TS症候群 女体化日記 ⭐︎TS読み切り詰め合わせ⭐︎ 作:みなぽん
TS症候群 21世紀初頭からその症状が見られるようになったこの病気は2035年には国内でも症例が10,000件を超える疾病となった。
理由は産業革命以後、人類が蓄積してきた数多の化学物質の影響による。地球環境を変質したのと同じように人類そのものの体質も長い時間をかけて大きく変質させたのである。
急激なホルモン異常により、性転換が促進される症例をいい、体型の変化などが急速に起こる。
しかし性器の根本的なところはさすがに変化しないので
精神と肉体のキャップからメンタル面での障害も発生しやすくなる。そのため、
終末期においては外科的アプローチによる性移行手術を行う事が望ましいとされている。
そして最近では移植医療の発達により自らの幹細胞から女性器、子宮や卵巣、男性器、精巣、乳房、などを
作り出すことも可能となった。自分の細胞から作り出される身体の部位だから
移植しても拒絶反応なく別の性に移行ができる。結論から言うと君の病気は完治する。
ただし男性から女性になることだけは避けられない。
でも女性としての人生を生きることができる。子供を産むことだってできるんだ。
与謝野 晶子と名乗る女医は当たり前のように言ってのけた。
中原中也はしばらく医師の言うことがつかみ兼ねた。あまりに非現実的すぎるのだ
高校の健康診断で「精密検査の必要あり」と言われてきてみればこの始末。
TS病などまだ身近に見たこともなく。
そんなものは男同士の馬鹿話のネタでしかなかった。
その時のお決まりのセリフは「もし俺が女になったらお前たちにもやらせてやるよ」だった。
病気と言うものは時としてそういう心ないことを言った人間のところにやってくるものだ。
日本人には珍しい赤みがかった髪、おそらくは隔世遺伝であろう。祖父の代には旅芸人の一座をしていたというから
おそらくどこかの国で遺伝子が混ざったのか、大方そんなところだろう。
せめてもの救いは女形がつとまる程度には顔立ちが整っていたことだ。
「とりあえず冬休み45日間の入院だ、社会保険で基本的には治療できるけど。
任意加盟の保険に入っているなら、若干の整形手術も合わせて行うといいと思うよ。
君は素材がいいからなかなかの美少女になるはずだ。どうせ生まれ変わるなら美少女のほうがいいだろう」
与謝野医師は手際よく書類を書き上げるとそれを中原中也にわたして入院手続きをとるように勧めた。
彼は頭がクラクラするような思いで家に帰り両親にそのことをカミングアウトした。
「お母さん娘が欲しいと思っていたのよ!うれしいわ」
「パパは娘ができてうれしいぞ、退院したらパパとお風呂に入ろうな」
中也がショックだったのは親が心配するどころかその知らせを喜んだことだった。
仲間にはさすがに理由も話せずにアメリカにホームステイに行くと言ってごまかした。
確かに体の変化には気づいていた。男性器が小さくなる。喉の形が変形し声が高くなる。
そして次第に体が丸みを帯びていると言う実感があった。もとより身長の大きくない彼は周りに
その変化をけどられることがなかったが、中学時代の後半からその兆候があったのだ。
そして、入院と同時にその症状は劇的に進行した。幹細胞を取り出して培養している女性器も20日後には完成すると言う。
与謝野医師に培養中のものを見せてもらったが、あまり見て楽しいものではなかった。
そして手術をすれば、およそ3週間で退院だ。性別移行の申請書は既に区役所に提出してある。
手術までの期間を彼は憂鬱に過ごした。病院の屋上でどんよりとした冬の空を眺める。
どう考えても嫌な予感しかしない。考えれば考えるほど不安ばかりがこみ上げる。
彼は心の赴くままに詩を口ずさむ
汚れっちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れっちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる
汚れっちまった悲しみは なにのぞむなく ねがうなく 汚れっちまった悲しみは 倦怠のうちに死を夢む
