※この作品はR-18です。

月姫NTR短編集   作:七味胡椒

3 / 5
秋葉です。


鬼妹、孕む

「────はあ。本当に兄さんと乾さんは仲がよろしいんですね」

 

 私は、悪友のように言い争う兄さんと乾さんにそう言った。

 

 お昼時、午前の授業が終わった昼休みである。他のクラスメイトがそうであるように、私も仲の良い方たちと昼食を摂っていた。私、兄さん、兄さんのお友達の乾さん。恒例になった、いつも学園の中庭で昼食をとる面子だ。

 

 私──遠野秋葉は、とある理由で浅上女学院からこの学校へ転入してきた。

 理由、と言っても込み入ったものじゃない。ただ単に、私の想い人である兄さんと、少しでも長く一緒の時間を過ごしたいと思ったからだ。

 

 どうせ一緒の家に住んでいるじゃないか──などという反駁は通用しない。

 なぜなら、兄さんはもてる。それもとびっきりの魅力的な女の子たちに。

 だから、これは監視の意味合いもある。兄さんを一人でふらふらさせていたらどこへ行くか分かったものじゃない。ならば私が直々にお目付け役になってしまおう、という訳だ。

 

 そういう事情で、学校にいる間は出来るだけ兄さんと行動を共にしている。お昼を一緒するのもその一環。授業中ならいざ知らず、お昼休みはアルクェイドさんなんかが寄って来ないとも限らないし、その予防をしているのである。

 

「まったく……。食事中なのに騒がしいんですから」

 

 呆れたように言って、溜め息。

 

 少し、気分が重い。

 以前なら兄さんと食事を取れるっていうだけで心が弾んでいたのに、今は胸の中にしこりがある。素直に団欒を楽しめない厄介な事情が。

 なぜかと言うと──

 

「ああ、秋葉さん。やっぱりここにいらっしゃいましたか」

「っ……シエル先輩」

 

 とんとん、と肩を叩かれる。

 振り向くと、そこには今は私の先輩でもある、シエル先輩がいた。

 

 思わず目を細めて睨み付ける私に対し、先輩は微笑みを崩さない。

 ちょいちょい、と指先で招かれる。二人で話したいということだろう。

 兄さんと乾さんからは物陰になっていてシエル先輩の姿は見えない。二人に先に教室へ戻ると断ってから、私は先輩の背中を追った。

 

 

 

 

 

「……ちょっと、どこまで行くんです?」

「もうすぐ着きますよ」

 

 シエル先輩は校舎に入り、廊下を歩いて階段を上っていく。

 先輩の教室とか、職員室とかじゃない。校舎の外れ、特別教室ばかりであまり人気がない辺りだ。

 

 数分歩いて、先輩は一つのドアの前で立ち止まった。ドアの上の掛札には『茶道部』とある。

 

「はい、ここです。茶道部室。今日はここでよろしくお願いします。今か今かと秋葉さんをお待ちですよ」

「────、っ……!」

 

 言われ、息が詰まる。

 そうだろうと思ってはいたけど、実際に扉一枚隔てた前へ来ると足がすくんでしまう。

 

 逃げ出したい。いや、そもそも嫌ならこんな所まで従順に着いて来なければ良いのだ。

 でも出来ない。頭で嫌がっても体が言うことを聞かない。そういう風にさせられてしまった。

 そしてまた、今日も。

 

「それじゃあ恒例の『あれ』、掛けておきましょうか。秋葉さんの不安を失くして差し上げます。ほら、わたしの眼を見て」

「あ────」

 

 きぃぃん、という音。

 頬を手で包まれ、至近距離で合わせられた先輩の眼が妖しく光る。

 それと同時に、私の心の不安が取り払われていく。罪悪感とか、嫌悪感といったものが薄くなって。

 どきどき、と。まるで期待しているかのように、鼓動が早くなっていく──。

 

「はあっ……は、ぁ……」

「ふふっ。可愛い顔になっちゃいましたね、秋葉さん。

 さて、それじゃあわたしの仕事はここまでです。後は二人で、ゆっくり……ね?」

 

 軽く背中を押され、ドアの前へ押し出される。

 

 震え、汗ばんだ手でドアノブを回す。

 室内に入り、後ろ手にドアを閉め、俯いた視線を上げる──と。

 

「んぶ、んんっ!? ちゅっ、ぶちゅぶちゅぶちゅ♡♡ むちゅっ♡♡ れろぉ……っ♡♡」

 

 ──私を待ち構えていた、豚のような男に唇を貪られた。

 

 私より一回り、いや二回りは大柄な男に抱き着かれる。がっちり回された両腕は背中に。二の腕が汗ばんだ彼のシャツに触れて気持ち悪い。少しでも私と密着したいとでも言いたげな、みっともない抱擁。

 

 がたん、と勢い余って私の背中をドアに押さえ付けても彼は口付けをやめない。むしろ力ずくで乱暴しているのを楽しむかのように両腕に込めた力を強くする。

 

 彼は、この学校の教員。生徒を守り、指導する立場にあるはずの男だ。

 とはいえどんな職業にも犯罪者はいるように、教員がみな清廉潔白な人格というわけじゃない。

 まあ、それでもここまでの汚物はそうはいないだろう。なんせ、自分が落とした女生徒に糸を引かせ、私という新たな獲物を喰らおうというのだから。

 

「じゅるるる……ぶはあっ! はぁっ……ひ!? やめっ、ひゃぁぁんっ!?♡♡」

 

 唇を離したのも束の間、今度は制服の上から身体に手を這わせられる。

 おぞましいはずの感触。だと言うのに私の口から甘い声が漏れてしまう。

 

 これは……シエル先輩のせいだ。

 一週間ほど前。まだ何も知らなかった私は、同じようにシエル先輩に誘われ連れて行かれた。その時は人の寄り付かない校舎裏だった。

 そこで、さっきやられたように何らかの術をかけられたのだ。

 

 あれは、おそらく『魅了』。

 先輩は魔術師だ。それも、とびきり秀でた力量の。

 魔術には詳しくないけれど、中には人の心を操り誘導させるものもあると聞く。先輩は、私にそれをかけたのだろう。

 

「あっ♡ はぁっ♡ くっ、この汚物……! 手を離しなさいっ、あ♡」

 

『魅了』の効果は覿面だ。この男に触られるだけて、身体が熱を持つ。鼻を摘まみたくなるような中年男の体臭に下腹がきゅんきゅんと反応し、唾液を飲ませられれば内臓が酒精を取り込んだように熱くなる。

 私の『略奪』の能力でこの男を、と思っても一歩を踏み出せない。躊躇している間に心と身体を手玉に取られてしまう。

 

 ふぅふぅ、と生臭い息が首筋にかかる。お嬢様学校から転校してきた財閥の娘にセクハラするのに興奮しているのか。仮にも聖職に携わる者とは思えない性欲剥き出しの様子だ。

 くたくたになってしまった私を彼は部屋の奥へと連れていく。畳の上の座椅子に彼が座った。

 

