※この作品はR-18です。

バカとテストとブレイブルー 18禁版   作:ぶるらー

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明久×マイ(幼少期前編)

私達は物心つく頃にはもうお互いが隣にいることは当たり前だった。意味もよくわからず幼稚園の頃に初めてキスをした。小学生の頃意味をある程度理解すると幼い頃にありがちな結婚の約束をしたりした。これは私が葉月から夏目になり彼と愛し合うようになった頃の記憶...

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあねみんな、また明日!」

 

「マイちゃんバイバイー!にいさまー、かえろー!」

 

「ああ、今行くよ。さぁ、兄さんも早く」

 

「へいへい、わかったよジン。じゃあな明久」

 

「うん、皆またねー!!」

 

友達との話を終わらせ帰路につく私と明久。12月になりもうすぐ冬休み。クリスマスにお正月と色々楽しい事が待っていて皆浮き足立っている。それと同時に小学生最後の冬休みでもあるけどね。

 

「ねえ明久、今日うちで遊ばない?」

 

「うん、いいけどおうちのひと大丈夫かな?」

 

「そうだね、ちょっと電話してみる」

 

電話をかけると一度メイドの人が出て来てすぐお母様に変わってくれた

 

『マイ、どうしたの?明久君とデートするから遅くなるって?』

 

「お、お母様!いや、明久と遊ぶのはあってるけど...今日うちで遊んでもいいかな?」

 

『まあ!そんなのわざわざ確認しなくてもいいに決まってるじゃない!そうだ、ちょっと代わってくれる?』

 

「え、うん。明久、お母様が代わってって」

 

「ぼく?うん」

 

電話を代わるとこっちを見ながら驚いたりしていた。どうしたのかな?

 

「ね、ねえマイ。今日とまってもいい?」

 

「え?うん、いいよ!あ、もしかしてその事?」

 

「うん、僕のお母さんの方には連絡しておくからって」

 

「そっか。じゃあ一杯あそぼ!」

 

「うん、はいスマホ」

 

『マイ、明久くんから聞いた?』

 

「うん、聞いたよ」

 

『じゃあ、一回明久くんのおうちによってから来なさいね。お着替えと遊ぶ道具とかもって』

 

「わかった、じゃあまた後で」

 

「いこっか」

 

「うん、なにしてあそぼっか?」

 

「カードゲームやらない?この間緑の髪した子におしえてもらったんだけど...」

 

 

 

 

 

 

 

「あ、もうこんな時間!」

 

「本当だ、そろそろお風呂入らなきゃね」

 

夕食の時間が近付いているのに気付きその前に入浴を済ませようと提案する

 

「ねえ明久」

 

「なに?」

 

「久しぶりに一緒に入らない?」

 

「え!?」

 

「だめ、かな?」

 

「い、や、いい、よ?」

 

しどろもどろになりながらも了承してくれた

 

「ねえ明久」

 

「えっと、なに?」

 

「約束、覚えてる?」

 

「約束?」

 

「結婚するって」

 

「...マイ」

 

さっきまで慌ててたのに急に落ち着き真面目な顔になる

 

チュ

 

「忘れるわけないじゃないか」

 

キスをしたあと言ってくれたその言葉に私は嬉しくなった

 

「うん...ごめんね、変なこと言って。いこっか」

 

 

お風呂に行く途中、見覚えのある人影があった。あれは...

 

「お祖父様...」

 

「おお、マイ!久しぶりだな!」

 

この人は私のお祖父様。葉月コウゾウ。とても優しい人ではあるけど...最近は嫌いだ。何故なら...

 

「こんにちは。マイのおじいちゃん」

 

「...ふん、また君か」

 

明久に対してこんな態度を取るからだ。いい年した大人がこんな態度なのはどうなんだろうか?

 

「いこう、明久。じゃあねお祖父様」

 

「お、おいマイ!おじいちゃんに対して冷たくないか?一月ぶりに来たんだ、仲良くお話しようじゃないか」

 

「...だったら明久にあんな態度を取ったのを謝ってください。お父様は厳しい事を言ったりしますがちゃんと接してくれてます」

 

「ちょちょ、マイ!僕はいいから、ね?」

 

明久は私を制止するがお祖父様はそれを見るとまた面白くなさそうにしてきた

 

「マイ、もうそんな子と遊ぶのは...」

 

「父上」

 

「ん、ホウイチロウか」

 

お父様!あ、今のうちに...

