※この作品はR-18です。

カーんスト99なら強いよね?   作:チョロォーク

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ヒカルン

「……涙がとまらねぇ……」

 

……光強くしたかったけど……閃光のようじゃなくて、いい具合に光って欲しいんだけど……

 

「……そううまくいかんわなぁ……よし! ゆっくり魔力入れる感じで……ふわぁ〜ん」

 

ケイゴは、変な声を出しながら手を白いフワフワにかざす。

 

今度は、白いフワフワが徐々に明るさを増していく……本当に徐々に……

 

「……おっ? ……なんとなく明るくなってる? でもこれは時間かかるなぁ……もうちょい入れる感じで……ふわぁん」

 

白いフワフワが閃光した。

 

「ぬぁーーー!! くそぉ〜〜!!」

 

ケイゴは、その場に倒れローブを顔に当ててゴロゴロと転がる。

 

「……こんのやろ〜……コントロールは難しいってことか……」

 

俺は、涙を流しながら悔しい顔で白いフワフワを見る……掃除なかなか出来んなぁ……

 

「……ふわぁ〜んだとゆっくりなるから、いきなり、ふわぁんで行くか!」

 

手をかざす。

 

「……ふわぁん……これで……」

 

白いフワフワは……何も起こらなかった……

 

「……えっ……ふわぁんじゃダメってことか……う〜む」

 

俺は、白いフワフワに顔を近づけながら言う……魔法コントロールはそう簡単には行かないってことだな……

 

すると……白いフワフワは閃光した……すごい至近距離で……

 

「うぎゃーーー!! ぐぬおーー!!」

 

俺は、そのまま勢いよくぶっ倒れる。

 

「……何だよ……チクショー! 目が見えねーよ! [ ヒカルン ] め!」

 

俺は、目が見えるようになるまで涙を流しながらその場で横たわっていた……もういいや! この明るさでさ! やってやるわ! 怖いけど……怒ったんだからな俺わ!

 

ケイゴは、白いフワフワがある方を目をつぶりながら睨みつける。

 

「……はぁ……はぁ……ようやく見えてきたぜ……もう目が辛い……」

 

ケイゴの目が、何十秒たった後ぐらいで、ようやく見え始める。

 

「……やってやるぜぇ……掃除……を……」

 

俺は、ゆっくり立ち上がりムカつく白いフワフワを見ると……二つに増えていた……何で増えてるんだよ……

 

「……さっき呪文詠唱しちったのかな? まぁいいや……掃除始めないと……結構無駄にしてしまった……」

 

掃除を始める時間から、何となくだがもう30分以上は立っている。

 

「……玄関は……と言うかここの広間は綺麗だしやらなくていいな……次の部屋だな……掃除の仕方なんか分かんないけど……何となくやってくか……」

 

ケイゴは、玄関から入って左のほうの道を進もうとするが……

 

「…………白いフワフワが……

 

……付いてこない……」

 

……何でだよ! 門番ちゃんもパラ魔ちゃんの時は付いてきたじゃん! 動かし方でもあるのか? 分からん……

 

「……付いて来い!」

 

白いフワフワは、微動だにしない。

 

「……付いて来て」

 

何も起こらない。

 

「…………付いて来て……ください」

 

白いフワフワは、少し明るさを増したような気がした。

 

「……くっ……付いて来てください……お願いしまーす!!」

 

俺は……魔法に全力のお辞儀をしながらお願いした……

 

白いフワフワは……動かなかった……

 

……一つの方は…………新しく出した白いフワフワがこっちに近づいて来た……嬉しい!!

 

「……おぉ……なんていい子だ……ありがとうございます……」

 

俺は、閃光で出た涙なのか分からんが泣きながら付いて来た方の白いフワフワを見つめる。

 

白いフワフワは、まるで……早くしないと置いて行くぜぇ! と言うように俺が進もうとしていた方にフワフワと進み出した。

 

「………待ってください……シロフワさん!」

 

俺は、魔法を出した本人が魔法に頭を下げたことの悔しさは消え去り、その後を笑顔で付いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ……あはは♪ 何なのあいつ♪ 自分の魔法に頭を下げるなんてぇ♪ 久しぶりに面白いの見たわ〜」

 

ケイゴが去った後、ケイゴが出した白いフワフワの横で楽しそうに笑う誰かは、白いフワフワを優しくなでる……すると……白いフワフワは、その誰かの周りをまるで跳ねるかのようにクルクルと回り……消える

 

「…………魔法は術者の言うことは絶対なのに……何で私の言うことを聞いたのかしら……」

 

その誰かは、不思議だという感じの顔をすると、ケイゴの後を追った。

 

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