TS症候群 女体化日記 ⭐︎TS読み切り詰め合わせ⭐︎ 作:みなぽん
「うーん、ホルモン調整の経過は良好だ。女性器の培養もいい仕上がりだ。自己血輸血のストックも充分だ。中原中也君、手術は明日の午前10時にするとしよう。このあと体毛の処理と腸内の洗浄、食事は点滴だけになるからね」
艶やかな黒髪が日本人形めいて見えるの与謝野晶子医師は彼に告げた。
ついに来るべきものが来た。戸籍の性別欄変更、中原千夜という名への改名の準備。
この日に向けてやるべき事はやってきた。
下着も服も気の早い母が何着も買い揃えてきた。
座学も先行して1日3講座を院内でうけてきた。
女性の体の仕組み、妊娠出産。バースコントロール、生理用品の使い方とその種類などだ。
しかし、明日、体験する事に比べれば全ては瑣末事だった。
明日、彼の股間から男性器が切除され、女性器が移植されるのだ。
そして、手術後には女性化に向けた本格的なリハビリが始まるのだ。
何度考えても男だった自分が女になるんだと言う事は実感できなかった。
中也は股間がムズムズする思いだった。病室も個室に変わった。
専用の看護師もついた。岩井志麻子という30代のおっとりとした看護師だった。
「一夜あけると中也君は千夜ちゃんになるから、いろいろ女の子の事でわからないことが私に聞いてね」
志摩子は笑った。
両親が見舞いに来た。母は中也にお守りを渡した。
父は茶色い紙袋を無言で手渡した。あとで開いて見ると中身はTENGAだった。
彼は最後の夜にこっそりTENGAを使い、彼の分身の17年の労をねぎらった。
そして、朝、9時、手術の手順確認と実施の意思の最終確認をして、麻酔を注射した。
そして、、、、、彼が目をさますと手術は呆気なくおわっていた。
股間にはカテーテルと包帯、結果を確認するすべはなかった。
「手術は成功だよ、千夜ちゃん、」千夜と呼ばれた瞬間に全てを悟った。
翌日には切除したペニスを見せてもらった。
精巣とともにぐったりしたネズミの胎児のような姿のペニス。
その哀れな姿に中也は落涙した。
彼はおもわず詩を吟じた。
月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちていた。
それを拾って、役立てようと 僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂に入れた。
月夜の晩に、拾ったボタンは 指先に沁み、心に沁みた。
月夜の晩に、拾ったボタンは どうしてそれが、捨てられようか?
「ポエムだねぇ中也君、気持ちはわかるが、これは医療廃棄物として捨てる事になる。それとも棺桶に入れて火葬にでもするかね?必要ならその手続きをとるけどもね」
与謝野晶子は少し意地悪な顔で笑った。
しかし、小気味よく笑い飛ばされた事でむしろ中也、、千夜の心は落ち着いた。
「僕はこれからどうなるのでしょうか?」
姿が変わったことで次第に実感が高まってくる。
この姿に合わせた自分に変えていかなければならないのだろうか千夜は悩んだ。
「とりあえず術後の回復も兼ねてこれから20日間、様々な女性化適応リハビリを行っていくよ。君の部屋の
担当の岩井志麻子君が指導員兼メンターだ。彼女に女性のイロハを教わるといい。」
「与謝野先生は教えてくれないのですか。」千夜はきいた。
彼女は手術を通じて少し与謝野晶子と言う女医に好意を抱いていたのだった。
それは男として女に恋する気持ちなのか、年上の姉を慕う妹のような気持ちなのかまだ彼(彼女)にはわからなかった。
「あははは、私は性別が女でも女らしさは0%だからねぇ、反面教師としてでも見ておいてくれたまえ。」
かくして女性化適応リハビリが始まった。
まずはメイクアップ講習。化粧品会社からメイクの基本セットが無償で提供される。
新しい顧客発掘のためのサービスだ。
岩井志麻子は一通りの化粧品の説明した後で、彼(彼女)のメイクを始めた。
「千夜ちゃんは宮脇咲良さんに似ているからメイクはそっちに寄せていきましょう。」
彼女のメイクが終わるとそこに赤髪の美少女がいた。彼(彼女)は一瞬、鏡に見とれる。
自分で顔を触る柔らかい。唇もぷにぷにだ。笑顔を作ってみる。
ナルシストではないが間違いなくかわいいと思った。
鏡の中にはもはや中原中也はいなかった。中原 千夜と言う女の子がいるのだった。
メイクの後はメイク落としの講習。
