イドルとの闘いが終わり、新しい館を得てひとまずの平和な時間が流れていた。
一緒に生活しているとわかるが、ラフタリアから見ても助けた女性のメルさんはいい人だった。ユウ様の仲間、だからと言う理由が強そうだが、出された食事の味付けに苦手なものがあると、それをさけてくれているようで、そういえば最近アレ入っていないなーとガエリオンと話せば『私のにははいってるなの』と聞いて判明した。
とはいえ、不満がないわけではない。例えばユウ様と一緒に夜寝ている事が多いとか、その翌日には口や体からわずかにユウ様の匂いがするとかである。
そう、ユウ様にも不満はある。
ユウ様への思いに体が応え、こんなに大きく成長したのに、感動の再会は『あれ、ラフタリアはどこ?』である。
しかも視線をだれもいないところに向けたことから魔法で確認した。そして、その一言がなかったかのように『おかえり、よくやったね』と褒められた。
嬉しいような、ショックのような複雑な気分である。
ちんちくりんであり、子供であった私から大人の私に変わったのだから、どうかと思えば『新しい服買わなきゃ』である。
泣きそうになりながらリファナちゃんに相談すれば『既成事実だよ!』と言われた。
なにそれ、と首を傾げてみれば出てくるのはエロエロだった。
どろどろでグチョグチョだった。
た、たての勇者様とはそうなの? と聞けば、まあね! と胸を張って嬉しそうだった。でもその気になられると逆転されちゃうんだよなあ……お尻とか責めてみようかなぁと小さい声で言っていた。よくわかんないけど。
「よ、よし。今日いこう……」
リファナちゃんに誘われてかった、お高めの下着やひらひらするばかりで透けていてなんのために着ているのかわからないネグリジェ。部屋においてある姿見を見るだけでわかる。
なんかえっちっぽい!
リファなちゃんもラフタリアちゃんならイチコロだよ! と太鼓判を押してくれている。
……しかし。
部屋のドアを開けようとして思った。こんな裸みたいな姿で館をうろつくなど変態では?
──決心の鈍る音が聞こえた。
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「どうするかなー」
ユウには悩みごとがあった。
いざこざが終わったものの、一つの貴族家と教会合同の戦争だったのだ。家は取り潰され、その殆どをユウのものとすると王国、三勇教の両方からお達しがあった。たくさんの書類にサインをすることになったし、学業としては中学生のユウに統治なんてできるはずがなくメルティに相談すると任せてくださいと代理人を派遣してくれた。
その代わりと上目遣いで誘われて、前回よりずっと柔らかく受け止められるようになった彼女の体をたっぷり味わった。
こうして色々うまく回るようになった……のだが。
「あ~ムラムラする」
欲求不満である。王城に呼ばれればメルティやマルティを誘ったり、王都で引っ掛けたりして抱いたが、屋敷に滞在するとなるとメルさんにお願いすることになるものの、妊婦だからと口や胸などで相手をしてくれるだけで、入れさせてくれないのだ。妊婦なのだから性交なんてダメです、メッ! と叱られてしまった。口の方も仕事中に何回も呼び出しているうちに怒られてしまった。
そこからの欲求不満だった。
同居している仲間のことは過去の経験から仲間に手を出すということにやや引け目があり、無意識に除外していた。まあ、子供とドラゴンであることも理由だったが。
ただでさえ性欲で頭がいっぱいになりがちな中学生なお年頃である。勇者であることで莫大な精力が性欲も高めているせいでユウは割と随時ムラムラしているが、夜は静になるぶん余計ムラムラするのである。
トラウマが解消されたならセックスしなくてもいいんじゃないか? いいやユウは自分を想ってくれる愛の心地よさを知ったぶん余計にやりたくなっていた。
ストレスから逃げるためにお酒によっていた人間がストレスが無くなったからと言って酒をやめたりはしないのである。
フカフカのベッドで足をバタバタさせていると、コンコンと控えめなノックの音が聞こえてくる。
叩き方からしてメルさんではなかった。ガエリオンはノックしないので誰かはわかった。
はてと思いながら『どうぞ』と声をかけると扉が開いた。
目の前には一人の女性が立っていた。
体に沿うようにして曲線を描く半透明のネグリジェからは肌のつややかさが見えるのに、見たいと思う部分は腕に抱かれた枕によって隠されている。
「あ、あの。ユウ様、ちょっとお話していいですか……?」
盾の勇者「処女は守れなかった」
ここで止めるのかーって感じになりましたが、実は私、有給とりまして、年内休みスタートしたので月・火あたりで更新したい感じです。何もなければ!
エロシーンほしいサブキャラは?
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メルティ・マルティ
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メイドのメルさん
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商人のラビさん
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ガエリオン
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まだエッチしてない原作キャラ