※この作品はR-18です。

カーんスト99なら強いよね?   作:チョロォーク

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俺は変わるんだ

「…………」

 

俺は門前にいた。

 

「なぁ〜お前さ? こいつに変な目向けんのやめろよ」

 

門番さんが門番ちゃんの肩を抱き言ってくる。

 

「お前……脚フェチなんだって? 言ってたぜ? 気色わりーデブだな!」

 

「…………」

 

門番ちゃん……やっぱ言っちゃったんだね

 

「わり〜けどさ、こいつの脚はオレのもんだからさ?」

 

門番さんはそう言うと門番ちゃんの綺麗な脚を撫でるように肩を抱く手の逆の手で触る……こっちを見ながら

 

「おいおい、気色わりー顔が更に気色悪くなってんぞ? あははは♪ なぁ?」

 

門番さんは口が触れ合いそうなくらい近くで門番ちゃんに言う

 

「カードを見たとき本当……気持ち悪かったわ、ケイゴもう私に近づかないで? ね?」

 

門番ちゃんは、門番さんの胸に両手を当て寄り添うように言う。

 

「…………」

 

門番ちゃん……

 

「こいつオレに一途だからさ? デブなお前がいつも嫌だって言ってたぜ?

 

……ベットの上で♪」

 

「そ、それはいわないでよ〜恥ずかしいじゃない♪」

 

二人は見つめ合い……

 

「えへへ♪ すまねーお前はオレのもんだから」

 

「……うん♪ 貴方にしか私の心の門は開かないわ……」

 

キスをした

 

 

 

 

 

「…………」

 

俺はいつもの場所で起きた

 

「…………くそぉ……」

 

俺はローブをギュッと掴む

 

「門番ちゃん……」

 

俺は、まだ肌寒いがゆっくりと立ち上がる

 

「…………女性は俺を避けるものだ……」

 

俺は負けそうな心を奮い立たせる。

 

「なにも変わってないさ……いままで通り……

 

俺から避けて上げよう……」

 

俺は女性が苦手だ……デブスな俺は小学生の頃はハッチャケていた。俺は学校の宿題をして行かずある日指導を受けた。

 

相手は女性でふっくらしてた、それに怖い顔だったのを覚えている……俺だけでなく隣にもう一人いた……誰だかは覚えていないが……

 

その女性教師が隣の子と俺を突き飛ばしたり怒鳴りつけた……机がバタバタ倒れるくらいだった

 

隣の子は泣き出して謝り全校集会に行ったのを見た俺は……泣けば許してくれるんだ……と思い突き飛ばされた痛みなどを思い出して泣き、その場を離脱出来た。

 

それ以降か何なのか俺は大人しくなった……まぁ宿題を忘れた俺がいけなかったんだが……

 

それと女性が苦手になっていった……怖いから

 

でもさ……俺は……女性が好きだ

 

矛盾してるよなぁ……何でだろうなぁ……

 

「…………避けられるのは当然でしょ……だって俺は……デブスで、思考が気持ち悪いし、体臭だって臭いんだから……」

 

「……いままで通り……さ」

 

俺は大人しく隅にいた方がみんなのためさ……場所取るからな、この体型じゃ

 

「そうさ……」

 

いつものように……

 

「だって……」

 

あきらめる……

 

「……俺だぜ?」

 

自分に言い聞かせる。

 

「…………行くか!」

 

ケイゴは歩く、諦めながらも自分らしく生きるその為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………まずはギルドに行くか……」

 

ケイゴはギルドに向かう。

 

「……泥人形倒せなかったけど……言わなきゃバレねーよな……」

 

すると……こ、この匂いは……

 

「…………よう! おはよう!」

 

串焼きのおっさんだ……

 

「……おはようございます」

 

「何だ? 朝から元気ねーなぁ?」

 

「…………いや〜そんな事はないですけど……」

 

グギュリュロウス〜

 

「…………」

 

「…………」

 

「……そう言えばよぉ〜冒険者になれたんか?」

 

おっさんは串焼きを焼く

 

「……まだ……です」

 

「…………約束を破るとはいい度胸じゃねーか」

 

串焼きのおっさんはおれを睨みつける……こえ〜

 

「すみません! 次は……か……」

 

おれが続けようとした時

 

「ほれ……食え」

 

串焼きのおっさんは串焼きをおれに二本突き出す。

 

「な……え?」

 

「言い訳は聞きたかねーよ……食わねーのか?」

 

おっさんが引き戻そうとする串焼きを俺は取る

 

「いります!……でもいいんですか?」

 

「よかねーよ、それは返せ……いやいや、それを今返すんじゃねーよ! ちげーよ! タプ!タプを返せって事だよ!」

 

俺は串焼きを返そうとする体制で聞く。

 

「……あれだ……戦場に行く時、腹減ってたら何も出来ねーだろ? 食ってけ……タプ返さなかったらどうなるかわかってんだろーな?」

 

串焼きのおっさんは睨みつける……怖……くない

 

「はい……絶対返します」

 

「ふん!」

 

おっさんは串焼きを焼く

 

「…………いただきます!」

 

「…………いいから食えってんだ」

 

何だかわかんないお肉……でも……すごくいい匂い……お肉は四角形で6個刺してある……俺はそれを2個一気に食べる

 

「…………」

 

モグモグ

 

「…………どうだ? う……ま……おいおい……」

 

「…………うばいでずぅ〜……ずごぐ! モグモグ……」

 

ケイゴの顔は涙と鼻水が垂れていた……タレのように……

 

「…………そうか……うめーか……当然だがな?ウチの店は周りより一本先を行くんだからよ?」

 

串焼きのおっさんはニシシッと笑う

 

「…………」

 

俺は2本目に入りがむしゃらに食った

 

「…………ご馳走様でした……ズズズ〜はぁ〜」

 

「おう!」

 

「…………俺、絶対返します……」

 

「おうよ! だからまた来いや」

 

「はい!」

 

おっさんは串焼きを焼き始めもう俺を見なかった。

 

俺は屋台についているゴミ袋に串2本を入れてギルドに向かう。

 

「串焼き美味かった……恩返しする人が増えちゃったけど」

 

ケイゴのタレがついた口元が笑む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……貸しとかしねーたちなんだがなぁ……」

 

串焼きのおっさんは少し微笑み、焼く。

 

「……あいつの顎に……泥ついていたのを見たらよう……しゃーねーなーってなっちまったぜ」

 

「……すみません」

 

「おう! いらっしゃい」

 

男性が屋台に来た。

 

「………2本で……朝早くからやってるんですね〜」

 

「おお! お客さん! そこに気がつきましたか?

他とは違うんですよウチは……」

 

「あはは、いやぁ〜さっき通ってたら前に来ていた人が美味しそうに食べてるの見てたら、食べたくなっちゃって……」

 

「………そうかい……ならさっきのお客さんには感謝しねーとなぁ? ……はいよ串焼き2本ね」

 

「そうですね〜あれ見てなかったら普段朝抜いてる僕は食べたいと思わなかったと思いますよ〜

 

あっ、いただきます……モグモグ……う〜ん、美味い!」

 

「そうかい……はい4銅タプね」

 

「はい……また来ます」

 

「おう!」

 

男性はタプを払い足早に去っていった

 

「……ふっ……客寄せしてくれるとはな……」

 

おっさんは優しく笑った。

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