・・・・・・あれ? 前回投稿から一か月以上経過してる・・・?(デジャヴ)
どうも、色違いラルトス出そうとして二週間、なぜか出てきません(血の涙)
LEGENDSアルセウス・BDSP・剣盾、とりあえずこの三つのソフトで出そうと奮闘しているのですが一向に出てきてくれません。
剣盾に関しては理想個体は馬鹿みたいに生まれてきてくれています。
私はポケモン歴一五年ですが、自力で出した色違いってイシツブテ・スコルピ・フカマルの三匹しかいないんですよね、何故か。マジでなんで?私は色違いに嫌われてるの?
お守りと国際孵化してなんでこんなに出ないの?
え?ラルトスの技構成?そりゃ「メロメロ」「ドレインキッス」「トリックルーム」「みちづれ」ですよ。
持ち物?「きあいのたすき」ですよ簡単には堕ちないですよ。
性格?そりゃ「なまいき」一択のメスガキ構成ですよ言わせんな恥ずかしい。
時間というものは本当に不思議だ。
気づけばすぐに流れ去り、それと同時に古い記憶は薄れゆく。それがどれだけ大切な思い出であろうと、忘れたくない事であろうと段々と消えて行ってしまう。
いつまでも覚えていることが難しいのは理解している。
古い思い出は新しい思い出が蓋となって段々と隠されてしまう。一〇年という時間は俺の中から彼女との記憶を失わせていってしまっている。
人間とは『声』から忘れていくと言われている。
いつからだろうか。もう彼女の声を思い出せなくなってしまっていた。
それに気づいた時から心の中にはポッカリと穴の開いた感覚だけが重々しく残り、それが時間の流れをより強く感じさせてくる。
「ハァ・・・」
口から洩れたため息は風に流されて溶けていく。
「人を見て真っ先にため息を吐くとは随分な扱いをしてくれるわねぇ?」
「・・・・・・」
「何人の事をジーっと見てくるのよ」
またである。帰宅すると当たり前のように家の前に春実さんがいたのだ。
その服装は肩や太ももが大きく露出しているナイトドレスであり、はっきり言って寒そうとしか思えない。いくら春が過ぎて夏が顔を見せだしているからと言って流石に夜は肌寒い。
だというのに防寒性のない服を着て香水の匂いを漂わせているその姿に、昔からの知り合いとしては何処か情けなく感じてしまうのだ。
「ハァ・・・」
「だ~か~ら~! 人を見てため息を吐くなって言ってるでしょうが!! いくら何でも私の扱い悪すぎるわ!!」
「そうですか。では」
俺はそれだけを言うと扉を開けて部屋に入る。
春実さんはぎゃーぎゃーと騒ぎながらカギをかけるよりも前に扉をこじ開けて無理やり入ってきた。
「不法侵入で通報しますよ」
「アンタが通報するよりも前にその頭に肘をぶち込んであげるわ」
「暴行未遂に脅迫も追加ですか。罪を重ねるのは止した方がいいですよ」
「減らず口なのはホンット変わらないわね」
ブツブツと文句を言いながら当たり前のように上がり込んでくる。
最近では週に二~三回も乗り込んでくるようになってしまった。もしもこれ以上頻度が増えたらいよいよ引っ越しを検討しないと行けないだろう。
「それで、今日は一体何の用で?」
「んー? 嫌がらせよ。い・や・が・ら・せ」
春実さんはそう言いながら勝手に冷蔵庫を開き中にあるスポーツドリンクを当たり前のように取り出す。
「なぁんで酒がないのよ。何ならお茶かスポドリしか飲み物がない冷蔵庫って・・・」
「お酒は苦手なんですよ。知っているでしょう?」
「そうね。・・・そういえばアンタの親も酒に弱かったわね」
「逆にあなたのご両親はお酒に強かったですね」
「・・・そうね。強いせいで現実逃避にすらなっていなかったみたいだけどね」
「そう、ですか・・・」
「何? 気でも使ってるつもり? ハァ、くっだらない。言っておくけど私はもう親とは縁を切ってるし、あんな奴らに対して私は嫌悪感しか持っていないわ」
スポーツドリンクを飲みながらそう言い放つ春実さんに今度こそ俺は何も言えなくなった。
