夕食を終えた私と明久はリビングで勉強会をしていた。最後に軽いまとめとしてテストをしてもらってる最中だけどどうかな。
「出来たよ!どう?」
「ちょっと待ってね。採点するから.............うん、65点!」
「ろ、65ですか。心が折れそう」
「いやいや、これ百点満点でつくったやつだから。それに短時間で解いてるから結構いい線いってると思うよ?古典はとりあえずこんなところでいいんじゃないの」
「ほんと!?よっし、この調子を明日の補給テストでもだせれば。」
補給テストか......試召戦争が終わった後は必ず点数を補充するためのテスト期間が設けられるんだけど明日明後日の2日間のテストがおわったら....
「ん?マイ、どうかした?」
「え?あ、ごめん。考え事してて」
「もしかしてAクラスとの戦争のこと?」
「うん、どうしていきなりAクラスが宣戦布告してきたのかなって」
「確かに気になるけど、まあ考えても始まらないって。やれることやって挑むしかないから」
そういって真剣な顔つきになる明久。普段はおちゃらけてるけどこういうときがあるから......ドキドキしちゃうんだよなぁ
「ねえマイ」
「なに?」
「最近、絵の調子はどう?」
「......」
「あ、黙った」
私は小さい頃から絵心というものが絶望的になくこれなに?っていわれることがよくあった。
「うーん。じゃあちょっと似顔絵書いてみようか?」
「うん、じゃあお願い」
授業以外で絵を描くなんて久しぶりだなぁ。明久と二人暮らしするようになる前に描いたっきりかな。
「出来たよ、どう?」
「......ねえ、マイ。この部分てなに?」
「え?アホ毛だけど」
「片方折れたガン○ムのアンテナにみえるんだけど」
そういいながらなんとも言えない顔つきになる明久。昔、お父様に描いたときもあんな風になってたな。......お父様、お母様。
「...マイ」
「え、なにあきんむ!」
いきなり抱きよせられ気がつけば私は......自分の口を塞がれていた。一瞬乱暴気味にされたと思ったら優しく抱き締めてキスしてくる彼にいつの間にか私は自分から彼を求めていた。
「んっ...ぷぁ!はぁ、はぁ。明久、どうしたの突然」
「いや、ごめん。勉強頑張ったから、その。ご褒美欲しいなーって」
そういって照れながら目を反らす明久。本当はそんなんじゃないことは分かってる。お父様とお母様の事を思い出して寂しさを感じた私を見て放って置けなかったのだと思う。言葉に出さなくとももう10年以上の付き合い、なんとなく感じ取ったのだろう。
「そっか。そうだね、明久頑張ったしご褒美あげなきゃだね。でも......」
「ん?」
「ここじゃちょっと...かな」
「ん、あぅ、はぁ、あき、ひさぁ。あ、はぁ。」
ベッドの上で胸を吸いながら、指で責めてくる明久。体に力が入らず抱き抱えられながら喘ぐ私を横目で見ながら時折、
カリ
「あぐぅ!はぁ、はぁ。」
私の反応を楽しむように乳首をあまがみしてくる。正直自分の大きい胸を邪魔だと思った事は何度もあるけど彼にこうしてもらえるなら悪くないと彼に抱かれるようになってから考えるようになった。
「はぁ、はぁ。あきひさ、わたしもぅ...」
「うん、分かった」
胸から口を離した明久は指の動きを早くし私を抱き寄せる。肩に手を回し甘えるように抱きつく私に彼はキスしてくれる。
「ん、んむ。ちゅ、んぐ!んん!」
キスされながら責められ達した私を彼は手を止めふらつく私を受け止めるように背中に手を回してくる。
「はあ、はあ、はあ。」
「大丈夫?」
「はあ、はぁ。うん、もう、大丈夫。ごめんね、ご褒美って、いったのに、私ばっかり。」
「いいよ、僕はマイとこうしてるだけで嬉しいから。...とはいえ、そろそろやばいかなーって」
ふと、硬いものが当たる感触がして目を向けると...
