なんでミミカスにせんせいのツメ持たせてるんだよ(怒り)
休日。少女は自室のベッドからゆっくりと起き上がる。
少女の名前は暗視波奉。とある小学校に通うごく普通の小学生である。
眠気眼を擦り枕元に置いてある目覚まし時計を確認すると時計の針は丁度9時を指した所だった。普段ならもっと早く起きているが休日という事と昨夜は遅くまで起きていたのもあってこんな時間になってしまった。
「ふあ~~・・・んっ♡」
大きな欠伸をしてから波奉は体の違和感に反応する。
布団を捲り、パジャマのズボンも捲り中を見る。―――そこにはパンツまで愛液でぐちゃぐちゃに濡れ、未だに疼きの止まらない自身の股間があった。
波奉はそこをソッと指で触れると、少しずつ掻きまわすように動かし始める。
「あっ♡ んふぅ♡ はふっ・・・♡♡」
膣内に刺激を与えているのは指だけではない。指で届くよりもさらに奥にある微振動が刺激を与えてくる。
そう、少女の膣奥にはローターが入っている。何故かと問われれば、理由はいたって単純。昨夜は遅くまでオナニーをしていてオーガズムに達し、その快楽に飲まれたまま寝落ちてしまったのだ。
波奉は右手で膣を刺激しながら枕元に左手を伸ばし、そこにあるリモコンを掴む。特徴的なピンク色のリモコンにあるボタンを押すと膣奥の刺激がより強くなる。お分かりいただけるだろうが、遠隔型のローターである。
「はぁ・・・ぁっ♡ んん・・・・・・ふっ・・・あふっ・・・♡♡ ふっ・・・ぁ゛ッッ・・・♡♡」
ビクビクと下半身を中心に体が震え、悲しくもないのに目頭に涙が浮かぶ。それでもなお指の動きは止まらずただひたすらに膣内をかき回していく。
火照った体はより強い刺激と快楽を求め、それを受ける度に口から甘い声が漏れる。
「ぁん・・・ッ♡ イッ・・・イ、くぅ・・・♡ はぁッ♡ あぁあッッッ♡♡♡」
そして、波奉がオーガズムに達すると同時に潮を吹きさらに膣奥にあったローターが飛び出す。
快楽の余韻で体は痙攣しプシュッ♡プシュッ♡と細かく潮を吹いてしまう。
布団が完全に駄目になってしまっているがそれが気にならない程、意識は快楽の中へと沈んでいた。
そう、快楽の中である。どんな快楽だろうと永続的に続くことは無い。
物の数分で冷静(賢者モード)になった波奉はティッシュで拭ける所は拭いて掛け布団を持ち部屋を出る。
家は静まり返っており、両親が共にいない事を示していた。
両親は会社の重要ポジションに付いており、休日だろうと何かあればすぐに出勤してしまう。
「・・・・・・」
それが日常となっている為に波奉は無言のまま階段を降りると、洗濯機の中に放り込みボタンを押す。
洗濯が始まるのを確認してから自室へと戻り、勉強机の引き出しの中にある回転レバーを掴みベッドの横にある差込口に差し込むとグルグルと回す。それに応じてベッドの床板が中央から盛り上がり、マットレスが干される。
そこから動かないように固定してから窓を開けて風が入るようにする。
ざっくりとした後処理を終えてから次は風呂場に足を向ける。布団の処理が終わっても愛液で下半身とパジャマは汚れてしまっている。その処理もしなければならない。
服を脱ぎ、下着も脱ぎ何も身に纏わぬ姿になると、風呂桶に脱いだ服を入れて水を張る。
汚れと言っても愛液であり洗剤を使う必要はなく、そもそも手が荒れる恐れがあるので使いたくもない。水で洗い流すだけで充分である。
そうしてある程度洗い終わってからシャワーを浴びる。少し時間が経過したのもあってか愛液が乾き肌に張り付いたような感覚を伝えて来ていたそれが段々と無くなっていく。
「ふぅ・・・」
全身をくまなく洗い流してからタオルで体を拭く。家の中には洗濯機の音だけが響き、もの悲しさを伝えて来ていた。
波奉は用意していた替えの下着と普段着に着替えると洗ったパジャマ等を持って自室へと戻る。自室には物干しスタンドが設置されており、そこへ丁寧にパジャマと下着掛けて干す。
