私はーーリーシア=アイヴィレッドはメルロマルクの貴族家に生まれた娘でした。
これと言った特産物がないものの、自然豊かで食べるだけならそう困らない土地で、そのせいかみんな穏やかで貧しくても幸せに生きられる性質の人たちでした。そんな日々が変わったのは隣の領主から嫌がらせを受けるようになったときから。
領民から絞れるだけ絞る彼はこちらに嫌がらせをしながら選択を迫ってきました。
娘をよこせ。
贅に超えたまるまると太ったからだ。情欲に染まった瞳。
視線は口にしたあとの味を思い浮かべているようで、つばをすする音が嫌悪を沸き立てました。
ああ、食われるのだ。
恐怖のままふるえ続けるしかできなくて、かばおうとする父も母も相手をはねのける力もなくて。
せめて最後までと抵抗を続ける両親にしびれをきらせた領主は私を攫おうとして……
そんな私を助けてくれたのが樹様でした。
輝いていました。
勇者である彼の正義が私を助けてくれたのです。
私は勇者様についていくことにしました。貧乏であったにせよ、貴族の令嬢が勇者についていくなんて恐ろしいことです。
父も母も私を止めました。
けれども受けた恩に報いたいと飛び出すように家を出ました。
それからは、辛くも楽しい日々でした。仲間になったばかりの上、ステータスで劣っている私はレベルを上げてもドベのままで、皆さんの雑用をすることでなんとか役に立とうと必死でした。
それでも、樹様が誰かを助ける素敵な姿を見ると心が満たされました。
世間知らずだった私はそれを見てようやく自分のようなものは世界にたくさんいるのだと知って、だからこそ樹様を助けることでそんな人達を助けたいとも思いました。
ずっとこのまま樹様と一緒に旅を続けられるのだと、のんきにも思ってました。
**
「勇者様、波をなんとかしてくださりありがとうございます」
「平和を取り戻すことは勇者の役目。このくらいなんともありません」
「まあ、なんて素晴らしい心がけです。であれば助けられる私達の勤めとして幾らかの支援を……」
「ありがとうございます。皆の心が私達勇者を支えてくれています。ーーまたお困りでしたらお声掛けください」
「心の不安が解けてゆくようですわ……!」
カルミラ島から一緒にパーティーを組まさせていただいている刀の勇者のユウ様が先程収めたばかりの波の地の領主と会談をしています。
勇者として正義をなし、人々を守った勇者と、それを称える人々の姿はとても絵になります。
時間も時間だったので、泊まっていってくださいという領主の女性にユウ様は頷きました。本日はここで泊まりのようです。
波の戦いは無限のように魔物が湧いてくるので、経験値稼ぎには最適……と一晩でいくつもの波を渡り歩いたため、常に全速力で飛び続けたガエリオンさんは亀がひっくり返るようにベッドの上に寝転んであっという間に寝息を立て始めてしまいました。
ユウ様は特別な部屋でお休みいただきたいと案内されていってしまったので、起きているのは私とラフタリアさんだけです。
「……ラフタリアさんが羨ましい」
「私がですか?」
自分の何を羨んでいるのだろうと首をかしげていますが、私から見て、ラフタリアさんは羨ましいの塊でした。
強くて羨ましい。美人で羨ましい。頭が良くて気が利いて羨ましい。
ーーなにより、勇者様とうまく行っていて羨ましい。
時々彼らが言葉を返さずに目だけで会話して行動していることがあります。
ああわかり合っているのだと羨ましくなります。私は樹様に直接命令してもらってもそのとおりに動けないのに。
なのにラフタリアさんはそれを誇るのではなく、うーんと悩んでしまいました。
「……私だって信頼してもらえる様になったのは最近だと思います。ーーなんと助言していいかわかりませんけど、ユウ様も、きっと弓の勇者様も一人の人間であることを忘れずに努力すればきっといつかわかり会えるんじゃないでしょうか」
なるほど。成功者の言葉は重みが違うように感じました。努力すればきっとわかり会える。
その言葉は安心を与えてくれます。
「ーー私! ユウ様に訓練をお願いしてきます」
「えっ? い、いまはーー」
ラフタリアさんがなにか行っていましたが、やる気になった私には聞こえてきませんでした。
**
「あれ、リーシア?」
「ふえっ、なんで半裸なんですか!?」
「え? あー、寝汗書いちゃって。ちょっと風に当たろうかと」
ユウ様の部屋へと向かうと、途中で本人と出会いました。
