エレナは大きな商会のトップの娘で裕福である。
だからこそ、下手すれば貴族以上の教育を受けているし、その生来の性質はめんどくさがりのことも有り、面倒な勉強、大変な訓練を卒なくこなすことで労力を減らす努力を怠らなかった。
逃げるのではなく、楽をするために努力をするエレナは勤勉であり怠け者であった。
そんな彼女であったが、家の商売の手伝いも色々やらされている。
大きな商会としては取引の大きい商いも扱っており、貴族を含めて裕福な層との付き合いが深い。
そうなると聞こえてくるのが性の話である。
貴族は家を継続させることが第一の使命である。
そうなれば優秀な継承者……子供を生むことが求められる。
メルロマルクは女性優位の国家であり、女王をトップにするが、だとしても一年に一度しか子供を産めない女性より何人でも種を撒ける男性のほうが利点は強いのだ。
だが、刀の勇者はさておき、立たなくなった、全然子供を授からない、もっと気持ちよくなりたいなど性の悩みは誰にでも訪れる。
性の悩みは家の弱みでもある。誰にでも相談できることではなく、けれどいいものがほしいとなれば口の固い商人に話が回ってくる。
正常位だと子供ができやすいとか感じさせると女の子が生まれるから入れてすぐ出すほうが男児が生まれる可能性が高いだとか正しいのか正しくないのかよくわからない話も多く耳にした。
そんな生活を送る中でなんとなく理解していることがある。
”女はそんなに簡単にイッたりしない” ということである。
オナニーをすれば割と簡単にイッてしまうのに、不思議と男のアレではそう簡単にはイかないらしく、男は下手くそばかりなのだと思っていた。
その分、女性たちの中でセックスが上手な貴族男性の話はまことしやかに囁かれ、だからこそかその男性は浮世を流しており、上手い人ほど多く経験を積む構造に、だからこそ大半の男が下手なのだろうなあと思っていた。
エレナは槍の勇者のパーティに所属した。モトヤス様はナンパ男であり、美人か困っている女の子がいればすぐに声をかける人だった。
そんな中、王女のマインを別格とした、パーティ内でのモトヤス様の隣の奪い合いは何度となく行われていたが、家の命令でここにいたエレナは一歩引いており、寵愛も求めなかったこともあり、出入りの激しい女仲間達のアレコレをよく聞いていた。
総合評価としてはイケメンであり、たくましく、初めての相手なら優しく扱っているため、心地よい初体験をできる相手、というところだろうか。
イケメンが優しくシてくれる。それだけでいいものであるようだ。
他の男と経験があったり、長めに仲間として所属した子なんかは、こなれている分、イッたりもしているようで、「今日なんて一緒にイッちゃったの!」なんて話を聞いてさすが勇者だなあ。気持ちよくてもめんどくさいから私は遠慮しておくけど、なんて思ったものだ。
そんなモトヤス様と経験しているのにユウ様に転ぶとはとても上手なのか、もしかしたら年下趣味なのかなんて思ってた程度だった。
ーーそれが……。
目の前のベッドに横たわっているのは同じ槍の勇者仲間のレスティ。
おしとやかと無表情を履き違えた少女で、娘に甘い親を持っていることも有り、王女であるマインにうまく使われるような友情を気づいている少女である。
男が酌をする店に連れられたときは機嫌よくグビグビ飲みすぎて悪い男に狙われたりしているスキの多い少女だ。
あれで友情があるのか、他の女は進んではめてるにも関わらずレスティについては面倒見ておいてとマインに言われて何度も尻拭いをしている。
めんどくさがりな分、手間を掛けさせられる厄介な相手という面が強かったが付き合いが長くなればそれなりに情もわく。
何をするかわからないマインと比べればわかりやすい少女でかわいいものだった。
だが、そんな少女が勇者の手によって溺れたあとみたいになっている。
下半身はピッチャーに入った水をぶちまけたかのようだ。
ぐったりとベッドに倒れたままの体は全身から汗が吹き出しており、茶色の髪が頬に張り付いている。
全身に全く力が入っていないにも関わらず、余韻なのかなんなのか、時々ピクピクと震えてはとろりと膣内に残った精液を愛液混じりに流している。
触れもしないのにイッているのだろうか。全くもって異次元の状況だった。
モトヤス様は理解できる範囲だったが、彼はそういう生き物のように別の存在である。
(なにあれ。人として壊れたみたいに……)
気持ちよさそうではあったが、アレを見て羨ましいと思えるほど心に余裕はなかった。
麻薬注射すれば気持ちよくなれるよと言われてやるやるーと答えるようなものである。
アレを経験したら自分はそれまでの自分と違う生き物になってしまう。そういった怖さがあった。
しかし、マインに進められていること、他の答えはないにしても返事をしていること、勇者から逃げられないこと、なにより、竦んでしまい足が動かなかった。できる抵抗はシーツを体にまとって閉じこまることで、全く何の抵抗にもなっていないのは誰に目を見ても明らかだった。
近づいてくる刀の勇者は見た目の可愛らしい少年のままのはずだが、出したあとにも関わらず、泡だった愛液に濡れながら一向に衰えずむしろより勇ましくなったアレを揺らしながら近づいてきており、勇者というよりモンスターだった。セックスモンスターである。
ベッドの端でアルマジロになってブルブルしていたエレナの隣にユウが腰掛ける。
「ごめん、やりすぎて怖がらさせちゃったね」
もしかして許してくれる? やらなくてもいい?
