「な、『9』……っ。その――メンテナンス……お願いできるかしら……」
「うふふふ、今回はけっこう我慢できたね~~」
怯えの混じった私の言葉に対し、UMP9はいたずらっぽい笑みを見せた。
私――HK416とUMP9の間では、『夜のメンテナンス』という言葉はひとつの符丁となっていた。
ウィルスの影響によって発生したペニス。処理を怠れば動作に悪影響が及ぶほどに蓄積する性欲らしき衝動。それに、目がくらんでしまった。過ちを犯してしまった。
白濁したくさい汁の奥に張り付いた冷たい笑みに射竦められて後悔した時にはすでに遅く、私は躾という名目で罰を課されることとなった。
罰は性欲の管理。ペニスにケースを被せられ、自身で触れることの一切を封じられてしまった。薄汚いレイプ犯の私には、お似合いの罰だと思う。
そうして溜まった疼きに我慢できなくなった際には、メンテナンスと称してそれを処理してもらっていた。
しかし、このメンテナンスはただ気持ちいいばかりでは断じてなく、それをさらに上回る大変な苦痛を伴うもので……。
☆
「うっわぁ……すっごいねぇ。がっちがちのびんびんで、我慢汁もどろっどろ。においもすっご……開けた瞬間むわっと熱気が漂ってきたよ~~♡ これ、相当辛そうだよね。一か月だったっけ? よくもまぁこんなになるまで我慢したもんだね~~♡」
「っ、く……や、やめて『9』……あんまり、言わないで……」
宿舎の一室で、私はUMP9のダミーに全身を拘束されていた。1体のダミーに後ろから羽交い絞めにされ、もう2体のダミーが両足にしがみつき、それぞれ左右に広げられている。
全裸で股を広げられ、その中央にそびえる剛直――ケースを外され、一か月ぶりに外気に触れたペニス。籠った熱が解放され、冷えた空気に撫でられただけで歓喜に打ち震えるそれを品評される恥ずかしさは相当なもので、耳の先まで熱を帯びてゆく。
私の含羞を知ってか知らずか、UMP9はその先端に鼻先を向ける。挑発するようにすんすんと音を鳴らしてにおいを嗅がれ、赤く艶めく舌先を陰茎に沿うようにしゃくりあげる動作。しかし紙一重の空間を隔てて決して触れることはなく、ただいたずらに欲情を煽るばかり。
たまらずにペニスをびくりと震わせて舐めてほしいと希うも、それを察知されて距離をとられ、悲しげにカウパー氏腺液が漏れる。鈴口からとくりとくりと溢れるそれはびきびきに強張った陰茎の表面を伝い、糸を引いてぽたぽたと床へ落ちてゆく。
「うふふ、ぴくって震えた♡ ほんと悪いおちんちん。私に舐めてもらえるって想像しちゃった? だめだよ~~、私のおくちにどぴゅどぴゅ♡しても、おくちは赤ちゃん産めないんだから♡ 家族増やせないんだよ~~♡」
「やめて、やめてぇ……❤︎ そんなこと、っ……❤︎ 思って、ない……っ❤︎」
嘘だ。その唇で啄まれ、ふにふにと弄ばれ、すっぽりと咥えられたうえでじゅぼじゅぼと抽送されたい。口内で涎まみれの舌を亀頭に絡められて容赦なく磨き上げられ、強く唇を窄められたうえでバキュームされ、ザーメンを精巣から直接啜り上げられたいと何度思ったことか。UMP9の減らず口をただただ性器として犯しつくし、ザーメン捨て場として消費してやりたいと何度夢見たことか。
否定する言葉とは裏腹に劣情は高まってゆき、剛直は硬さをいや増してゆく。陰茎の角度はその鋭さを増し、陰嚢はぷっくりと張り詰めてゆく。もうひと月も精を放っていない私の子種袋はすでに限界を迎えていて、ぱんぱんに膨らんだその中では精子が出口を求めて渦巻き、暴れ回っている。
どくんどくんと胎動する睾丸から発される疼きはあまりにも壮絶で、一週間我慢するだけでも昼夜問わず射精のことしか考えられないくらいに思考を塗りつぶされるほど。にもかかわらず、それを私はひと月も我慢できていた――或いは我慢せざるを得なかったのは、ひとえにその搾られ方の過激さによるもので。
「きんたまも超ずっしり♡ 一か月も溜めるとこうなっちゃうんだぁ。卵くらいあるよ……♡ 出させてもらえないのにがんがん精子作っちゃって……悪い子だね~~♡ こらっ♡ 悪い子にはお仕置きしちゃうぞ~~♡」
「ひっ……! ぃ、や……いやぁぁ…………!」
むんずと陰嚢を鷲掴みにされ、情けない悲鳴が漏れる。ひんやりとした五指が火照った陰嚢に心地よくはあるが、それよりも、最も敏感な部分を無残に破壊されるかもしれないという恐怖が勝った。伸びきっていた玉袋の皺が急に縮み上がり、引き絞られた輸精管に疼痛が走る。
冗談のような口調だが、ことUMP9に関して言えば一笑に付すことなどできない。元来、いつもと変わらぬ笑顔で捕虜をいたぶるような性格なのだ。それに、私が泣こうが喚こうが、どのみちこれからお仕置きを受けることに変わりはない。だって、それこそが、『メンテナンス』なのだから。
「『いや』……? じゃあやめる? 前も土壇場でやめてって言ったことあったよね? その時は罰として、そのまま倍の期間おあずけしたんだっけ? そうだよね? となると……今回はプラス二か月で、合計三か月。ぱんぱんのきんたまをさらにフル稼働させて、この先も我慢できるのかなぁ?」
「そ、そんな……っ❤︎ むり……絶対無理っ……❤︎ こんな、頭おかしくなりそうなのに……あと二か月なんて、我慢できるわけない……っ❤︎」
「うふふ♡ じゃあ、なんて言えばいいんだっけ? わかるよね? きもちよ~くぴゅっぴゅっ♡ぴゅ~~っ♡ってしたくてたまらない、すけべな悪い子の416ちゃん?」
「……っ! わかり、ました……っ゛っ゛っ!」
屈辱に歯噛みし、恭順の意を示す。悔しくてたまらないが、さりとてこのままもうふた月耐え続けるなんて考えられなかった。射精を三日我慢すれば腰がねばつくようになり、五日我慢すれば四六時中うずうずとペニスが疼いてたまらない。一週間我慢すれば、もう射精以外の何も考えられない。まるで真綿で首を絞められているような息苦しさがずっと続き、まっすぐ走ることもおぼつかないほどで。
快楽を求めて無意味に貞操帯を掻きむしるのは毎夜のことで、それでも少しの快楽も得られずに枕を濡らすのも毎夜のことだ。それを、あと二か月。間違いなく気が狂う。あるいは人形ゆえにそこまでは至らないのかもしれないが、それは翻って気が狂うほどの苦しみを正気のままで味わい続けるということを意味しており。
もどかしくて、苦しくて、お仕置きは怖いけれども、それでも解放されたくて、声をかみ殺して泣きながら、許しを請うように、頭を垂れた。
「っぐ……! 私の、っ……だらしない、きんたま……躾けて、ください……っ!」
☆
「それじゃあ、射精したくてあたまぐちゃぐちゃな416のために、一応ルールのおさらいをしてあげよう!」
縮こまった陰嚢の根元を中指と薬指とで挟み、ブランデーグラスでも持つかのように睾丸を握りしめるUMP9を、私はかちがちと歯の根を鳴らしながら見つめていた。
茶巾寿司のように引き絞られる陰嚢の中で睾丸が圧迫され、鈍痛が走る。悪心を伴う独特の痛み。少し前まではまさか自分が味わうことになるだなんて想定もしていなかった痛みだ。
UMP9が少し手を引くだけでも神経を根こそぎ引きずり出されるようで、襲い来る痛みから逃れようと腰が浮きあがる。手を右に動かせば腰も右に、左に動かせば左にと、まるで操縦桿を握られたみたいで、それが私を堪らなく惨めにさせる。
「でこぴん一発で2秒、げんこつ一発で20秒、膝蹴り一発で2分間。それぞれきもちよ~~く、しこしこっ♡って、してあげるね♡」
これが、射精管理から解放されるための条件。ペニスを刺激してもらうためには、自らの睾丸を容赦ない暴行に晒すしかないという、悪夢じみた二律背反。何度も味わい、骨身に染みた躾の内容を確認するようなUMP9の言葉に、ぶるりと背筋が震えた。
「じゃあ、いつものように始めよっか! いきなり膝蹴りから行っちゃう? 辛いの我慢して早めに楽になっちゃったほうがいいと思うよ~~♡ 一発だけなら気絶して罰ゲーム食らうこともないでしょ?」
「ぃ、いや……膝蹴りは……無理……あんなの、耐えられない……っ!」
「ええ~っ、耐えられないってことないでしょ。ゴム弾で撃っても潰れなかったんだよ? 膝蹴りくらいなんともないって!」
「無理……無理っ! 無理なのっ……だって、気絶できるだけ、銃の方がマシ……だから……っ゛っ゛っ!」
恐怖に喉を引きつらせ、いやいやと首を無茶苦茶に振る。膝蹴りだけはダメだ。絶対に受けてはいけない。
以前、実験と称してゴム弾で陰嚢を射撃された時のことだ。あの時に受けた衝撃は今でも忘れられない。文字通り睾丸が弾け飛ぶと錯覚するほどの激痛は、私の意識を一瞬で吹き飛ばした。あまりに強すぎる痛みがゆえに、意識のブレーカーが働いたのだろう。
だが、膝蹴りはそうはいかない。こちらも死を予感するほどの強烈さだが、意識を刈り取るにはあと一歩及ばない。それは幸運でもなんでもなく、暴れ回る激痛に吐瀉物を撒き散らしながら耐え続けなければならないということを意味している。
そんな状態で射精なんてできるはずがない。悶え苦しみながら萎えたペニスをしごかれ、射精もできずにタイムアップを待つだけ。三種の躾の中でも、最も不毛な選択肢。だからこそ、膝蹴りだけは選んではいけなかった。
「ふ~ん。まぁ、どうでもいいんだけどねー。ほら、はやく選びなよ~~、うりうり♡」
「――っ、ひぎ……っ゛!? が、がががっががあああ゛あ゛あ゛!!! 痛いッ! いた゛、いた゛あ゛あ゛あああ゛あ゛!!! や゛め……こりこり、しないでぇ゛ぇ゛ぇぇっ!」
――――ぎゅっ……❤︎ こりゅっ❤︎ こりっ❤︎ こりこりっ❤︎
むにゅっ❤︎ こりりっ❤︎ ぐにゅっ❤︎ ごりゅりゅっ❤︎ ぐぐぐっ……❤︎
くい、と軽く握りこむようにUMP9の指が動く。掌の中でクルミをこすり合わせるような動き。手慰みのような僅か動作はしかし私の睾丸をごりごりと軋ませ、膨れ上がる痛みに悲鳴が弾けた。
陰嚢の内圧で圧迫されただでさえ鋭敏になった睾丸が乱暴に絞り上げられる苦しみは筆舌に尽くしがたく、まるでつま先からペンチで少しずつ潰されるような激痛の連続に、あれだけ悶えさせられた射精欲求さえも掻き消えてゆく。
必死に身をよじって抵抗するも、ダミー三体がかりで完全拘束されていてはなすすべもなく。猛烈な鈍痛に、ただでさえ一か月の射精管理でどろどろに茹で上がった頭はもう錯乱状態。気持ちよく精を放つためではなく、ただこの玉潰し責めから逃れるため、藁にもすがる思いで被虐を宣言する。
「――じゅっぱつッッ!!! でこぴんっ!! でこぴんじゅっかい゛っ゛っ゛っ!!! でこぴんじゅ゛っかいですうう゛う゛ううう゛ッ゛ッ゛ッ!!!」
「はいはい、でこぴんを十発ね~~♡ 20秒あれば射精できるってこと? 416の早漏ぶりは確かに相当だけど、それにしたって20秒は無理じゃないかなぁ? あはは!」
「い゛い゛からっ! それでもいい゛の゛ッ゛ッッ!! だから゛はやく゛っ! はや゛く……『こりこり』するの゛をや゛へ゛ろおおお゛ぉ゛ぉ゛ぉぉ――――~~ッッッ!!!」
切羽詰まって獣のように吠え散らす私を、しかしUMP9は朗らかに笑いながら見ていた。ややあって『こりこり』を止めてもらい、ようやく解放された安堵感に深いため息が漏れた。息を荒げてうなだれる私の耳元にUMP9は唇を寄せ、生ぬるい息を吹き込むように、脳を蕩かす甘い声で囁いた。
それはいつもの彼女の笑声。明るく、楽しげで、そのうちに秘めたものを一切を包み隠す、ある種の不気味ささえも纏ったもので――――
「それじゃあ、行くよ~~♡ いい子になるよう、じっくりと躾けてあげよう♡」
――ぴしり。でこぴんの一発が突き刺さり、陰嚢がぶるんと揺れる。
「――が、あ゛…………ッッ!」
波打つように広がる痛み。指先で弾かれただけなのに、まるで金槌でしたたかに打ち据えられたみたいで、内股が引きつったように痙攣する。それを、二発、三発、四発……1秒と間隔を空けずに続けざまに叩き込まれ、喉奥から酸っぱいものがこみ上げる。
――パチンッ! ピシィッ! ミチィ! ビシッ! ベチンッ!