春実さんが両親と縁を切った件に関しては俺としても思う所がある。
それに、結局は春実さんの家庭の問題だ。外からどうこう言う義理も義務も責任も何もないのだ。
「・・・」
俺は(ソファーに座り、勝手にテレビをつけてバラエティー番組を見ている)春実さんに視線を集中させる。
昔の面影を残し成長した姿。思い出の中にある姿と重なる。・・・それは、双子である故に春香とも、重なるのだ。
もしも彼女が生きていたら、それを考えると気分が落ち込んでしまう。
きっと、春実さんもそうなのだろう。
いや、春実さんの方が俺なんかよりもずっとずっと苦しんでいるだろう。
双子であるが故に自分を見るだけで思い出してしまう。意識させられてしまう。
『もしも生きていたら』、と。
姉妹であるが故に、同じ顔であるが故に、常にそれを意識してしまうのだ。例え、意識を逸らそうとしてもその考えが浮かんで来てしまうのだ。
「・・・お酒はありませんが、少し飲みますか」
「スポドリで『飲みますか』っていうのは初めて聞いたわね」
「初めて言いましたからね」
俺はそう言いながら冷蔵庫から適当なスポーツドリンクを取り出すとソファーに座る。
「なんで隣に来るのよ」
「ここに座らなかったら床に座るしかないので」
「床に座ればいいじゃないの。何も隣に来なくっても・・・」
「そもそも、勝手に上がり込んできて冷蔵庫からスポーツドリンクを勝手に持ち出して、勝手に座ってテレビつけてくつろいでいるという自覚を持ってください」
「うぐ・・・」
春実さんはばつが悪そうな顔をして、少し拗ねた様子でスポーツドリンクを口に運ぶ。
そうして俺たちはテレビを眺めながら無言でスポーツドリンクを飲む。画面では最近よく見かけるコメディアンがベテラン司会者相手にした行動でスタジオが凍り付いている光景が電波に乗って流されていた。
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「もはや隠す気もなく堂々とやってるんだな。没収されたくなければ今すぐにやめなさい」
俺の言葉に桃知はむすっとした顔ではあるが案外素直に3〇Sを閉じて引き出しに入れた。いつもならブツブツ文句を言ったりよく分からない反論をしてくるところなのだが・・・。
少し疑問を覚えながらも俺は教壇に立ち朝礼を行う。
朝礼と言っても特に話す内容はなく、宿題をしっかりとやってきたか聞く程度だが。
俺が一通りテンプレートな朝礼を終えて授業の準備に入る。三人もそれぞれ教科書を出したりノートを出したりと準備をしている。
そして桃知は3〇Sを取り出しt、
「ふっ!」
「ぶふぇ!」
バッグから亀のぬいぐるみを取り出して桃知にヒットさせる。
桃知対策(ケガをしないように最低限配慮)として人形(又はぬいぐるみ)投擲をし続けた結果、エイム力が格段に上がってしまった。
最近では声だけでどこに居るのかを瞬時に判断してノールックでぬいぐるみを当たられるようになった。完全に今後生かされることのない技能である。
俺が教科書とプリントを確認しながら桃知の方へと視線を向けると、何時もならそこら辺に放って置いているハズのぬいぐるみ(無論、普段は俺が後で回収している)を掴んでムニムニと揉んでいた。
その行動を不思議に思っていると、桃知は上目遣いになりながら亀のぬいぐるみをキュッと胸元に抱きながら言う。
「亀のぬいぐるみを使うって事は、それだけ欲求不満なんでしょ?」
「文脈が理解できない」
「だって、亀って事はおち、」
「ふっ!」
「あふんっ!!」
桃知が最後まで言う前にその顔面に兎のぬいぐるみを投げつけた。
そう言った事に思考を動かす暇があったら学業の方に少しでもそのリソースを割いて欲しいものだ。
「桃知、今週の宿題量を予定の倍にされたくなければそういった発言は控えるように」
「ぶーぶー! 食券乱用だー!」
「職権な。それじゃあ食券システムを使っている学食や飲食店で食券で定められている範囲以上の事を要求したりする行為を指すぞ」
