※この作品はR-18です。

指揮官と少女達の絆   作:氷野心雫

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新たな仲間

東の空が明るくなり始め、眩しい光が校舎を照らし始める。静けさの中、整備場の2階部分から聞こえるリズム良く聞こえる軋む音。セミダブルのベッドの上で、全裸のベルファストが、猛海の上に股がり、豊満なバストを揺らし喘ぐ。ベッドの隅で天城はまだ夢の中だった。そして、キュラソーは猛海とベルファストの情事をうっとりと見つめている。

「…もう、そろそろ限界なんだけど」

「…んん、ダメです。猛海様、……あぁ…私、まだ足りません」

「昨日からずっとヤりっぱなしだろ」

昨日、猛海はようやく天城やベルファスト、キュラソーに対しての気持ちに素直になり、三人を抱いた。ずっと抑え続けていた感情。一度理性が外れるともう止められなかった。

「…天城さんにはあんなにシてたのに、私達は一回だけだとか、不公平です」

頬を膨らませ、キュラソーが抗議する。猛海は小さく溜め息をついた。ベルファストとキュラソーが意識をなくしている間、猛海は天城を何度も抱き、精子を流し込んだ。天城はただ猛海から与えられる刺激に声を枯らし喘ぐ。どのくらいの時間が経ったのか猛海も分からない。しかし、気が付けば、ベルファストとキュラソーは意識を取り戻し、ぐったりと力尽きた天城の姿を羨ましそうに見ていた。そして、今に至る。

「……分かった。二人が満足するまで付き合うよ」

猛海の言葉に二人は嬉しそうに微笑む。ベルファストの中に入れていた肉棒を一度引き抜く猛海。上体を起こし、ベルファストを押し倒す。そして、再度突き入れた。

「…あぁあ」

抉られる角度が変わり、ベルファストが身体を震わせる。すかさず、猛海はベルファストの唇にキスをした。半開きになるベルファストの唇。猛海の舌が唇を舐める。ベルファストも舌を出した。二人の舌が絡み合う。その間も猛海の腰は動きを止めない。何度も責め立てて、ベルファストに快楽を与える。

「……んぁ…もう、私」

「良いよ。ベルファストのイッてる顔みてみたい」

「…あぁ、猛海様……ダメぇ」

両手で顔を隠しながら、ベルファストは頬をピンクに染めた。次の瞬間、ベルファストの中が痙攣、猛海の肉棒を何度も締め付ける。猛海はそれを確認すると、何度か突き上げ、ベルファストの中に精子を勢い良く放った。その後も、猛海はベルファストとキュラソーを交互に抱き、精子が無くなるまで流し込んだ。

 

 

 

 

数日後、整備場に猛海と小野の姿。二人は、相変わらず武具作りに勤しんでいる。今作っているのは、日本刀の形をした武具。そして、腕に装着する盾型の装甲。

「猛海、最近やつれてるが、身体は大丈夫かぁ?」

「…あぁ何とか」

「毎日、パートナーと勤しんでいるらしいな」

ニヤニヤしながら、小野が言う。猛海はその言葉に突っ込む気力なし。

「おいおい、反応なしか」

いつも何かしらの反応をみせる猛海。無反応の猛海に、小野が表情を変える。

「猛海、本当に大丈夫か?」

「…正直な話、大丈夫とは言えないな。ベルファストとキュラソーの性欲が強すぎて、睡眠もまともに取れていないからな」

猛海の言うとおり、ベルファストとキュラソーの性欲はかなり強く、猛海の腰が持たなくなる事もあった。それでも、猛海は二人を抱いた。猛海にとって、ベルファストとキュラソー、天城は大切な存在だったから。勿論、まだキューブ姿の子達も猛海には大切な存在だ。

「う~ん、性欲っていうより、猛海の事を好き過ぎて歯止めが効いてないんじゃないか?」

小野の言葉に猛海は同意の意思を示した。二人は会話中も作業の手を止めない。

「……そういえば、猛海、お前召喚装置使った事あるか?」

「いや、一度もないな。それ以前に、装置そのものを見たことがない」

小野の問いに、猛海はそう言った。

「それって凄い事だよな」

『指揮官は特別だからな』

猛海と小野が固まる。今の時刻は正午。ベルファスト達三人は警備員同行の元、買い物に行っていて整備場には二人しかいない筈。二人は声のした方に振り向いた。二人の目に映るのは一つのキューブ。

『どうした?指揮官』

キューブから聞こえる凛とした女性の声。次の瞬間、キューブが淡く光を放ち、ゆっくりとその姿を形作る。光から現れ出たのは、白銀の髪をなびかせ、白の海軍服を身に纏い、短い黒のスカート姿の女性。頭には上着と同じ白の海軍帽を被っている。唖然とする二人。