「――――ぎぃ゛ぃっ! っぐあッッ! ……ぃぎッ! いた、いた゛あ゛ああッ゛ッッ!!! ひぃ、ひぃぃい゛い゛ィ゛ィィ゛ィ゛ッ゛ッッ!!!」
「あははっ! 痛いでしょ? 痛いよね! 誰彼構わず襲っちゃうような悪い子でもちゃぁんと反省できるよう、結構勉強したんだよ~~!」
一発だけでも悶絶ものの痛みが休む間もなく連続で襲い来る。ダミーによる拘束がなければ床を転げ回って悶え苦しむほどの激痛に、額からぶわりと脂汗がにじみ出る。滅茶苦茶に振り乱した紙がべっとりと額に張り付くが、そんなことに不快感が沸くほどの余裕なんてなく、どうにかして逃れようと必死にもがき続けた。
しかしそれも意味をなさず、いくら私が腰をがくがく震わせて抵抗しても、UMP9のでこぴんの照準に歪みはない。むしろ、振り乱された陰嚢がその反動により一層強く弾かれ、衝撃が倍増する。
連続での玉責めは一発だけの打擲とはまるで性質が違っていて、刺激を受けじんじんと痛みが広がり、鋭敏さを増したところに次の打撃が叩き込まれると、相乗効果により苦痛は何倍にも膨らんでしまう。故に、七発目、八発目ともなればそれは一発目の何倍もの激痛で、一発一発が下腹部にヘビー級のパンチをぶち込まれるみたいな鈍痛と吐き気を伴って駆け抜ける。
――――ビシィィィッ!!!
「おごごごごォ゛ォォ――――ッッ゛ッ゛ふ゛……ぅ、ぷ! っひ、うえぇぇ……ひぃ――ひぃ゛ぃ゛ぃ……っ゛っ゛っ!」
「ほーら、顔真っ青だよ~? 吐くのは我慢、我慢だぞ~~! ほんと不思議だよねー。なんできんたま叩かれただけでお腹痛くなったり吐き気がしたりするんだろうね? 私はついてないからよくわからないけど♡」
十発目のでこぴんが炸裂し、その壮絶な激痛に悲鳴が吹き出た瞬間、同時にせり上がってきた強烈な嘔吐感に気管が締め付けられる。食道まで一気にこみ上げた酸味を、ごろごろと痛む丹田に力を込めてやっとの思いで飲み込み、息苦しさから荒い息をついた。
ぜえぜえと肩を揺らして吐き出されるため息には、隠しきれない憔悴が滲んでいた。これだけの苦渋を味わって、ようやくしごいてもらえるのはたったの20秒ぽっち……これが、思春期の中学生の何倍もの性欲を抱えてなお、一か月も射精を我慢させる――否、せざるを得ない、UMP9による躾なのだ。
「は~い、じゃあお待ちかねのしこしこ♡行くよ~~!」
「ぜぇ……ぜぇ……っ! ま、待って……っ! まだ、痛くて……っ! ふにゃふにゃ、なのにぃぃ……ッッッ❤︎❤︎❤︎」
「そんなの知らないよ~~! はい、それじゃタイマースタート!」
度重なる激痛にすっかり萎えたペニス。海綿体が縮み圧を失った尿道からとろとろと糸を引く我慢汁が、先程までの興奮の残滓をにおわせる。その、惨めにへたりこんだ肉茎に、先程まで私の睾丸を蹂躙していたUMP9のか細い指が這わされる。
――ねちゃり❤︎ にちゃ❤︎ くちゃ❤︎ くちゅっ❤︎
ずりっ❤︎ ずちずちずちっ❤︎ ずちゅっ❤︎ ずちょ、ずちょずちょずちょ……❤︎❤︎❤︎
「――はっ、ぁ❤︎ ぁぁ、ああ゛あ゛あ゛あああ゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ ぃ、イイっ❤︎ きもち゛い゛いのぉ゛ぉ゛ぉ……❤︎❤︎❤︎ 一か月ぶりっ゛っ゛っ❤︎ ひさしぶりのしこしこっ゛っ❤︎ き゛も゛ち゛い゛いいい゛い゛いい――――~~っ゛っっ❤︎❤︎❤︎」
カウパーでぎとぎとのペニスが瞬く間に勃起してゆく。ひと月の射精管理を経て極限まで高まった飢餓感には、ぬるぬるまみれの優しい愛撫はあまりにも甘美で。まるで渇き切ったスポンジに染み渡るように、麻薬じみた快楽が脳をふやかしてゆく。
ずりりりりっ❤︎と根元へと深く沈み込み、そこで一際握力を強められ、ぐにゅにゅにゅにゅっ❤︎と亀頭をめがけてしごき上げられると、軟膏がチューブから絞り出されるように、圧迫された尿道からぶぴゅりと我慢汁が吹き上がる。
とめどなく溢れるそれはローションの代替を十分に果たすほどで、淫らな水音をずちずちと響かせながら、最も心地よい速度と強さで繰り返されるストローク。ぶわりと全身の血液がそこに集結するように、勢いよく反り立ったのは10秒ほど経ったころだろうか。
たまらない陶酔感。我慢汁をぶりゅぶりゅ射精しているような恍惚に、情けない声を上げてむせび泣く。熟れた果実のように真っ赤に張り詰めた亀頭の先端で、水面の鯉のようにぱくぱくと震える鈴口は、あたかも射精したいよと喚き散らしているようで。
ずっと待ち望んでいた快感がびりびりと背筋を痺れさせ、永遠とも思える一瞬を天にも昇る気持ちで咀嚼していた。
「ほらほら! 先っぽくちゅくちゅ♡ってされるのも好きだったよね? は~~いくちゅくちゅくちゅ~~♡♡♡ あはは! 気持ちよすぎて声も出ない? 射精したかったらいつでも出していいんだぞ~~!」
――――ぎゅむっ❤︎ くちゅ❤︎ ねちゃぁ……❤︎
くちゅ……しゅりっ❤︎ しゅりっ❤︎ すりすりすりっ❤︎❤︎❤︎
すりすりすりすり……❤︎ くちゅくちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……❤︎❤︎❤︎
「ひっ、ひっ……ひぃ――っ゛っ゛っ❤︎ それ、キちゃう……っ❤︎ ぁ、あああ゛あ゛あ゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ 先っぽ……こねまわされるとぉぉ゛ぉ゛っ゛っっ❤︎ ずきんずきん❤︎って――――ぁ、あ……あ、くるっ゛っ❤︎ しゃせい゛っ゛っ❤︎ ぃ……イケ、る――――っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎」
ぱんぱんに膨らんだ亀頭を覆うように掌を被せられ、包み込むように握りしめる動作。睾丸にやられたそれとよく似た動作だが、最も敏感な性感帯に対して行われればそれはもう目も眩むほどの気持ちよさだ。
ただ握られるだけでも気が遠くなるほどであるのに、なおもUMP9の責めの手は止まらない。ペットボトルのキャップを回すようなひねりを加えられ、びくびくびくんっ❤︎❤︎❤︎と腰が跳ねた。
もう口から漏れるのはワケのわからない嬌声ばかり。気持ちよさが限度を超えて、ある種のこそばゆさに身悶えする。注ぎ込まれる快楽が過剰すぎて脳神経がショートしそうで、少しずつ、意識が、遠のいてゆく。
限界が近づいている。禁欲に禁欲を重ねたペニスは明らかに快感に弱くなっており、たったの20秒に満たない程度の愛撫でさえ絶頂への橋掛かりとなり、痛む下腹部に熱くどろどろとした劣情をもたらしていて。
陰嚢がぎゅっと縮み、輸精管が引き絞られ、睾丸が持ち上がる。煮凝りのように醸成されたどろどろの濃厚精液が射精管へ装填され、前立腺にずきんとした甘い重みがのしかかり、恍惚に唇が歪んで、ねばつく涎が細い顎を伝う。
あと少し、あとひとこすりでもコキ上げてもらえれば、ゼリーみたいな半固形の精液を尿道からびゅるびゅる❤︎どくんっ❤︎びゅびゅ~~っ❤︎と噴き上げられる……そう確信し、脳内で響き渡る福音に意識が白みかけた、その瞬間――――
――――ピピピピピピピピピピピ!!!