「う、ぁ……♡ ちょっと、何でもうこんな……♡」

 

 手を取られ、彼の股間に押し当てられる。

 そこは、はっきり見て分かるほどに盛り上がっていた。もっこり隆起した膨らみを触るとより実感出来る、暴力的な大きさ。指先に触れただけで身が竦みそうになる、オスの威圧感。

 

 ──取り出してみろ、と言われ、私はろくに抵抗もせず、ジッパーを摘まんだ。

 嫌悪感を抑え反抗心を削り、従順にする。これも『魅了』の効果。私を縛る鎖だ。

 

 ジジジジ……と下ろしていって。下着の間から、醜悪な肉塊が顔を覗かせた。

 

「ぉ……、ふっ……♡」

 

 咄嗟に口許を押さえる。

 それでも止めることが出来ずに。分泌された唾液の塊がぼたぼたと溢れ落ちた。

 

 彼のモノはどす黒く淫水焼けして、その20センチを超えようという長身を黒光りさせている。反り返った刀身には蔦が巻くように血管が走る。赤子の拳かと見間違えんばかりに膨れた亀頭。その傘はおぞましく開き、『膣を掘削する』という原始的な役目を十分過ぎるほど果たすだろう。太い幹の根本、最下部には巾着のような玉袋が二つ。一体どれほどの精子が詰まっているのか分からないほど。

 

 目が、皿のようだ。瞳孔が開ききって視線を外せない。

 

 ……そう、初めての日。私がシエル先輩の罠に嵌まり、この男に最初に襲われた日。

『魅了』をかけられ、まず眼前に突き出されたのがこの性器だった。それも『魅了』の効果の内だったのだろう、私は一目でコレに魅入られてしまったのだ。ばくばくと跳ね回る心臓──それこそ兄さんとの行為のときより遥かに上の、異常な興奮を得た私は、コレで喉奥まで貫かれた。頭を掴まれ口を犯され、最後には夥しい量のザーメンを飲まされた。

 

 それが、私の中に楔を打ってしまったようだ。

 舌が焼けそうな熱さ。喉を拡げる太さ。そしてずっしり胃を重くしたザーメン。

 思い出すまでもなく甦る、身体に刻み付けられた感触。到底忘れることの出来ないオスの暴力。

 今では、コレを見せられただけで腰が抜けるほど。私の女としての部分は、初回のイラマチオですっかり叩き潰されてしまったのだ。

 

「はっ♡ はっ♡ はっ……♡ どっ、どうせ舐めさせるん、でしょう♡ 分かってる、分かってるんだから……っ♡」

 

 彼が足を投げ出して座っている座椅子は低く、私が膝立ちになっても上手くモノを舐められない。

 必然、地面に這いつくばるような格好になる。性行為を迫られている側なのにこれではまるで私ががっついているかのようだ。つくづく、『魅了』とは恐ろしい──などと思いながら、舌を伸ばす。

 

「べちゃ……っ♡♡ ねろ、ぬるるるっ♡♡ は、熱……♡♡ れろぉ~~っ♡♡」

 

 舌に──どころか、顔面にむわりとした熱気を感じる。

 文字通り怒り狂っているような怒張を、鎮まってくださいと願うように柔らかな舌で舐め上げていく。でも逆効果だ。私の舌が触れた途端、勃起はより熱さ硬さを増し、更に反り返っていくのだから。

 

「ち、ちょっといい加減に……♡♡ これ以上大きくしないでっ♡♡ 限度ってものがあるでしょうが……♡♡」

 

 口では文句を言いながらも身体の芯が怯えている。本能的に、分かる。コレは規格外のオスの持ち物であり、私というメスを捻り潰すモノだと。

 

 何より──私は比較対象を知っている。……いや、知ってしまっている。

 だからより、コレの偉容さが理解出来てしまう。

 

「えっ……に、兄さんとどっちが大きいか……♡ 何よそれ、そんなの答える義理は……、ひぃっ♡♡ わ、分かったっ、分かりましたっ♡♡ 答えるからっ♡♡」

 

 ぐりぐりと鼻面にモノを押し当てられる。私の反抗を一瞬で抑える、彼にだけ出来る力業。

 

「あ、貴方のモノです……♡ 貴方のほうが……、わぷっ♡ お、おじさまです♡♡ おじさまのちんぽのほうが兄さんのより、ずっとずっと逞しいですっ♡♡♡」

 

 酷いことを言わせられる、だけじゃない。

 彼への呼び方、性器の呼び名も矯正される。彼好みの下品な言い方に。

 

「そうです、おじさまのちんぽですっ♡♡ 太さも長さも硬さも、ザーメンの量だって♡♡ 兄さんとは比較にならない格上ちんぽ♡♡ おじさまの方がオスとして優良なちんぽをお持ちです♡♡ かっこいいイケメンちんぽですっ♡♡」

 

 ……ごめんなさい、兄さん。

 こんなの、本当は言いたくないんです。ただおかしな術で、本心とは違うことを言わされているだけで。

 だから許して。今だけ、今だけですから。

 屋敷に帰ったら、ちゃんと兄さんの妹の秋葉に戻りますから──

 

「お願いします♡♡ 兄さんのちっこいおちんちんじゃ満たせない私の喉♡♡ おじさまの極太ちんぽで貫いて、内側から広げて♡♡ ザーメンタンクにしてください♡♡ 遠慮はいらないですから♡♡ ばきばきになっちゃったおじさまのちんぽ、秋葉の喉でお慰めいたします……♡♡」

 

 ちんぽの亀頭から、びゅるっと先走りが噴いた。

 オスとしての性能を讃えられ興奮したのだろう。その先走りだけで、たぶん兄さんのザーメンよりも濃い。ねっとりしたそれは私の額に引っ掛かってだらりと垂れた。

 それが、顎まで伝わる前に──

 

「がぼ、ごぶっっっ!? ぐぶぉ、ごぼごぶっっ♡♡♡」

 

 喉の奥。口蓋垂の向こう、柔らかい肉の場所まで、おじさまのちんぽが捩じ込まれていた。

 今にも顎が外れそうだ。もともとそう大きくない口を懸命に開いてちんぽを受け入れる。おじさまはそれが当然だと言うように突っ伏した私の後頭部を掴み、股間へ打ち付けた。

 

「ぐっっぶ♡♡ ぶじゅっ♡♡ じゅっぶっ♡♡ ぶぷっ♡♡」

 

 激しく顔を上下させられる。まるでオナホールのような扱い。性行というより、おじさまのちんぽを扱く穴として使われているみたい。

 一突きごとに喉を抉られ、唇がめくれて唾液が飛び散る。

 喉奥を突かれるなんて普通なら嘔吐してしまうだろう。だけど私は違った。涙と鼻水を垂れ流しにしながらも、オスの性具に成りきる。

 