寝ている途中だったのか、パジャマのボタンは一つも止められていなくて、おへそまで見えています。
ユウ様はイツキ様と年も近いしどちらもかわいい顔つきをしていますが、外見より体が引き締まっていました。
近くによるとムワリと男性のもぞもぞする匂いが強く香ります。それに合わせて嗅いだことのない匂いがしました。
ベッドでお香でも焚いていたのでしょうか。
「その、ラフタリアさんとユウ様の話を聞いて、私も仲良くしたくなって……」
「へっ? あ、え? で、でも、樹……」
「はい! 樹様と仲良くするためにも、ど、努力しなくっちゃって!」
「ああ、そういう……まあ、いいか……」
悪くなって酸っぱくなった食べ物を口にしてしまったように顔をしかめたあと、ユウ様は了解してくれました。
さすが勇者さまです。
「じゃ、せっかくだし”仲良くする練習”しようか」
「ふえっ」
腰を抱かれ、ぎゅっと距離が近づきます。自然とあの練習の日を思い出して、胸がどきりとなりました。
あれは練習なのにとてもとても気持ちが良すぎたから……。
「か、かげん……」
「ラフタリアのこと教えてあげるから」
「ふ、ふええ……」
ふう、ふうと自分の息が荒くなっているのがわかる。
練習、れんしゅう。
らふたりあさんとおなじ。
高まる胸の音。イツキ様と仲良くなるためにも頑張らなきゃ。
ただ、胸の中にはイツキ様のためだけではない気持ちが生まれていた。
**
「ラフタリアは匂いを嗅ぐのが好きみたい。首の匂いとかーー」
開いた部屋に二人で入る。ベッドに二人で腰掛けると、ギュッと抱きしめられる。
腕の力が強いのか、強く密着するせいで胸がユウ様の胸にあたってムギュッと潰れる。
心臓の音が伝わってくるくらいに肌が触れ合う。
ムンムンと体温が上がるのがわかり、ツッと首から汗が流れる。
ユウ様は首元にぐっと噛み付くみたいな顔を近づけ、スンスンとわざと鼻を鳴らしながら匂いを嗅いでいるところを見せてくる。
変なにおいしないかな、汗臭くないだろうか。
心配が先立つ。
つうっとユウ様の舌が首筋をなぞる。それだけでゾクゾクと快感が伝わってきてしゃがみこんでしまう。
「こっちの前戯の普通がどうか知らないけど、地球の男にとってはクンニは普通だからね」
勇者にとってはふつー……。イツキ様にとっても普通……。
ただ、正直故郷でも余り閨の作法について聞いていない。
父も母も穏やかな方で、そういったことは結婚してからお互いで学んでいけばよいだろうという方針だったからだ。
幼少の頃、自分で女性器を触ろうとして、触ってはいけませんと怒られてからなんとなくその手のことへの興味を持たないようにしていた。
住むところが違えば常識が変わるのはわかる。
それに勇者様が子沢山なのも伝説ではよく描かれていることである。
であれば愛し方が広いのも、わからないでもない。
そしてであればこそ、私がイツキ様のやり方を学べるのはユウ様だけである。
ちゅっちゅと口淫を交わしていると、グチュっと濡れだしているのがわかる。
今までは自分の体が壊れてしまったのではないかという不安もあったが、段々とそういうものなのだというのが忌避感をなくしている。
唇が慣れだす頃にはいつの間にかもっと深い口付けを交わしている。
絡め取るように、しごくように舌と舌が交わる。
口内に流し込まれた唾液は熱く甘く感じる。全力で走ったように心臓が高鳴る。
されるがままはだめだと絡めに行けばその動きも利用するように深く愛撫される。
ダラダラと太ももを伝うネットリとした愛液の存在が高ぶりを伝えてくる。
「立ってきてるね」
胸をやわやわと触れられるだけで、普段は内側に縮こまっていた乳首が顔を出している。
それ自体自分が興奮しているのだと相手に示すようで恥ずかしさが胸を叩く。
「胸を使えるようにしてあげるね」
そういって、ユウ様私のあそこに手を伸ばして指でそっと差し込む。それだけで体の芯に雷のような快感が伝わり、ガクガクと足が震える。
そのくせ、待っていたと言わんばかりに腰が動かしてもいないのに勝手に前後に揺れる。
その前後の動きに合わせるように指を動かされる。ブランコで背中を押されたように快感は強く振り回されるようだった。
「ふあっ♥」
これからもっともっと……けれど、指は引き抜かれてしまう。
膣はギュッと力を込めてそれを拒むが、関係ないとばかりに行ってしまう。
ヌチュッとねとつく水音が響く。
「これでいじってあげる」
目の前に見せられた手。指どころか手のひらまでドロっと濡れており、人差し指と中指をちょきの形に広げたり閉じたりするたびにねっとりと糸を張る。