無情にも、無機質なタイマーの音が響いた。
離れていくUMP9の手を惜しむように鈴口がいななくが、びゅくっ❤︎ぴゅるっ❤︎と我慢汁が虚しく吹き出るばかりで、それ以外の何も、尿道を駆け上がることはなかった。
「――ぁぁ、あ゛あ゛あ゛あ゛ああああ゛ッ゛ッ゛ッ!!! あとちょっとっ❤︎ ほんのちょっとしこっ❤︎ってしてくれるだけでいいのぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛っ!!! もうすぐ、イケるのに゛っ゛っ! イケるのにぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ…………っ❤︎」
「ざーんねん! だから20秒じゃ無理だって言ったじゃん。せっかく痛いの我慢したのに、無駄になったね~~♡ 可愛そうだけどルールだから、つぎ頑張ろう! もっと長い時間を選べばきっと射精できるよ!」
「あ……ぁあ……いや、いやぁぁぁ……っ! なんで……どうしてぇぇ……もう、痛いのはいや……いやなのおぉぉぉ……」
「なんで、って……あはは、本気で言ってる? ひとのことレイプしておいて、このくらいで許してあげるんだからさ、ありがとうって言われてもいいくらいだと思うな~~!」
そうだ、悪いのは私で、UMP9にはそれを罰する権利がある。何を言われても、どんな仕打ちに遭っても、甘んじて受け止めるべきなのだ。その身を焦がす苦痛により、贖われるべきなのだ。
「――ごめん、なさい……私、取り返しのつかないことをした……もう、ぜったい、ひどいことはしないから……『9』にも、もちろん他のみんなにも……っ! だから、だから……っ!」
「へぇ――――そっか、そうかそうか。なるほどね~~!」
いつもと変わらない、不自然なほどに張り付いた笑顔。明朗さを滲ませる明るい笑みの中で、しかしその眼差しだけが、底冷えするような冷たさを湛えていた。
空気が一変する。背筋が震え、股間の熱が解けてゆく。先ほどまでの興奮が嘘のように霧散し、薄ら寒くさえ感じられて。
「――じゃあ、つぎはどうするか選ぼっか。やっぱり20秒は無理あると思うんだよね~~。余裕をもってちょっと長めに……うん、2分間とかがいいんじゃないかな! ね、416?」
「へ……っ……?」
気の抜けたような声が漏れる。まるで何事もなかったように次の責めを促されて、謝罪なんて通じないのだと端的に理解させられて、UMP9から根本的に信用されていないのだと分からされてしまって、乾いた笑いが零れた。
「ねえ、選びなよ。膝蹴り一発か、げんこつ六発でいいんだよ。あ、でこぴん六十発でもいいけど、きっとそっちの方がつらいと思うよ~~! 単純に痛みを感じる時間が長いもんね!」
「ぁ……あ……ご、ごめん、なさい……許して……ゆるし――――」
「あのさ、私の言ってること分からない? はやく選びなよ。それとも、また『こりこり』してあげないと分からないかな?」
「――――ひっ、い……ゃ……あああぁ゛ぁ゛ぁ…………」
笑顔の奥にある怒りが確かに感じられ、ぶわりと涙が滲む。私の言い訳なんて、ただ
UMP9をいらだたせることしかできないんだ。激痛に身をよじって、惨めにもがき苦しむさまを見せつけて、せめてその溜飲を下げてもらうことしか、私にはできないんだ。
「ひっ、ぐ……げ、げんこつ……げんこつで、お願い、します……」
「ふーん、げんこつでいいんだ。膝蹴りだったら一発で済むんだけどな~~」
「無理……無理です……っ! 膝蹴りは、いやぁぁ……! ぉ、おねがい、しますっ……! 私の、きんたま……殴って、ください……っ! ぅ、うう゛う゛……」
蘇りかけたトラウマにさっと血の気が引き、慌てて拳での殴打を懇願する。あの苦しみを味わうくらいなら、無防備な睾丸を何度も殴られた方がまだマシだ。焦りを隠せぬ私の醜態に、UMP9のダミーが動く。
両足を拘束するダミーの手が私の陰嚢をめくり上げるように固定し、玉袋の裏側と会陰部とが露出する。冷たい空気が蒸れた皮膚を撫でるほのかな快感と、何のためにこのような準備をしたのか、先の見えない恐怖とでぶるりと身を震わせた。
「……ま、いいか! じゃ、行くよ~~! お腹に力入れて、歯ぁ食いしばって頑張って――ねッ!」
――ぐしょっ、と。無防備な陰嚢にUMP9の拳がめり込んだ。アッパー気味に突き上げるような、腰の入った重い打撃。ダミーに位置をきっちりと固定され衝撃の逃げ場を失った睾丸が、薄い脂肪に覆われた恥骨と拳骨との間で押し潰され、平たくひずむ。
「こ゛っ゛ッ゛ッ――――ぶ……ぉ……か、は…………!?」
「あはは! いつもより痛いでしょ? きんたまの裏側、副睾丸って言うんだけど……まぁ説明はいいよね?」
いつも殴られる時とは明らかに性質の違った痛み。まるで股間にナイフを突き刺され、ぐりぐりとえぐり回されるような鋭利さは、むしろ膝蹴りのそれに似ていて、ばくんばくんと脈打つように激しくなる腹部の鈍痛と、胃を凧糸でがんじがらめにされたようなぎりぎりと絞られる痛みに、熱いものが喉元までこみ上げる。
勢いよく突き上げられひしゃげる睾丸と腰骨とで痛覚神経の密集する副睾丸を押し潰す膝蹴りの痛みと同種のそれは、手と足とではそもそもの膂力が違うだけに幾分か穏やかではあるが、しかし到底平静を保てるようなものではない。
無我夢中でもがき、奇声をあげる。ダミーの拘束はこの程度で解けるものではないが、そんなことはどうでもよかった。あまりの激痛、耐え難い苦しみに、正常な判断なんて叶うべくもなく、必死で閉じようと力を籠めすぎてびくびくと震える太腿の間の空間を縫うように、追撃の拳が一発、もう一発と突き刺さる。
――――ドグチャア゛ッ!
「――んンんんぐぐぐううう゛う゛う゛ゥ゛ゥ゛ゥっっ゛っ!!! ま、まっれぇ゛ぇ゛ぇッッ! これ、ムリっっ! いた゛、いたあああ゛あ゛ァ゛ァ゛ァァッッ!!!」
――グシャァ゛ァ゛ッ!!!
「ぼぉぉオ゛オ゛ヲ゛ッ゛ッッ!!! ォ、お゛っお……おごご……が、ひゅ――ひゅ――――か、は……ァ……やめ――――いき、できな――――」
――グシ゛ョッ! ぶちゅ……びしゃぁぁっ!
「――イ゛っ!!! ぐ、ぅ……ぶ、ぶう゛っううッ゛ッ゛ッ!!! ヲ゛ッ゛――ぉぼっぼぼろろろォ゛ォ゛ォ……ぅえ゛ッ゛! オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ……! げほ……ごぼっ……うぇえ゛え゛ぇ゛ぇぇ…………」
度重なる激痛に内臓が悲鳴を上げる。決壊寸前の吐き気に固く唇を引き絞るが、口腔に殺到する吐瀉物に耐え切れず、残酷にもその中身が噴き出した。びちゃりびちゃりとねばつくような水音と、つんとした酸性の臭気にUMP9も眉を顰める。
第一波がそのまま呼び水となり、げえげえとえずき続ける。ポンプのようにせり上がる嘔吐物を何度も咳き込みながら吐き出し、胃液に焦がされて痛む喉粘膜を、ひゅうひゅうと息苦しげな嗚咽が通り抜けてゆく……。
「ちょっと、汚いなあ~~。もう、吐くなら吐くって先に言ってよね――――そいっ! うりゃっ!!!」
「ご、ごめ――――ご、ぉぉぉぉお゛お゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッッ!!! が、は――!!! ぉ、うぉぇ゛ぇ゛ぇ……ごぽ……っ゛……!」
――――ゴスゥゥ゛ゥ゛ッ! メコ゛ォ゛ォッ!
