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真っ暗だった空が、ゆっくりと陽の光で明るくなる。ヨークタウンは、身体に気だるさを感じながら、目蓋を開けた。目の前に、猛海と天城。天城の膝枕に、猛海はリラックス状態だった。
「ふふ、猛海様ったら」
「だってさ、天城」
ヨークタウンが感じた二人の仲は、恋人のじゃれあい。
(…あぁ、二人は愛し合っているのですね)
ほんの少しの寂しさを感じながら、ヨークタウンは二人を見つめ続ける。天城がその視線に気付いた。
「あら、目が覚めましたか?」
柔らかく微笑む天城。猛海も視線をヨークタウンに向けた。
「猛海様、天城さん。お早うございます」
掛け布団で裸を隠し、身体を起こしながら、ヨークタウンは挨拶をする。
「あぁ、お早う」
天城の膝枕を名残惜しそうに、猛海は身体を起こす。ヨークタウンは、無意識に視線を反らした。その一瞬で、天城は納得。
(ヨークタウンさん、勘違いされてますね)
天城の行動は早い。猛海の唇を素早く奪い、猛海の手を、自らの乳房に誘う。天城の意図が分からない猛海は、とりあえず乳房を揉みしだく。耳元に掛かる天城の吐息。猛海の肉棒はそれだけで臨戦態勢になった。猛海の手が、天城の着物を脱がそうと掴んだ瞬間。天城が素早く立ち上がり、部屋を出ようとする。
「…天城?」
「ヨークタウンさん、思っている事は、きちんと猛海様に言って下さいね」
「っえ」
天城の言葉に、ドキリとするヨークタウン。猛海の方は、意味が分からずにいた。天城は肩越しから視線を二人に向ける。
「それから、猛海様のお相手、宜しくお願いしますね。朝食は起きてからで良いので」
それだけ言うと、天城は部屋を出ていった。いきなり二人きりになり、無言になる。
「…えっと」
先に声を出したのは、猛海。ヨークタウンが、視線を猛海に向ける。
「ヨークタウン、俺に何か言いたい事があるのか?」
猛海の問いに、ヨークタウンは視線を反らした。小さく息を吐く猛海。ヨークタウンの身体がビクリと震える。
「…それなら、素直にさせてやる」
「…っえ…んん」
猛海は有無を言わさず、ヨークタウンの唇を塞ぐ。ヨークタウンは、必至に猛海の身体を押し、抵抗した。抵抗すればする程、布団がずり落ちる。ヨークタウンの意識が布団に向いたその一瞬を、猛海は見逃さない。ヨークタウンを押し倒し、組敷く。それでも、抵抗するヨークタウン。猛海は固く反り上がった肉棒を、ヨークタウンの中に突き上げた。昨夜、猛海に抱かれ、女になったヨークタウンの中は、猛海の形を覚えていて、猛海の肉棒を嬉しく締め付ける。中は、しっかりと潤んでいて、肉棒をすんなり受け入れていた。猛海は、ヨークタウンの表情を窺う。苦痛に歪んでいる様子はない。
「猛海様、お願いです。抜いて下さい」
「何で?」
「…お願いですから」
言いながら視線を反らすヨークタウン。頬はピンクに染めている。猛海の喉がゴクリと鳴った。言葉とは裏腹に、ヨークタウンの中は、ヒクヒクしていた。猛海の目の前に、ヨークタウンの呼吸の度に上下する乳房がある。しゃぶりつく猛海。
「…んん…あぁ」
その刺激に、ヨークタウンの中がより一層蠢く。指の腹で片方の尖端を擦り摘まむ。舌全体で乳房を舐め回し、尖端を甘噛みした。その度に揺らめくヨークタウンの腰。
「…あぁ、ゃん……猛海様ぁ」
「……素直に言う気になったか?」
「ぃや…言え……ません」
「そうか、なら」
猛海の指は、尖端を摘まみ上げ、引っ張る。肉棒は中に入ったまま動かない。結合部からは、ヨークタウンの愛液が、涎の様に流れている。
「…猛海様ぁ……意地悪…しないでぇ」
「意地悪してない」
言いながら、繋がった状態で、ずっと尖端を擦り、摘まみ、しゃぶりつく。
「言いますからぁ、だから、お願いです。シてぇ」
涙目で懇願するヨークタウン。猛海はクスリと笑う。猛海の表情に、ヨークタウンの鼓動は高鳴る。
「嫉妬したんです」
「嫉妬?」
