「んっ、あっ...ん!」
夜中の寝室でわたくしは自慰に没頭していた。頭の中でとある男性を思い浮かべながら
(剛、さん...)
今日あったばかりだというのにわたくしの頭の中は彼で一杯だった。あの時、怪人から庇ってくれたとき強く抱き締められたあの感覚...思いだすだけで胸が高鳴る。またあんな風に強く抱かれたい
「んん!」
ビクッビクン
「はぁ、はぁ、剛さん...」
コンコン
「はい、どちらさん?ってカジュンちゃん、どした?」
自慰でとりあえず発散したもののどうしても剛さんに会いたくなりわたくしは部屋を訪ねることにした
「すみませんこんな時間に。ちょっと、お話したいと思って。迷惑でしょうか?」
「いやいや、別にいいけど...あんま年頃の子が男の部屋に来ちゃ不味いんじゃない?襲われてもしらねーぞー?」
剛さんはからかうように狼の物真似でもするように両手をかかげる
「それは大丈夫ですの。貴方は悪い人ではありませんし」
むしろ襲ってほしいくらいですの
「で、話って?」
「...その、剛さんの事を知りたいですの」
「俺の?」
「はい、とっても...とっても知りたいですの」
「ふむふむ...23歳で特技は空手、職業はカメラマンですか」
「まあね、一時期は世界を回ってた頃もあったな」
「それが、ご友人を救う方法を見つけるための旅...」
「ああ。今は元の世界の研究室にある装置で少しずつだけど修復は進んでる。少し前にチェイスも含めて何体かのロイミュードが一時的に復活できたから十分希望はあるしな」
「そして彼女なしと」
「それ結構傷つくな...そういえば、あんたの調べた歴史じゃ西堀令子と付き合ってたんだな俺」
「ええ。その方が関わった事件で剛さんは二回もパワーアップしてますの!」
「...そのどっちもあいつのおかげで俺は勝てたんだな」
そういって剛さんが取り出したのは破損した黒いミニバイクでしたの
「それは...シグナルチェイサー、ですわね。ご友人、チェイスさんの形見の」
「ああ、俺の最高のダチだよ...にしても信じられねぇな。俺が西堀令子と付き合ってるなんて」
「...もしかして貴方の歩んだ歴史では西堀さんはずっと悪人だったのですか?」
「......さあな、わざわざ会いに行こうとは思わないしな」
「...そ、そうなんですの」
「まあでも、あいつも俺と同じだからな。同情はできる」
「優しいんですのね、剛さんは」
「俺はただ、進兄さんみたいな男になりたいだけさ」
「泊 進ノ介、仮面ライダードライブ。剛さんのお義兄さんですわね」
わたくしはスマホを見ながらいう
「そ、俺も今じゃおじさんだよ。子供ってさ、可愛いぜ!」
その笑顔は優しさに溢れていたものだった
「剛さんは...彼女って欲しいですか?」
「え?...ま、まあ」
「気になってる人とかいますの?」
「...まあ、いるのかな?ほんとつい最近だけど」
...少し怖くなってしまう。その先を聞くのが
「...なあ、俺も1個聞いてもいい?」
「え?ええ、勿論ですの」
「最初親父の話した時、どうして手を握ってくれたんだ?」
「...とても、辛そうでしたからですの。私の親友も以前家族の事で辛い思いをしていたのでそれを思い出して...」
「そっか...君も優しいと思うよ?初対面の俺にあんな風に接してくれて」
「そうですの?」
「そうだよ」
他愛もない会話、それさえも心安らぐ...
「剛さん...その、気になってる人って誰か、聞いてもいいですの? 」
「...引かない?」
「勿論ですわ」
「...君って言ったら、どうする?」
がば!
「うお!」
もう止められない...いえ、止める気など更々ない。たまらずわたくしは抱きついた
「とっても、嬉しいですの...」
「...そっか」
「わたくしは、気になってる人は居ません...好きな人は今目の前に居ますわ」
「...こう直球で言われると照れるな」
「キス、したいですの」
「ああ...」
チュウ
これが好きな殿方とのキス...
