そしてツアレは後者の方だった。
ツアレは今も男に跨って腰を振り、射精した白濁液を膣内で受け止めている。
「あっあぁぁあぁ……!」
射精するだけ射精した男が萎えた肉棒をツアレの膣内から抜き取ると、膣内に溜まっていた精液がゴポリと零れてくる。
ツアレは男の肉棒に舌を這わせて舐め清め始めるが、しばらく奉仕しても男の肉棒は硬度を取り戻す様子を見せない。
「じゅぷじゅぷ、チュパチュパ……じゅるる」
「さ……さすがに、そろそろ限界だ……。もう……出ない」
「ちゅぱっ……分かりました。ありがとうございますね」
ツアレにお礼を言われた男は身支度を整えると、眠りにつくために部屋を出た。
「まだ物足りなさそうな顔してるじゃねえか、ツアレ」
同じ部屋の別のベッドから、別の男の声が聞こえてくる。
解散した盗賊団の頭領だった男で、対面座位で女を抱いている。
「あら、
「ああ、俺の相手をしていた他の女たちはみんなもう疲れて寝ちまってるよ。こいつも今しがた、失神しちまった」
そう言ってベッドに降ろされた女の表情は、快楽に染まりきっただらしない表情をしたまま意識を失っている。
女の膣内から引き抜かれた肉棒はそそり立ったままで、性行為に何ら支障をきたしていないことが分かる。
「あなたのおちんちんは凄いですから。昔からあなたがセックスするときは何人も相手が必要でしたしね」
「これでも女たちを壊さないように自重はしてるんだぜ?」
男はそう言いながらツアレがいるベッドまで近づいて隣に座る。
「それでしたら、私の相手をしていただけませんか? 私ならば、あなたが満足するまで受け止められますし」
「それじゃあ、遠慮なく朝まで犯らせてもらうぜ」
ツアレからの誘いを快諾した男は、ツアレをベッドに押し倒して両腕で彼女の両足を開き膣口に肉棒をあてがうと、一息で膣奥まで突き入れた。
今夜だけで何人もの男に抱かれ精を注がれた膣内にもかかわらず、膣壁が妖しく蠢いて肉棒をキュウキュウと締めつけ男を悦ばせる。
「んぁはあぁぁぁ! 一番大きなおちんちんが来てるのぉぉぉ……!」
「お前はチンポが好物だが、特に俺のチンポが大好物だからな。腹パンパンになるまで、たらふく飲ませてやるよ」
男が肉棒を膣奥に突き込む度に、膣口からギュポギュポと卑猥な水音を立てながら豊満な胸を揺らし、ツアレは淫靡な嬌声をあげる。
「あぁあぁぁぁっ! あなた……イっちゃう、いっちゃいますぅぅ!」
「イっちまえ。俺なしでは生きていけないくらいに刻み込んでやるから、盛大にイっちまえ!」
男はそう言って、膣奥に肉棒をねじり込んで子宮内に大量の白濁液を吐き出す。
「このまま俺の子を孕むまで、何度も膣内射精してやるからな!」
「ああぁぁぁん! イ、イくぅぅぅ!」
子宮に流れ込む熱い精液の奔流に、ツアレは背中を仰け反らせてビクビクッと痙攣しながら絶頂した。
男もツアレをより確実に孕ませるために、膣奥に肉棒をグリグリと押し付けながら精液を何度も放つ。
長い射精が終わり、ツアレも絶頂の余韻から戻って来ると、男はツアレの唇に口づけた。
しばしの間舌を絡め合ってから唇を放すと、互いの唾液が一本の糸のように引いて途切れた。
「んんっ……そういえば、あなたが私を孕ませるって言ってくれたのは初めてですね」
「そういやそうだな。昔からお前が孕んでも良いとは思ってたが、口に出して孕めって言ったのは初めてだ」
「私、あなたのそう言っていただけて嬉しいです」
「そりゃ良かった。……ツアレ、お前は今、幸せか?」
「はい。私の人生を取り戻してくれた人と夫婦になれて、とても幸せです」
「俺もだ。盗賊団を率いていた頃はそれはそれで楽しかったが、夫婦になれるような女と巡り合えるとは思っちゃいなかったからな。俺達を堅気の世界に戻した責任を取って、もっと幸せになれよ」
「……! はいっ!」
ツアレは嬉し涙をこぼしながら、男の言葉を受け止める。
