【遺跡編完結!】聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜 作:オリーブドラブ
大男目掛けて、真っ直ぐに突っ込んで来るセシリアとアルシア。そんな2人を前にした大男は、迫り来る獲物達に下卑た笑みを浮かべてハンマーを構え直していた。
「コソコソと何を作戦会議していたのかと思えば……万策尽きて玉砕戦法かァ!? 良いねぇ、頭の悪い女も俺は嫌いじゃねぇ!」
「頭が悪いのは……!」
「あなた独りですわッ!」
横薙ぎに振り抜かれ、風を裂くハンマー。その巨大な金槌を紙一重で飛び越えたセシリアとアルシアは、爆乳と巨尻を上下にどたぷんっと弾ませて、着地と同時に地を転がる。そして起き上がりざまに、大男の大腿部に片手剣を突き刺すのだった。
「ぐぉッ……!?」
「はぁあッ!」
「てぇあぁあッ!」
予想だにしなかった箇所に剣を突き刺された大男は、その激痛に思わず体勢を崩す。セシリアとアルシアは間髪入れず、そんな彼の顔面に盾を投げ付け、大きく仰け反らせた。
「セシリア、今です!」
「たぁああッ!」
だが、これだけでは終わらない。アルシアの凛とした叫びが響き渡る瞬間、セシリアは勢いよく地を蹴って跳び上がり、空中で肉感的な太腿をがぱっと大きく「開帳」していた。
鼠蹊部や臀部に深く食い込んだパンティ型の腰部装甲。その防具に守られた股間を見せ付けるかのような大胆な体勢で、彼女は大男の顔面に飛び込んで行く。
「むぐぅッ!?」
そして、大男の顔面にセシリアの股間が押し付けられて行く。パンティ型の腰部装甲で鼻先を強打された大男は、さらに大きく後ろに倒れ掛かっていた。セシリアは彼を逃すまいと、その頭をむっちりとした太腿で挟み込み、完全に固定している。
「どれほど体格が優れていようと、結局は私達と同じ人間! この高さから後頭部を強打すれば、あなたと言えども頭蓋骨粉砕は避けられない! これで終わりよ!」
恥辱を伴う手段であることは承知の上で、セシリアは大男の顔面に股間を押し付け、太腿で彼の頭部を抱き締めている。この体勢で大男を押し倒し、頭蓋骨を粉砕することで彼を倒すという算段なのだ。
肉厚たっぷりの太腿と巨尻。その重量感を活かした「幸せ投げ」が、セシリアの(不本意な)必殺技なのである。
(ちょっと自分でも嫌になる技だけど……これならッ!)
この作戦ならば、腕力で大男を殺し切れないセシリアとアルシアでも、格上の強敵を仕留めることが出来る。その秘策が実現しようとしているこの瞬間、セシリアは勝利を確信した笑みを溢していた。
「へへっ……とうとう捕まえた、ぜぇ……!」
「……っ!? あ、あなた、まだっ……!」
だが、大男の底力は彼女の計算を大きく超えていた。後ろに倒れる寸前のところで、最後の力を振り絞って踏み留まった彼は、セシリアの白くむっちりとした巨尻をガッシリと掴み、逆に彼女を捕まえてしまったのである。予想だにしなかった事態に、セシリアは瞠目するばかりであった。
「やってくれるじゃねぇか……! 今のはさすがに、俺も死ぬかと思ったぜぇ……! てめぇほどの女、奴隷商に売るのは勿体ねぇな……!」
「くっ……! こ、こんなはずじゃっ……!」
「念入りに『種付け』して、俺専用の雌奴隷にしてやるぜ……! このドスケベな匂いがムンムンしてる股間に俺の逸物ブチ込んで、たっぷりと俺の子種を注ぎ込んでやるからなぁ……!」
「や、やぁあっ……! は、離せ! 離しなさいっ!」
セシリアは必死に身を捩って脱出しようとするが、遥かに膂力で勝る大男に巨尻を掴まれていては逃げようが無い。彼の太く逞しい手指は、腰部装甲からはみ出た白い尻肉に深く沈み込み、その柔らかな果実をしっかりと捕まえている。
先ほどまでセシリアが使っていた片手剣は大男の足に突き刺さったままであり、盾も先刻の攻撃で放り投げてしまっている。今のセシリアは完全な丸腰であり、抵抗する術が無いのだ。
(ま、不味いわっ……! 早く逃げないと私、私っ……!)