「ずるるっ♡♡ じゅるるる~~っ♡♡ おぶっ♡♡ ぐぷぷぷ……♡♡」

 

 上目遣いで私を支配しているおじさまを見上げる。

 脂肪の付いたお腹の向こうにおじさまの顔が見える。口を半開きにして、鼻を膨らませて。女子高生の口を使ったちんぽ扱きを堪能している不細工な顔。

 それを見て、私の心が充たされてしまう。

 こんな立派なちんぽを持った規格外のオス。人間としてはクズでも、生殖機能は人並外れて秀でたオス。それを悦ばせているということに私のメスの部分が勝手に歓喜してしまっているのだ。

 

「ぶちゅっ♡ ぶちゅっ♡ ぶちゅっ♡ ぶちゅっ♡」

 

 唇を締め喉を締め、出来る限りの快楽をちんぽに与える。唾液は勝手に溢れていて潤滑液には困らない。どす黒いちんぽは私の涎が絡んで官能的にぬらついている。

 

「おっっぐ!?♡♡ ぶごぉ……っっ♡♡ 」

 

 ピストンを止めて、おじさまが私の髪を掴む。

 そうして、私の顔面を腰にくっ付けた。

 

「ぐぶ~~っ♡♡ ごぇっっ♡♡ ぉぼっ♡♡」

 

 ぐりぐり、と押さえ付けられる。

 喉はおろか、食道の入り口にまでちんぽが入り込む。外から見たら喉が亀頭でぽっこり膨らんでいるのが分かるだろう。鼻が陰毛に突っ込んで、濃厚な精臭に目が眩む。

 

「ぶふーっ♡♡ ふぅっ♡♡ ふぐぅううう……♡♡」

 

 びっくんびっくん跳ねるちんぽが喉を揺らす。喉肉の柔らかさを堪能しているのだろう。窒息しそうな私に構わずおじさまはしばらくそのまま私の喉オナホをちんぽで味わった。

 

 やがて、亀頭がぶくりと膨らむ。

 更に喉が広がり、胃までの直通路が開かれて。

 予告もなく、ザーメンが弾けた。

 

「むぐっ……んぐぅ~~っっ!!???♡♡♡」

 

 飲む、とは言えないだろう。ちんぽが突っ込まれて喉を収縮出来ず、嚥下出来ない。

 大量のザーメンを、開かれた食道へ流し込まれる。舌を伝わらないから味もよく分からない。ただ多くて、ねばっこくて、どろどろに張り付く液体と分かるだけ。

 なのに、胃は反応して熱を持っていく。水やお茶を飲んだ時とはまるで違う。とびきり強い酒を飲んで酩酊するみたいに、内臓は燃えて頭にまで熱が回っていく。

 

「んごぉっ♡♡ ごぶ、ごぶっ♡♡ おぶっ♡♡ ごぉぉおおお……♡♡」

 

 睾丸がカラになるまで注がれる。

 数回ちんぽが痙攣して漏らすだけの兄さんの射精とは違う。おじさまの射精はさながら排泄だ。限界まで溜めた小便より多そうなザーメンが、私の胃に直接吐き出された。

 

 射精が終わり、萎えてもまだ大きいちんぽが喉から引き抜かれる。ぐぼぉ、と酷い音を立てて太いザーメンの橋が亀頭と唇の間に架かった。

 

「おぶぇ……っっ♡♡ かはっ♡♡ だ、だ、出しすぎ♡♡ おしっこじゃないんだから……♡ どれだけだすの、信じられないっ♡♡」

 

 涎やらザーメンやらでべたべたになった口を拭う。袖が汚れてしまうけど、いちいち気にしていられない。

 身を起こしただけでも胃の中がたぽたぽ揺れているのが分かる。今、走りでもしたら間違いなく吐いてしまうだろう。

 おじさまは嘔吐感を抑えて四苦八苦している私の髪でちんぽを拭っていた。自慢の黒髪にべちゃべちゃとザーメンが付着していく。髪がきしむから止めて欲しいのだけど、それを言い出すことも出来なかった。

 

「はあっ……はーっ……!! 最悪っ……貴方なんて、『魅了』さえなければっ、こんなコト絶対に許さないのに……!! わ、ひゃあっ」

 

 キッと睨み付ける私をおじさまが抱き締めた。

 緩んでぶよぶよの胸元に顔が押し付けられる。ザーメンとはまた違う、濃厚な臭い。中年男性の、おじさまのオスくさい臭い。

 それを間近で吸い込んで、くらくらした。

 

 良かったよ秋葉ちゃん。また呼び出すからね。

 

 なでなで、と髪を撫でられながら囁かれる。

 威勢は簡単に消し飛んで耳の先まで熱い。

 上がった息を、おじさまの胸元で隠しつつ。

 

「………………♡♡♡♡」

 

 私は何も言わず、こくりと頷く。

 おじさまの体臭で、頭が痺れていた。

 

 

 

 

 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 琥珀、少し出掛けてくるわ。いえ、一人でいいわよ。ただ忘れ物をしちゃって学校に行ってくるだけ。すぐに戻るから心配しないで頂戴。

 

「──あむ、んちゅ♡ むちゅ~っ♡ どうですか、私のキス手コキ……♡ ちんぽに効く? ふぅん、それじゃあもっと、舌出して……♡ あー、んっ♡ ちゅるっ♡ むちゅるる~~っ♡♡」

 

 

 

 ん……最近疲れてるんじゃないかって? たまに膝が震えてる……? 言ってくれるじゃない。なんて、心配してくれてありがとう翡翠。でも大丈夫よ。学校が楽しくてね、色々頑張っちゃってるだけ。

 

「──あんっ♡ あっあっあっ♡♡ おまんこイッちゃいますっ♡♡ おじさまの指マン、えっぐい♡♡ またクタクタになっちゃう♡♡ もう許して♡♡ この前イキ疲れて帰ったら、うちのメイドに怪しまれちゃったんですから♡♡」

 

 

 

 あ、兄さん。あの、今日は…………っ。す、すいません。今日は先に帰って貰えますか? っぅ♡ ち、ちょっと呼び出しがありまして……終わったらすぐに帰りますので……♡

 

「──やだぁ♡♡ おじさまのいじわる♡♡ 兄さんの前でおまんこにバイブ突っ込んで挨拶して来いとか……♡♡ しかも丁度リモコンで動かしたりして、んあっ♡♡ また奥で震えてっ♡♡ ダメダメっ、そんなに激しくしたらまたアクメしちゃいます~っ♡♡」

 

 

 

 

 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 ────まずい。このままでは、本当におかしくなってしまう。

 