もはや休日は毎朝このようになっているのもあってか慣れたものになっている。
「ん~。んふぅ・・・」
一通り終わらせてから体を伸ばして解す。
波奉は休日があまり好きではない。読書かゲーム以外にやる事が無いから。
友人と呼べる茜と優歌の二人は少し離れた場所に住んでおり、会うのにも時間が掛かる。特に、優歌に関しては川を跨いだ隣の市に住んでいるので子供の足では向かう事すら厳しい。
電車を使えば何とかなるが、子供のお小遣いでは電車賃でもかなりの出費になるので頻繁に向かう事は出来ない。
どうしたものかと頭を悩ませるが、何も思いつかずゆっくりと時間は流れていのだった。
▼▼▼▼
桃知茜の朝は遅い。
朝と言うよりも、もはや昼を過ぎている。朝早くまで一晩中レート戦をしていた者の末路だ。
寝たのではない、気が付いたら意識が堕ちていたのだ。世間一般でこれを気絶と呼ぶ。
かなり不健康な行為であり、担任教師が知ったら淡々と説教をしてくる事だろう。
目が覚めて最初にするのはゲーム機の画面に目を向ける事でありそのまま流れるようにボタンを押して操作を開始する。
頭の中にあるのは睡眠前までの対戦の記録と結果であり、勝利の為にどのようなパーティーにするのかを再構築していく。
そこに使う脳容量を勉強の方に少しでも割けば担任教師は泣いて喜ぶ事だろう。
(ヒー〇ランをパーティーから外すとしてその代わりにコ〇タスかキュ〇コンを入れてウチのリザ〇ドンをメガ型運用じゃなくて非メガ型サンパワーするとして、ナット〇イは確定、と。それとさらに読み合いをさせる為にあめふらしペリ〇パーとオボン〇実持ちラグラージを入れる事でメガラグ雨パを匂わせつつ、相手の水タイプを牽制できるようとつげ〇チョッキ持ちサ〇ダーで一旦潜ってそこから対策を見て行こう。それ次第で雨パ匂わせを止めて・・・・・・)
もう一度言おう、そこに使う脳容量を勉強の方に少しでも割けば担任教師は泣いて喜ぶ事だろう。マジで、確実に。
茜は頭の中で新しいパーティーを決めてボックス内を漁るが目当ての一匹が見当たらず少し困惑する。だが、寝起きから段々と覚醒して来た脳が先日の事を思い出させた。
先日、友人である波奉が雨パを作っていたのを見て使っていなかったペ〇ッパー(6V)を上げてしまっていたのだ。その時はまだ雨パ(匂わせ)を再構築する事を一切考えていなかったのでどうしようかと考える。
あくまでも匂わせなので適当なペリッ〇ーでも良さそうなのだが、万が一に選出することになると少しでも打点を出して欲しい。ナット〇イが場を作り、ペ〇ッパーが雨を降らせ、サン〇ーが雷を落とす、そんな戦法を使う為にも厳選は必須となる。
ちなみにだが、このパーティーだと中途半端な対策のせいで火力に特化されたパーティーに全滅する可能性が高いのだが、完全に覚醒しきっていない脳はそれを思い起こさせなかった。
そして、厳選を開始しようとした所で腹の虫が音を出した。
「・・・・・・腹が減っても山吹できる・・・だっけ? まあ、何か食べて来よ~」
ここに担任教師がいたならば一瞬の間もなく「そこは『腹が減っては戦はできぬ』だ」と訂正しただろう。というよりもどこから『山吹』出て来たのだろうか。
多分それは今後明かされることのない一生の謎になるだろうがどうでも良いので言及はしない。する気もない。
茜は部屋を出ると眠気眼を擦りながら階段を下りる。リビングに付くとそこには新聞紙を広げて読んでいる父親がいただけで母親の姿は見当たらない。
「おはよ・・・、お母さんは?」
「ん? 近所の奥さんたちと会食に行ったよ。・・・お腹空いたのか? 今持って来るから少し待ってなさい」
父親はゆっくりと立ち上がると台所の方へと向かう。茜はそれを横目に椅子に座ってテレビを付けると撮り溜めていたアニメ(ポケ〇ン)を再生する。
オープニングが終わった当たりで父親がレンチンした昨夜の余りを持ってきた。