このまま大男に組み伏せられ、宣言通りに嬲り尽くされてしまうのか。そんな未来を予感してしまったセシリアの表情が羞恥と恐怖に染まり、青ざめて行く。だが――その時、彼女の予想をさらに超える事態が起きた。
「でしたら……こういうのは如何かしらッ!?」
「きゃっ……! ア、アルシアッ!?」
セシリアよりもさらに高く跳び上がったアルシアが、彼女の細い肩の上に太腿を乗せ、肩車のような体勢を作ったのである。セシリアの後頭部に自身の股間を押し当てたアルシアは、勇ましい笑みを浮かべて体重を前方に預けていた。
Rカップという規格外の爆乳。そのずっしりとした重量感が、大男の体幹をさらに追い詰めて行く。
「グリムヒルデ家の騎士として……セシリー独りに全てを背負わせはしませんわっ! 私達は一蓮托生の、聖国騎士団なのですからっ!」
「アルシア……!」
最後の底力で踏ん張っている大男にとどめを刺すには、さらに大きく体重を掛けて押し切るしかない。そう判断したアルシアは自分の体重もセシリアに乗せて押し倒すことで、戦友の秘策を成功させようと試みたのだ。
「セシリー! 今度こそ決めますわよッ!」
「……ッ! えぇ、行きましょうアルシアッ!」
そんな彼女の勇気と決断を目の当たりにしたセシリアは、我に返ると強く頷き――頼もしい戦友と共に、体重を前に傾けて行く。アルシアの体重も加わったセシリアの股間は、より強い圧力で大男の顔面を押し続けていた。
「うが、ぁぁあッ……!? こ、こんな、この俺がこんなぁあッ……!」
彼の体勢を辛うじて支えていた両脚からも、力が抜けて行く。大腿部に突き刺さった2本の片手剣が、踏ん張る力さえ奪い去っていたのだ。やがて大男の両脚は力尽きたように、地面から離れてしまう。体勢を支えていた両脚は耐え忍ぶ術を失い、彼の巨躯が空中に放り出されて行く。
「て、てめぇらぁあッ……! ちょっとは体重、落としやがれぇぇえッ!」
苦し紛れに叫んだその言葉が、彼の遺言であった。アルシアの体重が加わったセシリアの股間に顔面から押し倒され、後頭部から地面に墜落した瞬間。大男の頭蓋骨は木っ端微塵に砕け散り、その轟音が天を衝く。
鼻先に押し付けられたセシリアの股間。そこから噴き出る雌の香りを、鼻腔で愉しむ暇も無かった。
「あうっ!」
「きゃうっ!」
一方、セシリアとアルシアも肩車の体勢のまま勢いよく着地し、爆乳と巨尻をばるるんっと豪快に弾ませていた。着地の衝撃によって2人の太腿がぱっくりと開かれ、淫靡な匂いの汗が飛び散り、艶やかな髪がふわりと舞い上がる。大男の頭部がクッションの役割を果たしたため、2人は一切負傷することなくその場から立ち上がっていた。
「最後の最後まで、哀れな男だったわね。……アルシア、さっきは助かったわ。ありがとう」
「あら、先ほど言ったばかりでしてよ。アルシア・グリムヒルデの名に懸けて、必ずあなたを守り抜いて見せる……と」
「……ふふっ、そうだったわね」
無惨な最期を遂げた大男を冷ややかに見下ろした後、セシリアとアルシアは穏やかに微笑み合う。だが、騎士団の仲間達はこの瞬間も、大勢の山賊達を相手に戦い続けているのだ。いつまでもこうしてはいられない。
「さぁ、参りましょう! 他の皆もまだ戦っておられますわ!」
「……えぇっ!」
彼女達は強く頷き合うと、大男の死体から各々の片手剣を引き抜き、再び盾を構えながら大乱戦の渦へと飛び込んで行く。仲間達を守るという、騎士としての最大の務めを果たすために――。
お気に入りのキャラがいましたら教えてくださいませ〜(*´ω`*)
-
ジルフリーデ
-
ラフィノヴァ
-
ベーナゼット
-
ロザヴィーヌ
-
アリアレイテ