それが自分から出たものだと見せつけられて羞恥心をこれでもかと煽ってくる。
「リーシアの武器はこの胸だよね。だから誰が相手でも胸でいけるようにしてあげるね」
「ふええっ」
とろりとしたその手でにゅっとその存在を主張している乳首が掴まれる。
シコシコ指で優しく上下されるだけで何度も頭が真っ白になり意識が途切れそうになる。
性行為とはこんなにも激しいものなのか。
波を経験して、レベルが上って、それでも全く太刀打ちができないでいた。
けれども、これほどの快楽の波に襲われながらもユウの手付きは優しく、少しずつその快楽を享受できるようになっている。
その分、絶頂はより深く、高まっていた。
優しく導かれている。
その心地よさに導かれながらも、リーシアはかつて令嬢としてダンスの手引を受けたことを思い出す。
ダンスはお互いの気持が合わさるから美しく舞えるのだと。
運動神経の良くない自分でも、上手な男性に支えてもらえれば形になったが、心のあったもの同士の踊りは本当に美しく見えたことを思い出す。
確かにこのまま任せれば誰に触られてもイケるようになるかもしれない。
イツキ様に触れられても面倒を感じさせずに性交できる様になるだろう。
(でも私は)
正義なすイツキ様への恩。でも、故郷からお金がものなど支援する手もあった。
でも、私はその道を選ばなかった。私はイツキ様のようになりたい。そして、隣に立ちたい。
「わ、私も気持ちよくしてあげたいんです」
「えっ」
「それに、イツキ様、奥手そうな気がしますっ!」
「あー、まあ、そうだね?」
むね、私の武器になるらしい胸でどうすれば気持ちよくできるか。
お腹につくように反り返っているユウ様の物にえいと胸を押し付けたり、体を上下させたりする。
どうだろうか?
「……パイズリ、してみよっか?」
燃えるように熱を放つユウ様のが私の胸の間にぴとっとくっつけられて、
「さっ、手で挟んで」
「ふええっ!!」
胸はそういうことをするためのものじゃないと思います、と言う気持ちもでも異世界から来たんだしと、おそるおそる慎重に。
ユウ様のものを挟んでみて胸を下から両手で支えながら上下に揺するとユウ様は気持ちよさそうに顔を緩める。
効果があるのだと思うと力も入る。
「くわえて……」
上下に擦ると亀頭の頭が胸の間から顔を出す。ぴょこぴょモグラのように出入りするそこを唇で捕まえるように咥える。
けどすぐに口の中から出ていってしまう。歯が当たらないようにするのもむずかしい。
ただ、気持ちよくされるだけより、どことなく精神的な充足感があるような気がする。
つっと唾液を垂らすとヌチャヌチャと淫靡に音がなる。
ああ、気持ちいいよと言われて頭を頭を撫でられて。そういえばちゃんと褒められたのはいつぶりのことだろうとより気持ちが入るのを感じた。
今までと違い直接は性器を触られてもいないのに、それまでと変わらないように愛液はとろとろと流れ続けた。
リーシアはもとより頭が悪いわけではなく、決断できないからこそ行動が遅くなっていた。
ユウにああしろ、こうしろと言われるたびに愚直にそのとおりに行ってゆき……
「出るっ」
「あっ!?」
じっくりと時間をかけて奉仕され続けた肉棒から激しい勢いで射精される。
ぶつかるように吹き出た精液はリーシアの顔を汚したが、どこかやり遂げたようにリーシアはニコリと笑った。
受け身状態のリーシアさんが相手を考えるようになったとかならないとか。
この後はラフタリア、ガエリオンなどと一緒に経験を積みながら補助の使い方とか弱点の見極めとかそういう戦闘経験を受けつつエロの経験もあげてく……やも。
このままだと経験のなさそうなイツキさんは姉ショタされてしまうことに……!?
で、この後は絆世界へGOなわけですが、その前にマインなどの槍パと仲良く(意味深)したいのですが、この頃の槍パってマインと魔法使い帽子の怠け豚エレナ(女1)と踊り子的なピンク髪の巻いてる(女2)ですよね。
女2の人名前なんだろ……。見世物小屋に売られたライノじゃないよね?
まあ、女2が元康とデートしているときに来たみたいな感じでいいかな……?
リーシアさんの方向性を参考に教えて下さい
-
樹様大好き一途。勇様ありがとうございます
-
樹様大好き一途。勇様はエロテク教師です
-
樹様大好き、でもエロは勇様と♥
-
樹様は尊敬、でもパートナーは勇様です♥
-
樹様も勇様も純粋に尊敬してます!!