「ありがと~」
「・・・・・・」
父親は何も返さず新聞に向き直る。
これはいつも通りの光景だ。茜の両親は共に働いており家にいる事が極端に少ない。
それを何年も続けていたせいで子供との接し方に慣れていないのだ。冷たいのではなく、愛情表現が不器用なだけなのである。
茜自身、その事を理解しているので特に何も言う事無く食事を終えると食器を水に付けて自室に戻った。
そして、ゲーム機を掴むとベッドにダイブする。低反発でありながら確かな柔らかさを持つマットレスが少女の体を迎えた。
その柔らかさに心地よさを覚えながら茜は枕元にある引き出しの中に手を突っ込むと中をごそごそと漁る。
バッと勢い良く取り出した物は愛用の電動ディルドだった。
茜はゲーム機を起動しながら慣れたように引き出しからローションを取り出して足も巧みに使いつつ片手でディルド全体を濡らす。
そのまま自身の秘部に入れると電源をオンした。
「んっ・・・♡」
膣内全体をディルドの振動が刺激し、背中にぞわぞわとした感覚が走る。
茜はパンツで抜けないように抑えるとゲーム機に視線を移してキャラを操作する。向かう先は育て屋であり、さらにはその眼前にある廃人ロードだ。
ポ〇ケンを預け、廃人ロードを走り、卵を受け取り、また廃人ロードを走る。
卵から孵ったなら個体値を見て低ければ逃がす。この作業を右手だけでしながら左手でディルドを動かす。
もはや手慣れたものなのか快楽で思考が鈍化する中でも的確にキャラを操作し、多くの卵を孵化しては逃がして行く。
ただ、流石に快感が全身を包んでいくとゲーム機から手を離して左手でディルドを膣奥に突きながら右手で自身の乳首を摘まみ刺激していく。
「あっ・・・♡ んっ、くぅ・・・♡ んッ♡」
茜はシーツを食み、声を殺す。
一階には父親が居り大きな喘ぎ声を出せば家中に気まずい空気が流れる事になる。
特別支援学級に通っている為に親も事情はしっかりと理解しているがそれとこれとは話が別になる。
普段なら両親は仕事で家を空けている為に一切の躊躇も恥じらいもなく声を出しているが親がいるのなら流石に声を抑える。
グポグポと音を出しながらディルドを動かし続け、快楽が高調になると同時に子宮を今まで以上に深く押し込む。
「ッ♡ ~~~~~~~ッッッ♡♡♡」
絶頂。脳内に電気が走り視界にパチパチと火花が浮かぶ。ここしばらく生で性行為をできていなかった為にその絶頂は深くそして長い。
それでも覚めるときは一瞬でスーッと頭が冴えていく。
今までならもっと快楽の中に入れただろうが最近はその時間が段々と短くなって行っている気がする。
「む~、やっぱりヤってないのがげーにんなのかなぁ」
ここに担任教師がいたならば一瞬の間もなく「『原因』な」と訂正して(ry
茜は愛液で濡れた自身の秘部をティッシュで拭く。パンツもぐしょぐしょになってしまっている為洗濯は必須だろう。
頭が覚めたにもかかわらず膣奥はまだキュンキュンと刺激を求めており、それが茜の欲求不満を表しているようであった。
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繁華街から少し外れた場所。
通称『裏繁華街』。―――何の捻りの無い名称だがこう呼ばれているのだから仕方ない。
ここは所謂社会のはみ出し者が巣くっている場所であり、昼間は稀に一般人が通り抜ける事はあるモノの夜となれば闇に属する者が闊歩する危険地帯になる。
チンピラから反社会勢力、『深淵』と呼ばれる最奥に属する者すらもいる事がある。そんな場所を数人の部下を引き連れて一人の少女が歩いていた。
あまりにも不釣り合いなその姿は悪い意味で視線を集める。腹を空かせたライオンがいるサバンナの中心で体中に生肉を張り付けて武器を持たず歩いているような物だ。
数人の部下はボディーガードの役割を持っているが、ここではあまりにも非力で戦力として数えるにはあまりにも心細い。
