※この作品はR-18です。

カーんスト99なら強いよね?   作:チョロォーク

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どこにいっても…勉強だ

「……ケイゴ君……そこに立ってないで君も授業を受けたらどうだ?」

 

「……えっ? ケイゴさん?」

 

「…………っ!」

 

俺が、少し離れた所で見ていたら、シートに座っている女性がそう言う、すると、受付嬢ちゃんとそこにいた少女もこちらを見た。

 

「……あっ! お、おはようございます……」

 

「……おはようございます……ケイゴさん」

 

「……あぁ……おはよう」

 

「…………」

 

俺が挨拶すると、受付嬢ちゃんとその女性が挨拶を返す……少女は、マフラー的なもので顔の半分を隠していて顔がよく見えない……

 

「……ケイゴさん……遅刻ですよ?」

 

受付嬢先生は、少し頬を膨らまし怒ったような顔をする……なにそれ……また遅刻したくなるんですけど……

 

「……す、すいません」

 

「……遅刻はいかんなぁ……ケイゴ君は、そこで立っているといい……私も昔は、よく立たされたものだよ……」

 

シートに座っている女性……ポニーテールでスレンダーな体つきの目つきが少し鋭い感じの女性だ……この人は何故俺のことを知っているんだ?

 

「……わかりました……」

 

「……そうですね……それに……忘れ物をするような人は立って授業を受けて下さいね?」

 

「……えっ? 忘れ物?」

 

……忘れ物って……何?

 

受付嬢先生は、ポケットから紙を取り出した……そ、それって……まさか……

 

「……この子が、持ってきてくれました……」

 

受付嬢先生は、シートに座るマフラーちゃんを見てから、俺の方に向きそう言う。

 

「……あ、えっと……ごめんなさい!」

 

俺は、受付嬢先生に頭を下げる……知ってらしたようだ……

 

「……わかりました……別にいいですよ……この子に感謝して下さいね?」

 

受付嬢先生は、頬を膨らませていたが、優しくそう言ってくれた。

 

「…………」

 

その子は、俺の方を見るが、すぐに目をそらしてしまう……人見知りな子なのか……

 

「……見つけてくれて、ありがとうございます」

 

「………っ!」

 

「……ふふ♪ じゃあ……ケイゴさんも座って下さい……授業を始めたいと思います」

 

「…………」

 

……授業? どゆこと? てか、座っていいの?

 

「……ケイゴさん? とりあえず……教科書のある場所に座って下さい……説明しますので……」

 

「……分かりました」

 

俺は、その教科書が置いてある場所に座る……マフラーちゃんの隣か……

 

マフラーちゃんは、こちらをチラッと見ると、ポニーテールの女性の方にズレる……まぁ、そうなるわな……

 

「……では、始めますね……今来たケイゴさんは、よくわからないと思うので……先に説明してもいいですか?」

 

「……良いぞ」

 

「…………」

 

コク

 

受付嬢先生がそう言うと、ポニテちゃんが返事をして、マフラーちゃんは頷いた。

 

「……えっと……簡単に説明しますと……薬ソウネと毒ソウネの選別方法など、植物の特徴などを教える場所です……」

 

「……植物の特徴を教える……」

 

「……そうです」

 

受付嬢先生は、俺の顔をジッと見つめてくる……そ、そんなに見んどいて……

 

「……あ、えっと……それは……助かりますね……自分……薬ソウネの選別出来るようになりたかったので……」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

受付嬢先生は、いきなり大きな声でそう言う。

 

「……っ! ……本当ですよ?」

 

「……私もそう思うぞ……」

 

「…………コク」

 

俺がビクついてから返事を返すと、ポニテちゃんとマフラーちゃんが賛同する。

 

「……ありがとうございます……少し心配だったんです……この授業を受けて……必ず薬ソウネを選別出来るようにお教えしますので……よ、よろしくお願いします!」

 

受付嬢先生は、嬉しそうな顔をするとお辞儀をして言う。

 

「………こちらこそよろしくお願いします」

 

「……あぁ……頼んだ」

 

「…………コクコク」

 

……これだったのか……昨日の紙の内容は……教科書らしきものも……何やら手作りらしい……読めんが……マフラーちゃんの方の教科書を見るとおんなじ感じでまるでコピーしたかのようだ……コピー機あるのか?

 

「……毎朝と夜にこの授業を開こうかと思います……すみません……あまり時間が取れないので、何度か来ていただくことになると思います」

 

「……私は構わないから気にするな……」

 

「……コク」

 

「……別に大丈夫です……」

 

「……それと……これがその予定表です……」

 

受付嬢先生は、紙を配る……これは昨日もらったやつ……

 

「…………次、無くしたら本当に立って授業を受けてもらいますからね?」

 

受付嬢先生は、俺だけに聞こえるようにそう言う。

 

「……分かりました……ごめんなさい」

 

「……はい」

 

受付嬢先生は、残り2人にも配ると元の位置に戻る。

 

「……1回目の授業は、ここまでです……お疲れ様でした……」

 

「……お疲れ……良い時間だったよ」

 

「……コク」

 

「……お疲れ様です」

 

「……今日から始めたので、まだまだ至らないないところがあるかもしれませんが、授業を受けに来ていただけると嬉しいです」

 

受付嬢先生は、嬉しそうにそう言う。

 

「…………」

 

受付嬢先生は、凄いなぁ……植物の先生をするなんて……俺は、出来るだけ来た方が良さそうだな……バカだからさ……だって俺だぜ?

 

「……これからも頑張ってくれ……私は、出来るだけ来るようにしよう……」

 

ポニテちゃんが受付嬢先生に、そう言うとその場を立つ。

 

「……はい! ありがとうございます……お忙しいと思うので、無理に来ないで良いですから……ギルマス」

 

「……良い返事だ……」

 

ポニテちゃんは、そう言うと手を片腕あげながら去って行った。

 

「………………えっ? あの人ギルマスなんですか?」

 

「……そうですよ? MTL級最強と言われる……

 

……戦闘の花嫁……そう皆さんは言います」

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