汚れっちまった悲しみに いたいたしくも怖気づき 汚れっちまった悲しみに なすところもなく日は暮れる
彼のお気に入り詩だった。
「素敵な詩ですねあなたが作ったんですか?」
彼の後ろから声がかかった。振り返るとそこには黒髪の美女がいた。
軽くウェーブのかかった髪、穏やかな表情。でもどこか憂いを秘めているようにも見える。
女子大生だろうか。
「お姉さんはこの病院にどうして入っているの?」中原中也が訪ねた。
「あはは、お姉さん?僕は太宰 治です。大学出たての高校教師です。この病棟はTS専門病棟ですよ。僕は3日後に退院です。
ですからしっかりリフォーム済みなんです。」
小柄な彼、いや彼女はなかなかの美女だった。慎ましい胸元、そしてくびれた腰。たおやかな魅力のある女性に仕上がっている。
「あの俺、中原っていいますよろしくお願いします(//∇//)」不覚にも中也は彼女をかわいいと思った。
「ところで中原君はお名前はどうするつもりですか?」彼女がきいた。
「うーん、中也をちじめて「ちや」文字は千の夜とかいて千夜にしようと思ってるよ。」
「中也君てセンスがいいですね、僕はいい名前が思いつかなくて困っています。」
「太宰治かぁ?文字はそのままで「ナオ」と読んだらどうだろう?太宰ナオ、、。うん、かわいいじゃないか!」
「それはいい名前ですね。中也君は文才があるんですね」太宰ナオさんは優しい姉のように彼に話しかけた。
「それじゃあナオさん改めてよろしく。」中也がナオの手を握る。女性特有の優しい香りが彼の鼻腔をくすぐった。
「ナオさん、もうしっかり女オーラ出てますね。」
「あははは、女オーラってあるのかい?もしかしたら、中也君は僕に欲情したかな?」
ナオは楽しそうに笑った。
「ええ、俺はバリバリの高校生でチェリーボーイですからね」中也は自虐した。
「でも考えてみたらあとちょっとで俺のチンコもなくなっちゃうんですよね。と言う事は俺は童貞のまま男を辞めることになるわけですねえ、男、中原中也17歳、いちどはセックスしたかったなぁ、、男として。」
彼は自分がおかしくなって笑った。
「あはは、童貞のまま性転換か、、、それは少し寂しいかもしれないね。ねえ、中也君、君が女になる前に僕とセックスしてみるかい。どうやら僕の体は、もう女性として機能しているらしい。
君の姿を見ていたら弟のように思えてきて、少しお腹のあたりがキュンとしたんだ。
僕も自分の体の変化に興味があってね。
もちろんこんなリフォーム女は、気持ち悪いなら断ってくれていいんだけど(//∇//)」
太宰の告白に中原中也はどきっとした。外見上がどストライクのきれいなお姉さんだ。
1日の半分をセックスの事を考えて過ごしているような、やりたい盛りの高校生としてはその誘いを断れる理由はなかった
こうして太宰との間に約束が結ばれた。約束は明日の夜22時。病院の消灯後、太宰の個室と決まった。
夜の病院は静まり返っている。彼はトイレに行くのを装って入院の4人部屋を出た。
太宰の個室は501号室、廊下に誰もいないのを確認して太宰の部屋に入り込んだ。彼女はベッドの上で彼を待っていた。
「うふふふ、何と言うのか凄く緊張したよ。君が来るまでの時間が限りなく長いものに感じられてね」太宰は微笑んだ。
「あのー、一生に1度の童貞喪失なんで、太宰さんのこと俺、大好きな女の子にするみたいに扱っていいですかね?」
「それは恥ずかしいけど君の良い思い出になるなら協力するよ。」太宰は恥ずかしげにうつむいた。
「ナオ、俺、ナオの事好きだから、ナオのこと抱きたい!」とりあえず告る中也。
「ププッ、クククク、クゥー恥ずか死ぬぅ、中也君、ごめん、こういうことを自分が言われる経験がなくて、もう恥ずかしくて、なんてリアクションしていいかわからないよ、、あはは」
可愛い顔を緩ませて目尻に涙を溜めてナオは笑った。
しかし、中也はナオの姿にすっかり情欲の炎が燃え盛っていた。
「ナオ!」中也は黙ってナオの唇をうばった。彼女を抱きしめて狂おしく舌を絡めた。
「んん、くぅ、、むぅ、んんんんん、プハ、コラ!中也君!がっつかないの!」
ナオは優しく彼の頭を叩く。