そして自分にメイクができるまで何度もやり直しさせられた。
まるで歌舞伎の隈取りでもしているかのようだと思った。
メイクには絵心がいるんだと言う事を彼(彼女)は初めて知った。
「そうよ顔はキャンバス。特徴のない顔の子の方がメイク1つでいろんな顔になるんだよ。
千夜ちゃんはそのままで充分美形だけどね」
そして午後からはダンス教室。女性としての所作を体で覚えるのだと言う。
ごく簡単な動きをやっただけのことなのだが病み上がり早々の運動で彼はぐったりと疲れきった。
「お疲れ様、今日からシャワーを浴びることができるから一緒にいきましょう。」
岩井志麻子は彼(彼女)をシャワールームに連れていった。
久しぶりのシャワーが嬉しかった。
「まだ転んだりすると危ないから今日は一緒に入りますね。」
岩井志麻子は更衣室でためらいもなく服を脱いだ。
豊かな乳房がブラからこぼれ落ち、たゆんとした腰回りが色香を放った。
ストイックな看護師の制服の下にこんな体を隠していたとは彼(彼女)は驚いた。
「あああの、岩井さん、、それは、、」
「もう女同士なんだから恥ずかしがることないのよ」
以前の彼であれば即座にペニスを勃起させたであろうが、残念なことに彼の股間にはもはやそれはなかった。
ただ新しく芽生えた子宮の奥に小さくうずくような感覚があふれた。
「フフフおばさんのだらしない体あんまり見ないでくださいね。千夜ちゃんはとってもいいスタイルしてる。私、嫉妬しちゃうわ」
見慣れたはずの自分の体が魅惑的な女性の体になっている。
「フフフ、改めて自分の体を見るとびっくりするわよね。でもとっても綺麗よ」
そう言うと志麻子はボディーソープをつけたスポンジで千夜の身体を洗った。
ボディーソープをつけたスポンジが乳房に触れるとビクッと電流の流れるような快感が走った。
「フフフ女の子の大事なところもきれいにしましょうね」
志麻子はスポンジでゆっくりと千夜の敏感な花園を洗う、洗うと言うよりもスポンジを使ってまるで愛撫しているようだ。
「ああ、ああ、その洗い方、だ、っめえ、あああ、志麻子さん、マジやばいっす、精液でちゃう、自分でやりますから、」
「千夜ちゃん!女の子の優しく洗わないとね。それに精液はもう出ないから大丈夫よ。ふふふ」
彼(彼女)の反応を楽しむかのように岩井志麻子はスポンジを前後させた。
そしてボディーソープでぬるぬるになった体にも指を這わせて彼女は乳首を指先で刺激した。
彼女の誰にも触らせたことがないピンク色の乳首は敏感に勃起した。
そして彼(彼女)は両方の太ももを切なげによじらせた、子宮の奥から湧き上がる未知の感覚が
彼(彼女)を翻弄していたのだ
「ああ、あ、ひぅう、あああ、志摩子さん、だめぇ、それ以上はらめぇ、ああああ、あふぅぅぅ、ひぅぅああ、」
「自分から腰を振っちゃっていけない子ね。いいのよそのまま溶けちゃいなさい、自分でイクっていってごらんなさい。」志摩子は手マンしながら乳首をクリクリと弄んだ。
「あああ、溶けちゃう、イク!イクイクイクイクイク、、あーーーーいやぁ、きちゃう、
ヤァーー怖い、、ああ、いくぅ、いくぅ!」
シャワールームで彼(彼女)は膝をガクガクと震わせて絶頂した。
目には涙をうかべ、鼻水がでる、小さな白いお尻が小刻みに震えて
いる。下半身の丸ごと持っていかれたようなしびれる感覚。彼(彼女)
は激しく息をあえがせながらシャワールームにへたりこんだ。
男だったときの射精の感覚とは全く違っていた。それはあまりに激しい快感だった。
「うううううう、ひぐ、ひぐっ」彼は泣きながら震えた。
未知の快楽がが本能的に怖かったからだ。
「フフフフ、千夜ちゃんは感じやすいのね、女の子の性的な快楽は男の子の5倍だから、脳がパニックを起こしちゃったのかもしれないわね。ごめんなさい、でも、とっても可愛いわ、あなたが病院から出て高校に戻ったら男の子達はみんなあなたに夢中になるかもね」
岩井志麻子はヘタリ込む彼女の髪を洗い。優しくバスタオルで拭いてくれた。
まだ絶頂の余韻が残り、腰の疼くような脱力感があった。
歩くと少し危なげなので彼(彼女)はシャワールームから車椅子で病室に戻った。
途中で与謝野晶子医師とすれ違う。
「おや、千夜ちゃん、顔があかいね。岩井君、千夜ちゃん風邪とか引いてないよね?」
与謝野医師の手が額に触れて優しく頭を撫でられた。
「与謝野先生(//∇//)」彼(彼女)の鼓動がトクトクと高鳴った。