ある日の夜
「お兄ちゃん、誕生日おめでとう!!」
部屋のリビングで
スーパーガールの格好をした可愛い妹が、誕生日を祝っていた。
最初は驚いたものの今では、何の違和感もなく、接している。
昔からお兄ちゃん子だったが、スーパーガールに変身できるようになってからよりスキンシップが激しくなってると感じるの気のせいだろうか。。
しばらく時間が経ちふと、妹が喋った
「パパもママも今日は帰ってこないよ」
悪戯に成功した子供のような笑顔で、腕を僕の腰に回す。
父と母は毎年、結婚記念日になると外でご飯を食べてホテルに泊まる。
翌日には、帰るのだが最近はスキンシップの激しくなる妹に若干の心配をしながら過ごしていた。
そんな物思いをよそに、僕の腰に回した腕を、妹は抱き寄せる。
スーパーガールの力に抵抗出来るはずも、抵抗する気もない僕のすぐ目の前に、妹の顔が吐息の感じる距離に近づいた。
「今夜は、スーパーガールはお休みして、お兄ちゃんだけのスーパーガールになるよ」
妹は、事件の度に毎回出動している訳ではない。
以前に出動について相談された時、どうしても事態が動かない時のみ変身する事を決めていた。そうしないと毎回出動していては、私生活に支障をきたす事になってしまうからだ。また、変身した妹は、身体が頑丈になっただけでなく、容姿も贔屓目に見ても可愛いため、過激なファンをかわす為にもあまり表立って変身したりはしない。
妹……いやスーパーガールの甘い香りがする。
あまりの美貌に僕の息子が熱を持ち始める。。。スーパーガールの健康的な肢体が自分の身体に触れる。
妹は、変身すると副作用なのか肉つきが成長する。
身長は変わらないけど、胸が大きくなり、思春期真っ最中の僕には目に毒でしかない。
そんな心配をよそに妹は背後から抱きついてきた。
大きな二つの膨らみが、胸にあるエンブレムの「S」の字を押し潰している。
すると、妹から
「うふ……どうする?」
耳に蠱惑的な声が入る。
、。、ゴクリ
思わず生唾を飲み込む。
僕の考えている事が分かっているのか、甘い言葉が追撃される。
「今日は、何でもしてあげるよ」
妹は背中から手を回すと、スベスベのスーパーガールのコスチュームごしに、女性としての柔肌を感じる。
このままキスをして、男と女の関係になってしまいたい衝動に襲われる。
「じゃあ……いつものお願いします」
「らじゃ~」
ギリギリで兄としてのプライドが煩悩に打ち勝った。
陽気に答える妹。
それでも、煩悩は完全に消滅しきれず、コスチュームを撫で回してはいたが……。
スーパーガールは、僕の手を取り、優しく抱き締めると、部屋のベランダから真夜中の大空に飛び上がった。
瞬く間に、都会の夜景が眼下に見える。
妹は、都会の様子がくっきりと見えているようだが、僕には灯りが点にしか見えないくらいに高く飛んでいるように感じた。
上空は肌寒い。
妹は、スーパーガールのマントで僕を後ろから包んで、両手で僕を抱き締めるような格好で飛んでいる。
「お兄ちゃん、寒くない?」
スーパーガールの抱き心地は、最高であり安定感抜群だ。
「うん。ありがとう」
「どういたしまして、あ、お兄ちゃん、流れ星だよ!速く願い事言わないと!」
慌てた妹が、流れ星が見える方向に身体を回した。
「妹よいつもありがとう。妹がこの先もずっと幸せでありますように。」
「妹よいつもありがとう。妹がこの先もずっと幸せでありますように。」
「妹よいつもあり,,」
願い事が長すぎたのか、3回言う前に流れ星はあっという間に消えてしまった。
「もうお兄ちゃんたら。。恥ずかしいよぉ」
妹は照れながら、恥ずかしがりながら感謝を述べた。
太陽にいても赤くならないスーパーガールの顔の皮膚が、ほんのり赤くなっていることに気づいた。
今の妹は、僕の理想の女性だが、手が出せない。 出せる訳がない。
妹からは過剰なスキンシップをされるし、今だって頼めばフェラやパイズリ、エッチだって出来たかもしれない。
でも、そこは兄の尊厳として、妹が一生添い遂げる相手の為に取って置いて欲しいと思う。
「いつも皆の為に、お疲れ様です、スーパーガール。
でも、あまり無理はしないでほしいな、僕の大事な妹だから」
「うん。ありがとう。お兄ちゃん」
スーパーガールな妹の細い腕が、僕を優しく包む。背中に、妹の豊かな胸の膨らみを感じるながら、性的な女体ではなく妹の存在感の一部として感じる。
スーパーガールは僕の理想の女性ではあるが、
だからといって妹に手を出す訳にはいかない。
これからも妹の幸せを願うだろう。。
一頻り時間が流れた後、妹と僕は部屋に戻る為、ゆっくりと降りていった。