※この作品はR-18です。

カーんスト99なら強いよね?   作:チョロォーク

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いつもの…朝

「…………」

 

ここは……どこだ……

 

「……布団に寝てる……なぜ?」

 

……てか、見覚えあると思ったら……家か……

 

「……俺異世界いたよな……」

 

ケイゴは、布団から起きると、階段を降りる……俺は二階で寝てるからな……

 

「……おぉ……」

 

「……ケイゴ、おはよう」

 

……お父さん……

 

「……ん? あ、起きてきた……おはよう」

 

……お母さん……

 

「……おはよう」

 

……お姉ちゃん……

 

「…………」

 

……弟……

 

「…………」

 

「……どうしたんだ? ご飯食べな……」

 

「……あ、うん」

 

「……今日は弁当作ってないけどいいよな」

 

「……まぁ、無理に作らなくていいよ……お母さんも今さっきまで寝てたみたいだし……」

 

お父さんは、俺にそう言うと、電動髭剃りで剃り始める。

 

俺は、ご飯が置いてある所に座る……鮭フレークの卵ご飯で食べるか……

 

「ケイゴ……寒くないの?」

 

「……え? ああ〜……大丈夫だよ……肌寒いくらいがちょうどいいから……」

 

お母さんが、心配までもいかない普通の顔で、俺に言う……俺は、パンツとシャツだ……

 

「…………もぐもぐ」

 

……卵ご飯美味いな……久しぶりのような気がする……

 

「…………」

 

弟は、最近手にしたケータイでサッカーのゲームでもしているのか……

 

「……もぐもぐ」

 

お姉ちゃんは、支度を洗面所でしていた。

 

「……もぐもぐ」

 

お母さんは、ニュースを見ている。

 

「……もぐもぐ」

 

お父さんは、トイレに入っていった。

 

「…………」

 

……そろそろ時間だ……バスに乗り遅れるからな……着替えるか……

 

ケイゴは、ジーパンを着て、服を着る……ジーパンと服が俺のコーデだな……めんどくさいから……

 

「……ケイゴ行くの? 大丈夫? 忘れ物ない?」

 

「……あぁ、お母さんありがとう」

 

「……お前の日記……クズだな♪ ……アップァ♪」

 

「……いきなりなんだよ……飽きたって言って読まなくなったんじゃないのかよ」

 

弟が、急にこちらを向いて、バカにした顔をしながら言う。

 

「……パターンが同じだし……読みづらいから……小説じゃなくて日記読んでるみたいだからな?」

 

「……はいはい……流石ですね先生」

 

……弟は、なかなかの大作を書いていて……俺もファンの1人だ……小説書くようになったのも誘ってきた弟に言われたからだ……

 

「……最初よりは、読みやすくなったな……俺のおかげで♪」

 

「……それは認める……てか……早く投稿しろよ……読みたいんだけど……先生♪」

 

「……あ、今、読専だから……アップァ♪」

 

「……そうかよ……じゃあ行ってきます」

 

「……いってらー」

 

弟が、ケータイの画面を見ながら言う。

 

「……行ってらっしゃい……ケイゴ」

 

お母さんが、笑顔で言う。

 

「……行ってらっしゃい……ケイゴ……なんで二枚着てるの?」

 

「……毛!」

 

「……そっか♪ ごめん……見間違えたわ」

 

お姉ちゃんが、俺の腕の毛を見て言う……いつもやるやりとりだ……

 

「……行ってらっしゃい……髪は……今日はそのままでも良さそうだな」

 

お父さんが言う。

 

「……じゃあ……行ってくる」

 

俺は、荷物を持ち、玄関のドアを開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

……夢か……現実が……こっちなんだよな……

 

「……皆んな……いつも顔を見ていた……家族……」

 

……もう会えないんだろ……

 

「……暖かくなってきたなぁ……」

 

寒い時期から暖かい時期に映る最中なのか、昨日はあまり寒くなく寝れた……

 

「……行ってきます……頑張るから」

 

俺は、家族全員の顔を思い出す……皆んなも、元気でね……

 

ケイゴは、荷物を持ち、大きく一歩を踏み出した。

 

 

 

 

「……ギルドに行く道を俺は……覚えた!」

 

ケイゴは、ドヤ顔で歩く。

 

「……この道を、そうそう……そして……」

 

……この匂い……

 

「……よう!」

 

「……おはようございます」

 

串焼きのおっさんだ……

 

「……どうだ? 冒険者にはなれたか?」

 

串焼きのおっさんは、串焼きを焼きながら聞く。

 

「……まだです……」

 

「……そうかい……頑張れや……」

 

「……五本、お願いします」

 

「……あいよ」

 

「……ん? これはなんですか?」

 

俺が見つけたそこには、串焼きがバラの状態で容器の中に入っていた。

 

「……ん? お! 気づいたか……味見みたいなもんだな……」

 

「……味見ですか……」

 

……食べていいの? ……タダで?

 

「………お前はダメだぞ? もう美味しいのはわかってんだろ?」

 

串焼きのおっさんは、ニヤッと笑う。

 

「……そうですね……食べさせてあげたいです……」

 

「……誰にだ?……ほら……五本出来たぜ」

 

「……ありがとうございます……10銅タプです……家族にです……」

 

「……そうか……近くに住んでないのか?」

 

「……はい、会うには……遠すぎますね……」

 

ケイゴは、串焼きを見ながら言う。

 

「……たまに帰ってやんな……それだけで親は嬉しいもんだ……」

 

串焼きのおっさんは、優しく言う。

 

「……はい……では……行きます……」

 

「おう……頑張れや!」

 

「……はい!」

 

ケイゴは、軽くお辞儀してから屋台を離れた。

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