世界が崩壊して死にかけたら良妻狐が出てきました 作:如月ユウ
だって玉藻はおっぱい大きいし、揺れるもん。
朝起きて、武道場を出るともうバイオ○ザードだよねと言いたいくらいに悲惨だった。
壁も床も天井も真っ赤な血がベッタリを貼り付いて俺と玉藻が武道場で過ごしている間になにがあったのか容易に想像できる。
慣れない血だまりと無造作に転がる死体に吐いてしまい、玉藻が背中を擦ってくれる。
「ご主人様、一度戻られます?覚悟していたとはいえ気分が優れない状態で進むのは」
「いや、もう大丈夫。行こう」
こんな場所にとどまるほうが危険だ。一刻もはやく家に帰っておじいちゃんとおばあちゃんを安心させよう。
エンカウントする化け物は玉藻のスーパー鈍器の銅鏡で撲殺して進んでいき。学校の外に出ると校内以上だった。
日本っていつラ○ーンシティになったの?比喩ではなく、マジで。
「自転車は便利ですねぇ、ご主人様」
「ウンソウダネ」
そんな風になっている場所で自転車を二人乗りしている。
いつもの着物だと車輪に引っ掛かるので変化で制服に着替えたそうだ。ここまでならまだ問題ない。
この言い方だと何かあると察したマスターよ。
「まったくご主人様との放課後デートですのに無粋な化け物ですね」
周りに浮遊する銅鏡をぶつけたり、三種類の呪相を使って燃やしたり、氷漬けにしたり、風で刻んだりとサクッと倒して順調に帰路まで自転車をこいでいる。
(シュールすぎる)
徒歩で化け物に囲まれながら地道に進んだり、バイクで颯爽に走って去り際に一撃を与えたと漫画やアニメのような展開がやりたいのに、自転車乗りながらポンポン倒すとか絵面が全然なってないよ!
「男女二人が同じ自転車に乗って帰路まで着く……ご主人様、学校性活の青春の一ページをつくりましょう?」
「ウンソウダネ」
青春もへったくれもない。こんなくそったれな世界で作れると思えるかっての。
まあ、楽に倒して無事に倒せるに越したことはないが。
いつもの通学路は少しだけ時間はかかったがようやく家までついた。
「ただいま。おじいちゃん、おばあちゃん大丈夫?」
昨日は帰らなかっただけなのに一ヶ月も帰ってない気分。靴を脱いで居間に行くが誰もいない。二階やトイレ、風呂場など思い付く場所を探し回るも見つからなかった。
「おじいちゃん、おばあちゃん……もしかして。玉藻、結界で守っていたから大丈夫なんだよね!?」
「落ち着いてくださいご主人様。もし、結界が壊されたのなら私が気付いております。ご主人様のお父様が先に救出して保護したというのが可能性として一番高いかと。お父様のご職業は自衛官ですわよね?」
そういえばお父様は自衛官だと言ったな。こんな状況だし、自衛官は武装して化け物と戦闘したり、周辺地域の避難だってしている。
「俺が気絶しているとき、家に行ったんだよな? そのとき、自衛隊と共闘したりしたか?」
「いえ、化け物に襲われていた人を何名か助けて避難場所を教えた程度です。私の目的はマスターであるご主人様とその家族の身の安全ですから」
サーヴァントはあくまでマスターの命が最優先だから他の人は二の次、三の次とされてしまう。俺が生きてるって安心させようとしたけど、家にいないし、どうやって連絡を……あっ!