「初めまして、指揮官。私はエンタープライズだ」

『エンタープライズ、我々を置いて戻るな』

『まぁ、良いじゃねぇか、ビスマルク』

『伊勢さん、そういう問題ではありません』

エンタープライズと名乗る女性の横に3つのキューブが近く。3つのキューブが同時に光を放ち、それぞれの姿に変化していく。一人は、エンタープライズと対象的な黒の海軍服姿の女性。髪の色も金色。もう一人は、天城と同じ獣耳の女性。着物袖はなく、引き締まった二の腕を腕組みしている。最後の一人は、ベルファスト、キュラソーと同じメイド服姿の女性。髪型や目元が少し違うが、どこかキュラソーに似ている。

「初めまして指揮官、ビスマルクだ」

「よう、指揮官。ようやく逢えたな。伊勢だ、これから宜しく頼むよ」

「初めまして、ご主人様。カーリューと申します。」

四人の女性がそれぞれの礼をし、猛海の前に立つ。猛海が四人の顔を見つめる。四人ともベルファスト達三人と違うタイプの美人だ。

「…召喚装置無しで召喚したの初めて見た」

驚愕の表情で言う小野。その言葉に四人が小野に視線を向けた。伊勢以外は苛立ちが含まれた視線。後退りする小野。

「…っえと、小野先生に睨みきかせるのやめてくれるか?」

猛海が頭を掻きながら言う。四人の視線が猛海に戻る。

「猛海様、ただいま戻りました」

ベルファスト達三人は、エンタープライズ達に気付く。数秒間の無言。

「おう」

伊勢が満面の笑みで三人に声を掛ける。しかし、他の三人は、ベルファスト達を腕組みし睨んでいた。ベルファスト達の表情は暗い。猛海も何も言えず七人の様子を観察するだけだ。

「……一悶着ありそうだから、俺は帰るぞ」

そう言って、小野は早々と整備場を後にする。残されたのは、猛海と女性七人。猛海は小さく溜め息をつく。

「上でゆっくり話そう」

それだけ言うと、猛海は2階へ上がった。七人も無言で2階へ上がる。2階は居住スペースにしてもらっているが、整備場の空きスペースだった事もあり、間仕切りのない巨大な一間のような空間だ。家具も箪笥が一つ、セミダブルのベッドが一つだけ。腰を掛けるソファーもなく、床に絨毯もない。会議室で使う様な長テーブルとパイプ椅子があるだけだ。猛海が七人分のパイプ椅子を出し、並べ置く。七人は、ベルファスト達三人とエンタープライズ達四人で向かい合う形で座る。

 

(…こうして見ると、凄い光景だよな。みんなタイプが違う美女だし)

 

無言で見合う七人を見ながら、猛海はそう思った。

「……さて、そろそろ話してもらおうか」

最初に口を開いたのは、エンタープライズ。ベルファスト達三人の視線が下に落ちる。

「……」

「話したくないようだな」

次に口を開いたのは、ビスマルクだった。二人の目は苛立ちが見え隠れしている。猛海はちらりと天城を見た。いつもピンと立っている獣耳が力弱く垂れている。

「…キュラソー、私は姉妹として悲しいです。ベルファストメイド長に対しても、貴女ほどのお人が…」

「……姉妹!?」

カーリューの言葉に、猛海が反応する。いきなりの驚きの声に、女性七人は猛海を一斉に見た。

「…何を驚く事がある。姉妹艦など沢山いるぞ」

「……あぁ、そうなんだ」

「指揮官、ここは指揮官養成校なのだろ?今まで何を学んでいたんだ?」

エンタープライズとビスマルクの言葉に、何も言えない猛海。

「最近、お前達の行動が逸脱しはじめている」

「我々は、指揮官をお守りする為に存在する」

「…キュラソー、私達は貴女達を指導し直す為に、自ら召喚したのです。」

エンタープライズ達三人が口々に言う。

「あたしは指揮官と遊びたくて来ただけなんだけどな」

屈託のない笑みで言う伊勢。重苦しい空間に、伊勢の笑い声が、何とも言えない空気にしていた。

「…それで?これからどうするつもりだ?」

「そうだな……」

伊勢の問いに、思案するエンタープライズ。しばらく、考えて小さく頷き。

「よし、これからここを改装して、いくつか部屋を作ろう」

「…ふむ、そうだな。しかし、指揮官の護衛も必要だろう」

「でしたら、当番制にしては如何でしょうか?」

「っお!良いねぇ。指揮官を独り占め出来るじゃん」

口々に言う四人を、猛海は圧倒されながら見つめるのだった。




新たに四人登場しました。賑やかになりましたね。ベルファスト達三人はどうなる事やら…。
自分的には天城が気になるところ。
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