「あ...」
「い、いいかな?」
もう待ちきれないと言わんばかりに大きくなったそれを押し付けながら尋ねてくる。そんな事聞くまでもない。
「うん。今日は、よいしょっと。大丈夫だから......」
ベッドに仰向けになり脚とあそこを広げながら私は
「来て、そのまま。私の中に...」
自分を好きなようにしてくれとせがんだ。
「はあ、はあ。ぐ、はぁ。」
「ぁう、う、はぁ、くぁ、あ!」
何度もそれを打ち付けるように腰を振る彼の動きに合わせて私もだらしない声をあげる。次第に頭のなかが真っ白になっていく。一突きごとに体が痺れるような感覚がやってきて辛いわけでもないのに涙がでてくる。
こうして体を重ねたのはもう何度目だろうか。間違いないのは両手どころか足を足しても足りない回数ではあるはず。最初は私が明久の家で世話になってから少ししてからだった。明久のご両親やお姉さんが出かけて留守番をしてた際にいいようのない不安感に襲われ慰めてくれた所を勢いで......当然お互い初めてだから散々な結果になって明久は私を傷つけたと落ち込んじゃったけど私はとても嬉しかった。好きな人と結ばれて嬉しくない女の子なんていない。それからは隙を見つけては行為を重ね二人暮らしをしてからは結構...
「はあ、はあ、はあ。マ、マイ。ぼく、もう!」
「う、うん、私も、また!」
逃がさないようにと言わんばかりに肩を掴まれ腰の動きを早めてくる。
「マイ、マイ、マイ!」
「う、くぅ、あき、ひさぁ...」
「「!!」」
彼が達したと理解出来る物が私の中に出されていく。それと同時に私もまた達して...
「あ...」
かくん
私はそこで意識を手放した。
「あれ?」
気がつけばそこはFクラスの教室だった。でも、明らかにいつもと様子が違う。
「席の数、少し減ったような。それにノエル達は?」
親友達やその大切な人の姿が見えないのだ。どうして?
「あれ?えーと、君だれだったかな?」
突然声を掛けられ振り向くと私と同じ位の背の男の子がいた。
「明久?...えっ?」
私は何故かその子に向かって明久と言ってしまった。姿も声もまるで違うのにどうして。
「あれ、僕の事知ってる?ああ、まあ観察処分者なんて不名誉な人間僕だけだし当然か」
私の事を知らない、それだけでなく彼のこともまるで無いもののような言い方をする彼に驚きながらも私はいやでも理解できてしまう。間違いなく彼は吉井明久だと。
「ほら、アキなにやってんの!」
「行きましょう、吉井くん!」
「あ、ごめんね。僕行かなきゃ!」
そういって彼は自分を呼んだ二人に駆け寄っていく。
「ま、まって!」
嫌!
「行かないで!」
嫌!!
「私を1人にしないで!」
嫌!!!
「明久!!」
「マイ、マイ!」
「...い、かないで。」
「マイ!」
「...う、あきひさ?」
目を覚ますと私を抱き締めていたのは私のよく知ってる明久だった。
「良かった、大丈夫?お風呂洗って戻った来たらうなされてたから」
あれは、夢?それにしてはあまりにもリアルだった。
「明久......」
たまらず抱きつく私を明久は驚いた様子で受け止めた。
「...どうしたの?」
「...もう一回」
「え?」
「もう一回...したい」
はしたないと思われるかもしれない。それでも求めずにはいられない。あんな恐怖、すぐにでも忘れたい。
「...うん、わかった。もっかいしようか」
笑顔を浮かべて彼は了承してくれた。やっぱり彼は優しい人だ。
「明久」
「ん?」
「大好きだよ」
そして私はまた彼に抱かれる。その幸せを体に刻み込みながら。
よんでくださった方、いかがだったでしょうか?明久について、おや?という情報が出て来ましたがこちらは本編のキャラクター紹介のほうにも追記しておきます。次回はAクラス戦決着までにもう一回こちらを投稿します。次回はラグナと三姉妹の初体験の過去エピソードになります。