エロゲーの世界へようこそ! 作:へんたい
友情度→親愛度に変更
「はぁー、クッサ。死ね」
最近のゲーム業界の移り変わりは早い。ついこの前までは家庭用ゲーム、その次はモバイルゲーム。そして今度はソーシャルゲーム。課金(本当は課金はお金を課す、つまり自分が相手に支払いを要求すること。実際には逆の意味で使われているが)しないといまいち窮屈だったり、欲しいキャラをガチャで出すために必要な課金額が天井知らずだったり。始めてしばらくは面白え!と思っても、しばらくすると課金要素が出てくるだけで気分が沈む。そしてそんなことをいくつものソシャゲで繰り返すうち、段々とソシャゲ界隈から離れるようになった。
最近はDLタイプの買いきり同人ゲームにハマっている。今のところ、奴隷だった少女を預り、ただひたすらに愛でるエロゲーに労力を注いでいる。あぁ~、奴隷ちゃんかわええんじゃ~…。
しかし最近はそれにも飽きてきた。まあ、ヒロインが複数いる訳でもなく、やり込み要素もない同人ゲーだ。所詮はこんなもんだろう。
そんな訳で、新しくギャルゲ風のエロゲを探す。めぼしいものは大抵確認済みだと思うが、たまに面白そうな掘り出し物がないとも限らない。
パソコンの前に猫背で画面を凝視して、そんなだから視力も落ちるんだよバカが、と誰にともなく悪態をつく。全く、こんなクソみてえな奴を産んだやつはきっとロクデナシに違いない。だから俺みたいなうんこ製造機が育つんだ。俺は悪くない。結局、中学高校でセコセコ積み上げた内申など無意味。はっきりわかんだね。
ネトラレものは却下。脳みそ赤ん坊でも簡単な、いちゃラブ純愛ックスが良い。異論は認める。
…!
これなんか良さそうだ。
『エロゲーの世界へようこそ!』
親愛度・淫乱度があり、自分のパラメータではなく所謂好感度システム。
おそらく、この親愛度を上げて恋仲になり、淫乱度を上げてスチルをゲットする、という感じだろう、多分。
サンプルにアナルセックスがあるのもポイント高い。あまりこういった正統派エロゲーは食指が動かないんだが、今回のは面白そうだ。
なんといっても、ヒロイン開発システムがある。
これによって、アナルはもちろん、耳、口、胸、クリトリス、マンコ、催眠調教、そしてSMが開放されてからは尻スパンキング、イラマと、ことごとく俺の性癖にブッ刺さる。これで腹を揺すって子宮イキ、とかまであれば言うことなしなんだが…。ま、同人ゲーでここまで作ってあればあまり文句は言うまい。趣味嗜好は人それぞれだしな。
しかも運の良いことに、今80%オフで350円で買える。たしかそれくらいならまだポイントがあったはず。
購入して、早速ダウンロード。
真っ暗な部屋の中、パソコンの画面の光だけが俺の上半身を明るく照らす。
そしてダウンロード完了の文字が出た時ーーー
俺は意識を失った。