だが、そんな少女に襲い掛かろうとする者はいない。
チンピラはボディーガードの厳つさにビビっているだけだが、反社会勢力は少女に怯えている。
少女の名前は『早川優歌』。日本有数の『早川財閥』の令嬢である。
上手に使えば大金を簡単に得る事の出来る材料でしかない優歌はあまりにも無防備に歩を進めているが、それでも手を出そうとする者は一向に現れない。
これは優歌に何かしら権限がある訳でも権利がある訳でもない。ただ、暗黙の了解の下で保護されているだけなのだ。
約二年前に起こった出来事により反社会勢力が『不干渉』でいる事を決めた
それ故に傍観でいる事で身を守っているのだ。
そんな事情を知ってか知らずかは不明だが優歌は鼻歌交じりに目的地を目指す。
暗闇が支配する道を進むと、とある店に付いた。そこは大通りから外れた場所に入り口を構える少し変わったパチンコ店である。
より正確に言うなら一般人の立ち入りが極端に少ない『裏繁華街』に、だが。
入り口近くのベンチ兼喫煙所(壁無し吹きさらし)で煙草を知っている数名が物珍しそうに優歌の方へ視線を向けるが、ボディーガードの圧に押されすぐに視線を逸らした。
パチンコ店前に到着してから優歌はその場から動かずにじっと店を眺める。それから五分とせずにパチンコ店の扉が開き一人の男が出て来た。
よろよろの上着に自然に穴が開いたであろうジーンズ、金髪に染められた髪は手入れされておらずボサボサで不清潔さすら覚えさせた。煙草を口に咥えているその男は優歌に気が付きはしたが特に気にする様子はなくその通り抜けようとして、
「パツキンさん、ですよね?」
そう呼び止められた。
「・・・・・・俺を『パツキン』呼びするのは
「恐らく貴方の言っている『アイツ』とは
「って、よく見たら『早川財閥』のご令嬢サマかよ。・・・んで、何か用か?」
「ええ、貴方に折り入ってご相談があります」
「俺じゃなくて『ナナシ』や『暗闇の使者』を頼れよ」
「その方々は最終手段です」
「チッ、俺は捨て駒って所か」
自身に振り被るだろう事態を感じ取った金髪の男は面倒くさそうな態度を一切隠そうとしない。
それを見ながらも優歌は気にすることなく言葉をかける。
「表通りのお店へ行きましょう。あそこなら個室でお話ができます」
「拒否権は・・・ないんだろうなァ」
勝手に歩き始めた優歌の後に金髪の男はフラフラとついて行く。
そうして流れるように個室まで通されると、優歌のボディーガードたちが部屋を出て行く。それをぽけーっと眺めながら金髪の男は言う。
「お供は外かよ」
「二人でお話ししたいので♪」
そう言って笑顔を浮かべる優歌を見ながら金髪の男は深くため息を吐いた。
年相応の幼さを感じさせながらもどこか大人びた雰囲気を纏ったその姿に一瞬、
(なるほど、
金髪の男は分析しながら後頭部を掻く。
「で、用件は?」
「この人について調べて欲しいのです」
差し出された写真を受け取るとそこに映る人物をまじまじと眺める。
「コイツは?」
「私の担任教師です」
「は? 先公の事かよ。んなモン適当な探偵でも雇っておけよ」
「雇いましたよ。でも、”ある一定まで”調べたところで全員が依頼金を返金して逃げてしまったんですよ」
「なら、尚更『ナナシ』共の案件だろ」
「いいえ、貴方の案件だと私は思っています。・・・そうですよね?」
その言葉にどんな意味が込められているのか何て分かるのは僅かな人間だろう。そして、その意味を理解したからこそ金髪の男は静かに立ち上がった。
「分かった。報酬は?」
「前金で五〇万。後は成功報酬です」
「上出来」
金髪の男はそう言うと椅子から立ち上がった。
「あの、まだ先生について何も・・・」
「写真一枚あれば十分だ」
優歌の静止にそう返すとそれ以上何も言わずに個室を後にした。
その背を眺めながら優歌は運ばれてくる大量の料理をどう処理するのか頭を悩ませるのだった。