「じゃあ、証券乱交」
「じゃあってなんだオイ。しかもどんな思考したらその状況が理解できなければ想像することも憚られるようなナニかが思いつくんだ」
似たような発音の言葉を適当に並べるんじゃない。
「ハァ・・・。ところで桃知、ちゃんと宿題やってきたんだろうな?」
「特殊型ガル〇ラ厳選しててやってません!」
「よし、その宿題は明日提出でいいから今日の宿題は倍にする事決定」
「それは許してよ~」
「少しは学べ」
「人は歴史から学ばない所を学びました」
「そういう駄目な所は反面教師にして良い面だけを学ぶようにしなさい」
「だが、断r・・・むぐぅ!」
「はいはい、茜さ~ん。それ以上はいけませんよ~」
早川が桃知の口を塞いで言葉を無理やり遮った。
むがむがと言いながら桃知は抵抗しているが、早川は涼しそうな顔でそれを抑え込んでいる。
二人に体格の差はそこまでない。むしろ、早川の方が華奢に見える。
それでも早川が抑える事が出来ているところを見るとはやり年齢の近い子供の筋力差はそこまでないのだろう。
ドタバタとしている二人と違い、暗視は素直に授業の準備を終えて静かに座っている。
俺は少しため息を吐いてからじゃれ合っている二人に向かって言う。
「ほら、暗視を見習って二人もさっさと準備して席に就け~。マジで宿題増やすぞ」
その言葉に二人は慌てて離れて机、またはランドセルから教科書と筆箱を出した。
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教員と言う職業は案外ブラックである。
仕事は多いくせに給料はそれに見合わないだけでなく残業代は固定。つまりは長く残業しようが短く残業しようか残業代は変わらない。
一クラス約三〇人の宿題やテストの採点、連絡帳を書いたりプリントを作ったりと暇な時間という物は中々ない。
それ故に生徒たちが遊んでいる休み時間もデスクワークをしている事が多い。
「いや~、すみませんね。手伝ってもらっちゃって」
「大丈夫ですよ、これくらいなら」
「あはは、一応私は先輩なのにな~」
三宅先生は少し照れ臭そうにそう言いながらパソコンに向かってキーボードを打ち込んでいる。
俺はそれを横目に三宅先生のクラスの宿題の採点をする。
ついさっき漢字の書き取りの採点を終えた所であり、今は算数の採点をしている。
三宅先生が宿題に使っているのは『先生のお供。速攻!コピーするだけ宿題プリント小学生版。』という学習ドリルをコピーしたものであり、当たり前だが答えも学習ドリルには付いているので量があるだけでやる事は単調作業である。
「ふ~、やっぱり運動会が近付いてくるとやる事多いですよね~」
「残念ながら校長から『絶対にあの三人を抑えておくように』と言われているので私は全く関わっていませんがね」
「あはは・・・。それは、まあ、しょうがないですよ。秋のスポーツレクレーションの時に大変な事が起きましたからねぇ・・・」
「校長から聞かされましたよ。なんでもレクレーションに参加していた父兄を何人か体育館倉庫に言葉巧みに連れ込んだとか」
「あの時は誤魔化すの大変でしたよ~。・・・・・・はぁ」
三宅先生の声色やそういった噂を聞かなかった所から完全に内々で揉み消して無かった事にしたんだろう。
また、その様子から他にも幾つかやらかしているという事も伺える。
「私の前任者は大変でしたでしょうね」
「月城先生の前任者の方は手と太ももだけで枯らされてついには病院送りになってその後に夜逃げしちゃいましたからね~」
「おっと想像以上ですよそれは」
夜逃げするっていったいどれだけ大変な目に合ったのだろうか・・・。残念ながら俺にできるのは冥福を祈る事しかできない。
心の中でそっと手を合わせながら採点の手を止める事無く赤ペンをプリントに走らせる。
時計の針はチクタクと動いており、休み時間はあと数分で終わってしまう。
俺は少し採点の速度を上げつつ午後の授業について思考を巡らせるのだった。