「これって、恋人になったってことで、いいんですの?」
「俺で良ければ、だけど」
「ふふ、勿論いいですの。これから、宜しくお願いしますの」
「ああ、宜しくカジュン」
「ええ、剛」
それからベッドの上で体を寄せあいながらお互いの話をしていた。彼が仮面ライダーになった理由。死別したお母様との思い出や、アメリカを旅していたときの親友や父と呼べる人の話を聞かせてくれた。その内一度は静めた体の火照りが抑え切れなくなり、わたくしは彼にあるお願いをした
「......」
「あらん、どうしましたの?」
下着姿になっている私はおなじくパンツ一枚になってる剛に話しかける
「いや...派手な下着だなーと」
剛は顔を真っ赤にして目を反らす。その言葉を聞きながらブラジャーを外す
「あらら、こんな事でどうしますの?」
「え?」
「だってこれから、わたくしのもっと恥ずかしいところを...」
いいながらパンツを下ろす
「お見せするのですから」
「うっ!」
ブッ!
「あ、大丈夫ですの!?」
突然鼻血を吹き出した彼に駆け寄りティッシュを渡す
「わ、わりい...」
「ふぅ、びっくりしましたの。鼻血は土屋くんのお株ですのよ?」
「ああ、例のムッツリスケベくん?ふう、なんとか止まった。...ごめんな、その...あまりに綺麗で」
「嬉しいですわ、好きな殿方にそんな事言ってもらえて。でも付き合った女性みんなに言ってるー、なんてことはないですわよね?」
「ねえよ!その、こんなことするのも初めてだし...」
「...そうですの...剛、好きですわ 」
「ああ...俺もだよ。じゃあ、するぞ 」
彼の手があそこに伸びる
「あっ、んん。ごめんなさい、先程自分で、その...貴方の事を思い浮かべながら、してしまいましたので私のほうは...」
「いや、俺がしたいんだ。だめか?」
「だめじゃ、ないですわ」
「はぁ...はぁ...また、いっちゃいましたの...」
とろぉ
あれから三回はイカされてますの...
「剛、そろそろ...」
「ああ、いいか?」
「はい、来て下さいですの」
プニュ
あ、当たってますの...
「すぅーっ、はぁーっ」
「大丈夫か?」
「はい...」
ズプ
「んっ!」
入ってくるですの...
ズプ、ズプ、...メリメリメリ
「んんん!」
「カジュン!」
「だ、大丈夫ですの!ちょっとズキッとしただけですの」
実際そこまで痛くなかった、でも血が流れている感触はしっかりある
「ふふ、これでわたくしも『女の子』から『女』になりましたですの」
「カジュン、動いても、いいか?」
「ええ...剛、貴方も気持ちよくなってください」
ズポズポ
「うっ、あぁ...カジュン...」
「あっあっ!ご、剛...」
「やべぇ、すげ、気持ちいい...」
「そ、れは、わたくしもですの...剛、抱き締めて欲しいですの」
「ああ...」
ぎゅう
ああ、あたたかい気持ちが溢れてくる、もっとしてほしいですの
「剛、もっと、強く...もっと動いて...」
「ああ、きつくなったら言えよ...」
「はい、ん、んあ!」
か、感じすぎて、しまってますの...
「ふぁ、あっ、もうだめ、ですの」
何回もいって、敏感に、なってるからか、もう...
「俺も...出ちまいそうだ...一回、抜くぞ...」
「え?ダメですの!」
引き抜こうとする彼を逃がさないように抱きつく
「中に、下さいですの...」
「ちょ、まて、って!うぁ!」
ビュルルル!
「〜っっ!!」
ビグン!
あ、これ、いいですの...
「まじですいません」
「か、顔を上げてくださいですの!」
セックスを終えた後少しすると剛は突然土下座をし始めたですの
「でも、盛大に中だししちまって...」
「今日は大丈夫な日ですの!もう...危ない日なら最初からいいますのに 」
「いや、それでも...」
「...でしたら」
チュ
「責任とって将来わたくしを妻にしてくださいね?」
「お、おう!」
「という事ですの」
「ええ!?」
あの後、お風呂場に行くと脱衣室でマイ達と鉢合わせしてしまいどうせなら話してしまおうという事になりましたですの
「前もこんなことあったような...」
向こうでは剛と明久くんが話をしていますわね
「ま、じか...」
「なんだよその変態を見る目!」
「冗談だよ」
ほんとに仲良しですのねあの二人
「お、おめでとうカジュン!」
「ありがとですの、マイ。...マイ、ちょっといいですの?」
「ん?」
「マイ達は初体験いつですの?」
「」
「あら、固まってしまいましたわね」
「マイ、どうした!?」
「い、いや、なんでも...」
「では、剛」
「ん?」
「改めて、これからも宜しくお願いしますですの」
「ああ、宜しくな」
剛とカジュンがめでたく付き合う事になりました。お二人の設定については本編の方に後々追加します