「はい、だって。二人はとても愛し合っているように見えて、恋人みたいに。だから、寂しかったんです」
その言葉に、猛海の肉棒は質量を増す。
「…っあ、大きく…」
「……可愛い」
猛海はヨークタウンの腰を掴むと、捩じ込む様に突き上げた。急な責めに、ヨークタウンの腰が後退る。しかし、猛海にしっかりと掴まれて、逃げられない。
「可愛い、ヨークタウン。天城に嫉妬するくらい俺の事、好きなんだ?」
猛海の問いに、答えられないヨークタウン。それは、猛海の責めが激しいからだ。
「…凄ぃ…あぁ……んん、奥まで…」
猛海が体勢を変え、ヨークタウンを四つん這いにさせた。後ろから突き入れる猛海。部屋に響き渡る乾いた音とヨークタウンの喘ぎ声。
「愛してるよ。ヨークタウン」
耳元で囁かれる猛海の愛の言葉。ヨークタウンを絶頂に誘うには、十分な言葉だった。ヨークタウンが、甲高く鳴き声を上げ、絶頂を迎える。猛海もあとに続き、肉棒を子宮に押し付け、白濁の液を吐き出した。荒い呼吸で、貪る様にキスをする二人。
「……猛海様」
「もう大丈夫か?」
「…はい」
「そうか、なら良かった。それでさ、ヨークタウン」
猛海は申し訳無さそうな表情。ヨークタウンは首を傾げた。だが、すぐに理解する。ヨークタウンの中で、猛海の肉棒が復活したからだ。
「もう少し付き合って」
「……はい」
(天城さん、それを分かっていて)
天城の言葉を思い出しながら、ヨークタウンは猛海の激しい愛を受け止める事になった。
その日の夜、ビスマルクとジャン・バールの二人が当番だった。すでに我慢の限界を迎えていたビスマルクが、猛海の上に跨がり、猛海の肉棒を口で奉仕している。ぴちゃぴちゃと音を立て、全裸のビスマルクが腰を揺らす。猛海の目の前には、ビスマルクの大事な部分が丸見えだ。ビスマルクの放つ雌の匂い。猛海の肉棒は、更に固さを増す。
「…すまない、ジャン・バール。こんな姿見せたくは無かったが」
猛海の肉棒から、少しだけ離れ、ジャン・バールに視線を送るビスマルク。ジャン・バールの顔は真っ赤だ。
「もう無理なんだ」
ビスマルクは再び肉棒にしゃぶりつく。猛海の舌が、ビスマルクの割れ目を這う。クリを捏ね、舌を中に入れるその刺激に揺れ踊るビスマルクの腰。荒い呼吸で、懸命に肉棒を舐め回した。
「…っあ、出そうだ」
猛海の言葉に、ビスマルクの頭が上下する。猛海の短い声と共に、身体が痙攣。ビスマルクの喉が、上下している。
「はぁ…猛海ぃ」
恍惚な表情で、猛海の肉棒見つめるビスマルク。無論、肉棒はずっと反り上がったまま。猛海が動く。ビスマルクを布団に押し付け、性急に突き入れた。ビスマルクが軽く絶頂する。
「猛海、一杯突いてぇ」
淫らに揺れるビスマルクの腰。いつも感情を表に出さない彼女。そんな彼女が見せた表情が、猛海を煽る。激しい責めに、ビスマルクの表情は雌に変わった。体位を変え、何度も交わる。猛海の上に跨がり、自ら腰を動かせば、その豊満な乳房も揺れ動く。猛海は何度も、ビスマルクの子宮に、白濁の液を流し込んだ。その度に、ビスマルクが身震いする。ドロドロになるまで抱き合う二人は、ジャン・バールの存在をすでに忘れ、互いを貪る。一方、ジャン・バールは、目の前で繰り広げられる男女の情事に、声すら上げれず、涙目で顔を朱色に染め、その場を逃げる様に離れた。
次の日、エンタープライズの様子がおかしかった。猛海の近くまで来て、その匂いを嗅ぐ。明らかに、限界を超え、危うさが見てとれる。しかし、それでも猛海を求めず、距離を置こうとした。無意識に猛海に近付き、我に帰ると、すぐさま離れる。それを繰り返す。
「…恐らく、エセックスさんが関わっていると思います」
猛海にそう言う、天城。猛海は首を傾げた。
「何で、それで距離を置くことになるんだ?」
「エセックスさんにとって、エンタープライズさんは憧れの先輩だからです」
「…成る程ね。それで、エンタープライズも彼女の前では遠慮しているのね」
オイゲンがクスリと笑う。
「私だったら、遠慮なんてしないけど」