謝る暇もなく続けざまに二発殴られ、反吐を撒き散らしながら悶絶する。不意を突いた攻撃に心の準備は整っておらず、電流じみて駆け抜ける激痛に総身をがくがくと震わせ、押し寄せた津波が過ぎ去ってゆくのをじっと耐える。
ややあってからUMP9私の陰茎に手を沿わせたことで、ようやく六発の殴打を耐えきったのだという実感が訪れ、全身から力が抜けた。羽交い絞めをするダミーにしだれかかり、一息つく。辛かった時間は終わり、これからはご褒美の番だ。期待と安堵とで、痛みに滲んでいた涙の粒が膨れて落ちた。
「うんうん、よく頑張った! えらいえらい♡ いい子にはご褒美をあげなくちゃね♡」
「はっ――はっ――は、あ、あはは……イケる……やっと、イケるのぉ……っ❤︎❤︎❤︎」
期待に声が蕩ける。股間はまだずきずきと痛むが、しかし先程はたった20秒で絶頂寸前まで高まれたのだ。ましてや今回の制限時間はたっぷりと2分間もある。気持ちよく射精できることに疑いの余地はなかった。
――――さわぁ❤︎ くちゅ❤︎ちゅり……❤︎
ちゅこ❤︎ ちゅこっ❤︎くちゅ❤︎ちゅこっ❤︎ ちゅくちゅく……❤︎
愛撫の手が動き始める。触れているだけでも伝わってきていた甘い痺れが、半立ちのペニスに擦り込まれるように伝播し、むくむくと硬さを増してゆく。ひくひくと震えながら鎌首をもたげ始め、睾丸に響く痛みがそれを上回る快感で紛れ始める。
マッサージが20秒を過ぎるころには、すでにがちがちの硬さを取り戻していて、その先端からは気持ちいいの欲しいよぉ❤︎と切なげに零れる涙のように、我慢汁が滴っていた。
「はっ、ぁ゛ぁ゛ぁ❤︎ そうっ❤︎ もっと、もっとぉ゛ぉ゛っ❤︎❤︎❤︎ イケるっ゛❤︎ ぃ、イケる゛うううう゛ぅ゛ぅぅ――――~~っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ やった❤︎ あは、あははははっっ❤︎❤︎❤︎ やっとイケるっ゛っ゛っ❤︎ イクか゛ら゛ぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁっっ゛っ❤︎❤︎❤︎」
――しゅこっ❤︎ くちっ❤︎ じゅぷっ❤︎
ぐちゅり、ちゅこちゅこちゅこちゅこちゅこ……❤︎❤︎❤︎
ふにゅり❤︎ さわさわ……❤︎もにゅっ❤︎にゅむっ……❤︎❤︎❤︎
たっぷりと我慢汁を纏いどろどろに湿った指で小刻みにシゴかれ、きゅんきゅん❤︎とチンポが脈動する。すっかり上気した顔は、先程のように時間に追われる緊迫感からすっかり解放されており、ただごしごしと送り届けられる快楽の奔流を享受するのに精一杯といったような緩み切った表情で。
竿を擦り上げているのとは反対の手は優しくキンタマをくすぐっており、その丹念さはあたかも先ほどまでの苦労を労わるかのようで、皺の一本一本まで余さずなぞり上げるフェザータッチに腰が砕け、ふやけきったトロ声が際限なくまろび出る。
もうまるっきり足が機能していない。体重を支える機能が失われ、かろうじて背中のダミーに介抱してもらっているような有様はまるで酒池肉林に溺れる王侯貴族のようで、これまでの苦しみが、理性とプライドとUMP9への罪悪感とを根こそぎ絡めとって流れ落ちてゆく。
いつまでも続いてほしいとさえ希うような淫悦のなかで、昂り切ったチンポの根元の熱が次第に捌け口を求めて暴れ始める。一か月の禁欲で発酵しきった精液を気持ちよくコキ捨てたいとキンタマが叫ぶ。鈴口が暴れる。目前まで迫った解放の瞬間に、笛の音ような吐息が喉を鳴らした。
「――――ぃひっ❤︎ イク……❤︎ 出る……っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ 一か月ぶりの射精っ゛っっ❤︎ きんたま❤︎ ぎゅううぅ❤︎って縮んで……❤︎ ぉ、ぉぉぉほおお゛お゛お゛おほぉ❤︎❤︎❤︎ にょうどうっ❤︎ 膨らむのぉ゛ぉ゛ぉっ❤︎ ぁ――もう、ダメ……っ❤︎ きもちい゛い゛っ❤︎ き゛もち゛い゛い゛いい゛い――――~~ぃぃ゛ぃ゛っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ おちんぽ射精しま゛す゛っ゛っっ❤︎ いじめきんたまっ゛っ❤︎ さわさわ❤︎いいこいいこ❤︎されて゛ぇ゛ぇ゛ぇっっ゛っ゛❤︎ 無駄にでっかいおちんぽ❤︎❤︎❤︎ ごしゅごしゅ❤︎シゴかれ゛て゛っ゛っっ❤︎ レイプ魔ちんぽのをぉ゛っ゛っ゛っ❤︎ ザー汁射精っ゛っ゛っ❤︎ ブチ決めま――――――――」
「うーん疲れた! ちょっと休憩っ!」
――――ぱっ……❤︎ びくんっ❤︎ びくびくんっ❤︎
うずっ……❤︎ うずうずっ……❤︎ ふるふるふるふる……❤︎❤︎❤︎
「――――ぁ、あ゛あ゛あ゛ああああ゛あ゛ああっ゛っっ❤︎❤︎❤︎ なん、で……❤︎ やだっ❤︎ ひ、ひどいっ……❤︎ そんな、そんなぁ……❤︎」
疲れたと、そう言ってUMP9は愛撫の手を離した。狙いすましたようなタイミング。興奮の最高潮でいきなり絶頂を寸止めされ、チンポが抗議でもするようにびくんと寂しげに揺れる。
「大丈夫! ちゃんとタイマーは止めてるから安心してよ~~♡ しっかし早いよね~~♡ 前からこんなに早漏だったかな……? いつもは2分で射精できるかどうかって感じなのに……さすがに一か月も出してなかったらこうもなるか――って、あっ! もしかして416、このためにぴゅっぴゅ♡したいの一か月も我慢したの……?」
「それ――は……だって、仕方ないじゃない……っ❤︎ ちょっと触られたくらいでイケるくらい、びんかんにしないと……っ❤︎ たくさん、きんたま虐められるから……❤︎ いや、なの……きんたま、痛いのはいやぁぁ……っ゛っ゛っ❤︎ はやくっ……❤︎ はやくズッてよぉ゛ぉ゛ぉ❤︎❤︎❤︎ おちんぽっ❤︎ もう出そうなの゛にぃぃ゛ぃ……❤︎❤︎❤︎」
これが、一週間と我慢の効かない雑魚チンポを抱えて、一か月も我慢せざるを得なかった本当の理由。我慢汁をだらだら垂れ流して眠れない夜を耐え続けたのも、すべてこの打算的な考えによるもので。
少しでも金的の負担を軽減できるよう忍耐に忍耐を重ねて、もうこれ以上は我慢しきれないと正気の糸がほつれるまで必死で耐え続けて、やっとの思いでくっさいコキ汁をズリ出してぶち撒けられるというその瞬間、最高にもどかしいタイミングで止められて。
頭がどうにかなりそうだ。脳みそがぜんぶ精液で浸されたみたいで、もう射精のことしか考えられない。射精っ❤︎射精❤︎射精したい❤︎大切に育ててきたザーメンを無駄死にさせたい❤︎破裂寸前のがちぼっきペニス思いっきり搾られて、死ぬほどみっともないトロ顔晒してどぷどぷっ❤︎ってスケベにお漏らしキメたい❤︎❤︎❤︎
「ふうん、そっかぁ。つまらないことするね~~」
「ぇ――――えっ……?」
笑顔とは裏腹の突然な辛辣さに面食らう。その真意を穿とうとするも、再び私のチンポに添えられる指、触れただけで無数の蟻が這い回るみたいに広がった甘い痺れに、理性はぷっつりと途切れて――
――――さわっ❤︎ ちゅく……❤︎ すり……❤︎
しこっ…………❤︎ し~~こぉ…………❤︎ くちゅ…………❤︎
――しかし、先程までの本気で搾り取る妖艶な愛撫とはうって変わって、そのストロークは緩やかだ。気持ちいい、気持ちいい、それは確かに腰が溶け落ちるほどに気持ちいいのだが、まるで弱火で炙られているようで、射精直前の境界線の手前で、快楽の昂ぶりが揺れ動く。
息が詰まる。射精したいのに、もう爆発寸前なのに。最後の一線を踏み越えないよう弄ばれて、快楽と苦痛とがせめぎ合う。どうしてこんなことをという疑問がふつふつと浮かぶが、着々と水位を上げる淫欲の水面はそれを慈悲なく呑み込んでいって。
「416は私に躾けられるの、そんなにイヤだったかぁ……あ~、なんでこんなに頑張ってしこしてあげてたんだろう。馬鹿みたいだよね。腕も疲れちゃったし、一か月我慢してもう限界な禁欲早漏おちんぽなら、これくらいでも十分イケるでしょ? はい、し~~こ……♡ し~~~~~~こ…………♡」
「――ぃ、や……いやああ゛あ゛ああっ゛っっ❤︎❤︎❤︎ それじゃイケなひの゛お゛お゛おお゛ぉ゛ぉぉ――――~~っ゛っ゛っ❤︎ もっとぉ゛ぉ゛っ❤︎ はやく……はやくシゴいて゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇっっっ❤︎❤︎❤︎ びゅるるるるっっ❤︎って気持ちよ゛くさせ゛て゛ぇ゛ぇぇぇ……❤︎❤︎」
涙混じりの嘆願も、UMP9には届かない。射精できるほどではない、だけど滅茶苦茶に気持ちいいスロー手コキに身をよじり、更なる快感を求めて腰をヘコらせる。だけどその頂点まではどうしても届かなくて、あと少し手の動きが速ければ、あと少し握力が強ければ、気持ちよくザーメン撒き散らせるのに……と叶わぬ妄想が溢れ出す。
じりじりと脳が焦げ付いて、満たされない欲求に涙と涎とをだらだら零し呻き続けて、何度も何度も許しを請うが、張り付いたUMP9の笑顔は微塵も私の願いに報いてくれなくて。
「や、だ……時間、切れちゃう……❤︎ いや……いやぁ゛ぁ゛ぁぁっ゛っっ!!! せっかく……あんなに痛いの我慢したの゛に゛ぃ゛ぃ゛ぃぃっ゛っ゛!!! なんで……なんでええ゛え゛ッ゛ッ゛ッ! なんで射精させ゛て゛くれない゛のお゛お゛おォ゛ォォ――――~~っ゛っ゛っ!!!」
かんしゃくを起こした子供のように、泣き喚いて叫び散らして、筋線維がぶちぶちと音を立てて裂けていくのにも構わずもがき回って、それでも、キンタマがぐつぐつ沸騰するほどの気持ちよさだけはずっとずっと継ぎ足されるように溜まり続けても、絶頂にだけは絶対に連れて行ってもらえずに――
――――ピピピピピピピピピピピ!!!
――残酷な機械音が、冷たく響いた。
「うふふふふ! ちゃんと2分間しこしこ♡してあげたのに、イケなくて残念だね~~。もう一か月我慢してたら、もしかすると気持ちよく精液ひり出せてたかもね、あはは!」
「あ、あぁ゛ぁ……タイマー……鳴っちゃったぁ……ああ、いや……いやぁぁ……❤︎ うぁ、ああ゛あ゛あ゛ああァァ゛ァ゛ァ!!!!! ひどいっ゛っっ! ひどい゛い゛いいィ゛ィィ!!! そんなぁ゛ぁ……こんなの、あんまりよ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ……っ!!!」
とんでもない暴論。しかし管理者の言うことは絶対で、異議なんて差し挟めるはずもなかった。
射精できずにタイマーが鳴った。それはつまり、躾の時間はまだ続くということを意味していて。
「さぁ、気を取り直していこうか! でこぴん、拳骨ときたら、次はもう膝蹴りしかないよね♡ なんと言っても一発で2分間だ! 数発も我慢すれば、もう絶対間違いなく射精できるよ~~♡」
「許してっ゛っっ! 何でもする……! どんな命令にも、従うからぁ……お願いよぉ゛ぉ゛ぉ…………っ!」
「何でもする……? じゃあ蹴らせてくれるってことだよね? あはは、決まり決まり!」
「ちがう……ちがうのぉぉぉ……いやっ……! 膝蹴りだけは、許してぇぇ……っ!」
けらけらと笑うUMP9と、そんな彼女にすがるしかない私。自業自得がゆえにあまりにも惨めで、それでもどうにか温情にすがることしか考えられなくて、何度も何度も額をこすりつけるような気持ちで許しを請うた。それでも、当たり前だけれど、UMP9は私を許すつもりなんて毛頭なくて。
「それじゃあさ、こうしようよ♡ ――十回! 膝蹴り十回我慢できたら、わたしのおまんこ使わせてあげるよ♡ どう、魅力的でしょ? だってあの時、無理矢理私を組み伏せて何回も出してくれたもんね♡ 私のおまんこオナホで20分間射精し放題♡ わぁ、こりゃあすごいぞぉ……♡」
「ぁ――――あ……ごめ、ごめ゛んな゛さ゛いぃ゛ぃ゛……っ゛っ゛っ! そんなこと゛、っ……いわな゛いでぇぇぇ……!」
「あはははは、そんな泣かないでよ、別に責めてるってワケじゃないんだよ♡ どう言い訳してもさ、結局はあの時の生まんこの気持ちよさ、忘れられないんだよね? おちんぽ、びくんっ♡って跳ねたの見逃さなかったぞぉ♡」
UMP9をレイプした罪悪感を刺激されながら、なおも無意識のうちに反応し、その頂点からとろりと涎を垂らしていた浅ましいチンポ。恥ずかしさと情けなさと申し訳なさで押し黙る私を挑発するよう、UMP9はさらにまくしたてる。
「さぁ、どうする? 膝蹴り十発耐えて生えっちするか、それとも今回はもうやめにするか。どうしてもって言うならでこぴんとかげんこつでもいいけど、きっとしこしこしてる途中で手が疲れちゃうと思うんだよね~~♡」
「ぁ……わたし、わたしは……っ❤︎ ぁああ……どうすれば……っ❤︎」
「悩むことなんてないんだよ♡ びゅくんっ♡ぴゅっ♡ぴゅ~っ♡びゅるるる~~っ♡って、何度でも私のおまんこに中出しして♡ 一回すっきりしてもまだまだ時間は残ってて、こぽっ♡と精液が溢れ出てくるところにまたぶち込んで、中身ぐちゃぐちゃにかき回してもう一発♡ ねぇ、416……いいでしょ……? 一か月分の種付けセックスで私を思いっきり気持ちよくしてほしいな……♡」
あまりにも甘美な誘惑。そんなの、抗えるわけがない。手コキだと寸止めされることを仄めかされては、どちらにしても膝蹴りを受ける以外に、射精する方法はないのだ。
それなら……どうせなら、最高に気持ちよく射精したかった。どうせ苦しむのなら、最高の報酬が欲しかった。振り切れていた天秤の傾きが反転する。私は、恐怖と性欲との板挟みで思考が千々に乱れ、エラーを吐き続ける頭を、縦に振った。
「うふふ、いい子だね……♡ それじゃあ、少しでも早く終わるように、連続で行くよ~~! ――りゃっ!」
――――ド ム ッッッ!!!
