気にいってくれる人はいるのかな??
日本の首都、人が最も集まる街。。。
業界最大手の情報誌会社で働く真理絵
常に最新の情報を読者に提供し続けるこの会社において
彼女は会社設立以来最速で部長に昇進した逸材だ
彼女の書く記事は、
政財界の汚職や事件、事故に関する事など
まるでその場にいたかのような臨場感溢れる内容で
毎回読者の心を掴んできた。
また、情報を掴んでから記事にするまでのスピードが
他の誰よりも早く、社内・ライバル会社・フリーライターなど
いかなる人物でも彼女に勝てる内容、スピードを持ち合わせておらず
彼女が書けば確実にヒットすることを繰り返していくこと3年。。
気づけば、彼女は最速で部長の座に就いた。
今は、後輩、部下を数多く持ち指導する立場になっている。
そんな彼女の1日。。。
「はぁ、部長になっても退屈ぅ」
ある日の昼過ぎ
彼女はそんな事を思いながら
コーヒーを飲んでリフレッシュを図っていた。
彼女が最速で部長になった理由。。
それは、彼女自身の能力によるものだった。
彼女は、地球人ではない
クリプトン人の母と地球人の父を持つ
ハーフのクリプトン人だ。
どうして彼女が書く記事は臨場感が溢れるのか。。。
それは、彼女の能力の一部である超聴力と運動能力で
まるでその場にいたかのような会話内容を記事に書き起こせるからだ。
前述した記事内容は、世界中どこにいても彼女からしたら
聴くことは造作も無いことである。
そして、同時に悪事を働く者は成敗し、その一連を書いた記事は
読者の心を掴んで離さなかった。
「部長になったのは良いんだけど、、暇だわぁ
記者の頃の方が楽しかったなぁ」
彼女は真面目な性格のため、悪事は許さないことで有名で
小中高と生徒会会長を歴任し続けていた。そんな彼女が就職先に選んだのが
この会社である。勧善懲悪の記事を書くことを心情とする社風を聞き、
彼女は就職を決めた。
コーヒーも飲み終わり、ひと息ついた時、
「おらああぁぁあぁぁ!!騒ぐんじゃねぇ!!!」
「バンバンッ!!」
「きゃぁぁああ」
男の怒声と銃音と悲鳴が耳に入った。
どこで事件が起こったようだ。
「事件ね!すぐ行かないと!」
仕事中の彼女は、掲示の行き先を【他社にて打ち合わせ】と書き、
直ぐに人混みの無い場所に行った。
会社の七不思議の一つに大きな事件、事故の間は
彼女の姿を見た者は誰もいなかった。そして、事件が終わると
彼女は社内にいるという事が多々あった。
その場所に着くと彼女は、眼鏡を置いて
着ていたスーツを走りながら脱いだ。
その瞬間、スーツの下から
胸にSのマーク、
青いレオタード生地の衣装が手首から胸下、腰にスカートの衣装に変わり、
眼鏡を置いた事により彼女本来の素顔になり、衣装が変わる事により
モデルも裸足で逃げるくらいのスタイルを見せ、
真っ赤なブーツに真っ赤なマントを身に付け、
変身と同時に髪色が茶色から美しい金色に変わった。
そう。。彼女はスーパーガールなのだ。
衣装を着替え終わると彼女は直ぐ様、
音が聞こえる方向へ目にも止まらぬ速さで飛んでいった。。。
その頃、事件現場の銀行
「騒ぐんじゃねぇ!」
「さっさと金を積めろ!!!」
2人組の男が、行員を脅し強盗をしようとしていた。
彼らは、銀行強盗である。
銃と刃物を装備し、今まさに金を強奪しようとしている。
「早くしろ!!!こいつらがどうなってもいいのか!!!」
銃口は、人質達に向けられており、
金を積める行員に早く終わらせるよう脅迫をしている。
人質には、子供や女性もおり銃口が向けられる度に悲鳴が上がっていた。
強盗に入って、10分後
金を積める作業が終わりそのバッグを持って外に出ようとした瞬間!
「あなた達?どこに行くの?」
どこからか聞こえる凛とした女性の声
強盗犯を含め、人質達はその声の出所を探るも姿は見えない。
「あっ、。兄貴ぃ。」
子分と見られる男は、焦っていた。
「うるせぇ!とっととズラかるぞ!」
もう1人の男は、その場から逃げようととした時、
銀行の入り口にスーパーガールが現れた。
「スーパーガールだ!」
「助けに来たのか!」
「ママぁ、」「スーパーガールだわ!よかったぁ!」
人質はそれぞれ、安堵の表情を浮かべていた。
スーパーガールは、
人質達に身体を向けると、
「安心してください。直ぐに終わります。」
凛とした声はそのままに、笑顔を見せ、安心するよう諭した。
その様子を見ていた強盗達は面白くない。
「はっ!誰だか知らねぇが、
露出の激しいコスプレ女に俺らが負ける訳がねぇ!!」
彼らは、スーパーガールを知らないのか、依然として態度を崩さない。
そんな様子に真理絵はこう返した。
「あら?私を知らないのね。それじゃあ、
たっぷりオシオキしちゃいましょう。。」
コツコツとブーツの音が男達に近づく。
「俺らが怖くねぇのか!!
おい!やっちまうぞ!!」
子分にそう指示し、一緒に銃口を彼女に向け乱射した。
しかし、、
銃弾は彼女に当たるもダメージを受ける様子はなく、
むしろ、むず痒いのかポリポリと身体をかいて余裕を見せつけた。
「はぁ。。どうして悪い人達は、やる事が一緒なの?
地球上で私を傷つけるものは何も無いって分からないのかしら」
真理絵は、クリプトン人特有の肌の硬さにより、
銃弾だろうが、ミサイル、果ては核攻撃でも傷を付ける事は出来ない。
余裕綽々の彼女に、業を煮やした男達は、
銃を捨て刃物を取り出し、彼女に飛びかかり、
刃が彼女の白い肌についた。
しかし、、
「核攻撃でも傷付かない硬さなのに、こんなオモチャで切れると思ってるの?」
刃物は彼女の肌を傷付ける事なく、何事もなかったかのように空を切っていた。
銃もダメ、刃物をダメとなれば、男達は為す術は無かった。。
最後は、近づいてきた真理絵に顔面ビンタ1発で気絶させられ、
そのままダウンした。
その後、人質達は解放し、感謝を述べられた後、警察を呼び、処理を彼らに
任せた彼女は会社の方向へ飛んでいった。。。
会社近くの人気の無いところに降りたった彼女は、
いつものスーツに着替え、眼鏡をかけて会社に戻った。
「今日の仕事終わり!今日も彼に癒してもーらお!」
顔に笑みをこぼした真理絵は、定時になったと同時に会社出て、
急いで自宅に帰る事にした。
帰宅し、癒してもらおうとしたところ
次女と三女が既に彼とイチャイチャしており
姉妹内でケンカしたのはまた別の話。。。