そう言って、猛海の首筋を舐めた。オイゲンは猛海の膝の上に座り、猛海の前に乳房を差し出す。天城とメイド隊のメンバーから放たれる殺意。オイゲンの頭をスパーンと良い音がした。
「……ぃたあ、誰よ」
「オイゲン、いい加減にしろ」
オイゲンの後ろに立っていたのは、ビスマルク。手には、ハリセンが握られている。
「そんな事言って、ビスマルクだって、猛海にたっぷり可愛がってもらったんでしょ」
「…い、今はそんな事どうでもいい。エンタープライズの事だ」
「話、逸らさないで」
睨み合う二人を見て、猛海が溜め息をつく。
「兎に角、エンタープライズが心配だ」
猛海の言葉に、その場にいた全員が頷く。そして、密かに作戦が練られたのだった。
夜、平屋にいたのは、猛海とエンタープライズ。しかし、エンタープライズは、猛海から離れた場所に座る。
「エンタープライズ、こっちにおいで」
そう優しく言う猛海。それでも、頑なにエンタープライズは動かない。珍しく猛海は苛ついた。
「エンタープライズ、こっちに来い」
「…しかし」
「何度も言わせるな」
今までに見せない猛海の表情に、エンタープライズは猛海の横に座る。猛海から匂う漢のフェロモン。エンタープライズは目眩を覚えた。
「…やっぱり、離れた方が」
猛海がエンタープライズの腕を掴む。息を飲むエンタープライズ。
「エンタープライズ、今日は俺と二人きりだ。だから、我慢しなくて良い」
優しくエンタープライズの頭を撫でる猛海。エンタープライズの瞳には、猛海の顔が映る。やがて、近付く猛海の顔。エンタープライズは目蓋を閉じ、猛海のキスを受け止める。軽めのキスは、次第に舌を絡め合う濃厚なものに変わり、猛海の唇がエンタープライズの耳朶を食む。首筋を舐め、鎖骨を通り、乳房に到達。呼吸が段々と荒くなっていく。猛海の手は、すぐエンタープライズの割れ目に行き、長い指が抜き差しされている。二本の指が、中をかき混ぜた。エンタープライズの腰が揺れ動く。
「ぁん…ダメぇ……猛」
腰をくねらせ、エンタープライズが甘い声を上げる。猛海が乳房を揉みしだく。尖端を舐め、吸い上げる。エンタープライズの瞳は蕩けていた。
「…んん…猛…頂戴……欲…ぃ」
その言葉を待っていた猛海。一気に突き入れる。一瞬、呼吸が止まるエンタープライズ。すぐに呼吸が再開し、猛海にしがみつく。猛海が突き上げる度、エンタープライズが鳴く。猛海の肉棒は、更に固さを増し、エンタープライズの中を突き上げた。腰を掴み、グリグリと押し付けると、肉棒の先端と子宮がディープキスをする。エンタープライズの中が蠢いた。何度も責め、エンタープライズを絶頂させる。結合部からは、二人の愛液が混ざり合う。
「…もっと…んん…猛海ぃ」
四つん這いになり、猛海に臀部を差し出すエンタープライズ。猛海は、腰を掴み、乱暴に打ち付けた。エンタープライズの身体が、弓なりに反る。猛海が腰を打ち付ける度に、自らも腰を打ち付ける。
「…はぁ…んん、気持ち…あぁ…いぃ」
色々な体位で交わる二人。エンタープライズの声は掠れ、ぐったりと布団に沈み込む。猛海はそれでも止めない。
「…ぁ……もぅ…」
全身、汗と猛海の精子で汚れたエンタープライズ。声も出せない。
「エンタープライズ。愛してるよ」
猛海の言葉に、エンタープライズは小さく微笑み、意識を手放した。
一方、エセックスは、平屋の入り口に座り込んでいた。真っ赤に染まった顔。扉から聞こえるのは、エンタープライズの掠れた喘ぎ声と身体をぶつけ合う音。耳を塞ぎたくても、身体に力が入らない。そして、自分の身体の変化に戸惑う。下腹部が疼く。粗相をしたように、ショーツが濡れている。エセックスの思考はぐちゃぐちゃだ。
「ほら、だから忠告したのに、いけない子ね」
その言葉に振り向けば、オイゲンと愛宕の姿。二人は、悪戯に成功して喜んでいる子供の表情だった。
ヨークタウンの処女喪失が書けそうに無かったので、若干無理やりですが、濡れ場を捩じ込みました…。
違和感なく、読めてもらえたら良いかなっと。まだ、しばらくは不規則なので、ご了承下さい。