「――――ぉ――――――ぶ……っ…………!」
私が心の準備を決めるよりも早く、ぱんぱんに膨れ上がったキンタマに膝小僧が突き刺さる。ふわりとつま先が浮き、一瞬の後にはあたかも骨や関節など中に入っていないように力なくねじれて地面に触れた。
水面に投げた石が波紋を作るように、股間を中心として激しい痙攣が広がる。電気椅子に座らされる死刑囚じみた不随意的な震えは病的な趣で、全身の毛穴が一気に開いてじめりとした汗が一斉に噴き出すさまは尋常ではない様相。
交感神経のバランスが崩壊し、ぶち壊れた涙腺からだらだらと零れる涙。ぐりんと黒目が上瞼に吸い込まれ、血走った白目が揺れる。開け広げられた口から溢れる涎には白濁した泡が混じり、それをもろとも押し出すかのように黄ばんだ胃液の塊が溢れ、ぼたりと床へ落ちた。
――――グ ボ オオォォォッ!!!
――グチャァァッ! ズンッッッ!!! ミシィィィ……っ!!!
「――ご、ォ……ヲッ!? が、ァァ゛ァ゛ァ……ェ゛ッ! ェ゛ェ゛ェ゛ェ…………」
食道が蠕動する。膨れ上がった嘔吐感はもはや制御不能で、内容物の全てを吐き出しつくしてもなお収まらぬ悪心に、内臓を鷲掴みにされたような激痛が暴れ出す。文字通り胃がひっくり返るほどの苦しみ。壮絶な胃痙攣による破滅的な痛みとそれに伴う呼吸困難によるチアノーゼで、唇まで青く染まる。
「ア゛ッ!」「ヲ゛ッ!」などと潰れたヒキガエルのような声が喉奥から絞り出され、つんと突き出た赤い舌先からねばっこい唾液が床まで糸を落とす。
――――ボ グ ウゥゥッ!!! ズジョォォォ……ッッ!!!
ビシャッ――――しゃぁぁぁぁぁぁ……ぼとっ……ミチミチミチィィィ…………。
「……ぉ、っ……ほ――ォ゛ォ゛ォォ……ぁ、ア゛…………ァ……」
「――うっ、わぁ……ひぇぇ……さすがに、コレやられるとは思わなかったよ……後片付けどうしよ…………」
下半身の括約筋が緩み、下を向いたペニスの先端から尿が吹き出る。同時に肛門も弛緩し、ぼたぼたと排泄物が落ちて床の上で積み重なった。アンモニアとスカトール由来の饐えたにおいが漂いUMP9の眉間にしわが寄るが、しかしそれをひり出した当人の顔に含羞の色はない。全身の穴という穴から汁を垂れ流すという唾棄すべき行為を犯していてもなお、意に介してさえいないのだ。
苦痛ではなく、むしろ快感に近いベクトルを持つ排泄行為。生物が生まれてから一番初めに感じる快楽と言われるそれはしかし、全身を満たす苦痛の嵐と比較すればあまりにも些細なもので、故にそんなことに割けるだけの思考リソースなどは残っていなくて。
――――ド グ ウウッッッ! ドンッッッ!!!
「――――――――こ゛、ォ……ゥ゛……オ――ぁ…………」
続けざまに二発、えぐり込むように突き上げられてもまるで無反応。ともすれば気を失っているようにさえ見える有様であるが、しかしその実、意識は不思議なほどにはっきりしていて。朦朧とした意識が次の瞬間には訪れる激痛によって強制的に引き上げられる無間地獄。痛覚神経からの刺激の過多でオーバーフローした頭では、まともな指令など出すこともできず、芋虫のようにびくびくと震えるだけ。
逃げることも、紛らわすことも、泣いて許しを請うことも、何もできず。筆舌に尽くしがたい多種多様な激痛。人間のそれであれば耐え切れずに爆散するほどの衝撃を幾度となく受けてもなお、自動人形の耐久性があるがゆえに潰れてくれもしない。
永遠とも思えるこの時間が一刻も早く過ぎ去ってくれるように願いながら、すべての元凶、あの日の過ちを後悔するしかできず、コントロールを失った身体の中で絶望に打ち震えて祈っていた。
そうして積み重ねた殴打は九発。指折り数えることなどできない私には知る術はなかったが、この地獄も残り一発を残すのみとなっていた。UMP9が目を爛々と輝かせ、踵を後ろへ大きく振りかぶる――――
「これでラストっ! フィニッシュだ――――ッッッ!」
――――メ ギ ョ ォォオオオッッッ!!!
「――――――ムブォ゛ォ……っ! ォ、あ゛…………!」
最後の一撃が鈍い音を伴ってキンタマを捉える。硬い膝蓋骨と恥骨とでプレスされた睾丸が煎餅みたいにひしゃげ、肺腑に残された酸素が絞り出た。釣り上げられた魚のようにびちびちと震える身体が前へと傾いでくずおれる。十発の膝蹴りが完了したため、UMP9がダミーの拘束を解いたのだ。
糸の切れた人形のように膝をつき、汚物溜りへと顔から突っ伏した。びしゃりと吐瀉物と尿の混合液がしぶきを上げ、それを足に浴びたUMP9がひえっと悲鳴を上げ、数歩だけ後ろに下がってから、私――HK416が倒れ伏してぴくりともしないのに気付いた。
「おーい、416? 膝蹴り、終わったぞ~~……あれ、もしかして気絶してる?」
呼びかけるUMP9の声に、私は反応することができなかった。頬にへばりつく生ぬるい床の感触で躾が終わったことを察した私の脳内は、息の根も尽きるほどの深い安堵で満たされていた。肉体の形をした水槽に満たされた苦痛の澱が、罅割れて開いた穴から漏れ出てゆくような錯覚を得て、私は吸い取られるように意識を手放した。
初めて十連続で食らった膝蹴りが許容範囲をぎりぎりで超えたのか、或いは緊張の糸が切れて内因性オピオイドの神経作用が一気に表出したのかは判断しかねるが、ともかく言えるのは、私はどうしようもなく、詰めを誤ってしまったということだった。
――――気絶したら罰ゲーム。それくらい、分かっていたはずなのに。
「あ……あ~~っ、気絶したなぁ~~!? あははは! せっかく十発も我慢したのにかわいそ~~♡ ま、仕方ないよね、ルールだもん!」
☆
「おっ、目が覚めた? もう、後片付け大変だったんだからね~~!」
そうして気が付いたとき、私は天井を見ていた。視線を声の方へ向けると、私の両足の間でうつぶせになってこちらを見るUMP9の顔があって、指先でくすぐるように私の陰嚢を弄んでいた。
こそばゆさに身体を起こそうとして、磔にされたように両腕を拘束されているのに気が付く。左右をふり向けば、UMP9のダミーの姿があった。私の左右の太腿にそれぞれ足を絡めて開かせ、伸ばした両腕を枕にするよう頭を載せて押さえつけられている。
大の字になった四肢を二人の美少女に取り押さえられ、広げた股の間でもう一人の美少女が陰嚢をさわさわと撫でている。まるで天国だ。世の男性であれば全財産を擲っても体験してみたいと思うような、夢みたいな状況。海綿体が激しくびくついて、勢いよくペニスが跳ね上がる。
「はう……ぁああ……さわりたい、触りたいぃぃぃ……❤︎」
びきびきに反り返るチンポを慰めようと両手に力を籠めるも、腕枕でがっちりホールドされてびくともしない。しっとりとやわらかい太腿の感触が両足から登ってきて、目覚めるや否や興奮が最高潮なのに、肝心のチンポには指一本触れられずにキンタマだけ愛撫されて、ひどい生殺しにマヌケなトロ声が漏れる。
いつからこうされていたのだろう。きっと意識がない時からずっとさわさわさわさわ、執拗に陰嚢をいじられていたのだろう。ただでさえ禁欲一か月の超臨界チンポなのに、念入りな回春マッサージですっかりザーメンタンクは精子増産体制。ロット乱れでぱんぱんに固く張り詰めたキンタマは心臓が脈打つたびにびぐんと大きく収縮、射精欲求が血流に乗って全身を突き抜け、脳みそをバグらせていく。
「ひゃ、ぁ……❤︎ はやくぅぅ……おまんこさせてぇぇぇ……❤︎ おちんちん、っ……おまんこがイイのぉ……イイのぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎」
「あはは、もう射精したくて完全に頭おかしくなってるね~~! でも、何か忘れてないかなぁ? 躾中に気絶したら罰ゲームってルール、まさか知らないなんて言わないよね?」
「――――え……っ? い、いやぁ゛ぁぁ……そんな……そんなの゛ぉ゛ぉぉ…………」
「ほーんと、もうちょっとだけ我慢できてたら、ちゃーんとおまんこ使わせてあげたのに……私も残念だよ……♡」
ちろりと、UMP9の舌先がアナルをかすめる。未体験の快感に腰が引け大腿筋がひとりでに引き絞られるが、ダミーによる拘束で足を閉じることも叶わない。ぴゅるっ❤︎と間欠泉のように我慢汁が噴き上がるが、射精感のない脈動にもどかしさは募るばかり。
「罰、ゲーム……って……何、をっ……。わ、わたし……何を、されるのぉぉぉ…………」
「うん? あ、そういえば罰ゲーム導入してから実際にやるのって今回初めてだったね。詳しい内容までは言ってなかったんだった? あはは、まぁ、案外気に入るかも知れないよ~~♡」
――――じゅっ、ちゃ❤︎ ずちゅ❤︎ずちょっ❤︎
しゅこっ❤︎しこしこしこしこっ❤︎ かりかりっ❤︎くにくにっ❤︎❤︎❤︎
「――あ、あああ゛っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ ぃ、いいの゛おお゛ぉ゛ぉぉっ❤︎ これ゛、いい゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ イケるっ゛❤︎ 出せる゛の゛ぉ゛ぉっっっ❤︎❤︎❤︎」
何かをたくらんだようなにやけ顔でUMP9は笑い、私のペニスに指を絡ませた。何度も味わい、幾度となく搾り取られてきた手淫。勝手知ったるといった具合に私の最も感じるところを的確に突いてくる。潤滑液代わりの我慢汁がじゅぷ❤︎じゅぷっ❤︎と卑猥な水音をひとこすりごとに響かせ、解放への期待が沸き立ってゆく。
空気に触れるだけでも腰がむずむずするほどに敏感な亀頭、それを捉えた指先がこりこりと走ると脳天へ鮮烈な波が駆け抜け、キンタマがよじれそうになるほどの射精感が襲い掛かる。
しっとりとした掌が肉茎をすっかり包み込んで締め付け、快楽神経の塊を押し潰すようにねじあげられると、圧迫された尿道から逃げるようにぴゅぴゅっ❤︎と我慢汁が搾り出た。そうして真空状態となった尿道は、その奥からもっとねばつくような何かを吸い上げ始め――――
「あっ゛っ゛❤︎ ひゃ゛あ゛ああ゛あ゛ぁ゛ぁぁ――――~~っ゛っ❤︎ 来たっ❤︎ きたきたきたきたああああああっっっっ❤︎❤︎❤︎ せーしっ❤︎ 昇ってきてるっ゛っ゛っ❤︎ あははっ❤︎ あははははははは❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ イクからっ❤︎ 射精するからぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁっっ❤︎❤︎❤︎ 一か月分のくっさいザー汁っっ❤︎❤︎❤︎ 思いっきり噴き上げるの見ててえ゛え゛ええぇぇぇ――――z__っっっ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
