槍の勇者の元康のレベルをガッツリ上げてから、他の勇者たちの元を回ることにする。
**剣の勇者錬のケース**
勇者というのは同じだけど、それぞれだいぶ特色のある回り方をしていて結構面白い。
剣の勇者の錬は自分はうまくやっているから仲間を育ててほしいと言ってきた。元々基本的には別行動をしながらレベリングしているらしい。
一人で進められるためか、たしかに錬はレベリングに付き合う前の元康よりレベルが高い。元々バランスの良さそうな剣らしいうまい育成方法なのかもしれない。
そもそも、勇者がボスを相手にして、仲間が波の雑魚に対応するという考え方なら、勇者をあてにしない戦い方に慣れていたほうがメリットは大きそうではある。
仲間というよりは別部隊と言う感じがするが。
「勇のバリアはレベルの底上げに向いている」
「まあ、たしかに」
そう言われると否はない。
実際、怪我を恐れずに攻撃にだけ集中すれば格上相手でも案外なんとかなるものである。
レベル上げで難しいのはレベルが高い相手だと怪我が増え、戦闘を継続できなくなるという点が大きいのだから。
けど、バリアがあれば怪我をしない。怪我がなければ戦闘を続けることができる。レベル上げの効率も良い。
それに、錬のパーティはずっとそうしていたおかげか仲間同士の連携も悪くない。
彼らは錬を尊敬しているらしく、忠誠心? も中々のものであった。
特に嫌とも言われなかったので、ラフタリアとガエリオンもパーティーに加えたうえで、皆でレベル上げを行い、クラスチェンジを実施。さらなるレベル上げと勤しんだ。
**弓の勇者樹のケース**
「こちらにおわす御方をどなたと心得る! おそれおおくも弓の勇者の川澄樹様にあらせられるぞ!」
「一同ひかえなさい!」
「ひ、ひかえてくださーい」
「弓の勇者さまなのぉ!」
「くえくえっ!」
「くっ、そ、そうだ。弓の勇者様がこんな場所にいるはずがない! 皆のもの、偽物だ! 弓の勇者になりすますあの者を始末するのだ!!」
……何しに来たんだっけ? 今、悪の貴族を皆でしばきまわっている。勇者の前にたち、口上を述べ、悪の貴族の証拠を語り、今最後のあがきを見せたところで、樹のパーティー仲間がバトルスタート。一部ふええと心配そうな女の子がいたが、レベル差でなんとかしているようだった。
そうして、最後には逃げようとするあくだい……悪の貴族を樹が成敗した。
「悪の栄えた試しなし! ですね」
「レベリングはそこそこなのに、一番疲れる」
「いやあ、勇さんの悪を嗅ぎ取るその嗅覚! 流石ですね!」
樹はパーティーバランスが最も優れていた。
弓という遠距離武器であることもあるのかもしれないが、硬い壁がいることもあり、楽ちんな相手ではあった。
問題は余暇で行う正義行為である。
正義感が強いのはいいことだが、無能な善人よりは飼い方を知っている悪の貴族のほうが民の暮らしは良かったりするものだ。
悲しむ人を救いたい、というよりは溢れんばかりの正義感を奮って満たしたい感が見えたので、パーティー内で比較的考えて動けそうなふええ(泣)なリーシアという少女に殴っていい悪役の見つけ方をアドバイス。
おかげで楽しそうに悪をしばいている。
勇者の名のもとに行われている正義執行だけに、その後の処理もスムーズに進む。
規模が大きくなってきたおかげか、女王の影を名乗る人間が俺やリーシアのもとに悪の貴族リストと証拠を持ってくる様になった。
情報を確認しても偽りではないようなので、ちゃんとした情報らしい。
最初は報酬も受け取らずに正義のヒーローをやっていたが、勇者武器に入れられる素材はもらったら? と伝えたところ、勇者のためになるものですしいいでしょう! と受け取るようになった。
個人的には正義と悪の二元論はリアルでは早々ないと思うのだが、ファンタジー世界でも同じじゃないだろうか?
だまくらかされて正義のつもりで悪をなしていた……とかありそうである。勇者の中で一番闇落ちしやすそうだな―と感じる。
とはいえ、常に樹の隣をキープしようとするフィロリアルや、尊敬の目で見ているリーシアなど、仲間にはそこそこ、うーん、まあまあ、それなりに? 恵まれているようだ。
世直し勇者をしていると思ったら女王から裏で操られていたでござるな弓の勇者様。
面倒なことはやってくれるしいい気分だし勇者って楽しいって思っている模様。
正直支援を仲間に回して一人モクモクソロ修行している剣の勇者のがやばそう。
レベル自体は槍>弓>剣な感じに。
レベリングの効果はすごいからしょうがないね。
エロシーンでのハートマークの使用は?
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なしがいい
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ここぞというときに使ってほしい
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あってもなくてもいい
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好きなので使ってほしい
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めちゃすき❤❤❤