※この作品はR-18です。

性勇者様のやり直し   作:もこもこ@

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112 俺の友達、領主なんだぜ!

 

夜もいい時間になるまで3人でまぐわいつづけて空が明るくなりだした頃に二人が寝落ちしてしまったので宴は終わりとなった。精液愛液でベドベトに濡れたベッドを見る。

そのまま横になっていれば全く気にせず眠りについたが、我に返ってしまうとグッチャリとしたシーツはちょっと避けたい。そのまま寝る気にはならなかった。

ベトベトの裸体を晒して寝入っている二人に毛布だけかけて部屋を出る。

 

客室のいくつかは未使用だったはずだからそこで寝ればいいやと部屋を出ると慌てた様子でメルさんがやってくる。

 

「ユウ様、PTで急ぎナオフミ様の領地に来てほしいと手紙が……!」

 

駆け寄ってくるメルさんの後ろ……玄関の方には数名の騎士が立っていた。

 

**

 

「はあ……」

 

薬品を作るような道具や宝石などの細工道具がごちゃごちゃしている尚文の部屋。

領主であるせいか部屋自体はかなり広いものの、物自体はだいぶ多い。

久しぶりに会う尚文はそれはそれは疲れた顔でため息を付いていた。

 

「出会い頭ため息なんてひどくない?」

 

こちとらあのあと寝ぼけるラフタリアとリーシアを魔法で無理やり覚醒させて身支度させてと慌ただしく馬車に乗ってやってきているのに。

 

「何が起こったかを聞けばお前だってそうなる」

「……何が起こったのさ」

 

そこで聞かされたのは驚くべき事実というべきだろうか。

四霊と呼ばれる存在と、それと戦いに行った三勇者たち。

そして……。

 

「……僕は何も悪くありません」

「真実の愛に目覚めることができたのでプラスマイナスはプラスですぞ!!」

「ああ、新しい力を手に入れることができたからな」

 

同席している勇者たちはどこか様子が違うようだった。

いつもどうり変といえばそうかも知れないが、変さが一歩進んでいる気がする。

 

「四霊の封印を解いてしまったのも問題だが、コイツラはカースシリーズに目覚めてしまったらしい」

「尚文が盾で使ってる……」

「ああ、七大罪になぞらえていて、俺は憤怒、錬は傲慢、元康は色欲だ。おかげで錬は自分のものへの執着が強くなってて、元康は……頭がいかれてる」

 

元からかもしれないがなと鼻で笑う尚文。

 

「ひどいですな! 尚文は。いかれてなどいないですぞ。愛に目覚めたんですぞ!」

「愛?」

「そうですぞ! 俺は真実の愛に目覚めたんですぞ! 愛している女の子だけわかるようになったんですぞ! もうこれで間違えたりしないのですぞ!」

 

ガバっと立ち上がり目を輝かせながら元康はそういった。

爛々と輝くその瞳はどこか狂信者のようであり、何事にもゆるい笑みを浮かべていた元康らしくない。

 

その様子に頭がいたいと顔を両手で覆う尚文。

確かにどうかしてしまっているようだ。

しかし、色欲の槍には愛を判定する力でもあるのだろうか。

 

「はっはっは。愛を判定するなんてギャルゲーみたいなことできるわけ無いですぞ! 愛の通じ合った相手の顔だけが見えるんですぞ! 有象無象の女の顔は見えなくなりましたが、便利なものですな!」

 

はて? 一体どういうことだろうと尚文の顔を見る。

何でも彼を愛している人間以外の女性の顔が認識できなくなったらしい。

顔がなくなったのっぺらぼうのように感じて誰が誰だかわからなくなったという。

顔が認識できるのはフィーロを除けば仲間だけだとか。

 

「といっても、エレナは顔を見れなかったから首にしてやりましたが! ついてきておきながら勇者を愛していないとは最低の女ですな!」

 

はて。マインもだが、レスティもエレナも皆、自分から抱かれに来ていた。

特に、レスティもエレナもいい性格というか、条件で男を選ぶところのある相手である。

レスティが大丈夫でエレナがだめなのはなぜだろか。

 

「まあ、エレナはそれでも勇者様の役に立ちたいとのことでしたからな。雑用くらいはさせてますが!」

 

ニコニコと笑う元康だがどこか目の奥が狂気的である。

正気を失っている。

錬の方を見ると、テーブルの中央に置かれた砂糖やミルクポットを自分寄りに置き直していた。

これが物欲の強まった影響だろうか。

 

「……僕は使ってません。あんなモノ、チートでもなんでもない……呪いの武器じゃないですかっ! 僕らを騙しましたね! 尚文さん!」

「俺はチート武器なんてないって言ってただろうが。それに、二人に言われるならともかく、使ってないお前に言われる筋合いはないだろ?」

「それはっ……もういいです! 僕は問題ないんですからもういいですよね!?」

 

そう言って出ていってしまう。

 

「はあ、頭痛で痛い」

「まだまだ余裕?」

 

ギャグかなと突っ込んで見ればそうではないらしい。ギロリと睨まれる。

 

「まあ、中身はともかく、尚文は憤怒の盾ですごく強くなったし、彼らもそうなんでしょ? 残りの四霊だって大丈夫だと思うけど」

 

俺もいるしと返す。

確かに巨大なモンスターは対処が面倒だが、聞いた話霊亀は四天王の中で最弱……! とか言い出されたとしても勝てない相手ではなさそうである。

 

「そこからは私が説明させてもらうでごじゃる」

「女王の影の人!」

 

いつの間にか現れれた影は、影のくせにいつの間にか増えたカップを手に椅子に座りだす。

 

「ユウ様は勇者殺しのタクトを知っているでごじゃるか?」

「タクト? 誰だろ。鞭の勇者くらいしか思い浮かぶ相手いないな……」

 

フォーブレイの王子である。見た目もよく、品行方正でものづくりや改革をいくつも行っているらしい。

ある程度の結果は出しているらしく、将来が楽しみだと言われているみたいな噂を聞いたことがある。

実際は女を何十人もすでに抱えており、実にフォーブレイらしい王子だと聞く。

 

「そう、そのタクトでごじゃる!」

 

なんでも、鎌の勇者は他の八星勇者を襲い勇者武器を集めているらしい。

すでにほとんどの勇者が連絡がつかなくなっており、国内でもクーデターの懸念があるとフォーブレイの国王から相談があったとのこと。

 

「女王様が他国でしっかり繋がりを作ってくれたおかげでわかったことでごじゃる」

 

勇者を殺したのだというのなら倒せばいいかというとそうではないらしい。

何でもタクトは勇者らしくたくさんのハーレムを築いており、そのものたちは皆、勇者の力でかなりの高レベルであり、盲目的にタクトに従っているため、タクトを討っても復讐のために世界に散ってしまうかもしれないとのこと。

 

四霊との対決のために戦力を固めないといけない中、そんなゲリラを行う高レベルの相手などできないとのこと。

なるほど。ハーレムごと暴れられる前に倒さなければいけないのか。

 

「そこでだ、勇、お前にはフォーブレイに潜入してハーレムを解体もしくは奪ってきてほしい、でごじゃる」

「……え?」

 

まさかの提案であった。

 




性に強い勇者のくせして体を使うより倒したりするほうが得意だなんて!
それでも性勇者なの!?

リーシアメインぽかったし、ラフタリアメインのエッチは

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