キンタマの奥でずっとずっとわだかまっていた射精欲求。何度も弄ばれ、熱く痺れて渦巻いていたその欲望が身体の芯で縒り合わさってひとつの束になり、尿道を駆け上がる。もう後戻りはできない。分岐点を突き抜けた精液、半固形じみた熱いそれが射精管を押し広げて迫ってくる。
最も気持ちいい時間がまばたきの後に訪れることが確定し、喜色満面で涎を撒き散らしながら髪を振り乱す。
快感が爆発する。全身の骨がすべて砕け散るほどの強烈な恍惚感を総身で受け止めながら、ぴんとつま先を伸ばし、腰をがくんと躍らせて、どくん❤︎どくん❤︎とせり上がる劣情にその身を委ね――――
「――あはは♡ そう簡単になんて、行くワケないよね♡♡♡」
――ふわりと、愛撫の手がチンポから離れた。
突然空中で支えが亡くなった様な感覚。気持ちよく吐き出せるはずだった精液はもう尿道を通り抜け始めているというのに、それを奥からひり出すための後押しの一切が失われ、じれったさが一気に膨張する。
「ぁあ゛――っ……? なん――で……なんでっ❤︎ なんでなんでなんでえ゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇぇ――――~~っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ いやっ゛❤︎ いやあああ゛あ゛あぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ な、『9』っっっ❤︎❤︎❤︎ 漏れちゃうっ゛っっ❤︎ 出ちゃうの゛っ――とめてえ゛え゛えぇぇ゛ぇ゛ぇ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
「あー、ダメだねこれ♡ もうここまでびくびくっ♡ってしちゃったら止められないよ。ご愁傷様♡」
快感が消えうせ、精液のせり上がる切迫感だけが残され、私は半狂乱で叫んだ。どうにか押しとどめられないかと必死で下半身に力を籠めるが、それでも何の効果も得ることはできず。脈動感、解放感、絶頂感、期待していたものが得られないまま、ただチンポだけがぴくぴくと苦しげに跳ねて――――
――びくん❤︎ びくっ❤︎❤︎❤︎
ぴくっ、ぴくぴくっ……❤︎ とろぉ――――っ……❤︎❤︎❤︎
ぷくりと、表面張力で真珠のように膨らんだ精液が、鈴口から顔を出した。
必死でびくびくとチンポを震わせて更なる脈動を呼び込もうと抵抗するが、それ以上に押し出されることはなく、膨らんだ精液はシャボン玉が弾けるようにぱちりと割れ、血管でびきびきに筋張ったチンポの表面を濡らして落ちた。
怒張は未だ張り詰めたままで萎える様子はない。まるっきり快感が伴わないのに、ただ無残に溢れ出ただけ。まるで射精とは言えないただの排泄行為に、私の性欲が治まるワケもなく、健気に快楽を求めてふるふると揺れる……。
「気持ちよくない……ぜんぜん気持ちよくないのぉ゛ぉぉ……❤︎ あとちょっとで、気持ちよくなれたのにぃ゛ぃ゛ぃ……❤︎❤︎❤︎」
「うふふ、つらい? もどかしい? でも、罰ゲームなんだから仕方ないよね……♡」
――――ちゅこっ❤︎ くちゅ❤︎
こりっ❤︎ しゅりっ❤︎すりすりぃ……❤︎ しこぉ~~っ❤︎❤︎❤︎
精液で蕩けた鈴口を指先の爪でかりっ❤︎と引っかかれると、キンタマまで熱く灼けた針を突き刺されたような爆発的な悦楽が突き抜ける。肉茎がぱんぱんに硬さを増して、より一層その先端の亀頭部がぷっくりと膨らみ、赤々とした輝きを増す。
限界まで昂って、ぐつぐつ煮立ったザーメンを根元に蓄えたチンポを挑発するような長いストローク。しこぉ~~っ❤︎と一往復するだけで不規則な痙攣が始まり、ぎゅんとキンタマが縮みあがる。ほんのこれだけで、いとも簡単に射精の準備を整えられてしまって――――
「また来るうう゛ぅ゛ぅ゛ぅっっ❤︎ 出るっ❤︎ 出るうううぅぅぅっ❤︎❤︎❤︎ このままっ゛っ❤︎ きもちよく射精させてえ゛え゛えぇ゛ぇぇ――――~~っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
――――ぱっ……ひくっ❤︎
ひくぅ……❤︎ ひくっ、ひくひくひくっ――とぷぅっ……たらぁ~~っ…………❤︎❤︎❤︎
またしても、射精のスイッチが入り、びくんびくんと脈動が始まる直前。あと一歩で気持ちよく射精できるというその瞬間に手が離れ、虚しいひくつきと共に白い雫が一滴だけこぼれた。
あと一瞬でもしごいてくれていたら気をやれていたのに。直前でご褒美を取り上げられ、一か月間の頑張りを少しずつ無下にされているのを目の前でまざまざと見せつけられる絶望。
つらい。つらすぎる。なまじ精を漏らしていることで極限まで連れていかれたその上で寸止めされているのを自覚させられるのは、何も知らず寸止めされるよりもずっと心をえぐる。がりがりと正気をすり減らされていって、渇望に狂わされてゆくのを、どうあっても意識させられる。
「ぁぁ゛ぁ……があ゛あ゛あっ!!! 出させてっ゛っ! 射精させてよおお゛ぉ゛ぉぉっ゛っっ!!! 気持ちよくさせて゛え゛えええぇ゛ぇ゛ぇ――――~~っ゛っっ!!!」
「ダ~メ♡ このままきんたまが空っぽになって、さきっぽがぱくぱく♡しても一滴もザーメン漏れてこなくなるまで続けるよ~~♡ ぜんぜん気持ちよくなれず、一か月頑張って溜めまくった精液を無駄にお漏らしして、つぎの躾はまた一か月後……♡ 精子無駄死にの甘出し射精拷問、それが君の罰ゲームだっ♡♡♡」
無慈悲な宣告。この一か月の努力の全てを無駄にされて、その上でまた溜めなおし。悶々とした気持ちを発散することもできずに抱え続け、一か月後にまた発狂するほどの痛みを味わって初めて、射精の権利を取り戻せる……。
無理だ。耐えられるわけがない。頭がおかしくなる。発狂して人格が崩壊してしまう。私が、私じゃなくなって、本当に性欲の奴隷までなり果てる。いやだ、いやだ、いやだ――――
「いやっ! いやああ゛あ゛あァァ゛ァ――――~~ッ゛ッッ!!! 狂うッ゛ッ゛ッ!!! ぜったい、あたまおかしくなるからぁ゛ぁ゛ぁっっっ! 助けてっ! 助けて゛ぇ゛ぇ゛ぇっっ!!!」
「あはははは♡ いいんだよ、狂っても♡ 他のことなんて何も考えなくてもいいの……私にきもちよ~く射精させてもらうことしか考えられなくなって、ずっと私のことだけを想ってくれればそれでいいんだよぉ♡」
――――くちゅっ❤︎ しこっ❤︎しこしこしこしこ……ぱっ❤︎❤︎❤︎
ひくんっ❤︎ ひくっ❤︎ぴくぴく――――とろぉっ……❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
腰が鉛になった様な重い快感が与えられ続ける。じんじんと、疼くように。絶妙な手つきですぐさま射精直前まで追い立てられるが、輸精管が開いた瞬間に刺激を止められ、絶頂感のない無様な精液お漏らしを繰り返す……。
「――――ぎひいい゛い゛いぃぃ゛ぃ~~~~っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ ひぃっっ❤︎ きぃ゛ぃ゛ぃぃ゛ぃ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ もっとおおぉ゛ぉ゛ぉっ!!! こすってよおお゛お゛お――――~~っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
――――ちゅぐっ❤︎ぐぽぉっ❤︎ぬちゅっ❤︎ぬちゅぬちゅ……つぷぷっ❤︎
がくがくがくがくがくがくっ……ひくっ――――じぃぃぃぃん……❤︎❤︎❤︎
少しだけ絶頂の波が引いたらすぐに愛撫を再開され、ザーメンがこみ上げたらまた寸止め。気持ちよくザーメンコキ捨てることもできず、腰砕けになりそうなほどの猛烈な甘い痺れともどかしさで脳みそをシェイクされながら、か細く漏れ出す白い雫を恨めしげに眺めることしかできなくて。
「ぁあ、あ――――なんで……なんでぇ゛゛ぇぇ……❤︎❤︎❤︎ なんでっ❤︎ 我慢したのにっ゛っ❤︎ 膝蹴りっ! 我慢したのに゛い゛いい――――~~っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ せーしっ❤︎ 枯れないでぇぇぇ……❤︎❤︎❤︎ いやあああぁぁぁ……❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
――――むちゅっ❤︎ぬちゅっ❤︎ずちゅっ❤︎くちくちくち……❤︎❤︎❤︎
くちゅっ❤︎ずちっ❤︎ぬちっ❤︎ぬちぬちぬちぬちぬちぬちぬち……❤︎❤︎❤︎
ぴくっ❤︎ ぴくぅぅぅ~~~~っ……❤︎❤︎❤︎ つぷ、ぅぅぅ――――っ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
何度も何度も執拗に責められ続けたチンポは、まるで思いっきり射精したみたいに精液でドロドロになっていて、それでも、体感的には一回も気持ちいい射精はできておらず、キンタマの奥で焦燥感がぐるぐる渦巻き続けていた。
焦点の合わない目から流れた涙と、だらしなく開き切った唇からどろどろと落ち続ける涎とでもうドロドロの顔。寸止め快楽に理性がぐずぐずにふやけ切り、苦痛と絶望とで空虚な笑いが漏れる。
「あは……あはははは……せーし、ぜんぶ出ちゃった……もう、何も出ないの……? きもちよく、なれてないのに……ずっと、我慢、したのに……あ、あはははは……ひっく、えぐ……う、うあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ…………」
――――ずるるるぅぅぅ~~~~っっっ❤︎❤︎❤︎
ひくひくひくぅっ❤︎くぽっ❤︎ぱくぱくぱく……❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
そうして、ひくひくと開閉する尿道口からついには何も漏れ出なくなったころ。キンタマの中で一か月間熟成されたザーメンが一度も解放の法悦をもたらさずにすべて体外へと流出し、これまでの全てが無駄だったと理解させられた時の虚脱感は果てしなく。
ぽっかりと心が空っぽになったような……魂が抜けたとでも形容するような徒労感にがっくりと四肢が緩む中、一度も解放させてもらえずに蓄積したじれったさにふるふると震え、壮絶な切迫感を主張し天を衝く怒張だけが、むなしくそそり立っていた。
「はい、お疲れ様♡ よく頑張ったよね、ほんと♡ それじゃあ、おちんぽ、ケースの中に帰ろうか♡」