 

「ホウイチロウ。何故あの子供がまだマイと一緒にいる?いい加減に...」

 

「あの話はお断りした筈です。マイは明久君といることを望んでいる。そして彼も...お互いが望んでいるならそうしてやるべきだ。それに明久君はあの年にしては人格的にも優れている。貴方と違ってな」

 

「ふん、あんな小僧がマイにふさわしい筈がない!リンの友人の子供だからといって...」

 

「あともうひとつ。とっくに二人は居なくなっています」

 

「なぁ!?」

 

 

 

 

チャプン

 

「ふぅ。気持ちいいね明久」

 

「うん。でもよかったの?おじいちゃんにあんな感じで」

 

「いいの。最近のお祖父様嫌いだから」

 

「あはは、ストレートにいうね...それにしても落ち着かないな」

 

「どうして?」

 

「いや、マイの家の風呂めっちゃ広いじゃん。銭湯とかあれくらいあるよ絶対」

 

そわそわしてたと思ったら広いのが落ち着かなかったんだ

 

「明久...」

 

むにゅ

 

「うひゃあ!」

 

「あ、ごめんね。驚かせた?」

 

「い、いや、あの...おっぱいが...」

 

あ、当てちゃってた

 

「ごめんね、嫌だった?」

 

「むしろ嬉しいです!あ、今のなし!」

 

ふふ、やっぱり明久も男の子だ。最近かなり大きくなってきちゃってクラスの子からからかわれたりするから(ノエルとかは涙を流しながら見てたりするけど...)あんまりいいイメージはないけど明久が喜んでくれるなら大きくてもいいかな

 

「......」

 

「明久、大丈夫?顔真っ赤だけどのぼせた?」

 

「あ、そ、そうかも!ちょっと早いけど上がろっか?」

 

「うん」

 

 

 

お風呂から上がって食事の用意がされてる部屋に向かう途中怒鳴り声が聞こえてきた

 

『ふざけるな!貴様、子供達を何だと思っている!』

 

ビク!

 

い、今のお父様?

 

「マイ、大丈夫!?凄い怒ってるかんじだったけど...マイのお父さん、どうしたんだろう」

 

「分からない...もしかしたらまたお祖父様と喧嘩してるのかも」

 

「そういえば前言ってたね、二人が最近仲悪いって」

 

お父様もだけど、お母様も最近お祖父様が家に来るとあまり元気がないように感じる。今日は突然来たんだろう、電話した時はそんな様子はなかったから

 

『申し訳ありませんがお義父様、私も同じ意見です。貴方はまるでマイを道具のようにみています』

 

『そんなはずないだろう!良家の者と結婚すればあの子の幸せにも繋がる!』

 

『あの子の了承もなしでか!』

 

『お前だってマイには厳しくしているだろうが!こうなれば無理矢理にでも婚約をさせる!それがあの子のためだ!』

 

『ふざけないでください!』

 

『リン、もういい。貴様がその気なら...あの子が葉月の人間ではなくなればいい。今日をもって私には娘などいない!』

 

ガタン!

 

「な!」

 

「マイ!?」

 

「どういう、ことなの?」

 

「マイ、待って!」

 

「おお、マイ。何も心配いらんぞ?お前はなぁ、立派な人と結婚して幸せに暮らせばいいんだ。お父さん達は私が説得するからお前はここの家の子供のままだからな?」

 

「...お祖父様、私の結婚相手ってどういうこと?」

 

「そのままの意味だよ。お前にはこんなバカは似合わん。さぁ、おじいちゃんといこう...」

 

「こ、こないで...」

 

「マイに近寄るな!」

 

「なんだと、この小僧が!」

 

「リン、二人を連れて吉井さんのところに行け。事情の説明は頼む。...マイ、さよならだ。明久君、マイの事を頼む」

 

「ホウイチロウさん、ここはお願い。行くわよ、二人とも!」

 

お母様は私達を抱き抱えると外へ連れ出した

 

「待ってよお母様!どういうことなの!?」

 

「ごめんなさいマイ、ごめんなさい...」

 

 

 

 

この日、私は夏目マイとなった

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