 そう危機感を覚えたのは、彼に対する反抗が薄れるようになってからだ。

 以前は形だけでも彼からの呼び出しを嫌がり、行為を拒んでいたというのに、最近はやりたい放題……もとい、やられたい放題。休日でも彼に呼び出されたら学校まで飛んでいって相手をして、フェラチオのみならず指でおまんこを弄られるようになって。取り繕えていた行為の残滓を、翡翠や琥珀に怪しまれるようになって。

 

 そしておまんこに仕込まれたローターを兄さんの前で震わされるようになった頃。このままでは本当に犯されてしまうと自覚した。

 思えば、よくこれまで手篭めにされなかったものだ。女子高生にセクハラするというシチュエーションで満足していたのか、シエル先輩という相手がいるからなのか。あくまで彼は私の口を犯すだけで、挿入することはなかった。身体をまさぐりおまんこを弄ることはあってもちんぽを突っ込もうとはしなかったのだ。

 

 あの性欲しか頭になさそうな男が何故、とは思う。けれど理由なんてどうでもいいだろう。私はまだこの身を汚されていない。少なくとも姦通はしていない、ということが大事なのだ。

 そう……まだ戻れる。シエル先輩とは違う。堕ちて彼に法悦を覚えさせられてしまったあの人とは違う。

 まだ私は戻れるはずだ、兄さんの元に。

 私の好きな人の妹に。

 

 

 

 

「──あら、秋葉さんこんにちは。珍しいですね、わたしに会いに来るなんて。今はわたししかいませんよ?」

「分かっています。話があるんです、シエル先輩」

 

 ドアを開けて入る私を、先輩は快く招き入れた。

 やはり、先輩はここにいた。畳敷きの茶道部室。……何度かここでも暴行された、余り思い出したくない場所だ。

 

「お話、ですか。ではこちらへどうぞ。あ、正座でも足を崩して貰っても大丈夫ですからね。お茶飲みます? これでも腕を磨いてるんですよ、わたし」

「けっこうです。それよりも今日は先輩にお願いがあって来ました」

「お願いですか? 秋葉さんがわたしにお願いなんて、なかなか珍しい」

 

 正座の先輩の前へ、自分も正座で相対した。

 

 ……ああ、こうして見ると。先輩が、ほんの少し前とは違うことが分かる。

 彼に開発されたのだろう。身体は若干丸みを帯びて、元々スタイルの良かった先輩が更に色気を増している。胸も尻も一回り大きくなったのではないだろうか。

 何よりも、その雰囲気。

 兄さんも乾さんも、他の男子生徒も気付いていないかもしれない。私が同じ彼と肉体接触をした女だから分かるのかもしれない。

 先輩は、メスの匂いをプンプン発していた。オスと番になったからこそ分泌するフェロモンを存分に撒き散らしていた。

 そしてこれは、あの男を惹き付ける為の匂いなのだろう。

 

「……先輩。まず聞きたいんですけど。先輩は、あの方の恋人なんですか」

「わたしが先生の? うーん、どうなんでしょう。アルクェイドもいますしね。まあ、二人揃って性処理便器って所が妥当でしょうか」

「っ…………」

 

 予想はしていたけど、やっぱりアルクェイドさんも。

 にわかには信じがたいけれど、先輩が嘘をついているようには見えない。……それに、アルクェイドさんだって女だ。何かのきっかけで彼に抱かれるようなことがあれば、堕ちてしまうのも有り得なくはない。

 

「先輩も、アルクェイドさんも。その……兄さんのコトは、どうなんですか。あれだけ好きだったでしょうに」

「ん~? それ、秋葉さんが言います?」

「……?」

 

 発言の意味が分からない。

 怪訝そうにしている私に、先輩が笑った。

 

「まあいいですけど。うん、わたしもアルクェイドも、遠野くんのコトは好きですよ? 別に遠野くんへの想いが大きくなったわけでも小さくなったわけでもないです。

 ……でも、ねえ? 秋葉さんも実感しましたよね? あ、まだ本番えっちはしてないんでしたっけ? それでも分かるでしょう、遠野くんと先生のオスとしての格の差。今まで最高の男の子で、オスとしても絶倫だと思ってた相手が、実はその子のコトしか知らないからそう思い込んでただけって事実を叩き付けられちゃったら、ね。井の中の蛙大海を知らずってやつですよ。海に放り出されちゃったようなものですね。あっぷあっぷしながら順応した結果がこれ、って感じです」

 

 さらり、と何の苦もなく先輩は言い切った。

 ……余りに酷い告白だった。兄さんと先輩の問題なのに、私が一言物申したくなるくらいの。

 

 なのに、なんでだろう。

 反論が湧いてこない。付ける文句がない。

 むしろ──胸に染み込むように、先輩の言葉が響いた。

 

 ……何か、おかしい。

 そういえば──そもそも、ヘンじゃないだろうか。

 いくら『魅了』をかけられているからって、根っこから洗脳されているわけじゃない。あんな風に校内で性暴力を振るわれていたら証拠を掴もうとすればいくらでも掴めるだろう。別にシエル先輩だって万能じゃない、警察にでも駆け込めばあんな男、一発で懲戒免職だ。隠しきることなんて出来やしない。

 

 いや、そもそも。

 なんで私は、兄さんに助けを求めなかったんだろう────? 

 

「秋葉さん、髪キレイですね。艶がかってて、黒い絹みたい」

 

 いつの間にか隣にいた先輩に、ぎゅ、と抱き締められた。

 柔らかく、母性的な感触。女の私でさえ心地いいと思うような。

 

「ぁ……せ、先輩、何を……」

「秋葉さん、前から思ってましたけど、すっごく美人ですよね。女のわたしも見惚れちゃうくらいに」

「あっ……あ!?♡ なに、そんなところっ」

 

 くち、という音。

 するりと延びた先輩の手が、私のスカートの中へ入り込んでいた。

 

「大丈夫、痛くしないですから。……うーん、やっぱりまだまだ狭いんですね。遠野くんのしか挿れたことないから当然か」

「あっ♡ せんぱ、んんっ♡」

 

 にちゅ♡ くちゅっ♡ にゅるるっ♡

 

 くの字に曲がった指先でおまんこの入り口を引っ掻かれる。あっさり濡れた膣は簡単に先輩の指を受け入れてしまった。荒々しいあの男と違って先輩の手付きは優しい。痺れるような快感が腰を蕩けさせていく。

 

「まっ、待ってください先輩っ……♡ こんなことしに来たんじゃないんですっ。私、あの人のことで先輩に頼みがあってっ」

「あら、先生のことで?」

 

 応じながらも先輩は手を止めない。むしろ、指先で私のおまんこを開いて更に刺激を強められてしまう。

 

「んんっ♡ ひぃっ♡」

「うふ、秋葉さん可愛い。いつもは凛々しいのに、感じるとそういう顔になっちゃうんですね。……それで、何ですか? 頼みって」

「それはっ、み、『魅了』ですっ♡ 先輩が私にかけた『魅了』を解いて欲しくてっ」

「────はい?」

 