「そんじゃ、ツアレを孕ませるために頑張るとするか。気持ち良すぎて失神しても、何度でも起こして抱いてやるから覚悟しとけよ」
男はツアレの腰を掴んでストロークを再開する。ただ気持ち良くなるためではなく、ツアレのお腹に新しい命を宿らせるために……。
ツアレとの子作りは朝日が昇るまで続き、終わるまで一度も肉棒が膣内から引き抜かれなかったツアレのお腹は、何度も注がせた精液でぷっくりと膨らんでいたという。
────────────────────
性の宴が終わったお昼過ぎ、ツアレは男にお姫様抱っこされながら自宅まで運ばれている所だった。
村人たちはとっくに知っているが、それでも礼儀として匂いや汚れは十分に落としている。
「あ、あなた。さすがにみんなに見られているのは恥ずかしいです……」
「足がふらついた状態で歩くと危ないだろ。それにしても、散々男達にエロい姿は見せてるのにこういうのは恥ずかしがるんだな」
「だって……そういう場所でエッチなことをするのは慣れているけど、こういう風にされるのは慣れてないから」
顔を赤くしながら話すツアレの様子に、少し前までツアレの膣内に何度も精を吐き出していた男の肉棒が勃ち始める。
(今夜は家でツアレを抱くか)
今夜もツアレを喘がせ何度も絶頂させる事が男の中で決まった所で、ふと村の入り口に村長と話す男に荷物を載せた馬車、そして見慣れない四人組がいることに気が付いた。
村長と話している男は商人だとして、服装や装備そして首からプレートを下げていることから商人の護衛をしている冒険者だろう。
さすがに村の外の奴らの前でお姫様抱っこしたままはツアレも本気で嫌がるかもしれない。そう考えた男がツアレに一声かける。
「支えてやるから立てるか?」
しかしツアレは男に答えずに目を見開いて冒険者の一人──杖を持った濃い茶色の髪に青い瞳の
「……嘘、そんな……」
「おい、どうしたんだ? ツアレ」
自分に反応がないツアレの名を男が呼ぶと、その声が聞こえたのか冒険者の
すると、その冒険者も目を見開いてこちらに駆け寄ってくる。
「……さん。ひょっとして、ツアレ姉さんなの……?」
「あぁ……やっぱり、……やっぱりあなたなのね!?」
「会いたかったよ……! 姉さん!」
「あなたが無事で、本当に良かった!」
男はツアレには生き別れになった妹がいるという話を思い出す。
目の前にいる人物は中性的な顔立ちの若い男のようにも見えるが、確かにどことなく顔立ちなどがツアレに似ている。
10年越しのまさかの再会に男も驚くが、再開の邪魔にならないようにツアレをゆっくりと降ろすと、ツアレに声をかけた。
「ツアレ、此処にいるんだって言葉だけじゃなくてちゃんと抱きしめてやれ。こんな奇跡、起こるもんじゃねえぞ」
「ええ、分かったわ! ありがとう、あなた……」
「えっと……、貴方は?」
ツアレに抱きしめられたツアレの妹はようやく男に気が付いたようだ。
「俺か? 俺はツアレの旦那だ」
「姉さんの……旦那さん!?」
「落ち着いたらお前さんの仲間の冒険者に事情を話して家に来い。用意していないから大したものはないが、白湯ぐらいは出してやる」
「えっ……あ、あの。ありがとうございます!」
「ツアレ。俺は先に家に戻って準備してくるから、積もる話が済んだら家への案内は頼むぞ」
「分かりました、あなた」
男は歓迎の準備をするために家に戻りながら、心の中で思った。
宴の日が今夜じゃなくてよかったと。
ツアレとニニャが再開するENDにしたかったので、無理矢理な部分があったかも。
だけども後悔はしていない。
この世界線にナザリックが来ていても来ていなくても大丈夫なように描写したつもりですが、どちらなのかは御想像にお任せします。
今後のお話でツアレがメインになるお話は有り得ますが、少なくともこの世界線とは関係ないルートにしようと考えています。
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