UMP9が取り出したのは、金属製の貞操帯。恐怖の象徴であるそれを突きつけられ、ぶわりと涙が吹き出た。それを装着されたらもう終わり。泣いても喚いても解放されることのない牢獄に捕われるのが恐ろしくて、喉が引きつり、呼吸が浅くなる。
「――わ、わた……わた゛し゛いぃ゛ぃ……❤︎ ぁう、ああ゛あ゛……❤︎ イキたい……❤︎ イキたいのぉぉぉ…………❤︎❤︎❤︎」
「諦めないんだね、416。完璧主義だから中途半端じゃ終われない……? なんて、意地悪だったかな♡」
弱り切った私をからかうように笑うUMP9。しばし逡巡したように目線を巡らせると、彼女はやおら貞操帯をことりと私の目の前に置いた。虚ろだった私の瞳が俄かに色めき立つのを嬉しそうに眺めた彼女は、思いがけない言葉を口にした。
「じゃあ、最後のチャンス♡ 今からダミーの手を離すから、416は思った通りに動いていいよ。ザーメン切れのおちんぽでオナニーするのも、殊勝に自分で貞操帯をつけるのも君の自由だ!」
「――――――――え……っ?」
私は面食らい、目を白黒させてUMP9を見た。不思議そうに小首をかしげる彼女を見て、呆けたように何もできずにいた。
UMP9の手足が私の身体から離れる。思うままに動くとができて、それでも、私は何をすればいいのかが分からなかった。
ザーメン打ち止めで出なくてもいい、せめて最後まで快楽を貪りたいと本能が叫んでいる。けれど、それをすれば、今まで以上の過酷な射精管理と躾とを課され、更に果てしなく苦しむ羽目になるのは目に見えていて、もう、少しも動くことができなかった。
「――例えば、あの時みたいに。もう一度、私のおまんこ、味わってみるのもね♡」
――――どくん、と胸が高鳴った。
すべての原因が、この顛末の元凶が、挑発するように耳元へ唇を寄せた。蕩けるような声が耳朶を打ち、理性がほどけてゆく。
味わいたいに決まっている。そんなの、聞かれるまでもないというのに。だけど、この選択肢は罠だ。きっと手痛いしっぺ返しが待っている。それ、なのに……。
「――――んんんん……っ❤︎ っちゅ……❤︎ ふぅ……っ❤︎」
それなのに、気づけばUMP9を抱き寄せ、唇を奪っていた。戸惑いに閉じられた歯をこじ開け、舌を絡ませる。ぬちゅぬちゅ❤︎と淫靡な水音を鳴らし、息苦しさも忘れてUMP9口内の暖かなぬめりを愉しむ。
「――れろ、っ……♡ ん……はむ、っ……♡ じゅるる……っ♡♡♡」
UMP9もこれに応じ、私の背中へと腕を回してきた。貪るようなフレンチキス。特にテクニックが卓越しているワケでもない。ただ熱情だけの荒々しいキスなのに、どうして、こんなに甘い気持ちが沸きあがるのだろう。
UMP9に体重を預け、彼女の上に覆いかぶさる。顔を両手で挟むようにして押さえつけ、唇を食み、お互いに唾液を送り合う。
目が潤んで、彼女の顔がよく見えない。だって、さっきまで、あんなに手ひどく痛めつけられて、修復不能なくらいに軽蔑されているのだと、そう思っていたのに、こんなにも優しく受け入れてもらえて、嘘みたいで、信じられなかった。ずっと後悔していた胸のつかえが、やっと取れたような気がした。
「うふふ! それが416の選択なんだね……♡」
ぷはぁと唇を離し、UMP9は両手を左右に投げ出した。至近距離で見る彼女の顔、その瞳の中に、光るものがあった。
息を呑む。彼女の本心が分からなかった。UMP9は、いつも、どんな時も笑顔で、それだけに、その裏の感情を読み取ることができないこともしばしばあって、それが、いつも不安だった。
「いいよ……♡ 416はよく頑張ったよ……♡ だから、今回だけ特別だぞ……♡」
だけど、今この時の、彼女の目に嘘はなかった。家族を大切にする彼女の性質が、そこには色濃くにじみ出ていた。――ああ、今でも私は、彼女に家族と思ってもらえていたのか。
息が詰まる。胸が苦しくなって、頭が熱くなって、不意に、表情を見られたくなくなって、顔を逸らした。
「あはは! イケるのが泣くほど嬉しかった? もう、現金だなぁ♡」
「ち――が、うのっ……❤︎ そうじゃ、なくてぇ……っ❤︎」
けらけらと笑うUMP9。いつの間に脱いだのだろう。彼女の手にはつい今しがたまで履いていたはずの黒タイツが握られていた。
「ほ~らっ、脱いであげたんだからはやく挿入れてよ~~♡ お待ちかねでしょ♡」
「い……いいの……? ほんとに……? 嘘じゃ、ないの……?」
「そんなに疑わないでよ~~♡ 確かに気絶したから罰ゲームは受けてもらったけど、それでもきちんと膝蹴り我慢できたでしょ? だからご褒美だよ♡」
くちゅり、とねばつく音に誘われて、視線を下に向ける。そこには一糸纏わぬUMP9の秘穴。指で左右に開け広げられたその中心はしとどに濡れそぼっており、いつでも受け入れられる準備が整っているのが見て取れた。
ごくりと喉が鳴る。やけにうるさい心臓の音を聞きながら、じっとりと湿ったそこへと指を滑らせた。
――くちゅっ……❤︎ くちゅ、ねちゃ……❤︎
「っ……ふ♡ あ、あはは……実は私も、一か月ずっとしてなくて……な、なんか恥ずかしいな♡」
ぷるりと開いた花弁はいともたやすく異物を飲み込み、ねっとり濡れた襞が指先を包む。暖かくて蕩けるようで、ここにはち切れそうなチンポを入れたらどうなってしまうのか……淫らな妄想にびくんとキンタマが波打つ。
夢のようなシチュエーションに、精液が1ミリリットルさえも残っていないのにも関わらず生殖本能が刺激されたのか。射精欲求に腰が砕け、がくがくと膝が震えた。
指を抜けばそこからはかぐわしく甘い香り。脳が痺れるような芳香を漂わせるその割れ目に固く強張った亀頭を沿える。それだけでも体幹を鷲掴みにされるほど気持ちよくて、このままピストンを行うのをくじけそうになるくらいだ。しかし、それでも肩で息をして心を落ち着かせ、腰に力を籠める――――
「は――❤︎ はぁ――❤︎ いくわよ……『9』……っっっ❤︎❤︎❤︎」
「――――いいよ♡ ……きて、416♡♡♡」
――――ぬちゅううぅぅぅっ❤︎
ふるっ……ふるふるぅ……❤︎ひくっ、びくんっ……❤︎❤︎❤︎
二人同時に喉を逸らせ、甲高い嬌声が漏れる。甘露にまみれた肉襞をかき分けて奥へ奥へと進めようとするも、煮詰めた水あめみたいにねばつく熱い粘膜がじっとりと密着し、そのあまりの抵抗感に思わず腰が引ける。
「ひっ――ひぃ゛ぃ゛ぃぃ――――❤︎ あぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁっ゛っ❤︎ きもちいいっ❤︎ き゛もち゛い゛い゛いいぃ゛ぃ゛ぃ――――~~っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎」
「わたしもっ♡ わたしもぉぉっ♡♡♡ なかで、っ……びくっ♡ってしてぇっ♡♡♡」
浅瀬で揺蕩うだけでも意識を持っていかれそうなほどの快楽だが、より深く突き入れられればもっともっと悦楽が膨らむのは分かり切っていて。破れかぶれの気持ちで一気に体重をかけて打ち入れ、招くように広げられたUMP9の足の間に腰を叩きつける。
――――ぱっ、ちゅん❤︎
ずろろろろぉぉ……❤︎ばちゅんっ❤︎ ずりゅりゅりゅりゅ……❤︎ぱちゅんっ❤︎
たぱんっ❤︎ぱんっ❤︎ぱちゅっ❤︎ぱんっ❤︎ぱんっっ❤︎❤︎❤︎
「にゃひゅうぅ゛ぅ゛ぅ゛っっ❤︎❤︎❤︎ ら、め……❤︎ これ、しげきつよすぎてぇ゛ぇ゛ぇぇっ゛っっ❤︎❤︎❤︎ イ――くっっっ❤︎❤︎❤︎ すぐ、イッちゃ゛うよお゛お゛おおぉ゛ぉ゛ぉぉっっ゛っ❤︎❤︎❤︎」
「はぁ――♡ はぁ――♡ い、いいよっ♡ もう寸止めなんてしないからっ♡ びくびくびくぅ~~っ♡♡♡って、きもちいいちんぽ痙攣味わってえぇっ♡♡♡」
深いストロークで膣道にチンポを押し込む。愛液でべっとりとぬめった肉襞は入口が狭く奥が広い膣の形状を反映してトルクに変化をもたらしてくれていて、引き抜くたびに根元からしごき上げて絞られるような強烈な快感と、奥の粘膜花弁とそれに絡みついた甘蜜が柔らかく撫でてゆく快楽とを同時に味わわせてくれて、この穴から離れるのを躊躇させてくれる。
そうして後ろ髪をひかれたチンポがもう一度みちみちと閉じた襞をこじ開けて進めば、まるでご主人様のお帰りを三つ指ついて待つようなしとやかさで、血管でびきびきに隆起した溝へと吸いついてきて、そのあまりの心地よさに肺から空気がすべて漏れ出て、息苦しささえあるほどだ。
たまらず最奥まで一気に突き刺すと、鈴口が子宮口とキスをする。甘噛みするような締め付けを亀頭に叩き込まれ、尿道を逆流するように快楽が突き抜け、キンタマがびくんと縮み上がった。絶頂の予兆。頭が真っ白になる程の射精衝動。もはや何物も遮るもののないその階段を、一気に駆け上がり――――
――――――ずっ、ぱぁんっっっ❤︎❤︎❤︎
びくびくびくびくびくびくうううぅぅぅぅ――――~~っっっ❤︎❤︎❤︎
びくんっ❤︎びくっ❤︎びくびくびくううっっ❤︎❤︎❤︎ びくぅっ❤︎ びくびくううっ❤︎❤︎❤︎
「ぁ――――あああああ゛あ゛あ゛ああああ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁっ゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ うあ゛あ゛ああ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁっっ゛っ❤︎❤︎❤︎ イクっ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ イッて゛る゛う゛ううう゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅぅっ゛っっ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
――――やっと、ようやく、わたしは絶頂した。
びくんびくんと何度も小刻みにチンポが跳ね、ねとねとにふやけきった膣壺を暴れ回る。尿道を精液が通る解放感がないことだけが一抹の寂寥感をもたらすが、それでもザーメン射精とほとんど遜色のない絶頂快楽に我を忘れて酔いしれる。
「うふふ、本当に気持ちいいのはこれからだよ♡ 膝蹴り十発で20分! 時間はまだまだあるんだからね♡」
どん、と胸を押され、体勢を崩す。瞬く間に形勢が逆転し、UMP9は私に覆いかぶさって跨った。
予想外の事態に呆気にとられるが、そんな私のことなど構わずに、UMP9は馬乗り状態で激しく腰を振り立てる。絶頂したてで過剰に敏感になっているはずが、精液を出していないせいか、ペニスはいっこうに萎えておらず、どちゅっ❤︎どちゅっ❤︎とプレスされると、たちまちに次の絶頂感がこみ上げて――!