「携帯あるじゃん!なんでこんなときに思い出すんだよ」
ポケットから携帯電話を取りだそうとしたが亀裂のようなものを指から感じて、もしかしてと手にすると画面は割れて電源もつかない。どうやら化け物との戦闘で壊れてしまいガラクタと化したのだろう。
「俺の携帯が……」
「電話をするならこちらでもやれますわよ?」
固定電話に指を差す玉藻。うん、きみの判断は正しいよ。だけどね、夢と希望とエロが詰まった携帯電話が壊れた虚無感は聖杯の泥に飲まれるよりも辛いんだ。
受話器を受け取ってお父さんの電話番号を入力しようとしたら、ツーツーという機械音が聞こえない。
近くのリモコンを取ってテレビをつけようとしても画面がでない。冷蔵庫も冷えてなくてトイレや部屋の電気もつかない。
「電気が死んだのか。ガスと水道はどうなんだ」
「蛇口とガスコンロはつきましたよ。避難していますし、ブレーカーを落としたのでは?」
それもそうか。何かの拍子に発火して火事になることもあるからお父さんが家に来て自衛隊駐屯地に行く前にブレーカーを切ったよね。
ブレーカーのある電源盤を開けると玉藻の言う通り、電源オフになっていてオンに切り替えると部屋の電気や冷蔵庫、電子レンジなどが使えるようになった。
「よし、お父さんに電話しないと」
受話器をとって機械音が聞こえるのを確認して、番号のボタンを押す。数回のコールでお父さんの声で反応した。
お父さんは驚きながらも大丈夫なのかとか言ってきて昨日は学校の中で隠れてたと伝えておじいちゃんとおばあちゃん、お母さんは何処にいるか聞いたら自衛隊駐屯地にいると教えてくれた。
近いうちに帰るからそれまで絶対に家から出るなと強く言われて、当たり前だよと軽口で返して通話を切る。
「玉藻?」
電話している間にどこ行った?ふらふらと家の中を歩いていると俺の部屋から声が聞こえた。
「ご主人様の匂いがします。くんくん、あ~たまんねぇ」
玉藻は俺の部屋のベッドに寝転がって顔に枕を押し付けているがスカートはめくれて縞々パンツがまる見え。
「あっ、終わりましたか?」
「みんな、駐屯地にいるって。あと仕事で忙しいからしばらく帰れないとのこと」
「ということは新婚ホヤホヤ性活ということですか!?いやっほーい!」
親が帰ってこない俺の家で好き放題できると、わかればそりゃあ、テンションだだ上がりだわ。昨日はお母さんが休みで、買い物に行っていたのか冷蔵庫には食材が入っていてお父さんが帰ってくるまでは問題ないだろう。
「とりあえず、ニュース見てみるか」
「あーん、まってくださーい」
居間のテレビでリモコンをつけるとどの番組も臨時ニュースばかりで世界各地で起こっているようで警察、軍隊、特殊部隊が総動員で鎮圧をしているようだが結果は著しく、市民の暴動も重なって核戦争によってボロボロになった世紀末の世界みたいだ。
そんな中、化け物だらけの場所にサーヴァントが武器を手にして戦っている映像も出されている。
「うわー何処もかしこも大変ですねぇ」
勝手知ったる他人の家かのように湯飲みに淹れた緑茶を渡してくれる玉藻にお礼を言って飲みながら番組を変えると市民は避難場所に行くように報道していて自衛隊駐屯地もその一つとして出されていた。
「ご主人様?」
「……自衛隊駐屯地にも結界はあるんだよな」
「心配ご無用です。少し時間はかかりましたが化け物が入ってくることはありません」
「そうか、ありがとう……」
ずずっ……と湯飲みの緑茶を飲んで気持ちを落ち着かせる。武道場で無防備に寝ても無事だったから問題ないだろう。
ふと、背中から柔らかい暖かいものが乗り、後ろから手が出てきて優しく包んだ。
「ご主人様、あまり思い詰めないでください。不安なのはわかります。自分に力があるのに助けられず、悔やむ気持ちもわかります。ですが、万物の力を持ってしても救えぬものも存在するのです」
手の平の令呪を見る。
わかってる、わかってるさ。マスターとなった俺だって化け物退治はサーヴァントの力がないと何もできない。それは自分の身体で体感したから嫌でも理解している。
「朝からなにも食べてませんから昼食としましょう。リクエストはあります?」
「……甘い卵焼きが食べたい」
「はい♪とびっきり美味しいのを作りますね」
一度、離れた玉藻は台所に行った。フライパンで食材を焼いている音を聞きながら番組を切り替えてご飯ができるのを待っている。
テーブルに並べられたのは朝に炊いた白飯に鮭の塩焼きと卵焼き。豆腐とネギの味噌汁とありふれた和食で、朝だったら幼馴染や家がお隣同士の同級生が俺の家にやって来て作ってくれたというシチュエーションを味わえたが……。
「はい、ご主人様。あーん」
「……あーん」
箸につまんだ一口サイズの卵焼きを食べると顔はニコニコ、狐耳はピコピコと嬉しそうにしている。
いつもの改造された和服ではなく、制服を着ていて窮屈そうにしているおっぱいはボタンを外して谷間をつくっていて食事に集中できない。
「ねぇ、ご主人様……デザートもありますけど、いただきますか?」
「お茶飲んで一息ついてからな」
どっちの意味でとらえているか分からないが何にせよ食休みをしてからだ。湯飲みに淹れた緑茶を飲んで一息ついてから玉藻の行動について様子見しているとアイスを持ってきた。
ちょっと残念とは思ってない。思ってないからな!