 先輩は、キョトンとした。私が何を言っているのか分からないような様子だ。

 もしや、もう私も自分のように堕ち切ってこのまま籠絡されるばかりとでも思ったのだろうか。

 

 だがお生憎様だ。私はそんな風にはならない。

 だって私は──兄さんへの想いを貫くのだから。

 

「分かってるんですよ、毎回先輩がかけてるあれ、『魅了』でしょう? 無理やり私の心を捻じ曲げてる。だからいつもあんな人に良いようにされてるんです。あれのせいで、あの人を見ただけで動悸がして、股間を見せられて息が荒くなって、兄さんに酷いことを言わされて……。でももう止めてください。私は兄さんと添い遂げるんです。これ以上、あんな人に弄ばれる気はありません」

 

 きっぱりと告げる。

 問題は先輩がどう出るか。いざとなれば実力行使も辞さない、と瞳に力を入れるけれど──

 

「……ああ、はい。なるほどなるほど。そういうことでしたか」

「……?」

 

 くすり、と。何かに思い当たったらしい先輩が頬を緩めた。

 そうして、私の耳元へ唇を寄せて、囁く。

 

「秋葉さん。ごめんなさい、勘違いさせちゃったみたいですね。まあ、はっきり言っておかなかったわたしも悪かったです」

「はい……? 先輩、どういう……」

「端的に言いますとね。わたし、秋葉さんに魅了なんてかけてないですよ。いえ、かけられない、と言った方が正しいでしょうか」

 

 ……………………。

 …………………………え? 

 

「魅了っていうのはそう便利なことじゃありません。他人を洗脳したり性格を書き換えたりなんてことは出来ません。アルクェイドくらいの魔眼ならそれに近いことも出来るかも知れませんけど、わたしが目を見ただけで、なんて到底無理ですね。

 あれはですね、別に大したことじゃないです。気付けって言うのかな。ちょっと意地っ張りな秋葉さんを素直にさせるくらいのもので、あくまで秋葉さんの本心を表に出させてるだけなんです」

「え……え? は…………?」

 

 ちょっと待って。

 先輩の言っていることがよく分からない。

 

「だから秋葉さんが先生とのえっちで思ったこと、感じたこと、言ったこと全部、秋葉さんの本心ですよ。とっくに分かってると思ってましたけど、そういうことでしたかぁ。だからさっき、自分は違うみたいな顔でわたしやアルクェイドは遠野くんが好きなんじゃなかったのか~、なんて言ってたんですね。先生に一目惚れしちゃった秋葉さんが何言ってるんだろうって思っちゃいました」

「ひっ、ひと……一目惚れっ??」

「そうでしょう? 初めて先生と秋葉さんを引き合わせた後、隠れて観察してたんですけど。欲望を解放された状態の秋葉さんが先生を……というか、先生のちんぽを見て、一瞬でメスの顔になっちゃったの、バッチリ見てましたからね?」

「────、────」

 

 これまでのあの男との行為が、脳裏に甦る。

 一目見て、ちんぽに魅入られて。その場で口を犯された。その体験が忘れられず、彼と彼のちんぽの言いなりになった。何度も呼び出され、その度に心臓をばくばくさせながら彼にすがり付いて。兄さんを彼と比較して貶すような、酷いことを言って。

 

 あれが全部、私の本心……? 

 

「そうです♥️ 秋葉さん、先生に恋しちゃったんですね♥️ 先生とえっちしてドキドキしました? 凄いオスだー、って惚れ惚れしちゃいました? それぜーんぶ、秋葉さんが感じたことそのままです♥️ だからあ、秋葉さんが本気でイヤだったなら普通に逃げられたんですよ? 他人に相談するなり、遠野くんに助けを求めるなり。まあそうなればわたしやアルクェイドが止めてたでしょうけれど、秋葉さんはそうしようともしなかったですよね♥️ だってそんなことしたら、もう先生にセクハラして貰えなくなっちゃいますもんね♥️」

「ち……違う、ちが……」

「あっさり惚れちゃったのは、たぶん遠野くんが原因でしょうねー。秋葉さん、ここだけの話……遠野くんのえっちって、『しょぼい』ですよね♥️ きっと秋葉さんも、本能のどこかで不満が溜まってたんだと思いますよ。わたしもそうでしたから♥️ そこに欲望の歯止めがない状態で先生の規格外ちんぽを見せられて即堕ち、ってとこでしょうか♥️ うーん、ちんぽ見ただけで一目惚れとか、わたしやアルクェイドよりもガードが緩いですねえ……♥️」

「っ……が、ぁ……!?」

 

 反論を、絞り出そうとする。何か言わなくてはいけない。このままでは、先輩の言い分を認めることになると。

 ……なのに、何も出て来ない。

 言い返せない。

 

 その通り過ぎて。

 はい、先輩の言う通りです──としか、浮かんで来ない。

 

「で、でも……でもわたしは、兄さんが好きで……」

 

 ……ああ、そうか。

 さっき先輩の話を聞いて、しっくり来た理由が分かった。

 

 ──遠野くんを嫌いになったわけじゃない。ただ遥かに上の比較対象を知ってしまっただけ。

 酷いと思いつつも、何故か府に落ちた論理。

 しっくり来るのも当然だ。

 だってそれは、私が心の底で思っていたことと、全く同一だったんだから────。

 

「秋葉さん、嘆く必要はないですよ♥️ 良かったじゃないですか、本当の恋が見つけられて♥️ 先生を見ただけでドキドキして、ちんぽを見たら息が荒くなる……でしたっけ♥️ すっかりべた惚れになっちゃったんですねえ♥️」

「あっ♡ んぅっ♡」

 

 また、おまんこを弄られる。

 硬いメス肉をほぐすように掻き回される。

 

「くす……♥️ 秋葉さん、気付いてます? ここ、わたしが触る前から濡れちゃってましたよ♥️ 遠野くんとのえっちが不満で、先生にもセクハラされるだけで挿入はして貰えない……ずっと焦らされてたんですから当然ですか♥️」

「はっ♡ ああっ♡」

「どうします? 選択肢は3つです。一つは、ここままわたしが慰めてあげる。わたしはこれでも良いですけどね、秋葉さんの可愛い所が見れますし。もう一つは遠野くんとえっちする。これはあんまりおすすめ出来ませんねえ。たぶん不満がより溜まっちゃうだけでしょう」

「くぅっ……♡」

「そして最後の一つは……♥️ 先生に犯して貰う、です♥️ 先生のえっち、凄いんですよ♥️ おっきなちんぽで、おまんこを掘り返されて♥️ ゴンゴン子宮を押し潰されて♥️ 先生が満足するまで泣いても許して貰えない蹂躙セックス……♥️」

 

