花火大会に夜店!でもリアルじゃね・・・
アッシュール以下略で今日も無駄な知識を仕入れてしまうフララ
こっちの世界でも祭典や式典はあるんだし、花火の概念もある(私達が目にするような「花」火じゃなくてぽんぽんと炸裂する音だけの物)
市場はあるし、これをもうちょっと賑やかにしたら「お祭り」が出来るんじゃないの?
と思ったフラミーは、ふと用事で降りた神殿で何気ない風を装って聞いてみる事に。
しかし現実は無常であった。
この魔導国が出来てからはモンスター討伐は安定し人間同士の諍いもグッと少なくなったものの、ほんの少し前まで命の危機はすぐ隣にあり、豊富な品も無かったし、そもそもそんなおめでたいイベントもそうそう無かったのだ・・・
ここでワガママを言うようなフララなら眠夢はこんなに拗れてない(確信)
おとなしく「そうですかぁ・・・」と諦めます
が、やっっっっっとの思いで手に入れた嫁を、可愛がっている妻をそんなションボリ顔で見過ごす御身では無いと思いたい。
もともとユグドラシル時代だって面倒見の良かった男。
ギルマスとして新人の願いはかなえてやりたかったし、あれこれあって今はたった二人のプレイヤー仲間であり、愛する嫁。
一方、敬愛する王の妃にして信望する神にそんなションボリ顔させて見過ごして、一体何が信徒か。
彼女は無理な願いを言っているわけではない。そうだ、こんなにも暮らしは安泰なのにイベントのひとつもないなんて逆に変じゃないか?????
ここで神殿に居たメンツの心はひとつになる。
_人人人人人人人人人人人_
> そうだ <
> 夏祭りしよう! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
かくて決戦の狼煙が上がった・・・
まずざっくりとした説明をし、ふむふむ聞く守護者や魔導国の神官文官達
「花火・・・なるほど、これはワシら魔導機関の出番ですな。必ずや夜空を華々しく彩ってみせましょうぞ」
「イカ焼き・・・?クラーケンの子供でしょうか。これはローブル聖王国あたりの者に確認を取りましょう」
「焼きトウモロコシ・・・家畜の飼料ではないですか。・・・え?東の方に菓子のように甘いものがあると?ふむ・・・独特の調味料を塗り、焼くのですな。なるほど・・・」
「わたあめ・・・これは良いですな。砂糖はいくらでも作れますし、夢のある形をしている。良い名物になりそうだ」
「ほぉ・・・射的。これは男児に人気が出そうだ」
などなど。
~そしてある日のナザリック~
こっそりこっそり、あくまでも日常の業務をこなしつつ、守護者や人間たち、そしてメイド一丸となって迎えた当日!
衣裳から整えて、バッチリと花火デートです!
もちろんお褒めの言葉も忘れない御身。デミに負けていられません!
デミには出来ない必殺技、文香呼びです。フゥー!
リアルじゃ絶対に出来ない、綺麗な空気、美味しい食べ物、賑やかな夜店・・・
大好きな旦那様が、作った国の皆が頑張って盛り上げてくれるお祭りに感動もひとしお
明らかにお腹の具合も考えないハシャギっぷりだけど、食べきれない分は旦那様が食べてくれます。すべてのお店を制覇する勢いで遊んで、そろそろ花火の時間だよ~
見晴らしのいい丘に座って、世界一可愛い嫁はお膝に。
しっとり夫婦水入らずで花火をバックにキスがお約束でしょうか・・・
めでたしめでたし。
まぁエイトエッジアサシンがワサワサいるだろうけどね