「食材だけではなく嗜好品も用意周到とは、ご主人様のお母様は準備いいですねぇ」
「食べる物がないよりかは遥かにマシなのは同感だ」
「ですよね~、冷たっ」
ポトリと肌が見えてるところにアイスを落とした。あ~もう、まったく。
「待って、ティッシュ出す」
「ご主人様~これ、舐めてください~」
シャツのボタンを全部外して半裸になった玉藻の甘ったるい声に蜜に群がる虫のように舐めとると後頭部から手で押し付けられて抱かれたまま頭を撫でられて母性の詰まったおっぱいでなにも見えない。
「ふふっ、ご主人様」
「なに?」
「いーえ、呼んでみただけです」
おっぱいに挟まれながら堪能していると、下半身の相棒はムクムクと戦闘準備していた。
「ご主人様、魔力供給はご存じですか?」
「魔力供給?」
「サーヴァントはマスターから魔力をもらって現界しております。それが失えば消えてしまうのはご存じですね?」
「うん、なにが言いたいの?」
「自衛隊駐屯地と武道場、ご主人様の家に結界を張ったおかげで魔力が不足しておりまして、ぶっちゃけるとセックスしましょう♪」
うん、知ってた。
だって、下半身の相棒をガッチリ掴んでいて痛くしない程度にニギニギしてるから不思議とおっきくなってしまう。人は窮地に立たされると子孫を残すべくヤりたがりになるのかな。
このままするのはちょっと疲れるのでソファに移動して抱っこするかのように俺の上に乗る玉藻。
「そのままおっぱいにぎゅーってしてていいですよ。私が動きますからご主人様は玉藻のおっぱい枕でゆっくり休んでください」
ズボンとパンツを脱がされて下半身の相棒は臨戦態勢をとっていて、玉藻もパンツを脱いでテラテラと濡れる秘部に挿入してリズミカルに上下運動を繰り返していく。
「あっ、あっ、あんっ……♥️」
おっぱいに包まれて視界が真っ暗なのか下半身が敏感になってキュウキュウと締め付けられる。玉藻の声は耳元に囁くような吐息がかかってくすぐったい。
「好きぃ……ごしゅじんさまぁ……もっとぉ……♥️」
「待って、はやい……!」
ゆるゆると緩やかな動きが挟まれるおっぱいが揺れるほどパンッパンッと打ち付ける音になっていて溜まったものが吐き出される。
脈打ちながらも止まることはなく、菜種のように出しきるまで絞り取られる。
「あっはぁ……♥️気持ちいい♥️まだまだ固いですからこのまましましょう?」
「玉藻、すこし休ませ……むがっ」
「はーい。おっぱい吸いながら、たくさんヌキヌキしましょうね~♥️」
口を塞ぐようにおっぱいを含ませられて授乳プレイをする。舌でツンツンしたりアイスのように舐めると悦んだような声で頭に置いた手が谷間の奥に寄せるように強くなる。
「じょうずですよぉ、ごしゅじんさまぁ♥️おっぱい吸いながらおちんちんに溜まった魔力を玉藻に供給して気持ちよくなりましょうねぇ♥️」
赤子を愛しむような声とパンパンとぶつかる肉音、おっぱいに挟まれて吸いながら
むちゃくちゃ甘々されて絞り取られる。
ヒモになっても尽くしてくれるって良いよね。