※この作品はR-18です。

ドラゴンテイル 辺境航路(エター   作:猫弾正

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●暦 時間単位 天文学

物語世界の時間単位は、地域によって違いますが、

大体の地域では一日を16時間、24時間、32時間に区切る時間単位が採用されています

 

時間の概念はある程度発達し、日時計なども既に発明されています。

古代欧州の大きな町の中央広場などには、時々でかい石柱などがありますが、

あれが日時計です。

 

土地によって大抵は8時間単位、16時間単位が採用されています。

日時計などの着想から一日を円で描いた時、二の倍数が分割しやすかったからでしょう。

しかし、8時間ではおおざっぱであり、16時間ではやや中途半端と考えて、

12時間を採用している土地もあります。

一方で都市部では32時間単位を採用しているところもありますし、

32では細分化しすぎなので24時間単位を採用しているところもあります。

身体尺などと同様に、全土の共通規格は存在していません。

東国では12時間単位を採用しています。一時間単位は一刻として表されます。

時間に関する文章中の供述も、現実と同じ時間単位を採用する東国の単位に準じます。

 

一年の概念はほぼ全世界で共通していますが、一部には常夏や常冬の土地も存在しています。

結果、暦がほとんど発達していない地域も存在し、

そのような土地の住人たちは、時間の概念の欠乏からやや計画性に乏しい嫌いがあるでしょう。

 

一年を四か月、あるいは三つの季節に分けている土地もあれば、12か月の土地もあります。

大抵の土地では、月の満ち欠けが一周する期間を一カ月とし、十二か月を採用しています。

ヴェルニアでも、種族問わず文明圏ではほぼ全土で12か月が採用されています。

一か月を四等分したものとして週の概念も存在しています。

 

古代の暦の成立と天文学は深く結び付いています。

古代の地球と同じように、物語世界でも同太陽系内に肉眼で確認出来る七つの主要な天体を基に一週間が成立しました。

 

社会が複雑化し、約束事や時間の割り振りが重要化するにつれて、

より正確な暦を求めて共通規格を取り入れる土地も増えてきているようですが、

一方で衰退した土地では、暦を司る神官や学者が死に絶え、伝承が途絶えてしまうこともあるようです。

 

 

 

地軸の角度が大きければ、夏冬の差も大きくなり、小さければ少なくなるでしょう。

公転軌道が楕円など歪であれば、一年の間に気性は激しく変化し、円に近ければ変化は穏やかでしょう。

暫定の設定としては、公転軌道は、おおよそ三百六十五回の自転をする間に一度、太陽の周りを周回されます。

惑星の大きさとか、地軸の角度とか、

明言はされませんが地球と同じであります。地球モデルです。

 

此れから少しずつ暦の成立や世界の秘密について解き明かされていく文明の黎明期で、

地球と異なる数字を採用してしまうと、設定外の計算を求められたときに、

作者の知性では、破綻してしまうからです。

 

惑星の水の量、大陸の移動方向やマントルの流れで地形や気候は変化します。

また気象も、海流の流れ、山脈の位置などに拠っても変わりますし、

大地のプレートが衝突する場所では地震の規模と頻度は他の地域より大きいはずですし、

また自転の速さや惑星の鉄や岩石などの成分の構成比率は

各地でとれる金属資源や育つ植物の分布に違いを与える筈です。

 

地球の長い歴史のうちには地磁気の強さや重力の緩やかな変化なども起こりますが、

残念ながら作者はそれらの影響を描くことも想像することも難しいです。

またそれらが生態系や文化の発展に如何な変化を与えうるかに付いても、

本来、仮説はSFのみならず創作の醍醐味ですけど、あっても触り程度になります。

物語を面白くさせる為に、敢えて科学的には突っ込みどころのある設定を採用するかも知れません。

口から火を吹く巨大生物なんて、既にトンデモかもしれませんしね。

 

月の満ち欠けや、日の出、日没など、時間の概念の成立は、

天体の運行に密接な関わりがあることは先に触れました。

世界を律する何らかの法則、秩序の存在を認識するには、

月の満ち欠けや日の出日の入りを目にする必要があるからで、

なので地底世界の住民たちのうちには、

時間の概念が極めて未発達な段階で留まっている種族も存在するでしょう。

 

七曜、即ち一週間は、少なくとも古代バビロニアの頃には誕生していた概念であります。

肉眼で確認できる太陽系の七つの惑星と衛星、

太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星にちなんで名付けられました。

今でも月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、日曜日というのは、その名残です。

もし太陽系で肉眼で確認できる星が多ければ、

例えば、アステロイド帯にバルカンなどがあれば八曜が成立していたかも知れませんね。

 

その場合、キリスト教などで、神が八日間で世界を創造した事になるのかもしれません。

バイブルを編纂したユダヤ人たちは、世に言うバビロン捕囚の間に最新の天文学を学んだのでしょう。

実際には、バビロンでの生活はそれほど悪くなかったようで、大半のユダヤ人たちは現地に留まり、

一方で、バビロニアに同化せずに戒律中心の生活を創り上げ、民族意識を高めていた、いわば先鋭化した一部集団が

バビロンの滅亡と共に離脱してパレスチナに戻り、其処にユダヤ王国を建国します。

彼らが後に聖書を編纂して、一週間は神が世界を創造した期間とするわけです。

 

有名なゼロの使い魔などでは、一週間は八日間ですが、

おそらく肉眼で確認できる惑星が八つあるのでしょう。

皇国の守護者などで13か月なのは、惑星の公転周期に月が13回満ち欠けするからでしょう。

一日が26時間なのは、色々考えられますね。

或いは惑星の自転が徐々に遅くなっていったのかも知れません。

 

 

数学の発展ですが、人族は十進法を採用しています。

両の掌の指の数が五指二腕の種族である為に、十を基幹としました。

此れが三指、四指の種族であれば、六進法、八進法を採用していますし、

力強い六指の種族であれば十二進法となります。

多腕族。例えば五指六腕の種族であれば、三十進法となり、

三桁の最初の数字は、十進法に換算すれば九百となります。

沢山の触手を有する種族などがいれば、

高等な数学概念を持つかもしれませんし、

まったく発展していない可能性もあります。

 

 

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