――――じゅぶう゛う゛うぅぅっ❤︎❤︎❤︎
ずりゅりゅりゅっ❤︎たっぷぅぅぅん❤︎ぐちゅぅ゛ぅっ❤︎ぱぁんっ❤︎
じゅるるるんっ❤︎❤︎❤︎ ――――がくがくがくがくがくぅ゛ぅ゛ぅぅっ❤︎❤︎❤︎
「あ゛っ❤︎ ぁぁぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ――――~~っ゛っ゛っ❤︎❤︎❤︎ ぅひいい゛い゛いいい゛ぃ゛ぃぃっ゛っっ❤︎❤︎❤︎ やめ、っ❤︎ やめ゛て゛へえ゛え゛ぇぇぇ❤︎❤︎❤︎ イ゛ッて゛る゛っ゛っっ❤︎ もうイッて゛る゛か゛らああ゛あ゛ああぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁっっ゛っっ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
「あはははは! イッてるのにせーえきぴゅっぴゅ♡してないから、ず~っとイキっぱなしの天国から下りてこれないでしょ♡ いままでず~っとイキたくてイキたくて、ふぇぇ~ん♡って泣いてたんだもんねぇ? だから、今だけは思う存分イッっていいんだよ♡ きもちよすぎて頭が壊れちゃっても、ぜぇ~ったいやめてあげないぞっ♡♡♡」
脳がショートする。延々と寸止めされた直後にインターバルなしでの連続絶頂はあまりに快楽が強すぎて、全身の神経が焼き切れそうだ。壮絶すぎる絶頂の連続にぴんと伸ばしすぎた手足の先端が痺れ、感覚が失われつつある。
否、それはけして手足に限ったことではなく、種無しセックスの快楽が重すぎてもう他のどこの感覚も吹っ飛びかけで、身体が一本の巨大なチンポになったように、ピストンのぱちゅっ❤︎という水音の一回が響くたびにびくびくびくんっ❤︎と全身が滅茶苦茶に痙攣する。
何もないのに吸い取られるのがこんなにもつらいなんて。気持ちよすぎるのがつらいのは寸止めと甘出し搾精で骨身に染みていたはずなのに、それよりもキツすぎて、それ以上に幸せすぎる快楽拷問がまだあったなんて。
――――にゅぶう゛う゛ぅぅ゛ぅ゛っ゛っっ❤︎❤︎❤︎
ずちょっ❤︎ずっちょ❤︎ずちっ❤︎ずっちょずっちょずっちょ……❤︎
びくびくびくぅっ❤︎❤︎❤︎ びくんっ❤︎がくがくっ❤︎がくがくがくがくがくぅ゛ぅ゛っ❤︎❤︎❤︎
「いくっ❤︎ いぐっっ❤︎❤︎❤︎ いく――っあ゛あ゛あ゛あっっっ❤︎❤︎❤︎ イク゛ううう゛う゛ううぅ゛ぅ゛ぅ――――っっっ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ き゛もち゛い゛いっっ❤︎❤︎❤︎ うあ゛ああ゛あっっ❤︎❤︎❤︎ あ゛あ゛あ゛あ゛あ―――――――――――――~~~~~~~❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
毎秒襲ってくるオーガズム。脳内麻薬のプールになった頭蓋でどろどろに蕩けた脳みそは、もうまともな思考力など持ち合わせていなくて。白目を剥いて、泡を吹いて、ぐちょぐちょに歪んだ笑顔で、ふやけた笑いと濁った悲鳴だけがピストンの一発ごとに漏れ出して。
柔らかなUMP9の尻たぶが私の腰を打ち付けるたび響く水音をコーラスにして、壊れたジュークボックスみたいに快楽に喘ぐことが、他の何だって及びもつかないほどに幸せすぎて、理性と、感情と、が、ないまぜになって溶けてゆく。
「あははははっ♡ 壊れた? ねぇ壊れた? でもダメ~~♡♡♡ 絶対止めてあげないよ! あと17分23秒、頑張って膝蹴り我慢した分の時間が残ってるなんてもったいないよぉ♡♡♡ もっとも~っと♡♡♡ コアが燃え尽きるまで、ず~っと愛してあげるよ、416っ♡♡♡ だって、大切な家族だもんね♡♡♡♡♡♡」
チンポが跳ねる。精子は出ない。射精がないのに射精よりずっと気持ちいい。終わりがないのが辛すぎて、心臓が割れそうで、でもそれ以上に執拗に快楽神経の塊をどろどろの巾着マンコでしっぽりと包み込まれて、イケっ❤︎イケっ❤︎と優しくお叱りプレスされて、あつあつのはちみつ愛液にまみれた肉襞が何千何万と束になって絡みつき、竿の根元から亀頭の先っぽまでじゅぷっ❤︎じゅぷっ❤︎と淫らに舐めしゃぶられて、一番奥の子宮口がくぽっ❤︎と鈴口を咥えこんで、赤ちゃんがミルクを欲しがるみたいにちゅーちゅー❤︎吸いついてきて、何も出てこないのに執拗にちゅちゅちゅっ❤︎とバキュームフェラされて、そうするとものすごいもどかしさが沸き上がってきて、結局ザーメン生産打ち止めなのも忘れて競うように腰を振り合って――――
「ふあああ゛あ゛ああっ゛っっ❤︎ ぁ――らめ゛ぇ゛ぇぇっ❤︎❤︎❤︎ ト、ぶ――――❤︎❤︎❤︎ あたま、ふぅぎいいい゛ぃ゛ぃ゛ぃぃ――――~~っ゛っっ❤︎❤︎❤︎ へ、ぁ゛――❤︎❤︎❤︎ し゛あわ……へ――――❤︎❤︎❤︎ っあ゛――❤︎❤︎❤︎ ああ゛あ゛ああ゛ああ――――――――~~~~ぁぁ゛ぁ゛ぁ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
――――がくがくがくっ❤︎どくんっ❤︎びくっ❤︎がくがくがくぅぅ゛ぅ゛ぅっ❤︎❤︎❤︎
びくんっ❤︎どくっ❤︎ぶるるるるるぅぅっ❤︎❤︎❤︎びっくぅぅぅっ❤︎❤︎❤︎
……………………………………………❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
ぱちゅんっ❤︎たぱっ❤︎たぱあっ❤︎とぷんっ❤︎ぱちんっ❤︎
うずうずずうっ❤︎ちゅうううぅぅぅ~~~~っ❤︎❤︎❤︎
……………………………………………❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎
じゅっぽ❤︎じゅぽっ❤︎ぱんっ❤︎ぱあんっ❤︎
びくんっ❤︎ひくひくひくうっ❤︎
ぎゅううううぅぅぅ~~~っっ❤︎❤︎❤︎
…………………………❤︎❤︎❤︎❤︎
ちゅくっ❤︎ぬちゅっ❤︎くちょ❤︎
ぴくっ❤︎びくんっ……❤︎❤︎❤︎
……………❤︎❤︎❤︎
………❤︎
☆
――そうして、私は許された。
後日、UMP9に聞いたところ、レイプをされたこと自体にはそこまで怒っていなかった、などと理解しがたいことを言われた。それよりも、「むらむらしてやった。誰でもよかった」と正直に謝ったことが気に障った、というのがすべての原因だったみたいで。
確かに身も蓋もない言い訳だったかもしれないが、行為自体よりも根に持たれるようなことだったのだろうか……彼女の笑顔は底知れなくて、それが本音だったのかも実のところは窺い知れなかったが、ともかく自慰の自由は返還してくれて、毎夜ごとに枕を濡らす日々からは脱却できた。
だからと言って、それで彼女の身体を忘れることができたというワケもなく、たまにUMP9にメンテナンスしてもらう習慣は続いていた。なんとか元の鞘に納まって、めでたしめでたし……と言えれば、本当に良かったのだけど。
「な、『9』……っ。その――メンテナンス……お願いできるかしら……」
「うふふふ、了解っ! 今日は何発痛いの我慢できるか、楽しみだね~!」
「うっ゛……! ね、ねぇ……それ、もうやめない……?」
タマがヒュンとした。ウィルスの解析と陰嚢の除去の件、今日もペルシカにメールで催促しておかないと。枕を高くして眠れる日はまだ遠そうだ。
※pixivからの転載。ドM向け分岐ルートはpixivに掲載しております。