 ぎゅぅうう……っと、子宮が竦み上がる。

 怯えている。先生に犯されるのを想像して。一方的に嬲られるのを予見して。

 

 でも、同時に。ごぽり、と粘っこい愛液を噴き出している。先生のちんぽを受け入れる準備をしている。

 

 期待……している……♡

 

「もちろん最後は、子宮の中までちんぽを捩じ込まれて、妊娠確実の子宮内射精♥️ 秋葉さんも知ってますよね? 先生の精液の多さ、濃厚さ……♥️ あれをおまんこの中で、びゅーっ♥️ びゅるるーっ♥️ って♥️ ああ、秋葉さんにも体験して欲しいなあ……♥️ 気持ちいいですよ♥️ 天国ですよ♥️ 女に生まれて良かったーって、しあわせ噛み締めちゃいますよ♥️」

「はぁっ……♡ はっ……♡♡」

「どうします? 秋葉さんが決めていいんですよ? 秋葉さんが頼んでくれれば、すぐにその通りにしてあげます。一つめでも二つめでも……最後のでも。

 ……あ、一応言っておくと。同じ女として一番おすすめなのは、最後のやつですね……♥️♥️」

「はっ♡ はっ♡」

 

 

 はーっ♡ はぁーっ♡

 

 

 はっ♡ あ……♡

 

 

 は……♡

 

 

 …………♡♡

 

 

 ♡♡♡♡♡♡♡

 

 

 ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

 

 

 

 

 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

 

 

 

「おかえりなさいませ。秋葉さま」

「ただいま、翡翠」

 

 遠野邸の扉を開けると、いつものように翡翠が出迎えてくれた。

 

 しずしずと頭を下げる翡翠は毎日代わり映えのしないメイド服だというのに、やっぱり美人だ。もしこの子が学校に行くようなことがあったら男子は放っておかないだろうな。

 

「お一人ですか? 志貴さまは」

「兄さんはまだ学校。補習だとか言ってたからしばらく帰って来ないと思うわ。いつになるか分からないから、一足先に帰ってきたの」

「そうでしたか。学校、お疲れ様でした」

「ん、ありがと。そういえば琥珀は?」

「買い物に行っております。出たばかりなので、まだかかるかと」

「……そう」

 

 まあ、好都合だ。何かと鋭い子だし。

 

「そうだ翡翠。ちょっとね……お客様がいて」

「はい? お客様、ですか……あ」

 

 翡翠の視線が私の背後へ移動する。

 

 ぬるりと扉の影から身を出した、大柄な男性に。

 

「ええと……? そちらの方は……」

「学校の先生なの。担任ではないんだけれど、お世話になっていて。今日は……その……そう、家庭訪問に来てくださったのよ」

「はあ、そうでしたか」

 

 流石、遠野家のメイドである。とても私が家に招くのに相応しくないおじさまの姿を見て、わずかに眉をひそめるだけで流して見せた。

 

 ……とはいえ、平常心とはいかなそうだ。

 翡翠が居心地悪げに身じろぎする。理由は簡単、おじさまの舐め回すような視線だ。整った顔から首筋、緩やかに膨らんだ胸元、メイド服のスカートまで。じっくり品定めするように視線が這う。

 

 なんだか不愉快。

 それは家族の一員と言ってもいい彼女への不躾な振る舞いのせい、というより──。

 

「部屋で少し話をするわ。翡翠は仕事に戻っていいわよ」

「かしこまりました。宜しければお茶など持っていきますが」

「いいからいいから。気を使わないで頂戴」

「……分かりました」

 

 一礼して翡翠は持ち場へ戻っていく。

 ちょっと強めにおじさまの手を握って、部屋へ連れ込んだ。

 

 

 

 

 部屋に入るなり、おじさまは深々と深呼吸した。

 カチャカチャとズボンを下ろすとちんぽはもう半勃ちだった。女子高生の部屋に入って興奮したのだろう。まったく、デリカシーの欠片もない変態である。

 

「この屋敷ですか? ええ、親の遺産です。もう両親は他界しましたので、私のものですが」

 

 ベッドに腰を下ろしたおじさまが私の布団をまさぐる。正直、汚れるのであまり触って欲しくはないのだが。

 それにしても奇妙な光景だ。自室へこんな中年男を上げることになるなんて、ほんの一ヶ月前には想像もしなかった。

 

 おじさまの前に立つ。

 しばし見詰め合う。そうして、おじさまの唇に、自分の唇をくっ付けた。

 

「はぁむ、ん……♡ ちゅっ……♡」

 

 前屈みになってキスをする。さらり、と長髪がおじさまの膝にかかった。

 

「ちゅっちゅぅぅっ……♡ ぶちゅちゅっ♡ ぢゅるるるるっ♡♡」

 

 舌を絡めていると、甘い痺れが腰に伝う。

 下半身が気怠い。仕方ないので、おじさまの膝上に跨がった。

 ぎしり、と二人ぶんの体重でベッドが軋む。

 

「ちゅ~っ♡ おじさま、さっき翡翠のことジロジロ見てましたね……♡ 駄目ですよ、うちの大事なメイドなんですから♡ 手を出しては駄目♡」

 

 首に腕を回しておじさまに囁く。

 さっきの視線は、明らかに新たな女を品定めする視線だった。いたいけで繊細な翡翠を、おじさまみたいな男性の自由にさせては壊れてしまうだろう。雇い主としてそんなことは許す訳にいかない。

 

 それに──。

 

「それに、今日は私とエッチしに来たんですから♡♡ 他の女の子に目移りするのは無しです♡♡ しっかり私をおじさまのモノにしてくださらないと……♡♡」

 

 そう……♡

 もう誤魔化すことは出来ない。先輩の言った通りだ。

 私は、おじさまに惚れ込んでしまった……♡ どうしようもないクズだし、人間として好きになれる所は欠片もないけど……

 ちんぽが強くて♡ エッチが上手いから好き♡ 兄さんとは逆……♡ 人間として落第でも、オスとしては百点満点♡

 私が認めなかっただけで、初対面でおじさまのちんぽに魅入られた時点で惚れちゃってたんだ……♡ おじさまが私にセクハラはしても無理やり本番エッチを迫らなかったのも当然だった♡

 目の前のメスは自分にぞっこんなのだから♡ あとは痺れを切らして自分でちんぽを求めてくるまで焦らしておけばいいって、お見通しだったんだ♡♡

 

「おじさまぁ……♡ 今日お呼び立てした理由、お分かりですよね? そうです♡ 抱いて欲しくて……♡ おじさまに犯されたくって来て頂いたんです♡ このおっきなちんぽでハメて欲しいんです♡♡」

 

 おじさまのちんぽが、むくりと鎌首をもたげていく。

 メスを犯す為に臨戦態勢を整えていく……♡

 