しかし、隣に腰掛けた彼のモノはお前も食べると言っていた。
許してほしいと泣き言を言いそうになったが、それより先に丸くなった自分の胸元に手が伸びてくる。
差し込まれた手はやわやわと胸をもんでくるが、胸くらいならいくらでももんでいい、だから許してと腰が引けながらももみやすいように手を避けると、手は二本になり、両方が揉まれ始める。
ふっふっふとランニングを初めたくらいに息がいつの間にか荒くなっている。
……やばい。すでに気持ちがいい。
「……あ、あれぇ?♥」
エレナは処女であるが、仲間はセックスをモトヤス様としている。なるべく避けていたが、隣の部屋でも声は聞こえるもので、気持ちが高まれば一人で沈めていた。股の方については触ってはいけません、病気になるでしょと子供の頃に教えられてからはなんとなく避けており、知識を得てからはより触る気になれなかった。故に胸で自慰する派だった。
めんどくさがりで欲に正直な分、胸や乳首の感度はとても高く成長していたが、それにしても、自分でするより遥かに気持ちいい。
「あっ。まって、まって……」
停止なんて聞いてくれるわけがなかった。快感をこらえるためにぐっと唇を閉じる。
「んんんっ♥♥」
胸を揉まれるだけでイッてしまった。真っ白になる視界。はあはあと荒く息をしながら気持ちを整えようと必死になっているうちに、唇を奪われる。
初めてだとそんな風に意識する間もなくぬるりと入り込んできた舌が私のものを絡め取ってゆく。
「うむーっ♥」
唇の柔らかさや舌の艶めかしい動きに気を取られているうちにシーツは退けられ、服も脱がされている。
まるで手品のようだった。
しかし怖い。自分の常識が全く通用しないことは恐ろしい。
「怖い?」
言葉が出ない。コクコクと首だけで返事をすると、ユウはベッドに横たわった。
「上になってよ」
ウエニナッテヨ? 言葉が音のままで意味にならない。
動けないでいるエレナにユウは上半身を起こすと、尻を掴むようにして体を引き寄せ、自分の足の上にエレナの体を乗せた。
横になったユウの太ももの上に座り込んだエレナの直ぐ側にはいきり立った肉棒があり、裏から見ても凶悪さは変わらなかった。
「自分で入れて、動いて。それなら怖くないでしょ」
乱れる仲間を見ていたこと、男と女の匂いをかぎ続けたこと、胸で生かされたこと。
エレナもまた、ぐっしょりと濡れており、年齢相応に生えている陰毛は愛液に濡れてみだらに張り付いている。
「じぶんで?」
迷った。迷ったが、ユウを自由にしたときにどうなってしまうかわからない。
それであれば自分でやるほうがマシに違いない。
のろのろと腰を持ち上げ、手で肉棒を掴む。体の一部であるということが信じられないほどに熱く太い。
こんな物入れていいのだろうかと思いながらも、死にはしないと決心して穴にあてようとする。
しかし、エレナは処女である。
場所はわかっているはずなのにうまく当てられず、入り口を自分でこするはめになる。
「あっ♥ んっ、このっ♥」
見かねたのかユウが腰を動かし、一をあわせてくれたようで、亀頭部分がゆっくりと入り込んでくる。
無理矢理に開いてゆく感覚は、他人が自分の内側に入り込む異物感と、けれど自慰よりはるかに強い快感により次第に心地よいものに変わってゆく。
手持ち無沙汰だったからなのかもしれないが、伸びてきたユウの手がエレナの手をにぎる。指どうしが絡み合い、エレナに妙な一体感を与える。
体を下ろすたびにズプズプと深く繋がってゆく感覚。
今まで得てきた人生の中でも、これ以上ないほどの快感が体を襲う。
自分は処女のはずなのに、差し込む際のつっかかり……処女膜を力を入れて破っても痛みを覚えたのは一瞬で、今は心を埋め尽くすような快感が支配している。