しかしもうそんなもので歯止めが効く状況ではなかった。
中也はナオの服を脱がした。どうやら彼女はこの日のために女物の服を用意してくれていたらしい。
清楚なブラウスが彼女にはよく似合った。そして下着も女性物のパンティー。病院の購買で買ったと見えてセクシーランジェリーとはいかなかったがむしろその控えめなデザインな清楚な彼女によく似合った。
中也は下着姿の彼女を抱きしめて夢中で頬ずりをした。そして何度もキスをしてブラジャーの上からおずおずと乳房を触った。柔らかい女体のふわふわとした感触に魅了された。
「ふふふ、中也君、興味があるなら全部脱がして見たり触ったりしていいんだよ」
戸惑う彼にナオが優しい導きの言葉を送った。
そして彼は緊張で震える手で彼女の下着を脱がした。彼女の肌からは女の優しい香りがした。
もう完全に女になっているのだ。
彼女のふくよかな胸を見ながら乳房を吸った。
ナオはかすかに身じろぎしたが、ナオは小さく身じろぎしたがあとは中也にされるがままに身を任せた。
パンティー下ろす時はさすがの彼女も少し抵抗したが今度は中也が強引に押し切った。
そしてあらわになった彼女の花園を中也は両方の足を開かせてじっくりと眺め回した。
そして、彼女の花園をクンニした。ピンク色の花弁を広げて小さな蕾を舌で転がした。
「ああ、あ、あ、あ、、、ああ」ナオは切なげな声を漏らした。
「ナオさん、おっぱいもおまんこも最高に綺麗ですよ」
彼のペニスが健気に勃起していた。TSの進行でもはやそれなりのサイズになってしまっているがそれなりに勃起して存在感を示していた。
「それはできたての新品だからね、もちろん誰も使ったことないおまんこだよ。これでも処女なのでね、少しは抵抗するかもしれないが構わず君のペニスで打ち抜いてくれ。」
太宰は自分のロストバージンを他人事のように言う。しかし言葉とは裏腹に彼女の顔は緊張で震えていた。
なかなかニヒリスティックで強がりな女の子のようだ。
「それじゃナオ、僕と1つになろうね」
中也のペニスがなおの中へと侵入した。その奥にわずかな抵抗があった。
「ああああ、中也、そこ、痛い、たぶん処女膜、、。」
「ごめんナオ!俺もう止まらない!」
そう言うと彼は一気に腰を打ち込んだ。彼のペニス全体が柔らかい彼女の性器に包まれた。
意外な事に彼女の中はグッチョリと濡れていた。
「ああああ、ああ、入ってる。男のおちんちんが入ってる。僕も男なのに男のおちんちんを受け入れて、
おまんこ濡らしているなんて、ああ、壊してくれくれ、中也君、今までの男としての僕を、君の手で太宰ナオに塗り直してくれ、」
「ああ、可愛いぜ!ナオ、お前は俺の女だ!お前の中にたっぷり中出ししてやる。俺のものだってマーキングしてやる!」
「ああ、射精される。男に組敷かれて種付けされる。抵抗もできずに上に乗られて腰を振られて体の中に精液を流し込まれるんだ。
ああああ、いい、中也、中也!出して全部、ナオの中に出して!お腹の奥から何かこみ上げてきた。これがもしかしてイクってやつ?
嘘!何これやばいやばすぎる。こんなの恥ずかしいよ、あああ、あああ、ナオ、、いっちゃう!イク、イク、イクゥ!!」
「ナオ!俺も、イクゥ射精するナオの中に射精るぅぅ」ドピュゥゥドピュ
中也はナオ小さい体をがっちりと抱きしめて彼女の体にいってき残らず流し込んだ。
そしてつながったまま唇を重ねた。
そしてその晩、ナオと中也は三度、身体をを重ねた。
この日、中也は童貞を卒業し、彼のペニスは最初で最後の男としての役割を果たしたのだった。
彼もまもなく性別転換手術を受ける。2人はそれぞれの世界で新しい人生を生きていくのだ。
同じ病棟にいたと言うだけの行きずりの2人だった。しかし体のつながりは心もつなぐもののようだ。
彼はベッドの中でナオと抱き合いながら、彼女の耳元で詩をささやいた。
椎の枯葉の落窪に 幹々は いやにおとなび、ちりたり
その日 その幹の隙 、睦(むつ)みし瞳
姉らしき色 きみはありにし
その日 その幹の隙 睦みし瞳 姉らしき色 きみはありにし
ああ! 過ぎし日の 仄(ほの)燃えあざやぐおりおりは
わが心 なにゆえに なにゆえにかくは羞じらう……