「ハッ…ハッ…ハッ…!」
ベルはリューを背負い上層への階段を駆け上がっていた。
リューは荒く息を吐きながら赤面し、ベルの背中で熱に浮かされたような状態になっている。
「(僕の所為だ…! 僕が無警戒に突っ込んだから…!)」
リヴィラの街に降り立ったベル達は体の調子を確認し、24層まで下りたのだ。
その階層を歩いているとベルは不思議な花を見つけた。リューに似合いそうな綺麗な黄色の花だ。
「リューさん、この花綺麗ですよ」
「-ッ! それはいけない!」
「えっ…」
花に背を向けリューに声をかけたとたん、リューはベルを突き飛ばした。
ベルが驚愕すると同時にその花がピンク色の煙を吹き出し、リューはそれをまともに吸い込んでしまう。
「リューさんっ!! すいません! 僕が勝手に...ッ!」
「はぁ...はぁ...大丈夫です。それよりもあまりちかづk」
「毒消しのポーションです! 効くか分かりませんが」
「ーッ!」
ポーションを持ってベルが近づく、それを制止しようとしたが間に合わなかったようで...
「あっ...」
とリューは間の抜けたような声を出すと
「~~~~~~~~ッ!?!???!!!」
全身をびくびくと震わせ、膝を着き気を失ってしまう。
「リューさんッ!?」
最早悲鳴のような声を上げるとベルは毒消しのポーションを見つめ、意を決してそれを自らの口に流し込む。
ごめんなさいリューさん
ベルはリューに口付けをすると舌で無理矢理口を開かせポーションを流し込む。リューの柔らかな唇の感覚にこういう時じゃない状況で感じたかったなと思うとリューを背負い上へと走った。
元より敏捷には自信がありなんならLv5のリューと同等の速度である。恐ろしい速度でかけあがりベルは星屑の庭を目指す。エルフに関する治療ならリューに触れる事の出来るアストレア様やアリーゼさんがいた方がいいと思ったからだ。
一刻も経たずにベルはダンジョンを抜け汗を流しながら星屑の庭に到着する。門をくぐるとアリーゼさん達も異常に気付いたのか即座にリューの部屋へと向かいリューの装備を外してベッドへと寝かせてくれた。
「すみません…僕が無警戒に突っ込んでいったから…」
「話は聞いたけどそれは仕方ないわ、ところでどんな花だったの? 花の種類を聞けばどんなものかわかるかもしれないわ」
そう聞いてベルは花の形状を思い出し、アリーゼに説明する。
「…みたいな形をしている黄色い花でして」
「ふむふむ」
「ピンク色の鱗粉のような煙を吐き出しまして」
「ふむふ…ん?」
「それを吸ったリューさん、最初は大丈夫だったんですけど僕が近づいた途端に気を失ってしまって…」
「…ほう」
ベルが説明し終わるとアリーゼはにんまりとした笑みを浮かべておりベルへとその視線を浮かべていた。
「それなら大丈夫、しばらく寝ていれば治るわよ。ついていてあげて」
そういうことがあり、現在ベルはリューの部屋で椅子に座って待機している。リューは先ほどとは違い、安らかな寝息を立てている。
なんか…僕も…眠く…
私は意識を覚醒させると自室のベッドの上にいることに気付いた。
恐らくダンジョンで気絶しベルがここまで運んだのだろうと推測し、隣で椅子に座ったベルが寝息を立てていることに気付き、口元を緩める。
だがその後にこの原因がベルと言うことに気付き何とも言えない表情を取る。
すると鼻にベルの匂いが僅かに感じた。それと同時
「んん゙っ」
まただ、今度こそ意識は失わなかったが全身に甘い刺激が走る。
『アフラディージアク』
媚薬草とも言われている花であり、中層の下に生えていると言われている珍しい花だ。その効果は『好意を持っている異性の匂いに反応する媚薬』である。例えばこれを何も思ってない異性の匂いを嗅いだとしても何も感じることはない。つまり…私は…
しかも気絶するほどの快感を感じた。それから導き出される答えに頬を赤く染める。
理解はしていた、私は関係ないと思っていた…でもこれは…
私はすやすやと眠るベルに近づく、ダンジョンにいた時と同じ装備であり。汗も恐らくかいているのだろう。ゆっくりとゆっくりと近づき、ベルの首元を嗅ぐ。
「~~~ッ!?」
全身が、震える
背筋を舐めまわすような快楽が全身を貫く
口から涎が流れ腰が砕けるようにへたり込む
気持ちいい…
口から熱い息が漏れて下腹部も熱くなる。
思わずしなだれかかるとベルがゆっくりと目を開ける。
「リュー…さん?」
「ベ…ル…」
もう、我慢できない
次回エロ、どんな風な感じにしようかな。
鬼滅の刃の二次も書いてみたいな
『あれ、鬼化したの妹じゃなかったっけ』みたいな竈門兄妹立場変更の柱オリ主話
でも書いてるの多すぎて手を出せない。
リューさんは次回かその次で終わります。
一本3~4話ぐらいでいけたらいいかな、次回にまたアンケートをします。