「……はい♡ おじさまのことお慕いしてます♡ ええ、兄さんよりも、ですよ♡ だからおじさまのモノにして欲しいんです……♡ おじさまを部屋に連れ込んだだけでぐしょ濡れになってるおまんこを貫いて♡ いちばん奥でぴゅっぴゅして頂いて……♡」

 

 おじさまの耳たぶに唇をくっ付けながら、吐息混じりで囁く……♡

 

「秋葉に♡♡ おじさまの赤ちゃんを孕ませて頂きたいのです♡♡」

 

 びきり──と、音がしたような錯覚。

 私が煽ったちんぽが、本格的に屹立した。兄さんの倍くらいある、ヘソまで届くフル勃起……♡

 こうなったら睾丸がからっぽになるまで射精しないと収まらない♡ オナニーじゃ駄目♡ アルクェイドさんやシエル先輩といった美女を経験したおじさまちんぽは、もう自分の右手じゃ満足出来ない♡

 

 そして今……♡ おじさまの相手を出来る女は一人だけ……♡

 

「あっ♡♡ やだぁ、おじさま重っ……♡♡ もうちょっと痩せてくださいっ♡♡」

 

 肩を掴まれ、ベッドに押し倒される。

 

 ぼすん、と枕に頭を乗せた私へおじさまがのし掛かる。はふはふ、と犬みたいに浅い息で私の匂いを吸い込もうと私の首筋に鼻を突っ込む。

 

 へこへこっ♡ こすこすこす♡

 

 おじさまのちんぽが太股に当たってる……♡ もう先走り垂らしてベトベト♡ 女の中に入り込みたいーって、おねだりするみたいに擦り付けてる♡♡

 私の肌に押し付けるだけで快感を得ているようで、ちんぽがぴくぴくと震える。内股の私のデルタゾーンにちんぽが差し込まれる。ぬるぬる、ねとねと。先走りまみれになった亀頭を私のショーツで拭われてしまう。

 でも逆効果だ。そこはとっくに、内側からの愛液でぐっしょりなんだから……♡

 

「おじさま♡ 素股なんかで射精したら勿体ないですよ♡ おじさまみたいに優れた男性は、女の子を満足させる義務があります♡ だからちゃんと役目を果たして貰わないと♡」

 

 ショーツを脱ぎ捨て、膝裏を手で抱える。

 かぱり、と下品に股を開けば、スカートの中のびしょ濡れおまんこが丸見え♡ ぴっちり閉じた割れ目がひくひくと震えているのが分かる♡ 先輩にほぐされ、おじさまで発情した性器はもう準備万端……♡

 

「どうぞ♡ おじさまをお待ちしてる秋葉のおまんこです……♡ ちんぽが楽しみ過ぎてこんなに濡れちゃってるんです♡ 早くちんぽを……っぅほおおおぉぉぉぉっっ!!?♡♡♡」

 

 ぶっちゅぅううう♡♡♡

 

 一息に私のおまんこがちんぽで貫かれた♡♡ 容赦ない即ハメ♡ 膣をぞりぞり削って、そのまま子宮口まで叩き潰す挿入……♡♡ あまりの快感で息が詰まる♡♡

 

 駄目だ……♡ 比べ物にならない♡ 兄さんの落第ちんぽとは格が違う♡ これが私が一目惚れしたちんぽ♡ 私が添い遂げるべき運命の相手だって確信してしまう……♡

 

「~~っぐぅお゙お゙ぉ゙ぉ゙っ♡♡ お゙っお゙♡♡ っっ♡ おじさまっ♡ そんなにゴリゴリ抉ったら♡♡ おじさまの形になって戻らなくなっちゃいますっ♡♡ ほぉおお~っっ♡♡」

 

 叩き付けるようなピストン♡ おじさまの体重も掛けた過負荷のハメ潰し♡♡ 降りた子宮を亀頭で刺激して、口を開け、孕ませろって脅迫してくる♡ おじさま完全に私を堕とす気だ♡ もう赤ちゃん欲しいって言わせる所まで追い詰めてるのに♡ 本当に妊娠させるまで許さない気なんだ……♡

 

「おっごぉっ♡ そんな腰ぐりぐり回してぇっ……♡ おまんこ広がっちゃう♡ おじさまちんぽじゃないと埋まらなくなっちゃうぅ♡」

 

 改造、されてく……♡ おじさま専用になってく……♡ 

 兄さんのしょぼちんぽしか知らなかったぴっちりおまんこがガバガバにされる♡ 外はめくれて、中は膣道が拡張される♡ これじゃもし兄さんのちんぽを挿れても締めてあげられなくなっちゃう♡ 緩すぎて、兄さんちんぽがずり抜けるようになってしまう♡♡

 

 ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡ ずぷっ♡

 

 私の大股開きの爪先がふらふらと揺れる。端から見れば肥えた中年男性が女子高生をレイプしているように見えるだろう。

 でも実際は……♡ 私の胸はドキドキして、興奮に包まれてる♡ 番に見定めたオスに抱かれる幸せに満ちている……♡

 今となれば……『魅了』なんてされてなくて良かったのかも知れない♡

 だって、この気持ちが本当だって分かるから♡ おじさまの子種で孕みたいって気持ちが本当だって思えるから♡

 

「おじさま、アルクェイドさんやシエル先輩は孕ませたんですか? ……まだ? じゃあ、私が一号です♡ おじさまの子供を妊娠する一番乗り♡ おじさまの種で膨らまされたお腹で学校行っちゃいますから♡ 登校する私を見て、あのお腹は自分が孕ませたんだって優越感に浸れちゃいますよ♡」

 

 私が言うと、むくり……とおじさまのちんぽが更に硬くなった♡ もう鉄の棒みたい♡ メスの私の身体にはない硬さと熱さに惚れ惚れしてしまう♡

 

 おじさまが私を抱えて、体勢を入れ替えた。今度はおじさまが下で私が上。騎乗位の格好だ。

 

「ひ、ぎゅぅううう……♡ この体勢っ♡ ちんぽがもっと奥に……っ♡」

 

 ぴっちり腰と腰が密着する。さっきまで以上に私の胎内までちんぽが侵入していく。

 

「あ゙っ……あ゙ぁ゙っ!? 子宮の中まで、入って……っ!?♡♡♡」

 

 ぐぷっ……♡ ぐりゅん♡♡

 

 おじさまのちんぽを迎えるため、降りきった子宮が貫かれる……♡ 亀頭が中まで入り込んでしまった♡ バチバチと危険な快楽信号が頭の中でスパークする♡♡ 神経が焼き切れてしまいそう……♡

 

 こんなの……兄さんとしてたのは性交なんかじゃない♡ あんなのちょっと粘膜と粘膜を擦ってただけ♡ 子供の遊びみたいなもの♡

 

 これが本当のセックス♡ まるで捕食されているみたい♡ オスがメスを屈服させて赤ちゃんを孕ませる為の肉のぶつけ合い……♡

 