体を起こし引き上げ、力を弱めて下ろす。
上げておろして、あげて下ろす。
ただその動作を繰り返す。快感に体がしびれて、下ろすたびに動けなくなりそうになる。
でも、引き上げ、下ろすときの気持ちよさが体をはやく、早くと急き立てるのだ。
ああ、無理だ。
こんな、こんな気持ちいいことがあったなんて。
自分は馬鹿だった。めんどくさがらずにもっと早く経験すればよかった。
いや、違う、彼だからにちがいない。彼だけが特別なのだ。
上下を繰り返すうちに、自分の中でより気持ちいいところを探し当てるように動く。
だってそうすればもっともっと気持ちいいのだから。
**
処女相手にビビらせてしまってどうしたものかと悩んでいたが、経験してしまえば怖くなんてないよ~と理解してくれたようだ。
笑顔の裏でどこか冷めた感情を宿していた彼女も今では体力を振り絞って、快感にガクガク震えながらもゆっくり体を揺らしている。
自分の下にいる男のことを忘れて、与えられる快楽の虜になってしまった状態だ。
形の良いディルドーに夢中になっているようなもので、自分を忘れてしまっているような行為はちょっとさみしい。
だが、自慰のように使われているというのは、赤裸々に弱点を明かされているようなものだ。
表情を、膣のうねりを、体のしびれを感じれば、どこを責めればどうなるかなんてもうわかりきったようなものだ。
だんだんと動きがゆっくりとしてきた。
なれたようだし、そろそろ俺を思い出してもらおう。
浮き上がったエレナのお尻をがっしりと鷲掴みすると、ぐっと強く奥へ肉棒を押し込んだ。
「ああああアっ♥ なんで、きゅうにっ♥」
「そろそろなれたでしょ? もうそろそろいいよね」
ゆっくりとした他人ペースに大分焦らされてしまったち○こはガツガツ上下させるとそれだけで元気になってくる。
エレナは船の揺れになれたばかりなのに大嵐を経験しているように表情が大荒れだが、快感に振り回されているようするは自分が振り回していることを感じられるのでなんとなく可愛らしく感じる。
俺のこと、しっかり刻んでもらおう。
けど、処女なんだから、まずは精液の味を覚えてもらいたい。
気をやってしまう前にと、掴みだした彼女のリズミに合わせて奥にぐっと押し込み射精する。
「んくっ!」
「あああ♥ でて、でてるっ♥」
ドビュドビュと二人目であっても全く変わらない量が膣内に放たれる。
体位を変えて今度は俺の方から……そんな事を考えているうちに、エレナが腰を上げて……下ろす。
くっと嬉しそうに笑っているエレナに二回戦が始まった。
怠け豚ことエレナさんは割といい根性していて好きですが、金の切れ目が縁の切れ目とさらりと元康捨ててるところはおお、腹黒い……感ありましたので、分からせ的な……。
でも、いい根性してるので、それはそれとして協力はするものの面倒は嫌と変わらずかもしれません。
リーシアさんの方向性を参考に教えて下さい
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樹様大好き一途。勇様ありがとうございます
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樹様大好き一途。勇様はエロテク教師です
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樹様大好き、でもエロは勇様と♥
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樹様は尊敬、でもパートナーは勇様です♥
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樹様も勇様も純粋に尊敬してます!!