「おぶっ♡ お゙っ♡ お゙っ♡ お゙っ♡ お゙っ♡」

 

 足腰が立たなくなってしまった私を見かねたのか、おじさまが下から突き上げてくる……♡ 私の腰を持ち上げ、カリが子宮口を削りながら抜け出て、膣を擦って♡ また私の体重ごと下ろして、勢いよく子宮口を貫く♡

 

「待っでっ♡♡ ちんぽで子宮ボコボコにするのやめてぇっ♡ 気持ち良すぎてバカになるっっ♡♡ いつでもおじさまのちんぽをお腹に入れておきたくなっちゃいますっ♡♡ 私のおまんこぶっ壊れちゃいますからっ♡♡ おじさま♡♡ おじさまぁ♡♡♡」

 

 もちろんメスが泣き喚いたっておじさまは手加減なんてしない♡ むしろ泣き声がちんぽに効くみたいでビクビクっと跳ねる♡ 自分のちんぽで女を泣くまで責め抜いたって実感したちんぽが喜んでる♡

 

「あっ♡ あぁんっ♡ 出すんですか♡ 射精したいんですかおじさま♡♡ 分かりますよ、お腹の中で跳ねてますもの♡♡ ちんぽしゃくり上げるたびに私の子宮も揺らされちゃってます♡♡」

 

 来る……♡ 本能で分かる……♡

 ちんぽが張り詰めて♡ カリがぐっと開いて子宮口に噛みついて固定して♡ 睾丸が持ち上がって……♡

 

 私の子宮に♡♡ 種付けくるっ♡♡

 

「来てっ♡♡ 精子くださいおじさま♡♡ 跳ねるおじさまのザーメンで私のお腹、孕ませて♡♡ 兄さんじゃ嫌♡♡ おじさまがいいんです♡♡ おじさまの赤ちゃんがいいっ♡♡ 兄さんの精子じゃきっとちんぽも小さくて病弱な子しか作れないですもん♡♡ そんなの私の卵子がかわいそう♡♡♡ どうせ作るなら強いオスの精子の方がいいですっ♡♡♡ 来て来てっ♡♡ 精子来て~~っっ♡♡♡♡」

 

 ぶぴゅっ♡♡ どびゅるるるる~っ♡♡

 ぶっびゅ♡ ぶびゅぅううううう♡♡ びゅるるるるっっ♡♡♡ びゅる~~っ♡♡♡

 

「──ひぁああああ♡♡♡ ぅ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙っっ♡♡ 子宮焼けるっ♡♡♡ どぷどぷ出てるぅ♡♡ お腹満たされちゃってる♡♡ こんなのぜったい妊娠するっ……♡♡ 子宮の中で卵子溺れてるっ♡♡」

 

 快楽神経を飽和させる程のアクメ……♡ 気持ち良すぎて苦しい♡

 身体の快感だけじゃない♡ これ確実に受精した……♡ 愛しいオスに孕まされたって幸せで脳が溶けそう♡

 兄さんとのエッチじゃ一回たりとも経験したことのない……♡ 深い深い幸せ孕みアクメ……♡♡♡

 

 おじさまも気持ち良さそう……♡♡ 涎を垂らして、間抜けな射精顔♡♡ ずっと狙ってた私に念願の中出し、しかも私からのおねだりエッチ♡♡ 彼氏持ちの良家の女子高生に孕ませ射精する快楽に浸ってる征服欲一杯の顔だ……♡♡

 

 まあ、これからはいつだって、何度だって抱いて貰うけれど……♡♡

 

「ちゅっちゅっ♡ むちゅ~っ♡♡ おじさま、まだちんぽに精子残ってるでしょう♡ もったいないから射精しておかないと♡ おじさまのザーメンは、一滴残らず秋葉が貰いますからね……♡♡」

 

 ぴゅるっ♡ ぷちゅ♡ とぷとぷっ……♡♡

 

 身体を倒して、おじさまとねっとり舌を絡める。腰を揺すってあげて、ちんぽが最後まで気持ち良いままお射精が終わるよう気を使う。

 

 晴れて番になった私とおじさまは、気の済むまで余韻に浸ったのだった。

 

 

 

 

 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 

 

 

「私のおまんこ、どうでしたか? ……アルクェイドさんやシエル先輩よりも良い? 本当かなぁ……♡ あの二人にも同じこと言うつもりでしょう♡」

 

 ベッドの上で、私はおじさまと添い寝していた。

 

 二人とも裸。汗も拭いていない状態だ。正直、汗臭くなりそうで嫌なのだけど……おじさまはどうやら女子高生の汗の匂いも好きらしい。まったく救いようのない変態だ。

 

「はぁ……。これで私も、先輩たちと同じおじさまのメス奴隷ですね。え、嫌かって? 冗談言わないでください♡ さっきまでの私の姿、見てたでしょう……♡」

 

 騎乗位で一発出しただけでおじさまのちんぽが萎えるはずもない。駅弁で、正常位で、後背位で。私の子宮では収まらず溢れ出るほどの精液を流し込まれてしまった。

 最後の方では、咽び泣いて半分失神しながらおじさまに許しを乞うていたくらいだ。……もちろんそんなことでおじさまが私を解放する訳がない、どころかより激しく犯されたけれど。

 

「………………」

 

 ────そっか。なぜ先輩が私をおじさまに貢いだか、私が同じ立場になって良く分かった。

 

 それはおじさまに可愛がって貰うためとか、中々身が持たないからとかもあるだろうけど。

 

 一番は……きっと、教えてあげたかったからなんだ。

 同じ相手を好きだった私に。兄さんと関係を持つ女の子に。

 

 もっともっと、格上のオスがいますよ……って♡

 こっちの方が、メスとして幸せにしてくれますよ……って♡

 

 なら、私も♡

 あの子たちのことを大切に思ってるからこそ、ちゃんと教えてあげないと……♡

 

「……おじさま? 少し、お話があるんですが」

 

 こしょこしょ、と。誰も聞いてないって分かっていながら、おじさまの耳に手のひらを当てて囁く。

 

「うち、双子の使用人がいて♡ 両方、とびっきりの器量よしの女の子なんですけど♡ そう、さっきのメイド服の子が妹で、姉の方が…………♡」

 

 ……新しい獲物を見付けて、むくむくとおじさまのちんぽがまた持ち上がっていく。

 

 待っててね、翡翠、琥珀……♡

 貴女たちにもちゃんと教えてあげる♡

 私がしっかり、幸福と快楽をお裾分けしてあげますからね……♡♡

 





秋葉でした。
自分で書いておいてあれですが……胸も尻もないキャラのエロは難しい!
なのでフェラと孕ませ推しにしてみました。

次は翡翠の予定です。

誰の話が一番エロかったですか(ハーレム編に反映します)

  • アルクェイド
  • シエル
  • 秋葉
  • 翡翠
  • 琥珀
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。